本記事では、資産3000万円で実現するサイドFIRE生活(独身向け)」について書いていきます。
「若いうちに自由な時間が欲しい・・・」 「できる限り早くFIRE(早期リタイア)したい・・・」
このように思っている人、かなり多いのではないでしょうか??
しかし、若いうち(30代前半)にフルFIREを達成するのは正直かなり難しいです。
フルFIREには最低でも5000万円の資産が必要となるので、運も味方につける必要があります。
若いうち(30代前半)に自由を手にしたい人には、
サイドFIREという選択肢がおすすめします!
独身でサイドFIREを実現させるためには、
3000万円の資産を作れば十分だと考えています。
私(30代前半・独身)も2022年末に資産3000万円を達成する予定です。
私が計画している「資産3000万円のサイドFIRE生活」について解説していきます。
〈この記事の対象者〉
・サイドFIRE達成に必要な資産額を知りたい人
・若いうち(30代前半)に社畜から解放されたい人
・ゆるい労働で今より自由に生きたい人
〈注意点〉 著者の経験と考えを書いていきます。 下記の共通点が多いほど参考になると思いますが、 共通点が少ないほど参考にならないと思います。 〈著者の特徴〉 → 30代前半、独身、超倹約家、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の構成は、下記目次の通りです。
はじめに:経済的自立と早期退職(FIRE)について
「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」とは、
経済的に自立し、早期リタイアを実現することのことです。
近年、FIREはブームとなり、大きな脚光を浴びていますが、
『実はだれでもFIREを目指すことができる』ということが知れ渡り、多くの人の心をくすぐっているからだと思います。
実際、私もFIREという存在に心をくすぐられました。
また、『人生100年時代』という激動の時代を迎えるにあたり、
「定年退職という概念が崩壊する可能性が高い・・・」 「死ぬまで働かなきゃいけなくなるかも・・・」
というぼんやりとした不安が、FIREという選択肢をより輝かせていると思います。
『人生100年時代』において、古い常識は通用しなくなります。
古い常識に縛られていては、そんなぼんやりとした不安は一生拭えず、厳しい人生になるでしょう。
重要なことなので繰り返しますが、
実はだれでもFIREを目指すことができます。
お金についてしっかり理解し、お金を味方につければ、
人生はかなり楽になり、ぼんやりとした不安も払拭することができます。
しかし、FIREは思ったよりも身近な存在ではあるものの、
フルFIREのゴールである『不労所得>生活費』を達成するのには膨大な時間がかかります。
若いうち(30代前半)にフルFIREを達成するのは正直かなり難しいです。
フルFIREには最低でも5000万円の資産が必要となるので、運も味方につける必要があります。
そこで、若いうちに自由を手にする「サイドFIRE」という魅力的な選択肢が存在します。
難易度がちょうど良く、30代でも実現可能なので超おすすめです。

サイドFIRE:30代前半でも実現可能な魅力的な選択肢!
FIREが「思ったよりも」身近な存在だと言っても、
『不労所得>生活費』を達成して完全な自由を手にすることが出来るのは一般的に50代、早くて40代となります。
「これじゃ、
60代で引退するのとほとんど変わらないじゃないか・・・?」
そう思う人も多いのではないでしょうか?
