【出世のすすめ】「出世したくない」が「出世できない」に変わる理由【負け犬】

③社畜ごっこ

今回は、
『「出世したくない」が「出世できない」に変わる理由』について書いていきます。

私は30代前半で資産4,000万円を作り、
サイドFIREのような生活を送っています。

若いうちに自由を手にする事ができたのは、
「バリバリ働いて出世した」という要素が大きいと思っています。

FIREやサイドFIREを目指す人にこそ、
バリバリ働いて出世することをお勧めします。

逆に、
「出世したくない」人は、

人生ハードモードに陥るため、
要注意です。

本記事では、
そのことについて詳しく解説していきます。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記の通りです。

「出世したくない」という危険な思考

「出世したくない」
「管理職になりたがらない」
そんな若手社員が増えています。

私も出世の経験を通じ、
多くの人と関わり、
肌で感じてきました。

世の中に蔓延している「出世忌避」「管理職忌避」の風潮は、
下記のようなものです。

「平社員のままのほうがコスパが良い」

「管理職の罰ゲーム化」

「役割が増え、責任も重いのに、平社員よりタイパが悪い」

私は、
「出世はコスパ・タイパが悪い」という考えは誤解であり、
「出世はコスパもタイパも良い」と考えています。

このことについては、
下記記事に詳しくまとめています。

簡単にまとめると、
下記の通りです。

「出世はコスパ・タイパが悪い」という誤解
 →人生100年時代、長期的視点で見る必要がある

 出世のコスパの良さ
  ①数字に現れない出世のメリット
  
 ⑴出張の毎日で光熱費が激安(ほぼ基本料のみ)
   ⑵「出張の日当」+「ホテルの朝食」で食費はほぼゼロ
   ⑶会食などで食費が経費で済むことも多い
   ⑷出張費の立て替えでクレカ利用分等のポイントが貯まる
  ②「お金を使う暇がない」ジレンマ

   →お金を貯める意味でも、管理職は有利

 出世のタイパの良さ
  ①「経験」が最強の教科書
   →管理職に出世するプロセスも業務も、全てが財産
  ②「早期発見」が最強の薬
   →「管理職が向いていないこと」を「早期発見」することも大切

長期的視点で見れば、
出世はコスパもタイパも良いです。

「出世したくない」という思考の人は、
出世の短期的なコスパの悪さやデメリットしか見えておらず、
長期的視点に欠けています。

「出世したくない」と思っている若手社員は、
自分がどういう将来を迎えるのか?

長期的視点で真剣に考えていかなければなりません。

私は、
「出世したくない」は、
すでに「出世できない」であるケース、

つまり手遅れであるケースが非常に多いと考えています。

自惚れ「出世したくない」を、
勘違い「出世したくない」を、
私はこの目で数多く見てきました。

数少ないホンモノの「”出世できる能力があるが”出世したくない」も、
時を経て「出世できない」に変わる運命です。

「出世したくない」がいかに危険な思考であるか、
詳しく解説していきます。

「出世したくない」が「出世できない」に変わる理由

「出世したくない」が「出世できない」に変わる理由について3つ挙げ、
それぞれ詳しく解説していきます。

「出世したくない」思考のネガティブな部分の解説になります。

現状維持バイアスでチャレンジの機会を失い続ける

「出世したくない」思考の根本には、
「現状維持バイアス」があります。

「現状維持バイアス」とは、
変化を避けて現状維持を求める、
”現状から好転するとわかっていても行動できない”心理傾向のことです。

「このままの平社員のままで良い」という思考は、
変化を避けて現状維持を望んでいることが明らかです。

現状の心地よい環境に満足し、
「コンフォートゾーン」から抜け出せない状況です。

「コンフォートゾーン」とは、
「快適な空間」を意味し、
慣れ親しみストレスや不安を感じずに過ごせる心理的な安全領域のことです。

つまり、
今の安心・安全な環境に満足し、
失敗を恐れてチャレンジできていないということを意味します。

また、
変化の激しいこれからの時代において、
現状維持は「退化」を意味します。

周りの環境・周りの人は変化し成長し続ける中、
自分だけ変わらないままであれば、

相対的に「退化」であることが明らかです。

時代の変化・進化に対応するためには、
自分も変化し成長し続けなければなりません。

リスクをとって「コンフォートゾーン」の外側に出なければ、
人間としての成長は見込めません。

これからの時代で現状維持したい場合、
「成長」や「
変化」が必須であり、
「現状維持バイアス」は捨てる必要があります。

失敗を恐れている場合ではありません。

チャレンジの機会を失い続けることが、
人生においてどれだけ大きな損失になるか?
本気で考えてみてください。

失敗を恐れず、
チャレンジを続けていきましょう。

愚かな他力本願思考

「出世したくない」という思考は、
「ずっと平社員で居続けたい」という思考です。

仕事ができない人ほど、
終身雇用や安定を追い求め、
会社にすがりつく傾向があります。

「ずっと平社員で居続けたい」と会社にぶら下がりながら、
会社に安定や給与保証を追い求める姿を見る限り、
「愚かな他力本願思考」でしかないと考えています。

会社の利益を生み出すことに関して、
幹部や管理職などに任せているからです。

また、
「自分の給料分は会社に貢献している」と思っている人は、
勘違いである可能性が高いです。

会社では給料以外にも「人」に関する費用を支払っており、
業種や業態・利益率などによって大きく違いがありますが、
「自分の給料の3倍は売上を稼がないと一人前ではない」と考えていた方が良いです。
※健康保険料や厚生年金保険料、労働保険には「会社負担分」があり、それも考慮

