今回は、
「ショートスリーパーが嫌いな理由」について書いていきます。
「本物のショートスリーパー」も、
「自称ショートスリーパー」も、
私はかなり苦手です。
シンプルに、
睡眠はしっかりとるべきだと思っています。
皆さん、
もっとしっかり寝ましょう。
「ショートスリーパーが嫌いな理由」について、
私の実体験を交えて解説していきます。
※あくまで個人的な意見です。気分を害したらすみません。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の構成は、下記目次の通りです。
はじめに:後天的にショートスリーパーにはなれない
まずはじめに、
ショートスリーパーは先天的なものであり、
「ショートスリーパー育成」などは不可能であることが分かっています。
「β1-アドレナリン受容体遺伝子(ADRB1)」と呼ばれる遺伝子に、
ショートスリーパー特有の変異が見られるようです。
生まれ持った才能・体質であり、
後天的に努力で矯正することはできません。
なので、
「本物のショートスリーパー」以外の凡人は、
ショートスリーパーになろうとするのは諦めましょう。
凡人が短時間睡眠を続けても、
ただただ健康を害するだけです。
「自称ショートスリーパー」の99%はただの寝不足だとも言われています。
イライラしやすくなったり、
集中力が下がったり、
免疫力が下がったり、
メンタルが落ちたり、
良いことは1つもありません。
「自分の体が必要とする睡眠時間」を毎日しっかりと取るべきです。
私もショートスリーパーではなく、
適正な睡眠時間は6ー7時間だと思います。
日本人の全体の80%〜90%を占める大多数派、
「バリアブルスリーパー(普通の人)」です。
しかし、
私も中二病の時、
ショートスリーパーを目指していた時期がありました。
完全なる黒歴史です。
リアル「地獄のミサワ」でした。
成長にとって大事な時期に、
無意味に夜更かしし、
「3時間しか寝てねぇ・・・」を発動していました。
あの時、
カッコつけずにしっかりと8時間睡眠を続けていれば、
身長は175cmを超えていたと思います。
後悔しかありません。
誰もが通る道だと思いますが、
見ているこっちが恥ずかしいので、
後天的なショートスリーパーを目指すのは辞めましょう。
「ショートスリーパーごっこ」は、
中学校で卒業すべきです。
ショートスリーパーが嫌いな理由
私はこれまでの人生において、
「自称ショートスリーパー」は、
(私を含めて)1,000万人くらい見てきました。
中二病罹患者は、
誰もが通る道だと思います。
世の中に蔓延る、
「マイノリティになりたいマジョリティ」たちです。
※別名「普通を受け入れられない普通の人」
※別名「”他人と同じは嫌だ”という、”他人と同じ意見”を述べる人」
一方、
正真正銘「本物のショートスリーパー」は1人しか知りません。
「本物のショートスリーパー」も、
「自称ショートスリーパー」も、
私はかなり苦手です。
それぞれについて、
詳しく解説していきます。
「本物のショートスリーパー」が嫌いな理由
人生で唯一出会った、
正真正銘「本物のショートスリーパー」は、
社畜時代の上司でした。
当時の私は出世に命を賭けて仕事に取り組んでおり、
その姿勢も評価され、
20代で一部上場企業の管理職(管理監督者)を経験していました。
約1,000人の部署のトップが、
正真正銘「本物のショートスリーパー」でした。
とにかく、
めちゃくちゃ仕事ができる人でした。
めちゃくちゃ視野が広く、
めちゃくちゃ視座が高く、
誰よりも多くの視点で「複眼的思考」ができる人でした。
私は、
この人ほど仕事が出来る人間を知りません。
日本中を探しても、
そう居ないレベルだと思います。
ただ、
1つだけ大きな問題があり、
ものすごいパワハラ気質でした。
管理職に対しては容赦無くブチ切れ、
会議では10時間拘束して永遠と説教をし、
休日も夜中も関係なしにグループメールで指示を送ります。
全てが的確であり、
誰もが納得できる指示だったので、
余計にタチが悪いです。
私は管理職唯一の20代だったので、
序盤はだいぶ可愛がってもらいましたが、
年次を重ねるごとに徐々に本気の喝を入れられるようになります。
「本物のショートスリーパー」のメールが完全に途切れるのは、
毎日26時(2時)〜5時の間だけであったため、
正真正銘の3時間睡眠でした。
それ以外はとんでもないテンションでメールチェックし、
