今回は、
『「一生平社員でいい」の最大のデメリット・末路』について書いていきます。
私は30代前半で資産4,000万円を作り、
サイドFIREのような生活を送っています。
若いうちに自由を手にする事ができたのは、
「バリバリ働いて出世した」という要素が大きいと思っています。
FIREやサイドFIREを目指す人にこそ、
バリバリ働いて出世することをお勧めします。
一方、
「一生平社員でいい」という言葉を使う人も多く存在します。
「出世せずにゆるく働く」という姿勢です。
私は、
その言葉もその姿勢も嫌いです。
特に「一生平社員でいい」という言葉の傲慢さが大嫌いです。
そして、
「一生平社員でいい」という言葉を使う人、
「出世せずにゆるく働く」という姿勢の人は、
これからの時代において悲惨な末路を迎えると考えています。
その理由について、
詳しく解説していきます。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の構成は、下記の通りです。
「一生平社員でいい」の最大のデメリット
早速、
「一生平社員でいい」の最大のデメリットを挙げ、
詳しく解説していきます。
「一生平社員でいい」という言葉から滲み出る傲慢さ
まず、
「一生平社員でいい」という言葉自体が、
かなりぶっ飛んでいると思います。
この言葉自体がデメリットなので、
使わないことを強くお勧めします。
無意識にこの言葉を使ってしまっている人、
要注意です。
「一生平社員でいい」という言葉は、
とんでもない上から目線であり、
著しく謙虚さに欠ける傲慢な言葉だと思います。
自分がその発言・発想をするに値するのか、
じっくり考える必要があります。
おそらく無意識のうちに、
「一生平社員”が”いい」ではなく、
「一生平社員”で”いい」という言葉を選択していると思います。
「一生平社員”が”いい」は、
身の程をわきまえた割と謙虚な言葉だと思います。
一方、
「一生平社員”で”いい」という言葉には、
「実は管理職に昇格も可能で、他の選択肢も多々あるが、一生平社員”で”いい」
という意が内包されています。
心の奥のどこかで、
カッコつけています。
私の経験上、
「一生平社員でいい」という愚かな発言をする人間の99%は、
すでに平社員という選択肢しか与えられていません。
本気で頑張ったとしても一生平社員のままなので、
どうか安心して欲しいです。
「出世したくない」が「出世できない」に変わる理由と似ています。
※詳しくは下記記事にまとめています。
自分を客観視する事ができず、
著しく謙虚さに欠けていることからも、
能力不足が明らかだと思います。
自分のちっぽけなプライドを守るため、
ついうっかり「一生平社員でいい」なんて言葉が口から出てしまうのでしょう。
みっともない発言をしないため、
グッと堪える忍耐力も鍛えていく必要があります。
平社員以外の選択肢がないのだから、
「一生平社員”で”いい」ではなく、
「一生平社員”が”いい」という言葉を使うべきです。
いや、
もっと身の丈にあった、
もっと遜った言葉がふさわしいと思います。
本当であれば、
「どうか一生平社員で居させてください」
というレベルの言葉を使わなければなりません。
会社にぶら下がらせてもらうのだから、
会社に一生面倒を見てもらうのだから、
それくらいの謙虚さが必要だと本気で思っています。
まずは、
自分を客観視し、
謙虚になる必要があります。
その傲慢さは、
間違いなく他の場面でも滲み出ます。
人生において、
自分の可能性を狭める思考だと思います。
まずはこの諸悪の根源である思考から改め、
根性を叩き直すべきです。
「一生平社員でいい」の末路
「一生平社員でいい」という思考の人間の末路について、
解説していきます。
真っ先にリストラ候補に上がる
至極当然のことですが「一生平社員でいい」という思考の人間は、
真っ先にリストラ候補に上がります。
前述の通り、
会社にぶら下がり、
面倒を見てもらっているからです。
これからの時代、
終身雇用の崩壊により日本企業でも大規模なリストラがどんどん敢行されていくでしょう。
多くの企業に、
ぶら下がり社員を養い続けるだけの体力が残されていません。
「一生平社員でいい」という思考の人間は、
残念ながら会社にとってのお荷物です。
年功序列も崩壊してきているとは言え、
「勤続年数が長いだけ」で無駄に賃金が高くなっていることも多くある話です。
無駄に賃金の高い「一生平社員でいい」という思考の人間よりも、
やる気のある若手社員の方が、
会社にとって100倍重要な人材です。
残念ながら、
終身雇用崩壊により、
「出世せずにゆるく働く」が通用しない時代に入っています。
昭和時代の「窓際社員」もすでに絶滅危惧種です。
自分が「どうか一生平社員で居させてください」と願う中、
「いつ首を切られてもおかしくない」という不安に苛まれ続ける日々。
考えるだけで、
ゾッとします。
会社に居づらくなる
運よくリストラを逃れたとしても、
地獄の日々が待っています。
「一生平社員でいい」という思考の人間は、
後輩にどんどん追い抜かれていきます。
5年でも10年でも、
平気で追い抜かれ続けていきます。
誇れるものは「勤続年数」や「年齢」だけです。
ちっぽけなプライドを守って、
「勤続年数」や「年齢」だけでマウントを取り続ける老害になるか。
※こういう痛い平社員も多く存在します
プライドを全て捨てて、
後輩に追い抜かれ続ける運命を大人しく受け入れるか。
よほど強い個性やキャラがなければ、
周囲からの理解を得るのは難しく、
どちらも生き地獄でしょう。
いずれにしても、
5歳下や10歳下の上司に指示されて働く日々です。
想像するだけで、
私には耐えられません。
運よくリストラを逃れたとしても、
この地獄の平社員生活に耐えきれず、
いずれ自ら退職を選択することになると思います。
まとめ:「一生平社員でいい」「出世せずにゆるく働く」は通用しない時代
以上、
『「一生平社員でいい」の最大のデメリット・末路』についてでした。
まとめです。
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「一生平社員でいい」の最大のデメリット
「一生平社員でいい」という言葉から滲み出る傲慢さ
→とんでもない上から目線であり、著しく謙虚さに欠ける傲慢な言葉
「一生平社員でいい」の末路
①真っ先にリストラ候補に上がる
→「いつ首を切られてもおかしくない」という不安に苛まれ続ける日々
②会社に居づらくなる
→5歳下や10歳下の上司に指示されて働く日々
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これまで述べてきた通り、
「一生平社員でいい」「出世せずにゆるく働く」は通用しない時代です。
まずは、
「一生平社員でいい」という言葉を使わないことを強くお勧めします。
謙虚さを欠き、
傲慢であるからです。
まずはこの諸悪の根源である思考から改め、
根性を叩き直すべきです。
また、
「一生」という単語を使うわりに、
長期的視点に著しく欠けており、
短期的視点でしかありません。
「一生」平社員で居続ける事を、
本気でイメージしてみましょう。
真っ先にリストラ候補に上がり、
会社に居づらくなることは簡単に想像できると思います。
出世は世界を広げます。
忌避することなく、
チャレンジすることをお勧めします。
※「出世のすすめ」については下記記事でまとめています。
他にもたくさんの記事を書いているので、もし良ければ読んでいって下さい。
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