【環境の重要性】身近に尊敬できる人がいないと謙虚さが失われる【傲慢になる】

③社畜ごっこ

今回は、
「環境の重要性:
身近に尊敬できる人がいないと謙虚さが失われる」について書いていきます。

働く上で、
生きる上で、
「環境」というのは非常に重要だと思います。

環境次第で運命が変わると言っても過言ではありません。

私は経験上、
特に「尊敬できる人」の存在が非常に大切だと考えています。

そのことについて、
詳しく解説していきます。

・身近に尊敬できる人がいなくて悩んでいる人
・環境を変えたいと思っている人

必見です。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記の通りです。

人間として重要な要素 Top2

まず、
「尊敬できる人間」とはどういう人か?
考えてみます。

人間として重要な要素はたくさんありますが、
私の中では2つの要素が大きな割合を占めています。

それは、
「謙虚さ」と「アンガーマネジメント」です。

それぞれについて詳しく解説していきます。

謙虚さ

日本では「謙虚さ」は美徳とされていますが、
これは非常に重要だと思います。

改めて、
意味を調べてみました。

けん‐きょ【謙虚】

[名・形動]控え目で、つつましいこと。
へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。
また、そのさま。

言わずもがな、
素晴らしい姿勢です。

私の好きな、
謙虚さの重要性を示す、

中国の書物「貞観政要」も紹介します。

『貞観政要』(じょうがんせいよう)

善い政治を行うには良き「補佐役」が必要である。

貞観の政権が成功したのは、
自分を叱ってくれる部下をたくさん抱えたこと。

部下に自由に意見を言わせ、
謙虚に素直に耳を傾け、
「なるほど」と思えばすぐに改めることが大切である。

リーダーシップを発揮する立場になればなるほど難しくなるというジレンマもあり、
難易度が高いことではありますが、
ものすごく重要なことです。

私は謙虚さを併せ持つリーダーが大好きで、
自分もそうあろうと努力しています。

アンガーマネジメント

そして、
「感情のコントロール」も非常に重要だと考えています。

特に「怒り」という醜い感情のコントロール、
アンガーマネジメントは非常に重要です。

至極当然の話ですが、
自分の感情すらマネジメントできない人間には、
他人をマネジメントすることなど不可能です。

アンガーマネジメントできない人間は、
部下を従える資格がないと考えています。

また、
アンガーマネジメントできないことにより、
自分を客観視できない「視野の狭さ」や「視座の低さ」、
「近視眼的かつ単眼的」であることも露呈します。

あらゆる面で、
圧倒的に未熟であることがバレるのです。

自分の感情に支配されることなく、
自分を俯瞰して見て、
客観視することが大切です。

私も本質的には短気なので、
怒りはグッと堪えた上で下記のような思考を巡らせ、

アンガーマネジメントしています。
※6秒以上は思考していると思います

①鳥の目のイメージで、視座を高くし、冷静に考える
(おのずと、他者から“みっともない”と思われるような事はしなくなる)
②視座を高くすることで、自然に視野は広がる
③他者からの目線もイメージし、複数の目で見ることで、思考に奥行きが出る
(距離感がつかめる)

