今回は、
「サイドFIREの葛藤:現代日本はマイナスサムゲーム?」についてまとめていきます。
私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。
サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。
悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。
・日本の未来に希望を持てない人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人
必見です。
サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
現代日本はマイナスサムゲーム説
ここ最近「ゼロサムゲーム」について考えてきて、
モヤモヤしたことがあるので書き綴ります。
「現代日本はマイナスサムゲーム説」です。
合計がゼロになる「ゼロサムゲーム」を超えた、
合計がマイナスになる「マイナスサムゲーム」です。
「現代日本はマイナスサムゲーム説」の根拠となる要素を3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。
戦後日本のプラスサムゲームからのリバウンド
戦後の日本経済は、
一時的に驚異的な成長を遂げました。
高度経済成長期、
製造業の輸出力、
そして1980年代のバブル経済。
まさに「プラスサムゲーム」であり、
日本が「成功」の象徴として語られる時代を築きました。
しかし、
その後の「失われた30年」は、
この国が構造的な課題を抱えた「マイナスサムゲーム」に陥っていることを示しています。
戦後復興期の栄光と現状を対比し、
「リバウンド」と取ることも可能です。
人口減少や少子高齢化、
財政赤字といった課題は、
経済の縮小だけでなく、
国民心理にも影を落としています。
「将来が明るくない」という感覚が根付いている現状は、
戦後復興期の希望に満ちた時代とは大きく対照的です。
バブル崩壊後の日本に蔓延する潜在的な意識は、
30年続く「負け癖」の可能性もあると思います。
敗戦国の十字架
第二次世界大戦の敗戦国である日本は、
単なる戦後復興を超え、
経済大国へと成長しました。
しかし、
その過程で背負った「敗戦国の十字架」は現在も色濃く残っています。
「戦争を忘れない」
「最後の被爆国にする」という意識は、
歴史の教訓として大切である一方で、
国民全体に潜在的な「敗者の記憶」を植え付けている側面も否定できません。
広島・長崎の平和記念式典などの行事も、
人々の意識を「平和」や「過去の過ち」へ向ける一方で、
「敗者としての日本」を再認識させている一面もあります。
その大切な想いが、
毎年8月に定期的に、
日々生み出される作品によって不定期的に、
現在の日本人に「敗戦国の十字架」を背負わせているのです。
戦勝国アメリカとの対比
日本に対し、
戦勝国であるアメリカは、
移民政策や経済成長を通じて、
いわゆる「プラスサムゲーム」の道を歩んできました。
多様性を受け入れ、
未来に対するポジティブな国民心理を育んできた点で、
日本と大きく異なります。
一方、
分断や不平等、
過剰消費などの課題も抱え、
実際には多くの犠牲や代償を伴っていることも見逃せません。
しかし、
たとえアメリカの経済が停滞しても、
社会全体が明るい未来を信じる”楽観的”な基盤を持っていることが特徴です。
対照的に、
日本は人口の減少や閉鎖的な社会構造が影響し、
将来に対する”悲観的”な感情が根強い状況です。
この違いは、
歴史的背景だけでなく、
文化や国民性の違いも影響し、
超えられない壁を形成していると思います。
まとめ:マイナスサムゲームから抜け出すには
以上、
「サイドFIREの葛藤:現代日本はマイナスサムゲーム?」についてでした。
まとめです。
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現代日本はマイナスサムゲーム説
①戦後日本のプラスサムゲームからのリバウンド
→戦後復興期の希望に満ちた時代とは大きく対照的
②敗戦国の十字架
→国民全体に潜在的な「敗者の記憶」を植え付けている
③戦勝国アメリカとの対比
→歴史的背景だけでなく、文化や国民性の違いも影響している
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「現代日本マイナスサムゲーム説」は、
戦後日本のプラスサムゲーム、
戦勝国アメリカのプラスサムゲームと比較することで強調されます。
日本がこのマイナスサムゲームから抜け出すためには、
経済の構造改革だけでなく、
「敗戦国の十字架」と向き合うことが必要です。
比較しないことも手段の1つですが、
目を背けることでは「将来が明るくない」という感覚を払拭することには繋がりません。
過去の歴史を尊重しつつも、
それに囚われすぎない心の在り方が求められます。
次回の記事で、
この「マイナスサムゲーム」の現状を踏まえた具体的な解決策を考えていきます。
次回、
「日本経済への不安を払拭する方法」についてまとめていきます。
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