【スピード出世】高速出世のメリット・デメリット・注意点【FIREへの近道】

③社畜ごっこ

今回は、
「スピード出世・高速出世のメリット・デメリット・注意点」について書いていきます。

私は30代前半で資産4,000万円を作り、
サイドFIREのような生活を送っています。

若いうちに自由を手にする事ができたのは、
「スピード出世・高速出世した」という要素が大きいと思っています。

FIREやサイドFIREを目指す人にこそ、
スピード出世・高速出世はお勧めです。

スピード出世・高速出世にはメリットが多くありますが、
デメリットや注意点もあります。

本記事では、
それぞれについて詳しく解説していきます。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記の通りです。

スピード出世・高速出世について

まず、
スピード出世・高速出世について解説していきます。

スピード出世・高速出世とは、
「一般的な速さと比べて短期間のうちに地位や役職が上がること」を指します。

一般的な速さの半分以下の期間で出世した場合、
スピード出世・高速出世と呼べると思います。

私の場合、
管理職(管理監督者)へ昇進するのに一般的には約10年かかるところ、
新卒入社2年半で達成しました。

一般的な速さと比べて4分の1の期間で異例の出世となり、
当時の社内最速記録でした。

※こんな記録には何の意味がありません

正直なところ、
出世には運やタイミングもあります。

管理職のポジションには限りがあり、
そのポストが空かない限りチャンスが巡ってこないためです。

私の場合、
新しい管理職のポジションが出来るタイミングで手を挙げ、
結果を残して勝ち取りました。

正直、
当時は強力なライバルも居らず、

運も良かったと思います。

しかし、
他を圧倒するような結果を残し続ければ、
スピード出世・高速出世という結果も自ずとついてくると思います。

どれだけ運が悪くても、
圧倒的な結果を残し続ければ、

一般的な速さの半分の期間で出世するのは十分に再現性があります。

運の要素もありつつ、
再現性は十分にあるのが、
スピード出世・高速出世です。

スピード出世・高速出世のメリット

「スピード出世・高速出世のメリット」を3つ挙げ、
詳しく解説していきます。

大きな自信がつく

スピード出世・高速出世を達成することで、
大きな自信がつきます。

一般的な速さと比べて短期間のうちに地位や役職が上がるということは、
それだけ上司に認められているということです。

それも、
一般的には一人の上司だけでなく、
決定権を持つ数多くの上司に認められるということです。

「見込み」だとしても、
ポテンシャルを評価されて期待されています。

また、
出世の背景には「自分との約束を守る」という積み重ねもあります。

圧倒的な結果を残す必要があるため、
自分の目標を達成するために努力し続け、
その積み重ねも自信に繋がっていきます。

仕事において自分を信じることが出来れば、
その後の社会人生活は間違いなく好転していくでしょう。

当然、
大学卒業後すぐにスタートダッシュを切り、
出来るだけ若いうちに自信をつけた方が良いです。

スピード出世・高速出世する意味はここにもあります。

数多くの失敗・成功体験を積むことが出来る

出世した後、
他の若手には見ることの出来ない会社の「いろいろ」が見えてきます。

一人だけ先取りし、
多くの景色を見て、
多くの経験を積むことができます。

良くも悪くも、
ショートカットして社会を知ることができます。

責任のある仕事を遂行した時の達成感や、
「自分でコントロールできない仕事」で叱責を受ける理不尽、
この日本社会に蔓延する闇を知って絶望する等々、
出来るだけ早く経験して学ぶことをお勧めします。