指示(喝)を飛ばし続けていました。
部下からすれば、
21時間ずっと気の抜けない状況です。
とある新入社員歓迎会の日、
同僚と結託して「二次会で酔いつぶして翌日午前の自由を獲得しよう」と企て、
二次会で彼に酒を飲ませまくりました。
しかし、
ダウンしたのは私たち部下で、
彼は翌朝も5時から指示を出していました。
酒にも強い、
ただのバケモノでした。
常にハイクオリティの仕事を求められるため、
睡眠時間を削るしか、
対抗手段がありません。
「もっと寝ていて欲しい」と、
切実に願っていました。
元々天才的に仕事が出来る上に、
睡眠時間も少なくて済むだなんて、
「こんな不公平なことはない」と、
神様を恨みました。
私よりも「私の仕事」について詳しいほどに、
T課長よりも「T課長の仕事」について詳しいほどに、
誰よりも「全ての仕事」を把握し、
全体を掌握しており、
能力としては上司の鑑でした。
睡眠時間が短くても「超人的なクオリティ」を保ち続けて仕事をしていたため、
疑いようのない本物でした。
私はそんな「本物のショートスリーパー」についていくのに必死でした。
「自称ショートスリーパー」のような呑気な状況ではなく、
誰かにひけらかす余裕は一切なく、
ただただ黙々と、
無理して睡眠時間を削る日々でした。
身を粉にして必死で成果を残し、
約3年間管理職を続けましたが、
ある時心身ともに限界を迎えてしまいました。
躁鬱病の「酷いうつ状態」でした。
終盤は、
普通に「不眠症」でした。
気合で不眠期を乗り越えられたのは、
若干躁状態だったのもあるかもしれません。
凡人が短時間睡眠を続けると、
「ただただ健康を害する」ということを、
「後天的ショートスリーパー」にはなれないことを、
私はこの身をもって学んでいます。
※だからこそ、呑気な「自称ショートスリーパー」には腹が立ちます
本当に、
心身ともに地獄でした。
「本物のショートスリーパー」には、
もっと寝ていて欲しかったです。
仕事が出来る上に睡眠時間も短いだなんて、
あまりにも不公平でした。
誰かに対して、
こんなにも「もっと寝ていて欲しい」と願うことは、
後にも先にもないでしょう。
「自称ショートスリーパー」が嫌いな理由
私がこれまでの人生で見てきた約1,000万人の「自称ショートスリーパー」の中でも、
特に印象的だった人のエピソードを紹介します。
その子は、
典型的な「マイノリティになりたいマジョリティ」でした。
出会った時は、
「睡眠時間4時間半のショートスリーパー」という設定でした。
うつ病という設定(のちに虚偽であると分かる)もあり、
「うつ病を期にショートスリーパーになった」と言っていました。
私は不思議に思い、
「ショートスリーパーは先天的なものであり後天的になることはできない」と指摘しました。
※上記の自分の経験もやんわりと伝えました
それに対して「自称ショートスリーパー」は、
「うつ病による不眠」というカードを取り出し、
その場しのぎの理由づけを行いました。
「それは”ショートスリーパー”ではなく”ただの不眠症”ではないか・・・?」
というさらなる疑問は押し殺し、
その場はスルーしました。
その後、
「自称ショートスリーパー」と泊まりでキャンプへ行ったりする機会が続きました。
しかし、
「自称ショートスリーパー」はいつも爆睡しています。
しっかり、
7ー8時間寝ています。
むしろ、
お酒を飲むと私より早く寝て、
私より遅く起きています。
私は不思議に思い、
「ショートスリーパーじゃなかったっけ?」と指摘しました。
それに対して「自称ショートスリーパー」は、
「今日だけたまたま・・・」「いつもは4時間半・・・」と見苦しい言い訳をしました。
その当時、
すでにうつ病は詐病であることが発覚しており、
「うつ病による不眠」というカードは使えなくなっていました。
上記の通り私は「酷いうつ状態」を経験しているので、
詐病は許せませんでした。
私は他の友人たちを交えた雑談の中で、
「アインシュタインはロングスリーパーだし、ロングスリーパーに天才が多いんだろうね(睡眠時間は短ければ短いほど良いってわけじゃないよ)」
と皮肉を込めて伝えました。
ーーーーーーーーーー
それ以降、
「自称ショートスリーパー」とは疎遠になっていました。
ある日、
久々にX(旧 Twitter)をみたところ、
下記内容のツイートがありました。
16時間寝てた・・・
ロングスリーパーな私でも、最高記録更新かも?
