今回は、「カーナビは不要!タブレット端末+Google マップで十分!」について書いていきます。
↓この記事からの派生記事です。「自動車の賢い選び方」についてはこの記事を参考にして下さい。
参考:【倹約家向け、自動車の賢い選び方】カーローンは危険!大衆車の中古車が一番お得な理由【節約】
私は中古車のヴィッツを60万円で購入しましたが、カーナビが付いていないモデルです。
カーナビ有りだと3〜5万円高くなるのでそれを省きました。
結論から言うと、カーナビは不要です。
タブレット端末+Google マップで十分です。
これで日本一周旅を実施できたので、問題ないと思っていただいて大丈夫です。
カーナビ無しで自動車の価格が安くなる場合、
迷わずカーナビ無しを購入することをおすすめします。
・自動車を選んでいて、カーナビの有無で迷っている人
・古いカーナビが邪魔になってきた人
・タブレットorスマホでナビを使いたい人
必見です。
はじめに:Google マップ vs カーナビ
私はGoogle マップもカーナビも使ったことがあります。
自家用車でGoogle マップを使い、
社畜時代に社用車でカーナビを使いました。
日本一周も経験した自家用車の方が走行距離が長いですが、
社用車でも20都府県くらいは走破しているので、カーナビ経験もかなりあります。
これまでの経験を踏まえ、出来るだけ公平に比較していきます。
結論から言うと、
総合的に「Google マップの勝ち」だと思っています。
それぞれの良いところを中心に紹介していきます。
Google マップのメリット
私はカーナビ無しの車を買いました。
エアコン取り付け口にタブレット用の車載ホルダーを設置し、6年間ずっとGoogle マップを使っています。
昔は適当な案内をされることもあってイライラすることもありましたが、
最近はかなり性能が上がり、イライラすることは少なくなくなりました。
さすがGoogleです。
今はかなり優秀だと思います。
昨年はこのカーナビ無しの車で、日本一周旅(沖縄と離島を除く)を行いました。
当然、初めて行く場所ばかりでしたが、ほとんどの場所に問題なく到達することができました。
参考:【車で貧乏旅行】日本国内のおすすめ観光スポット【良い景色/絶景】
一方通行を逆走するような案内はされたことがないですし、
ヤバいことはまずないので安心してください。
なお、Google マップは格安SIMの低速モードでも十分に稼働します。
また、案内開始後に圏外の場所に入った時は稼働し続けるので問題ありません。
しかし、圏外の場所から「案内開始」することが不可能です。
山奥の秘境に向かう場合は少し注意が必要ですが、なんだかんだ圏外のエリアは少ないので大丈夫です。
カーナビと比較して優れている部分を5つ挙げていきます。
スマホと連動するので、事前に行きたい場所を調べやすい
Google マップはGoogleアカウントに連動しているため、複数の端末からログインすることができます。
私は基本的にスマホで行きたい場所を確認し、事前にリストに保存しています。
自分だけの「行きたい場所リスト」を作成でき、地図表示にするとその場所がピンで表示されるので、視覚的に分かりやすくてとても便利です。
↓こんな感じです。
これは全て私が実際に行った場所です。
日本1周を2回やったので、1週目が緑、2週目が水色です。
旅行の予定を立てる時は特に便利です。
下記5手順で、スムーズで快適な旅を実現することができます。
①行ってみたい場所をしらみつぶしに調べる
②行きたいと思った場所を全てリストに入れる
③地図表示にして、行きたい場所のそれぞれの位置関係を確認する
④行きたい場所を効率良くまわるルートを考える
⑤まわる順番を決める
当日は、スマホで決めたルートに沿って、タブレットで行き先設定するだけです。
全て連動しているので、とてもスムーズです。
事前に口コミが確認できる
旅行の予定を立てる時にものすごく役立つのが、
全ての場所で口コミが確認できるところです。
これは本当に助かります。
飲食店に限らず、スーパーや観光名所など全ての場所に口コミがあります。
星の数はあくまで参考ですが、
親切な人が「駐車場の停めやすさ」や「お得なキャンペーンの最新情報」、「コロナ禍における営業時間の変更」などの有益な情報を書いてくれていることがあります。
このような情報を事前に知っておくと、旅はよりスムーズになります。
