【タダより高いものはない】無料コンテンツで時間の価値が下がる理由【サイドFIREの葛藤】

今回は、
「サイドFIREの葛藤：無料コンテンツで時間の価値が下がる理由」についてまとめていきます。

私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。

サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。

悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。

・無料コンテンツで時間を浪費している人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人
必見です。

サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし（基本社宅で自己負担小）、負債ゼロ

本記事の目次は下記の通りです。

FIREとは「時間＝人生」：「時は金なり」から「時は命なり」へ
無料コンテンツで時間の価値が下がる理由
まとめ：無料コンテンツに搾取されれば、FIREも台無し

FIREとは「時間＝人生」：「時は金なり」から「時は命なり」へ

前回の記事で、
『「時は金なり」から「時は命なり」へ』についてまとめました。
※以下、要点を抜粋して記載します

FIRE後に時間を浪費してしまう落とし穴
→時間は”ただの余暇”ではなく、”意識的に活用する”もの

FIREとは「時間＝人生」：「時は金なり」から「時は命なり」へ
　①「時は金なり」という常識の再考
　→現代の多様性社会においてナンセンスなのかもしれない
　②「時は命なり」時間とは人生そのもの
　→時間を浪費することは、人生を浪費すること
　③死を想い、時間の価値を上げる
　→死を意識しながら今この瞬間を大切にする

人生を充実させるためには、
「時間＝お金」ではなく、
「時間＝人生」と捉えるべきです。

時間とは人生そのものであり、
常に命の使い方を考えなければなりません。

特にFIRE達成後は時間が豊富になるため、
「命そのもの」をどう使うかという問いに直面することを意味します。

しかし、
ドラクエのAI戦闘コマンドの「いのちだいじに」だけで通用するものではなく、
守備力だけでなく攻撃力も強化する必要があります。

そして、
時間の価値を下げる障壁、
つまり命の価値を下げる障壁も多く存在します。

その答えのひとつが、
「無料コンテンツ」です。

本記事では、
「無料のもの」が時間の価値を下げる理由を深掘りし、
さらに「時間をどう使うか」について考えていきたいと思います。

無料コンテンツで時間の価値が下がる理由

「タダより高いものはない」という正論

「タダより高いものはない」という言葉があります。

従来は、
「無料で物をもらったり、理由のない好意を受けたりすると、お礼の品物に金が必要となるし、相手の無理な要求にも応じなければならない」
という意味で使われる言葉です。

この言葉を広い意味で捉えると、
「無料で手に入るものの裏には”何かしらの代償”が潜んでいる」
と考えることもできます。

現代社会には、
”無料で手に入るもの”で溢れかえっています。

広告付きの無料アプリ、SNS、動画配信サービス、ソーシャルゲーム

これらはすべて、
「金銭的な負担なしで楽しめる」代わりに、
ユーザーの時間を奪うことで成り立っているのです。

「無料だから」と気軽に手を出した結果、
気づけば膨大な時間を費やしてしまった経験は誰にでもあると思います。

「無料のスマホゲームをちょっと試してみよう」 → 気づけば数時間
「Youtube動画を流し見しよう」 → おすすめ機能に誘導されて延々と視聴
「SNSをちょっとチェック」 → 無限スクロールにハマってしまう

時間を消費した本人は「タダで楽しんだ」と思いますが、
その間に消費した時間は絶対に取り戻せません。

つまり、
無料コンテンツに時間（＝命）を支払っているのです。

無料コンテンツは命を奪う

無料コンテンツの最大の問題点は、
「時間の価値を意識させないこと」にあります。

有料コンテンツであれば、
支払った分だけ「元を取ろう」という意識が働きます。

映画館で1,500円を払えば、
上映中にスマホをいじることないでしょう。

しかし、
無料で観られる動画配信サービスでは”ながら見”が当たり前になります。

これは、
「お金を払っていないから、時間の価値も感じにくくなる」
という心理的な現象です。

無料コンテンツに時間を奪われるほど、
「時間＝命」という意識は薄れ、
何も生み出さない時間が積み重なっていきます。

「無料でお得」なYoutubeに人生の多くの時間を侵食され、
年々その割合が増え続けている人も多いのではないでしょうか。
※非常に耳が痛いですが、自分に言い聞かせています

FIRE達成後、
「自由な時間」を得たはずなのに、
無料コンテンツに搾取されていては本末転倒です。
※非常に耳が痛いですが、自分に言い聞かせています

有料コンテンツが時間の価値を上げる

無料コンテンツが時間を浪費させるなら、
「有料コンテンツ」を活用することが時間の価値を上げることに貢献します。

有料の本 → 「せっかく買ったからちゃんと読もう」という意識が働く
有料のセミナー → 「学んだことを活かそう」と行動につながる
有料のジム → 「お金を払ったから、継続しよう」と運動習慣がつく

「お金を払うこと」が「時間を大切にすること」に繋がる現象は、
多くの人が経験していることだと思います。

もちろん、
すべてを有料にすればいいという話ではありません。

しかし、
「無料だから」と安易に飛びつくのではなく、
「この時間を使う価値があるか？」と考えるだけで、
時間の使い方が変わってくると思います。

まとめ：無料コンテンツに搾取されれば、FIREも台無し

以上、
「サイドFIREの葛藤：無料コンテンツで時間の価値が下がる理由」についてでした。

まとめです。

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FIREとは「時間＝人生」：「時は金なり」から「時は命なり」へ
→常に命の使い方を考えなければならない

無料コンテンツで時間の価値が下がる理由
　①「タダより高いものはない」という正論
　→無料で手に入るものの裏には”何かしらの代償”が潜んでいる
　②無料コンテンツは命を奪う
　→お金を払っていないから、時間の価値も感じにくくなる
　③有料コンテンツが時間の価値を上げる
　→「お金を払うこと」が「時間を大切にすること」に繋がる

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FIREは「お金の自由」だけではなく、
「時間の自由」を得ることでもあります。

しかし、
その自由な時間が無料コンテンツに搾取されてしまえば、
FIREの本質が失われてしまいます。

・無料コンテンツは「タダ」ではなく、「時間＝命」を支払っている
・無料で手に入るものほど、時間の価値を下げてしまう
・有料コンテンツを活用することで、時間の価値を意識できる

FIREを達成したからこそ、
「何に時間を使うか？」を意識することが、
真の自由につながります。

上手く課金する能力含め、
総合力が問われます。

では、
本当に価値のある時間とは何か？

その答えは、
「若い時の時間」にあります。

次回、
『FIREとは「若い時の時間」を買うこと』についてまとめていきます。
↓

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その他、
「サイドFIREの葛藤」シリーズの記事を沢山書いています。
※是非読んでみてください
↓