今回は、
「サイドFIREの葛藤:FIREしない方が良い理由」についてまとめていきます。
私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。
サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。
悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。
・FIREしない方が良いのでは?と悩んでいる人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人
必見です。
サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
「FIREはやめとけ」は本当か?
FIREやサイドFIREを目指す上で、
「FIREはやめとけ」という批判的な意見をよく目にします。
ぶっちゃけ、
「FIREはやめとけ」の8割は嫉妬だと思っています。
過去の記事「FIREが気持ち悪いと叩かれる理由」の中でも書いた通り、
必要以上にFIREブームが加熱した結果、
「見たくない人の目」にも触れてしまったため、
必要以上に反感を買っているのです。
FIREは、
多くの人にとって「目指す気も起こらない」高すぎる壁であり、
実際に一握りの人間にしか達成することができません。
※上記記事にも記載の通り、これは能力としての優劣ではなく「価値観の違い」です
FIREの本質を知らず(ろくに調べず)、
「一人だけ優雅に遊びまわっている」と誤解している人にとって、
FIREは憎たらしい存在であるため、
妬んだり僻んだりしても仕方ありません。
前回の記事「FIREのイメージと実体とのギャップ」の中でも書いた通り、
「働きたくない」怠け者のイメージ、
「納税しない」ズルいイメージ、
「ギャンブルで金を増やす」胡散臭いイメージも、
嫉妬に拍車をかけると思います。
※全て誤解ですが
「FIREはやめとけ」の8割は嫉妬であり、
FIREやサイドFIREを目指す上で無視すべきです。
しかし、
私は「FIREはやめとけ」はあながち間違いではないと考えています。
8割は嫉妬ですが、
残りの2割を無視してはいけません。
本記事では、
「FIREはやめとけ」の向き合うべき2割についてフォーカスを当てていきます。
FIREしない方が良い理由
「FIREしない方が良い理由」について3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。
エネルギーが抑えきれない
FIREには、
「働きたくない」怠け者のイメージが付きまといますが、
実際のFIRE達成者はかなりの働き者でエネルギッシュな人たちです。
完全FIREしようにも、
エネルギーが抑えきれないと思います。
FIRE達成の過程で、
普通の人の数倍働いてたくさん稼ぎ、
お金の勉強も頑張ってきました。
そんな努力家のFIRE達成者であれば、
3ヶ月くらいゆっくり休んだ後、
じっとしていられなくなると思います。
しかも、
30代や40代でFIRE達成した場合、
体力も気力も有り余っています。
私もサイドFIRE達成後に2週間ほど田舎の空き家で完全休暇を取りましたが、
「何もしない」のは2週間が限界でした。
それ以上休むと、
自分が自分でなくなる気がして、
憂鬱になってきます。
私も2週間の完全休暇でリフレッシュして体力がみなぎり、
すぐに副業を再開してしまいました。
FIREを達成するような働き者でエネルギッシュな人たちは、
自由な時間で新しいチャレンジをすると思います。
その結果、
副業などの片手間仕事はもちろん、
起業などの大きなチャレンジも行い、
これまで以上の大きな仕事をする人が多いのではないでしょうか。
能力やエネルギーを無駄にしないためにも、
FIREしない方が良いと思います。
「働かなくて良いのに働く」が一番の贅沢
FIREの最大のメリットについてよく考えますが、
私は「働かなくて良い」という選択肢獲得が一番の強みだと考えています。
「働かなければ生きていけない」という状況は、
地獄のラットレースです。
嫌な仕事からも解放されず、
上司ガチャや部下ガチャを外すなど、
日々起こる理不尽な状況でもしがみ付き、
定年までストレスを抱え続けて生きなければなりません。
そんな地獄のラットレースから解放されること、
「働かなくて良い」という選択肢を獲得することこそが、
FIREの最大のメリットだと思います。
私も実際に、
資産2,000万円のおかげで一旦労働から解放され、
命を救われた経験があります。
資産2,000万円は少し心細いですが、
「(数年は)働かなくて良い」という選択肢があったからこそ、
ブラック労働から逃げることができました。
大袈裟でもなんでもなく、
まとまった資産がなければ、
私は衝動的に自殺していたかも知れません。
※メンタルを酷く病んでいました
そして、
「働かなくて良い」という選択肢を獲得しても、
働くか働かないかは自由です。
普通の人には獲得できない選択肢を獲得し、
人生の可能性を広げることができるのが、
FIREの最大のメリットだと思います。
個人的な意見ですが、
「働かなくて良い」という選択肢を獲得した上で、
完全FIREしないというのが、
一番贅沢だと思います。
「買えるけど買わない」が一番贅沢なのと同じです。
そんな贅沢を極限まで味わうためにも、
FIREしない方が良いと思います。
サイドFIRE最強説
以上述べてきた通り、
「エネルギーが抑えきれないから働く」
「働かなくて良いのに働く」
という労働は、
かなり有意義な労働だと思います。
「自分で仕事を選んでいる」という強烈な実感があり、
受動的ではなく能動的であり、
QOL(生活の質)もかなり高くなるでしょう。
それを実現させるのが、
私も実践中の「サイドFIRE」だと考えています。
完全FIREで「仕事をしない」のではなく、
軽い労働を続けるサイドFIREが最強かもしれません。
サイドFIREは社会との繋がりも残すことができ、
燃え尽き症候群も軽減することができ、
人生の最高のバランスを保つちょうど良い生き方だと思っています。
FIREではなくサイドFIREを選択することは、
妥協でも下位互換でもなく、
「積極的選択」になりうるということです。
※決して負け惜しみではありません
また、
6,000万円でFIREするより、
3,000万円でサイドFIREする方が圧倒的に早く自由が手に入ります。
※適正金額は人それぞれ異なります
自由な時間は、
若ければ若いほど価値が高いため、
できる限り早く手にしたいものです。
私個人としては、
当初のサイドFIRE達成目標であった3,000万円ではなく、
無駄に資産を増やして4,000万円でサイドFIREしたことすら後悔しています。
FIREではなく、
一刻も早くサイドFIREを選択することをお勧めします。
人生の最高のバランスを保つためにも、
FIREしない方が良いと思います。
まとめ:「FIREはやめとけ」はあながち間違いではない
以上、
「サイドFIREの葛藤:FIREしない方が良い理由」についてでした。
まとめです。
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「FIREはやめとけ」は本当か?
→8割は嫉妬だが、残りの2割は無視してはいけない
FIREしない方が良い理由
①エネルギーが抑えきれない
→能力を無駄にしないためにもFIREしない方が良い
②「働かなくて良い」のに働くのが一番贅沢
→贅沢を極限まで味わうためにもFIREしない方が良い
③サイドFIRE最強説
→人生の最高のバランスを保つためにもFIREしない方が良い
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「FIREはやめとけ」はあながち間違いではありません。
「FIREはやめとけ」の8割は嫉妬ですが、
FIREを盲目的に信じすぎるのも危険です。
良い面も悪い面もしっかりと見極め、
総合的に判断していきましょう。
私の場合はサイドFIREを選択して良かったと考えています。
「サイドFIRE最強説」もあながち間違いではないと思うので、
参考にしていただけると嬉しいです。
その他、
「サイドFIREの葛藤」シリーズの記事を沢山書いています。
※是非読んでみてください
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