※2024.11.27追記
楽天ペイやファミペイでも請求書払いが可能となり、
構図が大きく変わりました。
リクルートカードの電子マネーチャージご利用分のポイント還元率の改悪(1.2%→0.75%)もあり、
現在は楽天ペイやファミペイで税金を支払うことをお勧めしています。
目まぐるしく変わっていくので、
今後も還元率の変更等チェックしていきましょう。
最新記事はこちら
↓
◆2021.11.1追記◆
nanacoの Apple Pay対応(2021年10月21日〜)により、nanacoの対応が変わりました。
それに伴い、加筆修正を致しました。加筆箇所は緑の文字で示します。
新しく記事も書きました。
↓
新しい記事:【税金を賢く支払う】nanacoがApple Payに対応!メリット&デメリット【ゆるいポイ活】
今回は、「税金や国民年金保険料の賢い支払い方法」について書いていきます。
毎年5月は自動車税の納付時期です。
現在、手元に自動車税の納付書がある方も多いのではないでしょうか?
車を1台所有する私の元にも、自動車税の納付書が届きました。
昨年までは毎年nanaco(ナナコ)で支払いを行なっていましたが、
今年はPayPayで支払いを済ませました。
PayPayにしても、nanacoにしても、『手数料がかからずポイント還元が受けられること(※条件あり)』が大きなメリットです。
本記事では、自動車税のPayPay支払い、nanaco支払いについて詳しく解説します。
また、住民税などの他の税金、国民年金保険料の支払いにも応用可能です。
・まだ自動車税を納付していない方
・賢く税金や国民年金保険料を支払いたい方
必見です。
なお、支払い期限は5月31日までとなっています。
延滞すると1%程度の延滞金がかかり、延滞が2ヵ月を超えると加算割合がさらに大きくなります。延滞しないよう、気をつけて下さい。
本記事の構成は下記目次の通りです。
はじめに:自動車税の支払い方法について
自動車税の支払い方法は、主に下記5つとなっています。
※自治体により異なるため、各自確認をお願いいたします。
①スマートフォン決済サービス:「PayPay」など
②電子マネー(一部のコンビニエンスストア):「nanaco」など
③Pay-easy(ペイジー)(ネット、ATM)
④クレジットカード(ネット)
⑤納付書による現金払い (指定金融機関の窓口、コンビニエンスストアなど)
①スマートフォン決済サービス:「PayPay」など
オススメ度:★★★★★(超オススメ)
利便性:★★★★★(とても便利:自宅で支払い可能)
ポイント還元:★★★★★(とても良い:0.5%〜1.5%)
今年からPayPayなどのスマートフォン決済サービスにより納税できるようになった自治体が多いようです。
私も、今年からPayPay支払いをするようにしました。
スマートフォンを操作するだけで、自宅に居ながら簡単に納税でき、納税金額に対して0.5%〜1.5%のポイントも付くため、最もオススメの支払い方法となります。手数料も無料です。
私は普段あまり買い物をしないPayPayライトユーザーのため、ポイント還元率は0.5%でした。
例えば、普通車の自動車税34,500円をPayPay支払いした場合、0.5%の還元率であれば172円分のポイント還元を受けることが出来ます。
PayPayヘビーユーザーであれば、最大517円分のポイント還元を受けることができるのでメリットはさらに大きくなるでしょう。
PayPay支払いについては、次項で詳しく説明します。
②電子マネー(一部のコンビニエンスストア):「nanaco」など
オススメ度:★★★★☆(オススメ)
利便性:★★★☆☆(普通:コンビニへ行く必要あり)
ポイント還元:★★★★☆(良い:通常0.5%)
↓ Apple Pay対応により評価変更
オススメ度:★★★★★(超オススメ)
利便性:★★★☆☆(普通:コンビニへ行く必要あり)
ポイント還元:★★★★☆(カードによる:セブンカードプラスで0.5%、リクルートカードで最大1.2%、ポイント贈呈対象外が多いので注意!)