まだまだ口コミがない場所も多いですが、
今後、利用者が増えれば増えるほどより便利になっていくこと間違い無しです。
ストリートビューや航空写真も確認できる
口コミと同じく、ストリートビューや航空写真も事前調査の時にとても役に立ちます。
私はデフォルトで地図表記を航空写真にしており、目的地の駐車場の台数や道の広さなどを確認するようにしています。
到着予想時間が正確
私の経験上、カーナビよりもGoogle マップの方が到着予想時間が正確です。
特に古いカーナビは到着予想時間がコロコロ変わるので、めちゃくちゃ困ることがありました。
しかも、カーナビは最初に早めの到着予想時間を伝えてくるパターンが多く、どんどん遅くなる到着予想時間に何度もイライラさせられました。
Google マップはどちらかと言うと、最初に遅めの到着予想時間を伝えてくるパターンが多いです。
正直、その方が助かります。
また、渋滞予想もオレンジや赤ですごくわかりやすく記載されているので、渋滞を予期しやすいのもありがたいです。
無料で最新の地図に更新される
最後に、無料で最新の地図に更新されるのが大きなメリットです。
反映されるのが遅いこともありますが、カーナビに比べれば雲泥の差です。
カーナビの更新のために1万円以上払うのが当たり前の時代があったと言います。
本当に便利な時代になりました。
カーナビのメリット
社畜時代に乗り回していた社用車は全てカーナビ付きでした。
社用車でGoogle マップを使うのも可能でしたが、自家用車に設置しているタブレット用の車載ホルダーをいちいち持ち運ぶのは面倒だったのでやめました。
アクア(トヨタ)、デミオ(マツダ)、デリカ(三菱)、セレナ(日産)などに乗りました。
共有車に乗ることも多く、同じ車種でも異なる型番の車に乗り、新しいものから古いものまで色々なカーナビを使いました。
比較的新しい車のカーナビは基本的に問題ありませんが、古いカーナビはやはり質が悪いです。
平均的なカーナビについて考え、
Google マップと比較して優れている部分を3つ挙げていきます。
高速道路運転時の表示が見やすい
これが一番のメリットかもしれません。
カーナビは高速道路運転時に、この先のICやSA、PAなどの情報が分かりやすく表示されているので便利でした。
特にSA、PAの情報(ガソリンスタンド、飲食店などの有無)が視覚的にわかりやすく、高速道路上でのスケジュールを決めるのが楽でした。
曲がる場所を見落としにくい
カーナビはGoogle マップに比べて曲がる場所を見落としにくいです。
Google マップは画面の切り替わりはありませんが、
カーナビは基本的に曲がる直前などに分かりやすい拡大地図に切り替わります。
カーナビからGoogle マップに切り替える場合、
慣れないうちは曲がりそびれる可能性があるので注意してください。
圏外の場所からでも「案内開始」することができる
カーナビは圏外の場所からでも問題なく「案内開始」することができます。
一方、Google マップは圏外の場所から「案内開始」することができません。
これはGoogle マップの欠点とも言える部分であり、
Google マップで山奥の秘境に向かう時は若干スリルがあります。
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以上、「Google マップ vs カーナビ」でした。
あくまで個人的な感想ですが、
上記の通り5−3でGoogle マップの勝ちです。
結構圧勝のように見えますが、そこまで大差はありません。
しかし、カーナビは無くても全く問題ないです。
カーナビ無しで自動車の価格が安くなるような場合、
迷わずカーナビ無しを購入することをおすすめします。
また、カーナビが古くなって使い物にならなくなった場合は、
Google マップに切り替えた方が良いと思います。
一石二鳥
タブレット端末+Google マップの運用方法
実際の運用方法を紹介します。
用意するものは下記2つです。
①タブレット用の車載ホルダー
②タブレット端末
追加で、車載充電器を持っていない場合は必要です。
それぞれについて、詳しく解説します。
①タブレット用の車載ホルダー
私はかなり安いものを買いました。
↓これと同じタイプで、当時は2,000円くらいでした。
これを6年間使っていますが、今も問題なく使えています。
タブレット用の車載ホルダーは吸盤のタイプもありますが、