さらに、
キレる時にはIQ50になるため、
周囲に弱点を晒すこととなります。

IQ50になった人間を潰すことは簡単であり、
私も過去に何度か無能な上司を潰してきました。

※下記記事で詳しく解説しています

アンガーマネジメントは、
自分の身を守るためにも非常に重要です。

身近に尊敬できる人がいないと謙虚さが失われる

これまで書いてきた通り、
「謙虚さ」と「アンガーマネジメント」の要素を兼ね備えている人は、

尊敬に値すると思います。

私の経験上、
こういう人は仕事ができる傾向にあると思います。

逆に、
「謙虚さ」と「アンガーマネジメント」の要素が欠如した人間は、
全く尊敬できません。

私の経験上、
そういう人間は総じて仕事もできない無能です。

私自身、
尊敬できる「スーパーマン」とも、
尊敬できない「ボンボン」とも働いたことがあります。

その対比を用いて、
「近くに尊敬できる人がいないと謙虚さが失われる」
について詳しく解説していきたいと思います。

尊敬できる「スーパーマン」と一緒に働いていた時

「謙虚さ」と「アンガーマネジメント」の要素を兼ね備えている、
「スーパーマン」と一緒に働いていたのは、
大企業での社畜時代でした。

私が管理職に昇進した時にはすでに部長であり、
その後3年間で「部長→本部長→取締役」と飛躍する姿も目の当たりにしました。

その様も非常にカッコよく、
それでいて「俺はまだまだだ」という口癖を持ち、

謙虚かつ貪欲に学んで働き続け、
まさにお手本のような存在でした。

とにかく、
めちゃくちゃ仕事ができる人でした。

めちゃくちゃ視野が広く、
めちゃくちゃ視座が高く、
誰よりも多くの視点で「複眼的思考」ができる人でした。

私は、
この人ほど仕事が出来る人間を知りません。

日本中を探しても、
そう居ないレベルだと思います。

ただ、
1つだけ大きな問題があり、
ものすごいパワハラ気質でした。

管理職に対しては容赦無くブチ切れ、
会議では10時間拘束して永遠と説教をし、
休日も夜中も関係なしにグループメールで指示を送ります。

全てが的確であり、
誰もが納得できる指示だったので、
余計にタチが悪いです。

会議ではキレ散らかしており、
常に空気がピリついています。

私はその姿を見て、
「アンガーマネジメントができていない」と思っていた時期がありました。

しかし、
キレてIQ50になっていると思いきや、
IQ140くらいありました。

組織のためを思い、
本気で「キレキャラ」を演じているだけの上司も稀に存在します。

アンガーマネジメントが欠如している無能とは真逆の、
超有能な上司です。

その場の一瞬の感情に左右されているように見えて、
本気で10年先、20年先、100年先を見据えています。

加えて、
この「スーパーマン」は「本物のショートスリーパー」でした。

※下記記事で言及しています

そんなチートには誰も勝てるはずがなく、
大企業で登り詰めるのも当然の話でした。

そんな「スーパーマン」を目の当たりにしてしまえば、
自分の未熟さしか見えてこず、
謙虚で居続ける以外の選択肢はありません。

尊敬できない「ボンボン」と一緒に働いていた時

「謙虚さ」と「アンガーマネジメント」の要素が欠如した、
「ボンボン(金持ちの子供)」と一緒に働いていたのは、
つい最近の話でした。

彼の両親はともに会社を経営しており、
それはそれは「ぬるい環境」で30年以上生きてきました。

完全な「与える教育」を受けており、
わがままに育っており、
様々な能力が欠如していました。

※下記記事で詳しく記載しています

そして、
「親ガチャSSR」のもと、
親の資金を
用いて、

ノーリスクで起業することとなります。

しかし、
そんな経験値のない「ボンボン」に経営が出来る訳もなく、
従業員は誰一人としてついてこず、
私がここに就職したのも「ゼロからの立て直し」を依頼されたからでした。

私が就職した時の状況は、
それはそれは悲惨でした。

彼自身の問題が多すぎて、
ここに書ききれないくらいです。

中でも目立ったのが、
「謙虚さ」と「アンガーマネジメント」の欠如でした。

クレームに対する向き合い方を見ても、
社内社外問わず、
自身に対する否定的な意見には一切向き合いません。

全てに対して上から目線で頭ごなしに否定し、
ガチで「謙虚さ」がゼロでした。

完全なる傲慢です。

「生まれ持った親ガチャSSR」を、
「自分の成功」と誤認して傲慢になっているようでした。

「衰退の5段階」で言う、
「成功から生まれる傲慢」の土俵にすら立てていません。

ビジョナリー カンパニー③衰退の五段階 より

さらに、
目先の感情に左右されてキレやすい性格でした。

「アンガーマネジメント」能力はゼロで、
ブチギレた時の得意技はライン連投でした。

ほぼ全てが的外れかつ理不尽で、
従業員はあきれ返り、
読む気も起きませんでした。

一時的な感情で動くとIQ50になるため、
正常な判断ができるわけがありません。

その他、
何事も他責思考で自責はせず、
「犯人探し」が大好きでした。

また、
「謝ったら死んでしまう病気」のようで、
謝罪ができない人間でした。

何一つとして、
1ミリも尊敬できない人間でした。

そして、
こうして文章を書いている時点で、
私自身が傲慢であることに気が付きます。

「1ミリも尊敬できない人間」と切り捨て、
完全に見下しています。

謙虚とは真逆の、
傲慢になっています。

この文章を通じ、
非常にみっともない姿を晒しています。

1ミリも尊敬できない人間と一緒に働くと、
身近に尊敬できる人がいないと、
「謙虚さ」が失われることを痛感しました。

私自身が大切にしている「謙虚さ」という要素を徐々に失っていくので、
本当にしんどかったです。

まとめ:「常に自分が一番」の状況で、成長するはずがない

以上、
「環境の重要性:身近に尊敬できる人がいないと謙虚さが失われる」についてでした。

まとめです。

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人間として重要な要素 Top2
 ①謙虚さ

 →リーダーが謙虚であるのは難易度が高いことだが、ものすごく重要
 ②アンガーマネジメント
 →アンガーマネジメントは、自分の身を守るためにも非常に重要

身近に尊敬できる人がいないと謙虚さが失われる
 ①尊敬できる「スーパーマン」と一緒に働いていた時

 →この人ほど仕事が出来る人間を知らない
 ②尊敬できない「ボンボン」と一緒に働いていた時
 →何一つとして、1ミリも尊敬できない人間

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つまりは、
「常に自分が一番」の状況で、
成長するはずがないということです。

自分以上の人間が居なければ、
「謙虚さ」を生み出すのは難しく、
「傲慢」になるのは自然な話だと思います。

もしも、
身近に尊敬できる人がいなくて悩んでいる人がいれば、
環境を変えることをお勧めします。

私も環境を変えることにし、
新たに尊敬できる人を探している最中です。

少しでも参考にしていただけると幸いです。

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