今度は、
ロングスリーパーの設定になっていました。
ただの「マイノリティになりたいマジョリティ」のようでした。
なぜ、
「普通であること」を受け入れられないのか?
なぜ、
ショートスリーパーからロングスリーパーに一気に飛躍するのか?
日本人の全体の80%〜90%を占める大多数派、
「バリアブルスリーパー(普通の人)」であることは、
恥ずかしいことでもなんでもないのに。
一つ感心したのは、
「ショートスリーパーという嘘はバレやすい」が、
「ロングスリーパーという嘘はバレにくい」という点です。
ただいつもより少し長く寝ればいいだけなので、
誰かと泊まる時はゴロゴロする時間を増やし、
「演技」をするのも楽だと思います。
長時間寝たふりをすることで「友人たちとの楽しい時間が減る」というデメリットがありますが、
そのシフトは正解だと思いました。
今後は、
嘘がバレにくい「アインシュタインごっこ」を続けるのでしょうか。
ここからは完全に個人的な意見ですが、
「自称ショートスリーパー」の醸し出す「胡散臭さ」の正体について考察します。
科学的に不可能とされる「後天的ショートスリーパー」を自称する場合、
必ず嘘をつくこととなります。
その嘘を「部分的に真実」とするために無理をして睡眠時間を減らしたり、
その無理がたたって6時間以上寝てしまった時は「今日はたまたま」と誤魔化したり、
過剰な演技をしたりもするでしょう。
その嘘は、
体に染みついていきます。
そして、
その嘘を取り繕うためにさらに嘘をつく必要があり、
その嘘は無限に連鎖していきます。
「自称ショートスリーパー」の醸し出す胡散臭さは、
その嘘の連鎖による「虚言臭」だと思っています。
さらにタチが悪いことに、
不眠を頑張れば頑張るほど、
常にイライラしてキレやすくなったり、
頭の回転が悪くなって正常な判断ができなくなり、
「おかしなこと」を発するリスクが高くなります。
「自称ショートスリーパー」の口から発せられる言葉や行動は、
何もかも信じられなくなります。
「なんだかなぁ・・・」と思い、
モヤモヤする出来事でした。
まとめ:日本人の皆さん、もっと良く寝てください
以上、
「ショートスリーパーが嫌いな理由」についてでした。
まとめです。
ーーーーーーーーーー
はじめに:後天的にショートスリーパーにはなれない
→先天的なものなので、ショートスリーパーになる努力は全て無駄
ショートスリーパーが嫌いな理由
「本物のショートスリーパー」が嫌いな理由
→超優秀な上司がショートスリーパーで超苦しんだから
「自称ショートスリーパー」が嫌いな理由
→見ていて恥ずかしいから
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「本物のショートスリーパー」さんは、
チートを使って本気を出すと、
普通の人に大きな負荷やプレッシャーをかけるので、
もっとよく寝てください。
3時間しか眠れないのであれば、
「容赦なく仕事をする」のは控え、
「余暇」や「家族サービス」に時間を割いてください。
お願いです。
「自称ショートスリーパー」さんは、
見ていて恥ずかしいので、
後天的ショートスリーパーを目指すのは諦め、
普通に6時間以上寝てください。
日本人の全体の80%〜90%を占める大多数派、
「バリアブルスリーパー(普通の人)」であることは、
恥ずかしいことではありません。
ショートスリーパーを目指しても、
ただただ健康を害するだけです。
イライラして、
正常な判断ができなくなるだけです。
もしこの文章を読んでイラついた人がいたら、
それは寝不足かもしれません。
いますぐ寝て、
いますぐ諦めましょう。
日本人の皆さん、
日本人の平均睡眠時間は世界最短のようです。
「本物のショートスリーパー」はほんの一握りしかいないので、
明らかに全体的な睡眠時間が足りていません。
もっとしっかり寝ましょう。
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