【相続税は意味不明？】理不尽！廃止すべき！という相続税批判の問題点【サイドFIREの葛藤】

今回は、
「サイドFIREの葛藤：相続税批判の問題点」についてまとめていきます。

私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。

サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。

悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。

・相続税が意味不明、理不尽だと思っている人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人
必見です。

サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし（基本社宅で自己負担小）、負債ゼロ

本記事の目次は下記の通りです。

相続税が親ガチャ等による「理不尽な格差拡大」を是正する
相続税批判の問題点
まとめ：本当の平等は「相続税100％」の上で成り立つ

相続税が親ガチャ等による「理不尽な格差拡大」を是正する

前回、
「資本主義社会が永遠に続くことを願う問題点」についてまとめました。
※以下、要点を抜粋して記載します

FIREは資本主義社会ありき
→資本主義社会が根底から崩れたら世界は一変し、FIREという概念も終わり

資本主義社会が永遠に続くことを願う問題点
　①自己中心的な思考である
　→資本主義社会を守りたいのは、自分の資産を守りたいのと同じこと
　②謙虚さを欠く
　→傲慢になり、「格差是正」に猛反対するような態度を取ってしまう
　③親ガチャ等による「理不尽な格差拡大」を助長する
　→「親ガチャSSR」等で棚ぼたで資産を手にした無能も存在する

「FIREは資本主義社会ありき」という当たり前の話から、
資本主義社会が永遠に続くことを願うことに対する問題点を挙げました。

私の個人的な意見ですが、
資本主義社会の一番の問題は、
親ガチャ等による「理不尽な格差拡大」を助長することだと考えています。

そして、
その「理不尽な格差拡大」を是正するため重要な役割を担うのが、
相続税です。

「親ガチャSSR」等で棚ぼたで資産を手にした無能たちのせいで、
資本主義が嫌われて批判されていると言っても過言ではありません。

さらにタチが悪いことに、
そういった無能な二代目ほど、
相続税に対して「意味不明だ！」「理不尽！」「廃止すべき！」と癇癪を起こし、
相続税批判をする傾向が強いと思います。

それに対して有能な二代目は、
親の資産の力に頼ることなく立派に生き、
相続税批判をすることもありません。

少なくとも、
私の周りにおいてはその傾向が顕著です。

「相続税に対する批判」について、
実際の事例を用いて考えていきたいと思います。

相続税批判の問題点

「相続税批判の問題点」を４つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説します。
※あくまで私の経験に基づく個人的な意見です

他力本願な無能モンスターを生み出す

まず、
「無能な二代目社長が会社を潰す」という話はよく耳にし、
実際に嫌な経験をしたことがある人も多いでしょう。

私も無能な二代目社長と一緒に働き、
耐えがたいストレスを抱えたことがあります。

そんな「無能な二代目社長の特徴」については、
下記記事で詳しく解説しています。
※以下、一部抜粋して記載します

無能な二代目社長の特徴
　①謙虚さゼロで傲慢・他人の意見を聞かない
　②アンガーマネジメントができない
　③視野が狭い・視座が低い・近視眼的かつ単眼的
　④自己中心的・わがまま
　⑤自分が有能だと勘違い
　⑥能力が低い（ポンコツ）
　⑦努力しない
　⑧圧倒的な経験不足
　⑨他責思考
　⑩謝罪ができない

とんでもない無能モンスターでした。

そして、
彼も相続税に対して「意味不明だ！」「理不尽！」「廃止すべき！」と癇癪を起こし、
相続税批判をするような人間でした。
※まるで資産自慢するかのように、場所構わず大声で論じる

まず最初に「相続税批判の問題点」を挙げるとするなら、
この「他力本願な姿勢」だと思います。

無能な二代目は親の資産（および会社）の力に頼らなければ生きていけないため、
相続をアテにしなければならず、
他力本願極まりないのです。

一方、
有能な二代目は親の資産（および会社）の力に頼ることなく立派に生きていけるため、
親の会社を継がなくても自力で解決し、
もちろん相続税批判などしません。

つまり、
相続税批判をすることは、
相続が必須な無能であることの証明であり、
他力本願な無能モンスターを生み出すということです。

「与える教育」はわがままモンスターを生み出す

他力本願な無能モンスターがなぜ育つのかを考えると、
やはり「与える教育」によるものだと考えています。

前述の無能な二代目社長を見ていると、
「与える教育」はわがままを生み出すと断言できるレベルです。

なお、
これは相続以前の教育の段階での「投資」になるため、
相続税が100％になったとしても避けられない問題になります。
※親が子供に「与えない」ことが大切

完全なる「与える教育」を受けた無能な二代目社長は、
親の金で欲しいものを何でも与えられた結果、
舌は肥えてぶくぶくと太り、
星野リゾートを「くだらん宿」と評してクレームを言ったり、
仕事で自分の思うようにいかなければすぐに癇癪を起こし、
手がつけられないわがままモンスターでした。

