今回は、
「激安ガソリンでも品質は問題なし」について書いていきます。
結論から言います。
「安いガソリンは粗悪である」という主張もありますが、
それはガセです。
騙されないように気をつけましょう。
私は激安ガソリンスタンドをフル活用してきました。
特に、
貧乏旅行の強い味方でした。
本記事では、
激安ガソリンスタンドのお得な活用方法を紹介します。
・最近のガソリン価格高騰に困っている人
・激安ガソリンスタンドを使おうと思っているが、躊躇している人
・「安いガソリンは粗悪である」と勘違いしている人
必見です。
本記事の構成は、下記目次の通りです。
はじめに:激安ガソリンスタンドは安全?
ガソリンスタンドで圧倒的に有名なのは、
大手三社(ENEOS、出光、コスモ石油)です。
街中でも良く見かけるし、
CMも見たことがあると思います。
ENEOS、出光、コスモ石油の3社を「石油元売会社(石油元売スタンド)」と呼びます。
それに対して、
農協の名前や固有の会社名などを看板にあげているガソリンスタンドを「PB(プライベートブランド)スタンド」「無印スタンド」と呼びます。
一般的に「石油元売スタンド」のガソリン価格は高く、
「PBスタンド」「無印スタンド」のガソリン価格は安い傾向にあります。
しかし、
レギュラーガソリンであれば、
激安スタンドであっても石油元売スタンドとまったく同じものが販売されています。
※以降、ガソリン=レギュラーガソリンとします。
なぜ安いのか?=余ったガソリンだから
なぜ「石油元売会社」のガソリンが高く、
「PBスタンド」「無印スタンド」のガソリンが安いのか?
その理由は仕入れの値段の差になります。
簡単に解説すると、
「石油元売会社」で余ったガソリンを「PBスタンド」「無印スタンド」が安く仕入れている形です。
ガソリンは長期保存がきかないため、
行き場を失った余剰分は他社に転売されます。
※なお、業界用語で「業転玉(ぎょうてんぎょく)」と呼びます。
よって、
安いガソリンの品質は「石油元売スタンド」と同じであるため、
心配する必要はありません。
激安ガソリンスタンドも10日に1回は品質検査をしている
激安ガソリンスタンドも「揮発油等の品質の確保等に関する法律」に基づき、
定期的にガソリンの品質分析を全店で実施する必要があります。
揮発油販売業者は、
原則として「10日に1回」、
販売する揮発油が揮発油規格に適合していることの品質分析を行う義務があり、
各社が遵守しています。
カナショクのHPより。
よって、
安心して利用することができます。
なお、
私はガソリンスタンドで働いた経験はありませんが、
親戚がガソリンスタンドを経営しており、
幼い頃からこの話を聞いていました。
また、
私自身も甲種危険物取扱者の資格を所有しています。
同じガソリンスタンドであっても、
ガソリンの相場が高い時には160円/Lで買って、
相場が安い時には110円/Lで買うことになります。
「安いガソリンは粗悪である」という主張は、
「相場が安い時に買う110円/Lのガソリンが粗悪だ!」と言っていることと同じです。
そんなことがあり得ないということは、
理解していただけると思います。
安いガソリンは、
「安く仕入れている」という背景があるだけです。
安心して使いましょう。
貧乏旅行の強い味方:お世話になった激安ガソリンスタンド
激安ガソリンスタンドは、
特にチェーン店がおすすめです。
プリペイドカードを作成し、
より安い店舗でお得に給油することをおすすめします。
私も貧乏旅行中にお世話になった、
激安ガソリンスタンドチェーンを2つ紹介します。
なお、
私は2020年の後半(半年間)だけで約35,000kmを走り、
約20万円分のガソリンを使ったようです。
あくまで体感ですが、
激安ガソリンを買うことで2万円くらい(1割くらい)得していると思います。
当然、
車の不調も一切ありません。
カナショク(北陸地方)
北陸地方(富山・石川・福井)を横断するのであれば、
カナショクは外せません。
福井県越前市から富山県の最東端の朝日町まで点在し、
ついでに輪島市にもあります。
全20店舗あるので、
北陸3県での給油は全てカナショクで問題ないレベルです。
2021年10月現在、
北陸地方(富山・石川・福井)の安いガソリンスタンドランキング上位には必ずカナショクが入っています。
カナショク全店舗で使えるプリペイドカードを作成し、
より安い店舗でお得に給油を行うのがおすすめです。
※2021年10月現在、通常100円のプリペイドカード発行手数料が無料です。
PayPayからプリペイドカードへのチャージもできますが、
2021年10月4日以降、
通常のプリカ価格より1円/L高くなってしまっています。
それでも、
現在(2021年9月13日~11月7日)は全店舗がPayPayキャンペーン最大1,000円相当20%の対象なので、