私もそう思いました(笑)
人生100年時代に入り、50代は十分若いと言えます。
しかし、10年程度の早期リタイアは誤差のようなものだと思えてなりませんでした。
私はわがままなので、
「若いうち(30代前半)に自由を手にしたい!」と考えました。
心身ともに若いうちに自由を獲得したかったのです。
そして、3000万円あればサイドFIREが十分可能であることを知りました。
3000万円なら30代前半で達成できると試算し、25歳の頃からコツコツと蓄財しました。
これまでの蓄財の道のりについては別記事でまとめる予定です。興味がある人は読んでください。
参考:8年で資産3000万円を作る道のり ※近日公開予定
そして現在、サイドFIRE目前のところ(資産2750万円+)まで来ています。
サイドFIRE達成条件は『不労所得+α>生活費』
※サイドFIRE達成へ向けた考え方等については別記事にまとめる予定です。興味がある人は読んでください。
参考:サイドFIRE達成へ向けた重要ポイント4選 ※近日公開予定
フルFIRE(完全FIRE)の達成条件 = 『不労所得>生活費』
1年にかかる生活費を全て不労所得(資産運用など)で賄うことができれば、
文句なしの『あがり』です。
それに対してサイドFIREは、
不労所得で足りない分を給与所得や事業所得などの労働(+α)で賄います。
サイドFIRE達成条件 = 『不労所得+α>生活費』
この式の通り、
不労所得が大きければ大きいほど労働は少なくて済みます。
つまり、資産運用に回せる金額が大きいほど労働は少なくて済むということです。
また、生活費が少なければ少ないほど労働は少なくて済みます。
つまり、倹約家であれば労働は少なくて済むということです。
超倹約家である私の場合、
資産3000万円あればサイドFIREが十分可能であるという計算となりました。
次項で詳しく解説します。
資産3000万円でサイドFIRE生活(独身向け)
資産3000万円でサイドFIREすることをシミュレーションしてみましょう。
サイドFIRE達成条件 = 『不労所得+α>生活費』
私はかなりビビリなので、、、
資産3000万円のうち資産運用に回せるのは2000万円程度だと考えました。
※正直、2000万円でもかなり勇気が要ります。
2000万円を資産運用に回し、現実的な利回り4%で運用した場合の『不労所得』は80万円/年です。
私は超倹約家なので『生活費』は120万円/年(10万円/月)あれば十分です。
よって、『不労所得+α>生活費』に当てはめると、
α=40万円/年 となります。
私の場合、40万円/年(33,333円/月)を給与所得や事業所得などの労働所得で賄うことが出来ればクリアです。
かなり軽い労働でクリアできる金額です。
「資産運用に回せる金額※」と「生活費」の関係を表にまとめました。
※利回りは現実的な4%としています。

生活費120万円/年(10万円/月)の人の場合、
資産運用に回せる金額が1500万円であっても十分にサイドFIRE可能であることが分かります。
※3000万円を資産運用に回すことが出来れば、フルFIRE達成!
生活費180万円/年(15万円/月)の人の場合、
概ね10万円以下/月の労働所得でクリアできるので、サイドFIREと呼べると思います。
生活費240万円/年(20万円/月)の人の場合、
10〜15万円/月の労働所得が必要となるので、サイドFIREと呼ぶのは微妙なラインです。
生活費300万円/年(25万円/月)以上の人の場合、
15万円以上/月の労働所得が必要となるので、サイドFIREと呼ぶのは厳しいでしょう。
以上の通り、
「資産運用に回せる金額」と「生活費」が鍵となります。
特に、「生活費」が重要となるのを理解いただけたと思います。
倹約こそがサイドFIREへの近道となります。
240万円/年(20万円/月)以上の生活費がどうしても必要な人には少し厳しいですが、
多くの人にとって、資産3000万円あればサイドFIREは現実的なものになると考えています。
まとめ:資産3000万円でも十分にサイドFIREできる!
以上、「資産3000万円で実現するサイドFIRE生活(独身向け)」についてでした。
まとめです。
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はじめに:経済的自立と早期退職(FIRE)について
→フルFIREは難易度が高く、若いうち(30代)に達成するのは正直難しい
サイドFIRE:30代前半でも実現可能な魅力的な選択肢!
・サイドFIRE達成条件は『不労所得+α>生活費』
→独身であれば資産3000万円で実現可能!
資産3000万円でサイドFIRE生活(独身向け)
→「資産運用に回せる金額」と「生活費」が鍵となる
例)①2000万円を4%で運用して80万円/年の不労所得を得る
②「生活費ー不労所得」で足りない分を軽い労働で補う
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あくまでシミレーションですが、
資産3000万円あれば十分にサイドFIRE可能です!
そして、何よりも「生活費」を抑えること、
「貯める力」を鍛えることが大切だと実感しています。
↓「貯める」については、こちらのカテゴリーにまとめています。
https://seigi-mikata.com/category/倹約編/
これからもサイドFIREに関する記事をたくさん書いていくので、
是非読んでいってください。
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