nanacoの場合はセブンイレブンで、WAONの場合はミニストップでの支払いになるため、コンビニの店舗に足を運ぶ必要があります。
税金の支払いは収納代行にあたるため、納税においてポイントは付与されませんが、nanacoやWAONへチャージする際のポイント還元(通常0.5%)は受けることが出来ます。手数料も無料です。
→ Apple Pay対応により、選択肢が広がりました。しかし、注意が必要です。
最大還元率のリクルートカードなら1.2%ですが、1ヶ月のポイント贈呈対象は3万円までとなっています。
その他、ポイント贈呈対象外となっているカード(楽天カード、dカード、JCBカード、三井住友カード、三菱UFJカード、Yahooカードなど)が多いので、ポイント贈呈対象であるか確認の上チャージするようにしましょう。
参考:【楽天カードの注意点】nanacoやSuica等へのチャージはポイント贈呈対象外【ゆるいポイ活】
例えば、普通車の自動車税34,500円をnanaco支払いした場合、0.5%の還元率であれば172円分のポイント還元を受けることが出来ます。
→ リクルートカードであれば、3万円分までポイント贈呈対象のため、360円分のポイント還元を受けることが出来ます。
なお、nanacoの場合はクレジットチャージにおいて0.5%のポイント還元を受けることが出来ますが、新規でクレジットチャージ設定することが可能なのは『セブンカード・プラス』のみです。
現在、他のクレジットカードではクレジットチャージ設定することが出来ないため、注意が必要です。
→ Apple Pay対応により、選択肢が広がりました。
nanaco支払いは2番目にオススメの支払い方法なので、次項で詳しく説明します。
③Pay-easy(ペイジー)(ネット、ATM)
オススメ度:★★★☆☆(普通)
利便性:★★★★★(とても便利:自宅で支払い可能)
ポイント還元:☆☆☆☆☆(なし)
インターネットバンキング、モバイルバンキングの契約があれば、スマートフォンを操作するだけで自宅に居ながら簡単に納税でき、銀行口座から自動的に引き落としが完了します。
また、「Pay-easyマーク」のあるペイジー対応ATMからはキャッシュカードまたは現金での支払いが可能です。
支払いは簡単ですが、銀行口座からの引き落としのため、ポイント還元を受けることは出来ません。
④クレジットカード(ネット)
オススメ度:★★☆☆☆(あまりオススメしない)
利便性:★★★★★(とても便利:自宅で支払い可能)
ポイント還元:★★★★★(とても良い:クレジットカードの還元率に準ずる)
※ポイント還元以上の決済手数料がかかる場合があるので要注意。
スマートフォンを操作するだけで自宅に居ながら簡単に納税でき、クレジットカードのポイント還元も受けることが出来ます。
しかし、決済手数料がかかるため要注意です。
多くの自治体が1件あたり一律330円程度ですが、なかには税額に応じて段階的に手数料が変わるところもあります。
例えば、普通車の自動車税34,500円をクレジット支払いした場合、0.5%の還元率であれば172円分のポイント還元を受けることが出来ますが、手数料330円の元を取ることが出来ません。
1%の高還元率であれば345円分のポイント還元を受けることができ、330円の手数料をギリギリ上回ります。
高還元率である場合のみ、検討の価値があります。
手数料の存在が非常に大きいため、あまりオススメ出来ない方法です。
⑤納付書による現金払い (金融機関の窓口、コンビニエンスストアなど)
オススメ度:★☆☆☆☆(オススメしない)
利便性:★★★☆☆(普通:窓口へ行く必要あり)
ポイント還元:☆☆☆☆☆(なし)
金融機関、郵便局、コンビニエンスストアなどの窓口に提出して現金で支払う方法です。
窓口に足を運ばなければならず、手間もかかり、現金支払いなのでポイント還元も受けられないため、税金を賢く支払いたい方にはあまりオススメ出来ない方法です。
オススメの支払い方法2つ
前述の通り、私のオススメの支払い方法はPayPay支払い、nanaco支払いの2つです。
概要、支払い方法、注意点について、これより詳しく説明いたします。
オススメその1:PayPay支払い
概要
オススメ度:★★★★★(超オススメ)
利便性:★★★★★(とても便利:自宅で支払い可能)
ポイント還元:★★★★★(とても良い:0.5%〜1.5%)
PayPayの公式ページによると、現在PayPayで自動車税を支払える自治体は全国42都府県です。
北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県の5道県をのぞき、対応可能となっています。
支払い方法
支払い方法は、PayPayアプリから納付書をスキャンするだけで、非常に簡単です。
PayPayの公式ページに記載してありますので、ご確認ください。
34,500円に対して172円分のポイント還元(0.5%)
注意点
PayPayへのチャージ上限あり
クレジットカードからのチャージは上限が過去24時間で2万円、過去30日間で5万円と小さく、
銀行口座からのチャージは上限が過去24時間で50万円、過去30日間で200万円となっています。
自動車税であれば問題ありませんが、大きな金額の納税をする場合は計画的なチャージが必要となります。
クレジットカードからPayPayへのチャージについてはポイント還元なし
2021年5月現在、クレジットカードからPayPayへのチャージについてはポイント還元はなく、ポイントの二重取りは出来ません。
なお、PayPay残高にチャージできるクレジットカードは、本人認証サービス(3Dセキュア)を登録済みのヤフーカードのみとなっています。
前述の通り、チャージ上限も小さいので、自動車税においても計画的なチャージが必要となります。
最大1.5%のポイントを受け取ることができるが、本末転倒にならないよう注意
使えば使うほどポイントがアップする「PayPaySTEP」を利用すれば、最大1.5%のポイントを受け取ることができます。
税金納付の前月(4月)にあらかじめPayPayを使い込んでおくのもアリかもしれません。
しかし、私のような倹約家であると、なかなかハードルが高いです。
下記の通り、100円以上の決済50回以上で+0.5%、利用金額10万円以上で+0.5%となり、最大1.5%となります。
しかし、私の場合、34,500円の税金を払った5月ですら、到底達成しそうにありません。
ポイントを得るために、必要以上の浪費をしてしまっては本末転倒です。
気をつけてください。
※ポイ活の落とし穴・デメリット
オススメその2:nanaco支払い
概要
オススメ度:★★★★☆(オススメ)
利便性:★★★☆☆(普通:セブンイレブンに行く必要あり)
ポイント還元:★★★★☆(良い:0.5%)
↓ Apple Pay対応により評価変更
オススメ度:★★★★★(超オススメ)
利便性:★★★☆☆(普通:コンビニへ行く必要あり)
ポイント還元:★★★★☆(カードによる:セブンカードプラスで0.5%、リクルートカードで最大1.2%、ポイント贈呈対象外が多いので注意!)