その厳しい環境の中で、
自分なりに考えて仕事をこなし、
失敗を積み重ねながら成功体験を積むことで大きく成長することができます。

平社員には見えない景色を見ることができ、
普通では経験できない仕事を任せてもらい、

それが毎日続いていく。

管理職と平社員の環境の差は歴然であり、
日々積み重なることで圧倒的な差になっていきます。

失敗も成功も、
人生における大きな財産です。

特に若いうちに出来るだけ多くのチャレンジをし、
出来るだけ多くの失敗を重ねることをお勧めします。

「成功はアート、失敗はサイエンス」という言葉もありますが、
検証しやすい失敗を積み重ねるべきです。

「経験値」の差が取り返しの付かないほど大きくなっていくイメージはしやすいと思います。

20代で圧倒的な差を付ける事が出来る

スピード出世・高速出世をすることは、
5個上10個上の先輩たちをぶち抜くということです。

前述の通り、
「経験値」の差が取り返しの付かないほど大きくなっていきます。

20代で管理職を経験することになれば、
他の20代には圧倒的な差を付ける事が出来ます。

20代で出来た差はなかなか埋まりません。

そして、
経験を積み続ければその差は広がる一方です。

圧倒的なリードをとり、
余裕を持って人生を送る事ができるようになります。

この余裕は、
FIREやサイドFIREに繋がっていきます。

出世をすればするほど経済的余裕ができる傾向にあります。

社畜生活を「短期集中」「5年限定」と割り切り、
全力で出世して管理職を経験し、
圧倒的な「経験値」と数千万円の「資産」を両取りする事も可能です。

※私の場合は5年間で2,000万円の資産

とにかく、
若いうちに管理職を経験することを強くお勧めします。

※「期間限定社畜」については別記事でまとめました

スピード出世・高速出世のデメリット

「スピード出世・高速出世のデメリット」を3つ挙げ、
詳しく解説していきます。

ナメられる

私の会社では、
管理職(管理監督者)へ昇進するのに一般的には約10年かかっていたため、
基本的に管理職のボリューム層は30代後半〜40代でした。

そんな中に20代の若造が入ったため、
好奇な目で見られてナメられることもありました。

※それ以上に応援してくれる優しい人が多かったですが

また、
社内の新入社員歓迎会で、
初対面の新入社員に同期だと思われてタメ口で話しかけれた事も何度かあります。

特に社外の初見の人達に対し、
苦労する事がありました。

「責任者」として私が取引先に訪問しても、
「新入社員」や「新卒採用の面接」等と間違えられる事がありました。

「若いのに立派で・・・」と、
(社交辞令で)褒めていただく事もありましたが、
やはり外見・貫禄も大事であると痛感する日々でした。

私の場合は比較的童顔のため、
尚更そのような扱いを受けました。

1つお勧めなのは、
若くして管理職に昇進した場合、

早いタイミングで「グレーのスーツ」に切り替える事です。

私は管理職の序盤は黒スーツで、
完全に「新入社員」に溶け込んでしまっていました。

「グレーのスーツ」に切り替えるだけで、
新入社員に間違えられる機会はグッと減りました。

そもそも、
年齢や外見でナメてくるような人間は
三流なので、
気にしない事が一番です。

圧倒的な結果を残し続け、
黙らせ続ける必要があるので、
精進し続けましょう。

嫉み僻み

5個上10個上の先輩たちをぶち抜いた結果、
一部の「中途半端な奴ら」に嫉妬され陰口を言われる事が多くありました。

かまっている暇は無いので無視し続けましたが、
嫌でも聞こえてきました。

まず、
そのように自分が出世できないくせに妬み僻む人間は三流です。

私の陰口を言っていた3個上の中途半端な奴は、
配置転換で私の部下となり、
プライドがへし折られたのか「逃げるように」退職しました。
※幸い、使えない人材だったため、まるで痛手はありませんでした

「出世したくない」は、
いつの間にか「出世できない」に変わり、
消えていく運命です。

その人も、
管理職の中ではまるで期待されていない人材でした。

人生において関わる価値はない人材なので、
完全無視することをお勧めします。

立ち止まって勉強する機会が減る

どの会社の管理職も、
かなり多忙だと思います。

「何かをすること」を「何かを出来ないこと」の言い訳にしてはいけませんが、
管理職(特にがむしゃらに働く時期)はとにかく時間がありません。

「経験値」を積むために出世をショートカットをするのは良いことですが、
研修をショートカットするのは難しい話です。

スケジュール通りの研修を受けることができず、
マネジメント研修の中間部分をすっ飛ばしてしまうことも発生します。

マネジメント研修自体はとても面白いですが、
激務の仕事の合間に組まれると罰ゲームです。

また、
管理職で残業の概念がなくなると、
労働時間は爆増する傾向があります。

その結果、
勉強に割ける時間が減り、
立ち止まって勉強する機会が減ります。

集中的に努力し、
スピード出世・高速出世することは大切ですが、
その中での「自由な時間」を確保するバランス感覚が難しいです。

個人的には、
経験に勝る勉強はないので、
経験が優先で問題ないと考えています。

立ち止まって勉強・準備し続けるよりも、
1日でも早く行動した方が良いです。

今すぐ行動し、
失敗を積み重ねながら成長していきましょう。

まとめ:スピード出世・高速出世が目的にならないよう注意

以上、
「スピード出世・高速出世のメリット・デメリット・注意点」についてでした。

まとめです。

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スピード出世・高速出世について
 →運の要素もありつつ、再現性は十分にある

スピード出世・高速出世のメリット
 ①大きな自信がつく

  →自分を信じることが出来れば、社会人生活は好転していく
 ②数多くの失敗・成功体験を積むことが出来る
  →失敗も成功も、人生における大きな財産
 ③20代で圧倒的な差を付ける事が出来る
  →圧倒的な「経験値」と数千万円の「資産」を両取りする事も可能

スピード出世・高速出世のデメリット
 ①ナメられる

  →「新入社員」や「新卒採用の面接」等と間違えられる事も
 ②嫉み僻み
  →人生において関わる価値はない人材なので、完全無視する
 ③立ち止まって勉強する機会が減る
  →経験に勝る勉強はないので、経験が優先で問題ない

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総合的に考えて、
スピード出世・高速出世はメリットの方が圧倒的に大きいです。

デメリットに関しては、
全て無視可能なものでした。

そのため、
私はスピード出世・高速出世をお勧めします。

一般的な速さの半分以下の期間、
普通の人の2倍以上の速さで出世し、
爆速で経験を積み、
20代で圧倒的な差を付けていきましょう。

しかし、
スピード出世・高速出世が目的にならないよう注意が必要です。

特に、
上司の顔色ばかりを見て、
評価を得るためにご機嫌取りをするような「ごますり出世」はしないことをお勧めします。

そんな小手先のテクニックに力を入れても、
「誤魔化し」でしかありません。

また、
「ごますり出世」は麻薬であり、
いずれ耐性がつき、
効果も長続きするものではありません。

私は、
飲み会にもあまり参加せず、
ごますりも一切しませんでした。

※性格上、出来ませんでした

スピード出世・高速出世の手段は、
「圧倒的な結果」を残
しつづける事しかありません。

私が上司になった時は、
「ごますり」は完全無視し、
「圧倒的な結果」を評価していました。

上司の顔色を気にする事なく、
ひたむきに目の前の仕事を頑張っていきましょう。

※「出世のすすめ」については下記記事でまとめています。
他にもたくさんの記事を書いているので、もし良ければ読んでいって下さい。

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