今回は、
「資産4,000万円達成で起こる変化」について書いていきます。
私は30代前半で資産4,000万円、
サイドFIREのような生活を送っています。
これまでの資産形成にあたり、
1,000万円ごとのポイントで「どのような変化があったか？」まとめています。
順番に読んでいただければと思います。
①資産1,000万円で起こる変化：？？？
②資産2,000万円で起こる変化：？？？
③資産3,000万円で起こる変化：？？？
④資産4,000万円で起こる変化：「虚しい」 ←本記事
症例数１の個人的な話ですが、
資産形成の参考にしていただけると幸いです。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし（基本社宅で自己負担小）、負債ゼロ
資産4,000万円までの道のり
資産ゼロ＆負債ゼロだった社会人１年目から、
サイドFIRE達成（資産4,000万円）までの９年間の道のりについては、
下記記事で詳しくまとめています。
私が資産4,000万円を達成したのは、
つい最近の話です。
蓄財の手段は、
「貯金」と「投資」でした。
株価が絶好調だったこともあり、
ひたすら貯金していた時よりも「かなり速いスピード」で資産が増えていきました。
「貯金」と「投資」で資産4,000万円達成
資産3,000万円を達成し、
「サイドFIRE」という選択肢を獲得したのち、
「働きたいから、働く」というスタンスで仕事を続けました。
資産3,000万円→4,000万円は、
約14ヶ月で達成したため、
単純計算で毎月約71万円は増えていたことになります。
年収は約800万円、
毎月の手取りはだいたい45万円〜50万円でした。
2,000万円→3,000万円の過程と同様、
資産形成スピードが手取り金額を凌駕しており、
明らかな矛盾が発生しています。
この不思議な現象・マジックについて、
詳しく解説していきます。
「複利効果」の威力＋新NISAボーナス
やはり、
「複利効果」の威力は凄まじいです。
ここ最近の資産増加は、
投資冥利に尽きます。
株価が好調であったことも味方し、
資産3,000万円→4,000万円の過程において、
1,000万円のうちの約４割、
約400万円は「投資」が持ってきてくれました。
また、
新NISAが始まり、
2024年年始の株価上昇ボーナスを享受できたのも美味しかったです。
年初来リターンでも＋20％を超えており、
ここ数ヶ月だけでも大きな利益を生んでいます。
毎月30万円以上をインデックス投資に投下し続け、
投資金額は雪だるま式に増えていきました。
リアルに、
インデックス投資を開始して「複利効果」を味方にした結果、
資産形成スピードは２倍になりました。
これまでの２倍速で増え続け、
正直知らぬ間に資産4,000万円を達成していた感覚です。
家賃交渉
また、
経費削減の一環として、
初めて家賃交渉を行いました。
家賃42,000円→36,000円となり、
6,000円も家賃が安くなりました。
※管理会社への「間接的な交渉」
元々激安物件なので、
「約14％オフ」であり非常に大きな額です。
微々たる金額ではありますが、
「家賃36,000円」という固定費に落ち着いたことも、
サイドFIREというハードルを低くしたことに違いありません。
資産4,000万円達成で起こる変化
資産4,000万円を達成した時に起こった変化について、
３つ解説していきます。
①サイドFIREを選択→「自由の刑」
私は資産4,000万円を契機に、
仕事を辞めてサイドFIREを選択することにしました。
仕事を再開してから２年半で一通りの仕事をやり終え、
一つの良いタイミングでもありました。
また、
「（嫌になったらすぐ退職出来る）無敵の人」に進化したこともあり、
仲間とのトラブルも発生し、
「働きたいから、働く」という理由もなくなりました。
仕事への熱も下がり、
「いつでも辞められる」ので、
思い切って辞めてみました。
２年半で資産を2,000万円増やし、
かなり効率的な蓄財もでき、
とても充実した日々でした。
その感謝もあるため、
現在は引き継ぎ時だけ短時間出勤する特殊な勤務形態で、
籍だけ残している状況です。
サイドFIREに移行してからは朝５時に起き、
筋トレをしてコールドシャワーを浴びて朝食を摂り、
６時から９時の間は朝活でこのブログを書き、
たまに薬剤師として勤務し、
長い１日の大半を自由に過ごしています。
今は、
サイドFIREにより獲得した「自由な時間」で、
超自由に「思考」を繰り返しています。
お金も体力もあるので、
世界一周をしても良いし、
何をするも自由です。
まだ少し仕事が残っているので旅に出ることは難しく、
まずは自由な時間を得たらやりたかった「思考」に時間を投下しています。
図書館に行って哲学書を読み漁り、
その他の分野も学んで教養を深め、
徹底的に「思考」して人生を見つめ直しています。
超自由な時間を生かし、
これまで知らなかった価値観に触れ、
「思考」に「思考」を重ねる、
とても貴重な時間を過ごすことが出来ています。
サイドFIREにより、
超自由な時間を手にし、
人生の選択肢が広がりました。
何もやるにも、
私の自由です。
図書館に行けば、
無数の新しい世界が広がっています。
何も学ぶも自由、
いつまで図書館に居ても良い、
超自由です。
そして、
無数にあるそれは、
それぞれがいくらでも追求できるほど、
果てしなく奥深いものでもあります。
自由すぎて、
選択肢が多すぎことに気づきました。
「思考」に限っても、
無数の選択肢があります。
これから行こうとしている「旅」にも、
無数のプランがあります。
