【巨大観音】巨像恐怖症が選ぶ、怖い巨像ランキング ベスト7【日本国内】

⑤貧乏ごっこ – 6.貧乏旅行編

今回は、「巨像恐怖症」「巨大物恐怖症」について書いていきます。

私は幼い頃から「巨像恐怖症」および「巨大物恐怖症」です。
巨大なもの全般に恐怖を感じ、中でも、特に、人の形をした巨大なもの(巨像)が怖く、その姿を見ただけで手足から発汗し、足がすくみます。

しかし、何故か見てしまいます。
怖くて仕方ないのに、写真などを見るだけで飽き足らず、わざわざ実物を見に行ってしまうほどです。(基本的に別の用件の寄り道ですが)

しかし、見に行っても長居することは出来ず、すぐに退散してしまいます。

なので、決して恐怖症を克服できているわけでもなく、
完全に怖いもの見たさで、自分でもよく分からない不思議な感情です。

今回は、そんな不思議な魅力に溢れた巨像にフォーカスを当て、
私が実際に見てきた7つの巨像を紹介し、
怖かった巨像ランキングを発表します。

本記事の構成は、下記目次の通りです。

はじめに:巨像恐怖症・巨大物恐怖症とは

人間は様々な恐怖症を持っています。
みなさんも、何か1つくらいは恐怖症を持っているのではないでしょうか。

特定のものに対する恐怖症として、
メジャーなのは、「高所恐怖症」や「閉所恐怖症」、「雷恐怖症」などが挙げられると思います。

そして、比較的マイナーだと思いますが、
「巨像恐怖症」「巨大物恐怖症」も存在します。

私は単純に巨大なものが怖い「巨大物恐怖症」であり、
特に、人の形をした巨大なものに大きな恐怖を感じる「巨像恐怖症」です。

何故、このように巨大なものが怖いのか?
私なりに考えてみました。

このイラストのような、巨大な生き物もめちゃくちゃ怖い。
イラストですら怖い。

巨大なものが怖い理由

2つの理由を考えました。
本能的に、「死」を連想させるためだと思っています。

巨大なものに対して人間があまりにも無力であるため

巨大なものに対する恐怖は、巨大なものに対して人間があまりにも無力であるため生じると考えます。

巨大なものは、余計な不安を掻き立てます。

巨大な建造物の真下に居る時は、
「今、この建造物が倒壊したら、確実に死ぬ」などと、余計なことを考えてしまいます。

恐怖症の原因解明はされていないという事ですが、
このような「極度な不安」によるものとする説も存在するようです。

人の形をした巨大なものは、今にも動き出しそうだから

巨大なもの(特に巨像)は、余計な想像力を働かせます。
クオリティが高く、リアルなものであればあるほど、
「動き出すのではないか?」「踏み潰されるのではないか?」と怖くなります。

なお、このような想像力は、太古の防衛本能が働いているとも言われています。

原始時代、人間の周囲には恐竜などの巨大生物が存在していました。
種として生き残るための本能として、「恐怖」という形で身を守る防衛本能が働いているとも考えられています。

私の恐怖ポイント(個人的意見)

私の巨像に対する個人的な恐怖ポイントは、下記点です。

①大きさ(高さ)
②白さ
③美しさ

以下、順番に解説していきます。

大きさ(高さ)

「巨像」恐怖症なので、当然ですが、大きい方・高い方が怖いです。
よって、座っている像(坐像)よりも立っている像(立像)が怖いです。

また、前述の通り、
「動き出すのではないか?」「踏み潰されるのではないか?」と想像力が働く方がより怖いので、
そういった意味でも立像の方が圧倒的に怖いです。

座っている坐像は怖さ半減。

白さ

これは個人的な好き嫌いの問題だと思いますが、
私にとっては、灰色の大仏様よりも、白い観音様が圧倒的に怖いです。

これは自分でも良く分かっていませんが、
「大仏様」→「石」→動かない」という連想により、「動き出すのではないか?」という想像力が働きにくいせいだと考えられます。

また、白い観音様は晴天の元でめちゃくちゃ映えます。
神秘的に見えるその姿が、より恐怖を掻き立てると考えています。

立像かつ白い観音様が最高に怖い。

美しさ

前述の通り、
巨大なもの(特に人の形をしたもの)は、余計な想像力を働かせます。
より現物に忠実で、リアルなものであればあるほど、
「動き出すのではないか?」「踏み潰されるのではないか?」と怖くなります。

観音様であっても、顔面細部に手抜き感があれば、怖さは激減します。

クオリティの高い美しい姿こそ、リアルであり、恐怖を書き立てます。

怖い巨像ランキング Top7

独断と偏見ですが、私がこれまでに実際に見てきた巨像の中で、
怖かった巨像ランキングを発表します。

下記3点について、
★☆☆☆☆★★★★の5段階評価で示します。

①大きさ
②白さ
③美しさ

第7位:霊山観音(京都府)