「耐久性があまり良くない」という口コミが多いです。
エアコンの吹き出し口に装着するタイプは耐久性が高く、外れにくいのでおすすめです。
注意点としては、上下の振動に弱いことです。
凸凹道で十分に減速しなかった時に外れたことがありました。
※自業自得です。
普通に運転する分には外れないので、安心して使うことができます。
②タブレット端末
私は普段使いのタブレット端末として「ASUS ZenPad 8 (Z380KNL)」を使っていますが、残念ながらもう生産終了しているみたいです。
私は8インチで使っていて問題ありませんが、
最近は10インチが主流で価格も安いようです。
↓このあたりの製品がおすすめです。
私も今使っているタブレットが壊れた場合、これらに乗り換えようと思っています。
Amazonだったら15,000円くらいで購入できるので、かなりコスパが良いと思います。
このようなタブレット端末を普段使いとし、車に乗る時にナビとして活用することをおすすめします。
そうすれば、一石二鳥でよりお得な買い物になります。
その他:車載充電器
また、タブレット端末の充電用に車載充電器も必要です。
長時間Googleマップを起動しているとそれなりに電池が減るので、電池切れには気をつけましょう。
私が使用している車載充電器も紹介します。
これはコンセントもUSBも使用できる優れもので、コスパが良くオススメです。
5年くらい使っていますが、壊れずにずっと使えています。
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以上、用意するものを紹介してきました。
①タブレット用の車載ホルダー②タブレット端末をあわせて、2万円以下で用意することができます。
私の場合はカーナビ有りだと3〜5万円高くなると言われたので、その差額で十分に賄うことができました。
しかも、カーナビより利便性が高く、無料で最新の地図に更新されます。
カーナビが古くなって使い物にならなくなった人にも、
タブレット端末+Google マップはおすすめです。
是非検討してみてください。
まとめ:より便利なものに乗り換えていく
以上、「カーナビは不要!タブレット端末+Google Mapで十分!」についてでした。
まとめです。
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はじめに:Google マップ vs カーナビ
→総合的に「Google マップの勝ち」
◆Google マップのメリット
①スマホと連動するので、事前に行きたい場所を調べやすい
→旅行の予定を立てる時は特に便利
②事前に口コミが確認できる
→駐車場やキャンペーン等の有益な情報に注目
③ストリートビューや航空写真も確認できる
→目的地の駐車場の台数や道の広さなどを確認できる
④到着予想時間が正確
→カーナビと比較し、コロコロ変わる事が少なくて正確
⑤無料で最新の地図に更新される
→カーナビに比べれば雲泥の差
◆カーナビのメリット
①高速道路運転時の表示が見やすい
→高速道路上でのスケジュールを決めるのが楽
②曲がる場所を見落としにくい
→拡大画面へ切り替わるので、分かりやすい
③圏外の場所からでも「案内開始」することができる
→山奥の秘境で迷っても安心
タブレット端末+Google マップの運用方法
①タブレット用の車載ホルダー
→2,000円以下のエアコンの吹き出し口に装着するタイプがおすすめ
②タブレット端末
→約15,000円の10インチ程度のものがおすすめ
普段使いとし、車に乗る時にナビとして活用すると一石二鳥
その他:車載充電器
→タブレット端末の充電切れに注意
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スマホアプリの進化により、カーナビが不要な時代がやってきています。
Google マップが超未熟であった頃、
ルート案内はかなり酷かったことを覚えています。
しかし、私が使い始めた6年前にはかなり使いやすくなっており、どんどん進化しています。
私の中では、カーナビよりも優秀な存在となりました。
今後も、「かつて便利だったもの」を凌駕するような「新しい便利なもの」が登場し、生活を快適にしてくれると思います。
積極的に取り入れていきたいと思います。
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