【搾取される】推し活が気持ち悪い理由を言語化【お金の無駄】

⑥哲学者ごっこ

今回は、
「推し活が気持ち悪い理由を言語化」について書いていきます。

昨今ブームとなっている「推し活」ですが、
私はこの「推し活」が嫌いです。

※個人的な意見です

推し活に対する漠然とした嫌悪感や、
何となく「気持ち悪い」と感じていた理由について深く思考したので、
詳しく解説していきます。

少しでも参考にしていただけると幸いです。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記の通りです。

根本的な理由:「自分が推されない」という「嫉妬」

まずはじめに、
大きな根本的な理由があります。

それは、
「自分が推されない」という「嫉妬」です。

一般人である私は、
不特定多数の人に「推される対象」になることはありません。

※狭義の意味で推されることはあるかも知れませんが

この文章を読んでいる人の大半も、
同じような状況にいると思います。

人の気持ちが、
「他の対象に矢印が向くこと」に対する「嫉妬」が、

間違いなく存在します。

もしも好意を寄せている異性に「推し」が居れば、
そのことに対する「嫉妬」のような気持ちは強くなるでしょう。

つまり、
「自分が推されない」という、
みっともない負け犬の遠吠え
ということです

そのことを念頭に、
読み進めていただけると幸いです。

※怒らないでください

推し活が気持ち悪い理由 5選

早速、
「推し活が気持ち悪い理由」について5つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。

搾取される心の弱さ

まず、
「何かを推す」という行為を思考したときに、
「搾取される心の弱さ」があると考えました。

現在、
「推し活」という便利な言葉を使い、
企業が「推し活ブーム」を作り上げています。

結局のところ、
そんな企業の扇動にまんまと
ハマり、

搾取されているということです。

これは、
マーケットの罠にハマる「心の弱さ」だと思います。

「推し活」というもの自体が一種の幻想であり、
詐欺にも似たような「価格のミスマッチ」を感じざるを得ません。

果たして、
その「推し活」で得られる瞬間の快楽(ドーパミン)に、
その価格に準じた価値があるのでしょうか?

適切な価格であれば良いのですが、
「AKB48総選挙の投票競争」など、
推し同士の競争・インフレを起こしており、
その「価値」には疑問しか感じません。

※適切な価格の範囲で、
細々と行う「推し活」であれば問題ないと思います。

そんな風に、
企業の扇動にまんまと搾取されていながら、
自分の活動を正当化していることに気持ち悪さを感じます。

瞬間の快楽、ドーパミンに負ける弱さ

「推し活」とは、
とても短絡的で「瞬間の快楽」の極みだと考えています。

「推しと目が合った」
「推しと握手ができた」
「推しとハイタッチができた」

AKB以降蔓延している「会える系」の戦略は、
このような接触行為によるドーパミンです。

この瞬間の快楽、
「ドーパミン中毒」は恐ろしいものであり、
大きな依存性があります。

求めるものに上限はなく、
ハマってしまえば「もっともっと」と、
何度も足を運ぶことになります。

薬物やジャンクフード、
ポルノなどと同様に「毒」です。

これも全て頭の良い人間の戦略であり、
行動と財布をコントロールされているのです。

秋元康は、
本当に天才だと思います。

生産性のなさ

当然ですが、
そんな「推し活」に生産性など皆無です。

瞬間の快楽・ドーパミンだけ得て、
生産物は何も残らず、
貴重な時間と貴重なお金をドブに捨てているようなものです。

※いずれゴミとなるグッズが残るくらいでしょうか

この現状を見て、
「本人が良ければそれで良い」
という肯定はあまりにも無責任だと思います。

また、
「推し婚」という、
極めて稀な「唯一生産性のある事例」に夢見ているのであれば、
ますます救われません。

そんな可能性に賭けるのであれば、
身近で素敵な人を探すことに労力を割いたほうがよっぽど有意義です。

シンプルにお金の無駄

また、
シンプルにお金の無駄です。

瞬間の快楽・ドーパミンに対し、
お金をドブに捨てるくらいであれば、
宝くじを買ったほうがマシだと思います。

宝くじは愚か者に課された税金ですが、
なんだかんだ還元率は45.7%あり、
「推し活」よりマシです。

私は、
もし家計を一緒にする配偶者が推し活にハマったら、
離婚を検討すると思います。

それくらい、
「お金の無駄でしかない」と考えています。

自分の人生を生きて欲しい

最後に、
「推し活」をしている人を見ていて思うのは、
「自分の人生を生きて欲しい」ということです。

「推し活」は、
冴えない現実から目を背けるという側面もあると思います。

「推し活」は仮想の世界で、
現実逃避にもってこいだと思います。

しかし、
現実から目を背けず、
「現実世界はもっと素晴らしい」ということを知って欲しいです。

もっと身近な現実に目をやり、
もっと自分自身や自分の身の回りの人間を推し、
「自分の人生を生きて欲しい」と思います。

「推し活」で使うエネルギーやお金、
そして貴重な時間を、
目の前の大切な人と分かち合って欲しいです。

完全に余計なお世話ですが、
企業の戦略に負けてドーパミン中毒になっている人は、
もっと自分自身を推して、
「自分の人生を生きて欲しい」と切に願います。

まとめ:「本人が幸せなら良い」では済まされない問題

以上、
「推し活が気持ち悪い理由を言語化」についてでした。

まとめです。

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根本的な理由:「自分が推されない」という「嫉妬」
→みっともない負け犬の遠吠えということ(重要)

推し活が気持ち悪い理由 5選

 ①搾取される心の弱さ

 →企業の扇動にまんまとハマり、搾取されている
 ②瞬間の快楽、ドーパミンに負ける弱さ
 →頭の良い人間の戦略に行動と財布をコントロールされている
 ③生産性のなさ
 →貴重な時間と貴重なお金をドブに捨てているようなもの
 ④シンプルにお金の無駄
 →宝くじを買ったほうがマシ
 ⑤自分の人生を生きて欲しい
 →「現実世界はもっと素晴らしい」ということを知って欲しい

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もちろん、
「推し活」は経済を回す意味では非常に重要です。

2021年度の「オタク」市場全体の市場規模は、
6,840億円に上ると言われています。

搾取される人を横目で見ていれば、
相対的に経済的裕福となり、
自分の現状にホッと胸を撫で下ろすことができます。

しかし、
「本人が良ければそれで良い」
という肯定はあまりにも無責任だと思います。

私自身、
魅力的な異性がいたとしても、
推し活をしていると知ったらそれだけで萎えてしまいます。

今回言語化したような「気持ち悪さ」が、
その人の価値をガクッと下げてしまうケースも発生するのです。

「推し活」で使うエネルギーやお金、
そして貴重な時間を、
目の前の大切な人と分かち合って欲しいと、

切に思います。

以上、
みっともない負け犬の遠吠えでした。

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