今回は、
「ワンストップ特例制度:自治体マイページとふるまどは併用できる」について書いていきます。
2024年のふるさと納税納付自治体数が5におさまったので、
初めてワンストップ特例制度を使ってみました。
オンラインで行えて便利でしたが、
自治体によって「自治体マイページ」と「ふるまど」に分かれており、
分かりづらく不便さも感じました。
結論から、
「自治体マイページ」と「ふるまど」は併用できます。
※それぞれが窓口になっているだけです
困っている人も多いと思ったので、
今回はワンストップ特例制度のオンライン申請について解説していきます。
・ワンストップ特例制度のオンライン申請をしようとしている人
・「自治体マイページ」と「ふるまど」に分かれていて困っている人
必見です。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
ワンストップ特例制度のオンライン申請について
ワンストップ特例制度は、
確定申告をせずにふるさと納税の寄附金控除が受けられる仕組みのことです。
寄附した自治体に「特例申請書」と「本人確認書類」を郵送申請するだけで、
控除上限額内の寄附額のうち2,000円を差し引いた金額が住民税から全額控除されます。
以下の3つの条件を満たす場合に限り、
ワンストップ特例制度を利用することができます。
①ふるさと納税以外の確定申告が不要な給与所得者(会社員など)
②医療費控除や初年度の住宅ローン控除を受ける必要がない
③1年間(1月~12月)のふるさと納税の寄附先が5自治体以内
2022年より、
このワンストップ特例制度のオンライン申請サービスが誕生し、
さらに便利になりました。
私も2024年のふるさと納税納付自治体数が5におさまったので、
初めてワンストップ特例制度を使ってみました。
注文時にワンストップ特例申請書の送付を希望する
ふるさと納税を実施する際、
「ワンストップ特例制度の書類が必要かどうか」問われます。
※下記は楽天ふるさと納税の注文画面
注文時、
ワンストップ特例申請書の送付を「希望する」にすることで、
返礼品とは別送で1〜2週間で封筒が届きます。
この「特例申請書」と「本人確認書類」を郵送申請するか、
オンライン申請サービスを利用することにより、
確定申告の代わりになる流れです。
いっぺんに申請した方がスムーズなので、
全ての自治体から封筒が届くのを待ちましょう。
「自治体マイページ」と「ふるまど」に分かれる問題
全ての自治体から封筒が届き、
各自治体の内容を確認したところ、
オンライン申請サービスの案内がバラバラで整合性がありませんでした。
実際にオンライン申請サービスを利用してみて一番気になったのは、
「自治体マイページ」と「ふるまど」に分かれるという問題でした。
自治体によって、
オンライン申請サービスが「自治体マイページ」だったり、
「ふるまど」だったりしてとてもややこしいのです。
自治体マイページとふるまどは併用できる
自治体によって案内するものが違いますが、
「自治体マイページ」も「ふるまど」も、
ただのオンライン申請の窓口ということになります。
「自治体マイページ」と「ふるまど」は併用できるため、
それぞれの自治体の指示の通りにオンライン申請を行えば大丈夫です。
極端な話、
郵送申請とオンライン申請を混ぜても良いですし、
全ての自治体でワンストップ特例制度の申請ができれば、
それで問題ありません。
私の場合、
「自治体マイページ:ふるまど=3:2」でした。
【自治体マイページ】
熊本県荒尾市
熊本県大津町
熊本県氷川町
【ふるまど】
北海道枝幸町
静岡県焼津市
「自治体マイページ」と「ふるまど」
それぞれについて簡単に解説します。
自治体マイページ
自治体マイページは、
オンラインワンストップ申請可能自治体が1,162もあるようです。
手順に沿えば、
申請はすぐに終わりました。
ふるまど
ふるまど対応自治体は362と、
自治体マイページの3分の1以下です。
手順に沿えば、
申請はすぐに終わりました。
まとめ:もれなくワンストップ特例制度の申請ができればOK!
以上、
「ワンストップ特例制度:自治体マイページとふるまどは併用できる」についてでした。
まとめです。
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ワンストップ特例制度のオンライン申請について
①注文時にワンストップ特例申請書の送付を希望する
→いっぺんに申請した方がスムーズなので、全ての自治体から封筒が届くのを待つ
②「自治体マイページ」と「ふるまど」に分かれる問題
→オンライン申請サービスの案内がバラバラで整合性がない
自治体マイページとふるまどは併用できる
①自治体マイページ
→対応自治体は1,162で多い
②ふるまど
→対応自治体は362で少ない
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とにかく、
「自治体マイページ」も「ふるまど」もただのオンライン申請の窓口であり、
全ての自治体でもれなくワンストップ特例制度の申請ができればOKです。
もちろん郵送を織り交ぜても良いですし、
万が一申請漏れがあれば年明けに確定申告をすれば問題ありません。
オンライン申請の窓口が一本化されていないのは確かに不便ですし、
ややこしくて分かりづらいです。
しかし、
これまで郵送でしか行えなかったものを便利にしてくれるサービスなので、
ありがたく活用するのが良いと思います。
特に一本化する意味もないので、
今後も一本化されることなくこのままの形だと思います。
分かりづらく勘違いしやすい形になっていますが、
うまく使いこなしていきましょう。
少しでも役に立てれば嬉しいです。
※「ふるさと納税に乗り遅れた後悔」に関しては、
過去記事で詳しく書いています。
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