【人生に一発逆転は不可能】ギャンブルに手を出してはいけない理由【敗者のゲーム】

④投資家ごっこ

今回は、
「ギャンブルに手を出してはいけない理由」について書いていきます。

結論から言うと、
ギャンブルは「敗者のゲーム」であり、
貧乏人への近道です。

間違っても、
サイドFIREを目指す人は、
「ギャンブル」を人生の選択肢に入れてはいけません。

本記事では、
ギャンブルの愚かさについて詳しく解説していきます。

※便宜上、
本記事では「投機・ギャンブル」を「ギャンブル」という言葉で統一します。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記目次の通りです。

「人生に一発逆転は不可能である」という残酷な真実

まず、
「人生に一発逆転は不可能である」という残酷な真実を知ることが大切です。

「一発逆転してやる!」とギャンブルに意気込む人間がいますが、
間違いなく愚かな選択です。

近道をしたい気持ちも、
楽してお金持ちになりたい気持ちも、
よく分かります。

しかし、
そのような愚かな思考により、
「投資必勝法」などの詐欺に遭う人間が後を絶ちません。

そのような人間には認知バイアス(偏見による認識のゆがみ)がかかっており、
カモになりやすい非常に危険な状態です。

人生に一発逆転は不可能であり、
全くもって再現性がありません。

これより、
私たち凡人がギャンブルに手を出し、
「一発逆転」を狙ってはいけない理由を3つ挙げ、
詳しく解説していきます。

投機・ギャンブルは敗者のゲームである

ギャンブルに手を出し、「一発逆転」を狙ってはいけない理由 3選

ギャンブルは参加者が搾取される構造である

ギャンブルは、
シンプルに「参加者が搾取される構造」です。

完全なる、
マイナスサムゲームです。

まずはその真実に目を向ける必要があります。

主なギャンブルにおける還元率(戻ってくる見込みのお金と、賭けたお金の割合)は下記の通りです。

宝くじ:46%
サッカーくじ(TOTO):50%
競馬、競輪、競艇、オートレース:75%
パチンコ:80%

つまり、
それぞれに100万円賭けた場合、
宝くじで戻ってくる見込みのお金は46万円、
サッカーくじ(TOTO)で戻ってくる見込みのお金は50万円、
競馬、競輪、競艇、オートレースで戻ってくる見込みのお金は75万円、
パチンコで戻ってくる見込みのお金は80万円
ということです。

残りのお金(20〜54万円)は、
運営する人間がごっそり持っていきます。

悪く言えば、
搾取です。

まず、
胴元がこれだけのお金を参加者から搾取しているという現実を知らなければなりません。

結果、
参加者全体においてはマイナスになる、

『敗者のゲーム』であることは明らかです。

見ての通り、
まさしく「宝くじは愚か者に課せられた税金」であり、
「相当質の悪いギャンブル」であることを理解しなければなりません。

また、
愚かなギャンブラーが口を揃えて言う「トータルで勝ってる」が虚言であることは、
「続ければ続けるほど上記の還元率に落ち着く」という真実から見ても明らかです。

