今回は、
『サイドFIREの葛藤:「好きなことで、生きていく」を実現する方法』についてまとめていきます。
私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。
サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。
悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。
・「好きなことで、生きていく」に憧れている人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人
必見です。
サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
趣味を仕事にすると、嫌いになる理由
前回の記事で、
「趣味を仕事にすると、嫌いになる理由」についてまとめました。
※以下、要点を抜粋して記載します
「好きなことで、生きていく」は難しい
→YouTubeの策略通り、賛否で盛り上がった
趣味を仕事にすると、嫌いになる理由
①自由度がなくなる苦痛
→趣味(好きなこと)とは、「自由」であるべき
②利益のために頑張らなくてはいけない
→「趣味」と「頑張らなくてはいけない」を両立させることは困難を極める
③最終的に「作業」へと成り下がる
→「3人のレンガ職人」における、”仕方なくレンガを積む1人目”と同じ
「趣味」と「仕事」を両立させることは困難を極めるため、
「好きなことで、生きていく」は難しいということです。
私の経験上、
「趣味を仕事にすると、嫌いになる」と考えています。
同じような経験をし、
「好きなことで、生きていく」という言葉にモヤモヤし、
嫌悪感を抱く人も多いと思います。
そして、
何より悩んでいるのが「好きなことで、生きていく」というキャッチコピーに縛られているヒカキン達ではないでしょうか。
おそらく、
もうとっくの昔からYouTubeを楽しめておらず、
「利益」のための「作業」に成り下がっていることでしょう。
売上は全てを癒すが、
「好き」は失うのです。
そんな中、
「好きなことで、生きていく」をどのように実現していくかを考えました。
今回は、
そのことについて詳しく解説していきます。
「好きなことで、生きていく」を実現する方法
早速ですが、
「好きなことで、生きていく」を実現する方法を3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。
※あくまで私の経験に基づく私見です
「利益度外視」のスタンスを貫く
「趣味」と「仕事」を両立させることは困難を極めるため、
「好きなことで、生きていく」は難しいということでした。
「利益のために頑張らなくてはいけない」という現象が発生し、
要するに「利益」こそが敵なのです。
「利益」が必要な状況、
「利益」の重要性が大きくなればなるほど、
どうしてもそれに大きく振り回されてしまいます。
「頑張る」必要が出てきた結果、
「楽しさ」を容赦なく奪うことでしょう。
つまり、
「利益度外視」のスタンスを貫くことが重要です。
※詳しくは後述しますが、完全なる「利益度外視」は困難なのであくまで「スタンス」です
「趣味」と「利益」を結びつけた途端、
それが娯楽ではなく労働になってしまいます。
ベーシックインカムを作り生活基盤を整える
「利益度外視」のスタンスを貫くことにより、
娯楽を労働化することなく、
娯楽のまま大事に出来るという話でした。
そのためには、
大前提として「ベーシックインカムを作り生活基盤を整える」必要があります。
趣味や好きなことに「利益」や「頑張る」という要素が極めて小さく、
純粋に楽しむことができる状態です。
もちろん「本業で生活基盤を整える」も考えられますが、
それでは大半の時間を”お金を稼ぐための本業”に奪われ、
「好きなことで、生きていく」とは程遠い姿だと思います。
FIREを達成し、
「ベーシックインカムを作り生活基盤を整える」という状態、
つまり「多くの自由な時間」を趣味に投じることができる状態がベストでしょう。
それはサイドFIREやLeanFIREなどの亜種でも構いません。
「好きなことで、生きていく」を実現するためには、
「多くの自由な時間」も必要不可欠です。
「副業」の域から出さないこと
しかし、
綺麗事ばかりは言っていられません。
億万長者であれば、
完全なる「利益度外視」を実現することができます。
無条件で、
「好きなことで、生きていく」を実現できるでしょう。
一方、
多くの人が実現することになるサイドFIREやLeanFIREの場合、
完全なる「利益度外視」というのは厳しいです。
「好きなことで、生きていく」を実現するためには、
少しだけ「利益」が必要で、
少しだけ「頑張る」場面が発生します。
人生の柱となる趣味(好きなこと)には初期投資やランニングコストがかかり、
その分だけでも「利益」として回収する必要があるのです。
赤字を垂れ流して困窮に向かうようなことがあれば、
「好きなことで、生きていく」と呼ぶことはできません。
つまり、
「好きなことで、生きていく」を維持するため、
趣味を「副業」のようなポジションに据える必要があります。
「利益度外視」のスタンスは貫き通し、
楽しみながら”ある程度”稼ぐことができればOKです。
そして、
ここで重要なのが、
「副業」の域から出さないことです。
この塩梅が難しいところであり、
「売上(利益)は全てを癒す」の誘惑に負けず、
「お金持ちになりたい」などの欲をかくことなく、
「好きなことで、生きていく」を守り続ける必要があります。
まとめ:FIREこそが「好きなことで、生きていく」の近道
以上、
『サイドFIREの葛藤:「好きなことで、生きていく」を実現する方法』を実現する方法についてでした。
まとめです。
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趣味を仕事にすると、嫌いになる理由
→「趣味」と「仕事」を両立させることは困難を極める
「好きなことで、生きていく」を実現する方法
①「利益度外視」のスタンスを貫く
→「趣味」と「利益」を結びつけた途端、それが娯楽ではなく労働になる
②ベーシックインカムを作り生活基盤を整える
→「多くの自由な時間」も必要不可欠
③「副業」の域から出さないこと
→少しだけ「利益」が必要で、少しだけ「頑張る」場面が発生する
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つまりは、
FIREこそが「好きなことで、生きていく」の近道だということです。
大半の時間を”お金を稼ぐための本業”に奪われていては、
「多くの自由な時間」がないため、
「好きなことで、生きていく」と呼ぶことはできません。
また、
「副業」の域から出し、
「お金持ちになりたい」などと欲をかいて「利益」を追求してしまえば、
「好きなことで、生きていく」と呼ぶことはできません。
FIREして自分でベーシックインカムを作り、
「多くの自由な時間」を用いて、
「利益度外視」のスタンスを貫いて大好きな趣味に興じることこそが、
「好きなことで、生きていく」の1つの実現方法だと思います。
しかし、
「利益」という敵との付き合い方は非常に難しいです。
私も一度「クワガタの販売」で失敗しているので、
この時の反省を生かしながら、
「好きなことで、生きていく」を実現していきたいと考えています。
※下記記事で詳しく解説しています
少しでも参考にしていただけると幸いです。
その他、
「サイドFIREの葛藤」シリーズの記事を沢山書いています。
※是非読んでみてください
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