平社員の人たちは、
「重要な仕事は管理職に任せて、会社にぶら下がっている」
という自覚を持ち、
もう少し謙虚にならなければいけません。

今後、
定年退職制度も終身雇用も崩壊していきます。

より流動的な人材採用となり、
「ずっと平社員で居続けたい」という希望を通すことが難しくなります。

そして、
「出世したくない」「ずっと平社員で居続けたい」と言う、
愚かな他力本願思考な人材を、
終身雇用が崩壊した会社が雇い続けると思いますか?

そもそも、
定年退職制度も終身雇用も、
「愚かな他力本願思考な人材たちが崩壊させた」と言っても過言ではありません。

皮肉なことに、
「出世したくない」と言う他力本願で無能な人ほど、
「ずっと平社員で居続けたい」という希望を通すことが難しい時代となります。

自分を客観視できていない、謙虚さが足りない

最後に、
非常に重要な要素について解説します。

「出世したくない」という言葉が、
自分にふさわしいかどうか。
考えて発言する必要があります。

「出世したくない」という言葉のほとんどは、
「”出世できる能力があるが”出世したくない」という意味で発せられると思います。

よって、
発する人間を選ぶ「非常に難しい言葉」であると思います。

そんな「非常に難しい言葉」であるにも関わらず、
世の中で乱発されていることに大きな違和感を感じています。

あなたには、
本当に「出世できる能力」があるのでしょうか?

私は、
「出世したくない」は、
すでに「出世できない」であるケース、

つまり手遅れであるケースが非常に多いと考えています。

情けない現状維持バイアス、
失敗を恐れてチャレンジできない姿勢、
愚かな他力本願思考で居ながら、
「出世できる能力」があると思える根拠は何でしょうか?

自惚れていませんか?

勘違いしていませんか?

自分を客観視することができず、
謙虚さが足りず、
自惚れたり勘違いしたりする無能が大量発生しています。

中には、
出世の声がかかっていないにも関わらず、
「俺は出世の打診があっても断る」と高らかに宣言する人が居ます。

残念ながら、
その宣言の「ほぼ全て」が勘違いです。

出世の声がかかることはないので、
安心して欲しいです。

自惚れ「出世したくない」は、
勘違い「出世したくない」は、
頭の中がお花畑のようです。

上司からしたら、
告白していないのに振られているような気分になります。

※私も何度家この不思議な体験をしました

ある意味、
幸せなのかもしれませんが、

見ていて恥ずかしいです。

そして、
「出世したくない」という発言により、
その自己中心的な勘違い思考、
「誤った自己評価」と「謙虚さの欠如」が周囲に露呈していきます。

ますます、
「出世できない」道へ突き進むこととなります。

一度冷静になり、
自分を俯瞰して見て、
謙虚になった上で、
「出世したくない」という言葉を発する資格があるのか?
確認してみることをお勧めします。

自分のためにも、
愚かな発言は避けましょう。

まとめ:これからの時代、「出世したくない」の末路は悲惨

以上、
『「出世したくない」が「出世できない」に変わる理由』についてでした。

まとめです。

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「出世したくない」という危険な思考
 →数少ないホンモノの「”出世できる能力があるが”出世したくない」も、
時を経て「出世できない」に変わる

「出世したくない」が「出世できない」に変わる理由
 ①現状維持バイアスでチャレンジの機会を失い続ける

  →変化の激しい時代において、現状維持は「退化」を意味する
 ②愚かな他力本願思考
  →終身雇用も崩壊し「ずっと平社員で居続けたい」という希望を通すことが難しくなる
 ③自分を客観視できていない、謙虚さが足りない
  →「出世したくない」という言葉が、自分にふさわしいかどうか。謙虚に。

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結構辛辣に書いてきましたが、
私が見てきたリアルです。

そもそも、
「出世したくない」は、
自惚れや勘違いである可能性が高いです。

恥ずかしい思いをする可能性が非常に高いので、
実際に出世の打診があるまでは口にしないことをお勧めします。

まずは謙虚になりましょう。

数少ないホンモノの「”出世できる能力があるが”出世したくない」も、
時を経て「出世できない」に変わるのが恐ろしい話です。

現状維持バイアスでチャレンジの機会を失い続け、
愚かな他力本願思考に蝕まれ、
自分を客観視できずに謙虚さが足りなければ、
人間として劣化するのは当たり前の話です。

「出世したくない」という思考が、
「出世したくない」という言葉が、
これからの時代においてどれだけ危険なものであるか、
共感・理解していただけましたら幸いです。

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