もし、
ビギナーズラックで最初に勝てたとしても、
その幸運は続きません。

ギャンブルをしてたまたま勝てた場合、
「勝ち逃げ」あるのみです。

決して、
のめり込んではいけません。

ギャンブルの一発逆転劇には再現性が全くない

愚かなギャンブラーたち(大量)の犠牲のもとに存在する、
「ごく一部の勝者」は2種類に分かれます。

めちゃくちゃ運が良かった人」と、
「相当な策士」です。

ごく一部の勝者①:めちゃくちゃ運が良かった人

前者は、
その言葉の通り、
「めちゃくちゃ運が良かっただけ」です。

その「幸運」は全くもって再現性がないため、
凡人が真似しようものなら奈落の底へ転落する運命です。

当の本人でさえ、
同じことを繰り返すことは出来ません。

逆に、
ギャンブルを続けることで上記還元率に収束し、
マイナスに転じることでしょう。

そして、
その「幸運」が「不幸」へ転じるケースが後を絶ちません。

「宝くじで大金を手にした人が悲惨な末路を迎える」
という話は良く聞くと思います。

ただの「幸運」で手にした「身の丈に合わない大金」には、
人を狂わせるマイナスの力があるようです。

一方、
自分の力で形成した「身の丈にあった大金」には、
人を成長させるプラスの力があります。

このことからも、
「再現性のある方法で資産形成することの重要性」が分かると思います。

ごく一部の勝者②:相当な策士

後者を見るときには注意が必要です。

その裏にある「本質」を見抜かなければなりません。

中には、
ホンモノの「天才ギャンブラー」も居ます。

そのほか、
バレないように「イカサマをする人間」もいれば、

仕組まれた「サクラ」もいることでしょう。

そして、
中には詐欺師を含めた「計画的に搾取する人間」も紛れこんでいます。

そのような人間が、
「勝つべくして勝っている」世界です。

ごく一部の勝者が一発逆転しているように見え、
その姿に憧れ、
真似したくなるかもしれません。

しかし、
表面だけに捉われず、
「本質」を見抜かなければなりません。

「イカサマ」や「詐欺まがいの汚い手段」に一切頼らず、
自らの運に全てを委ねる場合、
「一発逆転劇」を再現するのは無謀の極みです。

あなたが「イカサマ」や「詐欺まがいの汚い手段」を持っているのであれば話は別ですが。

根底に、「自分は特別である」という愚かな心がある

なぜ、
このような「敗者のゲーム」かつ「再現性のないギャンブル」に手を出してしまう人が後を絶たないのか?

それは、
どこかに『ギャンブル必勝法』『投資必勝法』があると思っているからです。

そして、
心のどこかで「自分は特別であるから、必勝法を手にできる」という愚かな心があります。

残念ながら、
『ギャンブル必勝法』も『投資必勝法』も存在せず、
「自分は特別である」という思いも幻想である可能性が高いです。

主人公補正がかかっているのであれば、
頭を冷やし、
冷静になりましょう。

「イカサマ」や「詐欺まがいの汚い手段」を取る計画があり、
決定的な勝算・根拠があれば話は別ですが、
それ以外の場合は「自分は特別である」という愚かな心を捨てなければなりません。

その「靴磨きの少年」のような愚かな心は、
詐欺師に狙われるスキマとなります。

まとめ:ギャンブルは貧乏人への近道

以上、
「ギャンブルに手を出してはいけない理由」について書いてきました。

まとめです。

ーーーーーーーーーー

「人生に一発逆転は不可能である」という残酷な真実
 →人生に一発逆転は不可能であり、全くもって再現性がない

ギャンブルに手を出し、「一発逆転」を狙ってはいけない理由 3選
 ①ギャンブルは参加者が搾取される構造である

  →参加者においてはマイナスになる『敗者のゲーム』であることは明らか
 ②ギャンブルの一発逆転劇には再現性が全くない

  →「めちゃくちゃ運が良かった人」「相当な策士」ともに再現性がない
 ③根底に、「自分は特別である」という愚かな心がある
  →「靴磨きの少年」のような愚かな心は、詐欺師に狙われるスキマとなる

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結論ですが、
ギャンブルは「敗者のゲーム」であり、
貧乏人への近道です。

私の見てきた経験上、
愚かなギャンブラーはカモになりやすい性質を持ち、

「投資必勝法」などの詐欺に遭いやすく、
ますます貧乏になります。

間違っても、
サイドFIREを目指す上では、
ギャンブルは選択肢に入れてはいけません。

「勝者のゲーム」である、
インデックス投資を行うべきであることは明らかです。

ギャンブルは「お金で遊んでいる」という自覚を持った上で、
「捨てても良い余剰金」で行うものだと、
私は考えています。

私は、
「お金で遊べるほどの大金持ち」になったらギャンブルを始める予定です。

大金持ちになるまでは身分不相応であるため、
パチンコにも手をつけません。

パチンコデビューできるよう、
これからも蓄財を頑張っていきたいと思います。

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先日、
朝からパチンコ屋に並ぶ人たちを目にしました。

なぜか、
大金持ちに見える人は一人もおらず、
生活に困窮していそうな汚い格好をした人ばかりでした。

そのような人が、
少しでも減ることを願っています。

おすすめ書籍(2冊)

本記事の内容について、
おすすめ書籍を2冊紹介します。

「投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント」

「投資必勝法」などの文句に惑わされないために必要な知識をつけるのに最適な本です。

短期的トレード・投機(ギャンブル)は「敗者のゲーム」であり、
「勝者のゲーム」とは地味で退屈なものであるという真実を学ぶことが出来ます。

「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」

課題があるという事実と、
世界が成長するという事実は両立することを理解できます。

「世界は良くなっている」という事実に気づけば、
株式全体に投資するインデックス投資の有意義さが理解でき、
「投資必勝法」などの詐欺やギャンブルに手を出す余地はなくなるです。

是非、
この2冊を手に取り、
読んでみて下さい。

本記事では、
私目線で切り取った情報のみを載せ、
アレンジしています。

当然のことですが、
個人の価値観により、
人それぞれ重要な情報は異なります。

自分の頭で考え、
自分の人生を生きるためにも、
是非手にとって読んでみて下さい。

上記2冊の併せ読みをおすすめします。

今後、
あなたの取るべき行動が見えてくると思います。

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