【生殺与奪の権】人生の主導権を握る難しさ【サイドFIREの葛藤】

②貧乏ごっこ

今回は、
「サイドFIREの葛藤:人生の主導権を握る難しさ」についてまとめていきます。

私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。

サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。

悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。

・「生殺与奪の権」に悩まされている人
・人生の主導権を握る難しさを痛感している人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人

必見です。

サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記の通りです。

生殺与奪の権とは?人生の主導権とは?

生殺与奪の権について、
意味を示します。

せいさつ-よだつ【生殺与奪】

生かすも殺すも、
与えることも奪うことも自分の思うままになること。

絶対的な権力を握っていることをいう。

「絶対的な権力を握っていること」とはなんとも不気味な表現ですが、
少なくとも「自分の人生」において、

自分自身が生殺与奪の権を握り続けなければいけません

自分の人生においては、
自分が絶対的な権力を握り、
人生の主導権を握り続ける事が大切です。

しかし、
そう上手くいかないのが人生です。

まずは、
生殺与奪の権を失う地獄と、
生殺与奪の権を得る天国について考えてみます。

生殺与奪の権を失う地獄

自分の人生において、
自分自身が生殺与奪の権を失うことについて考えていきます。

「生活のための労働」に追われて会社に隷従せざるを得ない状況、
というのは非常にイメージしやすいと思います。

人生の大半の時間を会社にコントロールされ、
生かすも殺すも、
与えることも奪うことも会社に握られているイメージです。

これでは、
自分の人生の主導権を握り、
人生をコントロールしているとは言えません。

また、
家族や恋人に隷従したり、
身近な人間の存在により行動をコントロールされる人も存在します。

「親ブロック」や「嫁ブロック」などの言葉も有名ですが、
自分の人生における重要な選択において他人に権利を奪われるイメージです。

これもまた、
自分の人生の主導権を握り、
人生をコントロールしているとは言えません。

さらに、
ローンや負債に縛られることで、
まるで他人の人生を生きている人も存在します。

「他人の金利」のために、
自分の大切な時間と労力を投じ、
必死になって働かなくてはいけません。

こんな状態では、
他人に完全に生殺与奪権を握られていると言えます。

誰かや何かにコントロールされ、
生殺与奪の権まで奪われてしまう事例は、
現代において発生しやすいのかもしれません。

生殺与奪の権を得る天国

逆に、
自分の人生において、
自分自身が生殺与奪の権を得ることについて考えていきます。

これは、
「生殺与奪の権を失う地獄」とのコントラスト効果もあり、
まさに天国です。

「生活のための労働」から解放され、
会社に隷従する必要もなく、
自分で仕事を選択できる状況です。

また、
家族や恋人に隷従することなく、
「親ブロック」や「嫁ブロック」とは無縁の状況です。

そして、
ローンや負債に縛られることなく、
他人の人生を生きる必要もない状況です。

まさに自分の人生の主導権を握っており、
自分の人生をコントロールしているということです。

この「生殺与奪の権を得る天国」を目指して生きるのも、
1つの軸となると思います。

生殺与奪の権・人生の主導権を握る方法

「生殺与奪の権を得る天国」をどのようにして手に入れるか?

「生殺与奪の権・人生の主導権を握る方法」について3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。

「生活のための労働」から解放される

まず、
「生活のための労働」から解放される事が超重要です。

自転車操業のように、
その日暮らしのように、

ラットレースのように、
「働かなくては生きていけない状況」は絶対に避けなければなりません。

そのような状況では、
職を選ぶ権利がない弱者に成り下がり、
経営者に足元を見られ、
「条件の悪い仕事しか選択できない」という悪循環に陥ります。

さらに、
「辞めたくなった時にも辞める事ができない状況」というのは地獄です。

ラットレースから抜け出す事ができず、
永遠に飼い続けられる社畜となる運命でしょう。

「生活のための労働」から解放されるために、
まずはまとまった資産を作って、

「働かなくても生きていける状況」に持っていく必要があります。

まずは、
「働かなくては生きていけない状況」を回避する事が先決です。

至極当然の話ですが、
そのような状況になってはじめて職を選ぶ権利や余裕が生まれます。

また、
「辞めたくなった時にいつでも辞められる状況」を作るのも重要です。

仕事や交渉にも強気で取り組む事ができ、
成果も出しやすくなり、
自分の能力も上がる好循環を生み出します。

まずは、
「生活のための労働」から解放されるために、
100万円貯めることを目標にしましょう。

100万円あればしばらく働かなくて済みますし、
精神的な余裕が生まれます。

そのことが、
生殺与奪の権・人生の主導権を握ることに繋がります。

価値観の合う人間を見定める

長く一緒に居続ける人間というのも、
非常に重要です。

身近にいる人と価値観が合わないというのは、
シンプルに地獄だと思います。

将来やりたいことや、
お金の使い方など、
方向性が異なっている場合は一緒にいるべきではないと考えています。

親を選ぶことはできないため、
「親ガチャ」や「親ブロック」は止むを得ないこともあるかもしれません。

しかし、
配偶者や友人は自分で選ぶ事ができます。

特に配偶者による「嫁ブロック」などの被害に遭わぬよう、
相手選びは慎重に行わなければなりません。

価値観の合う人間を見定めることも、
非常に重要な要素です。

親や配偶者に生殺与奪の権・人生の主導権を握られないよう、
慎重に行動しましょう。

負債を作らない

最後に、
他人の人生を生きないためにも、
「負債を作らない」ということも超重要です。

負債を作るということは、
他人の人生を生きるも同然です。

「他人の金利」のために、
自分の大切な時間と労力を投じ、
必死になって働かなくてはいけません。

銀行や高利貸しに生殺与奪の権・人生の主導権を握られるなんて、
こんなに悲しいことはありません。

無自覚な借金や負債は、
言うまでもなく地獄です。

負債を作らず、
逆に金利を味方にするため、
インデックス投資を行うことをお勧めします。

負債のように「複利を敵に回す」のではなく、
逆に「複利を味方につける」のです。

これにより、
人生が好転すると言っても過言ではありません。

まとめ:自分の人生を生きるということ

以上、
「サイドFIREの葛藤:人生の主導権を握る難しさ」についてでした。

まとめです。

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生殺与奪の権とは?人生の主導権とは?
 ①生殺与奪の権を失う地獄

 →誰かや何かにコントロールされ、生殺与奪の権まで奪われてしまう地獄
 ②生殺与奪の権を得る天国
 →自分の人生をコントロールしているということ

生殺与奪の権・人生の主導権を握る方法
 ①「生活のための労働」から解放される

 →100万円貯めて「働かなくても生きていける状況」を作る
 ②価値観の合う人間を見定める
 →「親ブロック」「嫁ブロック」を回避する
 ③負債を作らない

 →「複利を敵に回す」のではなく、逆に「複利を味方につける」

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生殺与奪の権・人生の主導権を握るということは、
自分の人生を生きるということです。

生殺与奪の権・人生の主導権を他人に握られるということは、
他人の人生を生きるということです。

こんなにも分かりやすい、
天国と地獄はないと思います。

少なくとも「自分の人生」において、
自分自身が生殺与奪の権を握り続けなければいけません。

自分の人生を生きるというのは、
案外難しいのかもしれません。

難易度が高いこのゲームをクリアするためにも、
少しでも参考にしていただけると幸いです。

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