まさに、
相続税批判の姿勢そのものが、
わがままモンスターと言えるでしょう。

「親ガチャ」により棚ぼたで手にできる資産を死守したがるその姿勢は、
わがままであり滑稽です。

考えれば考えるほど、
「与えない教育」が正義だとしか思えなくなります。
※「与えない教育のメリット」については下記記事で詳しく解説しています

そして、
「与える教育」による問題はこれにとどまりません。

成長の機会を失い、「何も知らない」モンスターへ進化

さらに問題だと思うのは、
「大学生時代の年金」や「自動車免許所得費用」などを親から与えられた場合です。

これも相続以前の教育の段階での「投資」であり、
「親の優しさ」とも称することが出来るかもしれません。

しかし、
成長の機会を失い、
「何も知らない」モンスターへ進化させるので注意が必要です。

私は約100万円の「大学生時代の年金」と、
約16万円の「自動車免許所得費用」を自力で工面しました。

「大学生時代の年金」においては社会保障制度やお得な税金の支払い方法を学び、
「自動車免許所得費用」においては青春18きっぷと野宿を駆使してお金を生み出す工夫をしました。
※下記２記事で、それぞれについて詳しく解説しています

当時は金欠だったため、
「何も与えてくれない父親」を恨みましたが、
今では成長の機会を与えてくれたことに感謝しかありません。

一方、
「親に年金を払ってもらった人」はどうかと言うと、
何も知りません。

びっくりするほど、
何も知りません。

そもそも、
年金を払ったかどうかを知らない人すら居ます。
※自分で払った記憶がないなら親に払ってもらっていたのでしょう

社長の子供、
医者の子供、
裕福な家庭に育った人間ほど、
親に年金等を払ってもらい、
成長していません。

「優秀な遺伝子」を受け継ぎ、
本来は優秀なはずなのに、
私よりも（自力で作った）資産は少なく、
年収は低い人ばかりでした。

私が自分で払った約100万円分の国民年金は、
「成長の機会」というフィルターを経て、
1,000万円分の価値になって帰ってきたと本気で思っています。

成長の機会を失い、
「何も知らない」モンスターへ進化した人間との差は広がる一方で、
本当にもったいない話だと思います。

「優秀な遺伝子」が発揮できなくなる

これまで述べてきた通り、
相続以前の教育の段階での「投資」に限っても、
これだけの弊害があるということです。

すでに十分すぎる相続があるにも関わらず、
さらに膨大な資産の相続が加わると思うと、
考えるだけでゾッとします。

相続税100％になったとしても大きな問題が残るため、
相続税がいかに大きな役割を担ってくれるかが良く分かると思います。

相続するのは、
「優秀な遺伝子」と、
「高水準の教育」だけで十分ではないでしょうか。

それ以上の「過剰な甘やかし」や「資産」は、
必要だとは思えません。

むしろセーブすべきで、
「魚を与えるのではなく釣り方を教えよ」
という言葉に尽きると思います。

魚ばかり与えては、
成長の機会を失うばかりです。

「優秀な遺伝子」と「高水準の教育」を受け、
成長の機会をしっかり獲得していけば、
間違いなく有能な二代目になると思います。

「優秀な遺伝子」を発揮することができれば、
相続税100％でも立派に生きていけるに違いありません。

対する無能な二代目は、
「優秀な遺伝子」と「高水準の教育」に加え、
「過剰な甘やかし」や「資産」を与えられすぎた結果、
本来の能力が発揮出来なくなっているのではないでしょうか。

まるで、
肥料のようだと思います。

与えすぎは逆効果であり、
枯れてしまうのです。

国が相続税100％にしないのであれば、
親が「セルフ相続税100％」を導入することを検討し、
可愛い子供には旅をさせた方が良いと考えています。

まとめ：本当の平等は「相続税100％」の上で成り立つ

以上、
「サイドFIREの葛藤：相続税批判の問題点」についてでした。

まとめです。

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相続税が親ガチャ等による「理不尽な格差拡大」を是正する
→無能な二代目ほど、相続税批判をする傾向が強い

相続税批判の問題点
　①他力本願な無能モンスターを生み出す
　→相続税批判は、「親ガチャ」による相続が必須な無能であることの証明
　②「与える教育」はわがままモンスターを生み出す
　→自分の思うようにいかなければすぐに癇癪を起こす
　③成長の機会を失い、「何も知らない」モンスターへ進化
　→「親に年金を払ってもらった人」は、何も知らない
　④「優秀な遺伝子」が発揮できなくなる
　→相続するのは、「優秀な遺伝子」と「高水準の教育」だけで十分

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有能な二代目は、
相続税100％でも間違いなく立派に生きていけます。

相続税批判は、
「私は無能です」と宣言しているようなものなので、
今すぐ辞めることをお勧めします。

「親ガチャ」で得られる棚ぼた的なモノに対して感謝の気持ちが見られず、
それどころか目減りすることにイラついてるのがヤバいです。

当たり前の話ですが、
本当の平等は「相続税100％」の上で成り立ちます。

「親ガチャ」に頼らず、
少し謙虚になった方が良いと思います。

相続税が取られて悔しいなら、
「優秀な遺伝子」を発揮して頑張って欲しいです。

魚をもらうのではなく、
魚の釣り方を覚えてください。

資産を相続する側の親も、
相続税の増税を歓迎し、
「セルフ相続税100％」の導入も検討して欲しいと思います。

私が死ぬときは多くの資産が残らないと思いますが、
子供には自力で強く育って欲しいので、
「セルフ相続税80％〜100％」を導入するつもりです。

次回以降も「資本主義社会の存続」などについて記事を書いていきたいと思います。
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