5,000円までのチャージが超お得となっています。
カナショクは北陸三県に特化しています。
残高を無駄にしないため、
北陸最後のガソリンスタンド(越前市or朝日町)でプリペイド残高を使い切る作戦がおすすめです。
さらに給油がお得となるカナショクカード(クレジットカード)もありますが、
年会費が2年目以降1,375円(税込)かかるのであまりおすすめできません。
また、
私が行った時は「LINE友達登録で10円/L引きキャンペーン」が実施されていました(これにより、他社の追随を許さぬ超激安でした)。
残念ながら今は10円/L引きではありませんが、
数円/Lの値引きクーポンが定期配信されているのでお得です。
※この手の友達登録は、店舗ごとに割引を受けることができるので、旅行中には多数店舗を友達登録して給油することをおすすめします。
オカモトセルフ(北海道地方、東北地方、関東地方など)
北海道地方・東北地方に旅に出るのであれば、
オカモトセルフは外せません。
北海道と東北地方を中心に北関東まで、
ついでに新潟県や埼玉県や東京都、岡山県にもあります。
カナショクと違って各県の安いガソリンスタンドランキング上位には入っていませんが、
出店範囲が広く、
安定して安いイメージです。
また、
2021年10月現在「LINE友達登録で5円/L引きキャンペーン」が実施されています。
これにより、
競合の激安他社に負けず劣らずの価格になると思います。
※この手の友達登録は、店舗ごとに割引を受けることができるので、旅行中には多数店舗を友達登録して給油することをおすすめします。
カナショクと同様、
全店舗で使えるプリペイドカードを作成し、
安く給油を行うのがおすすめです。
新規手数料として220円(税込)かかりますが、長距離運転をするならすぐに元が取れるので作った方がお得です。
また、
PayPayからプリペイドカードへのチャージもでき、
プリカ価格でお得に給油可能です。
さらに、現在(2021年9月13日~11月7日)は全店舗がPayPayキャンペーン最大1,000円相当20%の対象なので、
5,000円までのチャージが超お得となっています。
オカモトセルフは出店範囲が広いですが、
あまり東日本に立ち寄らない人はプリペイド残高を残さず使い切るよう気をつけましょう。
さらに給油がお得となるオカモト エンジョイ カード(クレジットカード)もありますが、
年間のカードショッピング利用回数5回未満の場合は、次年度の年会費1,375円(税込)がかかるので要注意です。あまりおすすめできません。
まとめ:激安ガソリンスタンドはお得!使わない手はない!
以上、
「激安ガソリンでも品質は問題なし」についてでした。
まとめです。
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はじめに:激安ガソリンスタンドは安全?
◆なぜ安いのか?=余ったガソリンだから
→安いガソリンの品質は「石油元売スタンド」と同じ
◆激安ガソリンスタンドも10日に1回は品質検査をしている
→「揮発油等の品質の確保等に関する法律」を遵守しなければならない
貧乏旅行の強い味方:お世話になった激安ガソリンスタンド
①カナショク(北陸地方)
→北陸3県に特化し安い、PayPay使えるが少し割高になるので注意
②オカモトセルフ(北海道地方、東北地方、関東地方など)
→出店エリアが広い、ベースが高めだがLINE割引あり、PayPayもお得
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一昔前は「安いガソリンは粗悪である」ということもあったと言いますが、
今は法律も整備されて品質は問題ありません。
ガソリン価格の高騰が続く今こそ、
より安いガソリンを使った方がお得です。
前述の通り、
私は昨年後半の半年間だけで約35,000km走り、
約20万円分のガソリンを使いました。
燃費の良い走り方を心掛け、
トヨタ・ヴィッツで平均の実燃費は21.1km/Lでした。
もしも燃費が15km/Lであればガソリン代は28万円を超え、
もしも燃費が10km/Lであればガソリン代は42万円を超える計算になります。
そう考えると、
ガソリン価格以上に燃費の良い車に乗ることが大切です。
レンタカーを含め、
今後も燃費重視で車を選んでいこうと思います。
なお、
私は現在は貧乏旅行を休止しており、
車を使う機会が激減しました。
一気に維持費(車検、自動車保険、自動車税)のコスパが悪くなったので、
車を手放すことも検討しています。
今後、
車検や自動車保険についての記事も書きたいと思います。
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