①大きさ:★☆☆☆☆ 高さ24m。坐像なので高さが足りない。
②白さ:★★☆☆☆ 若干クリーム色なので、少し残念。
③美しさ:★★★★☆ 細部まで綺麗にできている。

中学時代、修学旅行中に突然目の前に現れて恐怖した観音様です。
清水寺のそばなので、同じような体験をした方もいるのではないでしょうか?
当時はめちゃくちゃ怖かったですが、多くの巨大観音を目にした後に改めて訪問すると、怖さが激減していました。

第6位:世界平和大観音像跡地(兵庫県)

①大きさ:★★★☆☆ 高さ100m。台座が大きいため、結構盛っている。
②白さ:★★★★☆ 本来は真っ白であるはずだが、荒廃しており汚い。 
③美しさ:★☆☆☆☆ 造りが雑で、首元の展望台も邪魔で、リアリティがない。

廃墟化しており、2021年6月15日より解体工事が開始されている、残念な観音様です。
展望台がむち打ち症治療用のギプスを連想させることから「むち打ち観音」の異名を持ち、
少し気持ちの悪い不気味な外観をしています。
悪い意味で有名だったので、解体前にその姿を拝む事ができてよかったです。

第5位:牛久大仏(茨城県)

①大きさ:★★★★★ 高さ120m。日本一大きい。
②白さ:★☆☆☆☆ 大仏様なので灰色。「動き出しそう」な感じが薄い。
③美しさ:★★★☆☆ 細部の造りはしっかりしている。

日本一の大きさを誇る、日本一の巨像なので、迫力はすごいです。
しかし、「動き出しそう」な感じが薄いので、やはり白い観音様の方が100倍怖い。

第4位:東京湾観音(千葉県)

①大きさ:★★★☆☆ 高さ56m。十分な高さがあり、怖い。
②白さ:★★★★★ 真っ白で青空に映える。
③美しさ:★★★☆☆ 細部まで綺麗に造られているが、表面の質感からか、若干安っぽく見えてしまう。

十分な高さがあり、真っ白で、かなり怖い観音様です。
海のそばでロケーションも良いのでお勧めですが、他の観音様に比べて安っぽく見える(説明が難しい)ので少しだけ残念。

第3位:会津慈母大観音像(福島県)

①大きさ:★★★☆☆ 高さ57m。十分な高さがあり、怖い。
②白さ:★★★★★ 真っ白で美しい。青空と周囲の緑に映える。
③美しさ:★★★★☆ 細部まで綺麗に造られている。展望窓が多く、マイナスポイント。

私が幼少期に巨像恐怖症を発症した場所です。
父の運転する車の助手席からこの観音様が見えた時、恐怖で震えました。
その後も、道を曲がるごとに見え隠れする姿が、まるで動いているかのように見えたのが怖かったのを覚えています。

第2位:慈母大観音(福岡県)

①大きさ:★★★★☆ 高さ62m。隣の塔と並んでいるせいか、数字より大きく感じる。
②白さ:★★★★★ 文句なしの白さ。
③美しさ:★★★★★ 文句なしの美しさ。

物凄く怖い、巨像恐怖症にはたまらない場所です。
高台にあり、遠くからも見えるので、車で向かっている最中も怖いので、運転に注意してください。

第1位:仙台大観音(宮城県)

①大きさ:★★★★★ 高さ100m。日本で2番目の大きさ。見上げると圧巻。
②白さ:★★★★★ 文句なしの白さ。
③美しさ:★★★★★ 文句なしの美しさ。

文句なし、国内最怖の巨像。
とても大きく、遠くからも見える。車で向かっている最中も怖いので、運転に注意してください。
展望窓からの景色も良く、内装も綺麗なので中に入るのもおすすめです。

まとめ:巨像の不思議な魅力を、実際に体験してみてください

以上、「巨像恐怖症」「巨大物恐怖症」について書いてきました。

まとめです。

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はじめに:巨像恐怖症・巨大物恐怖症とは

 巨大なものが怖い理由
 →①巨大なものに対して人間があまりにも無力であるため
 →②人の形をした巨大なものは、今にも動き出しそうだから

 私の恐怖ポイント(個人的意見)
 →①大きさ(高さ)
 →②白さ
 →③美しさ

怖い巨像ランキング Top7
 第7位:霊山観音(京都府)
 第6位:世界平和大観音像跡地(兵庫県)
 第5位:牛久大仏(茨城県)
 第4位:東京湾観音(千葉県)
 第3位:会津慈母大観音像(福島県)
 第2位:慈母大観音(福岡県)
 第1位:仙台大観音(宮城県)

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やはり、「百聞は一見にしかず」です。

巨像恐怖症の人も、そうでない人も、気になった人は、
是非見に行って、実際に体験してみてください。

きっと、不思議な魅力の虜になると思います。

私も今後、
まだ行けていないところに行ってみたいと思っています。

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