まるで、
「自由の刑」に処せられている気分に陥りました。
②自由による葛藤
「選択肢は多ければ多いほど良い」
「自由」が人生の最優先価値観である私は、
昔からこの言葉を信じて疑いませんでした。
「自由」とは、
「選択肢の多さ」とイコールだと思っていました。
しかし、
膨大な選択肢を持つと、
「自由の刑」に処せられることとなります。
あれもこれも・・・と、
頭の中が雑念で支配されてしまいます。
選択肢には適切な数があると言われており、
一説によるとそれは「７±２」とのことです。
つまり、
「自由」を獲得し、
膨大な選択肢を獲得したとしても、
選択肢は５〜９個まで「あえて」減らす必要があります。
自由度が低い人生で、
常に選択肢が５個未満というのは地獄に違いありません。
そんな人生、
私は絶対に嫌です。
そのため、
人生の選択肢を増やすという目的を持ち、
資産を頑張って増やしてきました。
しかし、
自由度が高すぎて、
選択肢が常に10個以上ある状況も「雑念」に苛まれます。
前提の話として、
人間にはマルチタスクをすることが出来ません。
※神経学的に証明されています
どんな天才であっても、
一度に複数の選択肢を選び、
並行して行うことは出来ないということです。
一生という限られた時間の中、
ひたすらに「１つのことに集中し続ける」しかありません。
そのため、
目の前の選択肢は常に５〜９個まで「あえて」減らし、
「雑念」を排除し、
目の前のことに没頭した方が良いということです。
どんな人間にも時間は平等に与えられているなか、
「自由な時間」を多く持った人の方が、
より人生を豊かにすることが出来るのは明らかです。
自由を謳歌するのにもコツがいることを学びました。
さらに、
「思考」を重ねることで、
すでに数多くの「自由の葛藤」が生まれています。
これら葛藤については、
今後「サイドFIREの葛藤」シリーズとしてたくさん記事を書いていく予定です。
人生を見つめ直し、
正常に「思考」出来ていると思っています。
その葛藤の中には、
「資産3,000万円でサイドFIREすれば良かった」というものもあります。
③資産3,000万円でサイドFIREすれば良かった
私は資産3,000万円達成により、
サイドFIREという選択肢を手にしました。
「いつでも仕事を辞めることができる」という状況を手にしました。
しかし、
私は「働きたいから、働く」というスタンスで、
その後も１年２ヶ月仕事を続けました。
ちょうどひと段落つき、
「良いタイミング」になるまで惰性で続けていた側面もあります。
それが、
１年２ヶ月後の「資産4,000万円達成」というタイミングでした。
しかし、
今思えば「資産3,000万円」で「１年２ヶ月早く」、
この環境に身を投じるべきだったと思っています。
私にとって、
サイドFIREは「3,000万円で達成可能」ということは分かっていました。
1,000万円は完全に余分でした。
そして、
人生は有限です。
余分な1,000万円と引き換えに、
「１年２ヶ月」出遅れました。
１年２ヶ月、
地味に歳をとってしまいました。
今はこの悔しさを胸に、
毎朝５時に起きるというルーティーンを崩さず、
「自由な時間」を無駄にせず、
日々努力しています。
この悔しさもプラスに捉え、
「１年２ヶ月」を取り返すスピードで成長していきたいと考えています。
「自由」を手にするのは、
早ければ早いほど良いです。
若いうちにしか出来ないことがあります。
まとめ：資産4,000万円あれば、虚しくなるほど自由になる
以上、
「資産4,000万円達成で起こる変化」についてでした。
まとめです。
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資産4,000万円までの道のり
「貯金」と「投資」で資産4,000万円達成
→毎月約71万円増加
「複利効果」の威力＋新NISAボーナス
→投資により２倍速で資産が増えていった
家賃交渉
→固定費削減は、サイドFIREのハードルを下げる
資産4,000万円達成で起こる変化
①サイドFIREを選択→「自由の刑」
→膨大な選択肢を持つと、「自由の刑」に処せられる
②自由による葛藤
→自由な時間で「思考」を重ねることで数多くの葛藤が生まれる
③資産3,000万円でサイドFIREすれば良かった
→「自由」を手にするのは、早ければ早いほど良い
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資産4,000万円を達成したのち、
サイドFIRE生活を選択しました。
そして、
自由な時間と膨大な選択肢を手にし、
「自由の刑」に処せられている気分に陥りました。
「サイドFIRE達成」という大きな目標を達成した、
燃え尽き症候群にも似た感情が、
それに拍車を掛けているとも思います。
その他、
すでに多くの「自由の葛藤」を経て、
日々新しい発見や新しい「思考」に満ちています。
自由な時間がなければ成し得ない、
「思考」に「思考」重ねるとても貴重な時間を過ごし、
毎日が充実しています。
１つの大きな後悔は、
「１年２ヶ月早く、資産3,000万円でサイドFIREすれば良かった」ということです。
サイドFIREの目標金額に達成したら、
すぐにサイドFIREすることをお勧めします。
この「自由の葛藤」について、
議論したいです。
共感いただけましたら、
メッセージいただけますと幸いです。
次回、
「資産5,000万円達成で起こる変化」もお楽しみに。
※2025年中に達成予定
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