全国21,162店舗(2021年4月末現在)のセブンイレブンで納付可能な方法です。
支払い方法
納付書を持ってセブンイレブンに行き、レジでnanacoで納付したい旨を伝えるだけです。
なお、1度にクレジットチャージできる金額は5万円までですが、下記手順で最大10万円までの納税が可能です。
①nanacoに合計5万円分クレジットチャージする(or Apple Payでチャージする)
②セブンイレブンで残高確認を行う
③再度nanacoに合計5万円分クレジットチャージする(or Apple Payでチャージする)
注意点
新規でクレジットチャージ設定できるのは『セブン・カード』のみ
2020年3月12日以降、nanacoへチャージできるクレジットカードはセブンカードのみとなりました。
※2020年3月11日までに登録したクレジットカードであれば引き続きクレジットチャージ可能です。
私はセブンカードではなく、以前登録したクレジットカードでチャージを行なっています。
2021年10月21日〜
Apple Payでチャージが可能となったので、
JCB・MasterCard・American ExpressであればどのクレジットカードからもApple Payチャージが可能です。
還元率1.2%のリクルートカードがおすすめです。
納税においてポイントは付与されない
コンビニにおける税金の支払いは収納代行にあたるため、納税においてポイントは付与されません。
クレジットチャージ(or Apple Payチャージ)の時のみポイント還元が受けられます。
まとめ:税金は賢く支払いましょう
以上、税金(自動車税)の支払い方法について説明しました。
まとめです。
・自動車税の支払い方法について
①スマートフォン決済サービス:「PayPay」など
②電子マネー(一部のコンビニエンスストア):「nanaco」など
③Pay-easy(ペイジー)(ネット、ATM)
④クレジットカード(ネット)
⑤納付書による現金払い (指定金融機関の窓口、コンビニエンスストアなど)
・オススメその1:PayPay支払い
→注意点
①PayPayへのチャージ上限あり
②クレジットカードからPayPayへのチャージについてはポイント還元なし
③最大1.5%のポイントを受け取ることができるが、本末転倒にならないよう注意
・オススメその2:nanaco支払い
→注意点
①新規でクレジットチャージ設定できるのは『セブン・カード』のみ
→2021.10.21〜 Apple Pay対応により選択肢の幅は大きく広がった
※ただし、ポイント贈呈対象外となっているクレジットカードが多いので注意!
②納税においてポイントは付与されない
私の1番のオススメはPayPay支払いです。
→2021.10.21〜 Apple Pay対応により、リクルートカードを使ったnanaco支払いもかなりおすすめになりました。
※ただし、1ヶ月のポイント贈呈対象は3万円まで
ポイント還元はたかが知れていますが、積み重ねは大切です。
また、私は昨年会社を退職し、ニートをしているため、今年住民税を自分で払いました。
半年分を一括で払うよう納付書が届きましたが、分割で支払いたい旨を伝えた結果、1ヶ月分ずつに分割して払うことが出来ました。
このように、場合によっては交渉可能なので、試してみてはいかがでしょうか。
その時も、PayPayで支払い、0.5%のポイント還元を受けました。
みなさんも賢い納税方法を選択し、お得に生きていきましょう。
ただし、ポイントを得るために、必要以上の浪費をしてしまっては本末転倒です。
気をつけてください。
繰り返しになりますが、自動車税の支払い期限は5月31日までとなっています。
延滞すると1%程度の延滞金がかかり、延滞が2ヵ月を超えると加算割合がさらに大きくなります。延滞しないよう、気をつけましょう。
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