【自己啓発本は意味がない】「今ここ」を生き、行動あるのみ【全自己啓発本の答え】

⑥哲学者ごっこ

今回は、
全ての自己啓発本の答え、
『「今ここ」を生きること』について書いていきます。

私は20歳になるまで、
全てが中途半端な無気力人間でした。

その当時は自己啓発本をよく読み、
「成長した気分」になっていました。

しかし、
一切行動することはなく、
その時間は無駄でした。

私は、
全ての自己啓発本の答えは1つに集約されると考えています。

その答えは、
『「今ここ」を生きること』です。

自己啓発本を読んで時間を浪費するより、
「行動すること」の方が圧倒的に大切です。

その理由について、
詳しく解説していきます。

・集中力がない人
・将来への「ぼんやりとした不安」が拭えない人
・何もやる気が起きない人

必見です。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記目次の通りです。

自己啓発本の根っこは全て同じ!たくさん読む意味はない!

私は、
20歳になるまで、
全てが中途半端な無気力人間でした。

人生に悩み、
「ぼんやりとした不安」に苛まれ、
自己啓発本を読み漁っていた時期がありました。

「なんとなく勉強した気になる」自己啓発本は、
当時の私にとっては救いでした。

しかし、
それはただの自己満足で、
自慰行為のようなものでした。

ただ読み漁るだけで、
読むだけで満足し、
行動するわけではなく、
身に付いていることは1つもありませんでした。

多くの人がよく陥る病気だと思います。

その要因の1つとして、
「自己啓発本同士での矛盾発生」があると考えています。

「自己啓発本同士での矛盾」をどう捉えるか

「自己啓発本同士での矛盾発生」は頻発する事象です。

まず、
背景として「著者はポジションを明確にして過激な発言をする性質を持つ」という事実を知らなければいけません。

ポジションを明確にして過激な発言をしたほうが、
本がよく売れるからです。

「成功する人ほどよく寝ている」と主張する本の隣に「できる人は超短眠」という本があったり、
「メールはすぐに返信するな。」と主張する本の隣に「メールは1分で返しなさい」という本があるのは、
なんとも滑稽な光景です。

要は、
「必要な情報は人それぞれ」ということです。

このような「明確な矛盾」であれば比較的付き合いやすいですが、
ベストセラー同士で発生する「部分的な矛盾」がとても厄介です。

どちらの本も正論に見えるが、
「部分的に矛盾」しているような事例です。

本の内容を生活に取り入れようとしても、
矛盾でぶつかり合い、
両方を取り入れることが不可能なこともあります。

そもそもやるべきことが多すぎて、
情報過多で頭が混乱し、
脳がフリーズし、
行動が抑制されてしまいます。

人間は「よくわからない」と思ったら行動しないものです。

勉強した気になって、
おしまいです。

自己啓発本をたくさん読み、
情報を取り入れれば取り入れるほど、
人生が停滞する現象、
よくあると思います。

私もそうでした。

結局のところ、
「その1冊に書いてある全て」を実践し、
「他の本は全て無視」することが大切なのです。

なので、
自己啓発本をたくさん読むことになんの意味もありません。

逆に混乱を生むだけです。

そこで、
私は矛盾ばかりの自己啓発本に嫌気がさし、
自己啓発本の根っこの共通点を探しました。

その結果、
『「今ここ」を生きること』

という唯一の解を見つけました。

自己啓発本は3冊読めばOK

かと言って、
「自己啓発本は意味ない」という私のような人間の意見を鵜呑みにし、
1冊も読まないのもお勧めできません。

自己啓発本の持つ「馬鹿馬鹿しさ」を、
自分の肌で知ることも非常に大切です。

中には、
本当にお勧めできる本もあります。

ただ、
たくさん読むのは時間の無駄です。

「読書習慣」や「自己解釈力」「要約力」はとても大事なので、
自分で3冊ほど読むことをお勧めします。

私のおすすめ本は下記3冊です。

唯一の解は、「今ここ」を生きること

自己啓発本に書いてある一番重要なことは、
「こんな本読んでいる暇があれば行動しろ」ということです。

これが真理です。

自己啓発本の唯一の解は、
「今ここ」を生きることです。

上記おすすめ本3冊における、
このエッセンスを紹介します。

「嫌われる勇気」の一節

自分がいる「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てて真剣に、
丁寧に生きることが真に「生きる」ということである

「自分の中に毒を持て」の一節

強烈に生きることは常に死を前提にしている

死に対面する以外の生はない

死という最も厳しい運命と直面して、はじめて命が奮い立つのだ

「チーズはどこへ消えた?」の一節

変化に対する恐ろしいことばかり考えて、
我を失ってはいけない

早い時期に小さな変化に気づけば、
やがて訪れる大きな変化にうまく適応できる

全て、
『「今ここ」を生きろ』と強く促しています。

自己啓発本は、
私たちの背中を押してくれるだけのツールです。

いつまでも、
その本の中に留まっていてはいけません。

自己啓発本の共通解:「今ここ」を生きるために

実際に「今ここ」を生きるにはどうしたら良いのか?

私なりに3つ考えています。

詳しく説明していきます。
※長くなるため、それぞれ独立して記事を書いています。
ぜひ読んでみてください。

メメント・モリ(死を想え)

岡本太郎も「死という最も厳しい運命と直面して、はじめて命が奮い立つのだ」と言っている通り、
「メメント・モリ(死を想え)」という考え方が重要です。

根本のマインドとして、
忘れてはならない思考法です。

下記記事に詳しくまとめています。
一部、抜粋します。

メメント・モリ(死を想え)とは
 →「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」という思考

死への「適切な恐怖」により人生が充実する
 死はなぜ怖い?「剥奪説」という考え方

 →死が悪いものであるのは、死が我々から生の善き点を剥奪するからである
 「生まれてきた幸運」と「早死の不運」で相殺
 →「生まれてこなかった命」に思いを馳せるのがお勧め
 自殺は死をコントロールできる数少ない手段の1つ
 →「いつやってくるか分からない」という「過剰な恐怖」に注意が必要

現代で死を想う難しさ:まずは身近なメメント・モリを見る
 骸骨・ドクロなど「死」を連想させるモチーフ
 Mr.Children「花 -Mémento-Mori-」

マルチタスク→シングルタスクへ

現代病である「マルチタスク」をしていては、
真に今を生きることができません。

シングルタスクで「今ここ」に集中することが、
「今ここ」を楽しく生きる上で非常に重要です。

下記2つの記事に詳しくまとめています。
一部、抜粋します。

・マルチタスクのデメリット
 ①圧倒的非効率

  →タスク切り替えの度に無駄な時間が発生し、非効率に
 ②集中力の低下

  →タスク切り替えで脳が疲弊し、集中力が低下する
 ③慢性的なストレス

  →「タスクの先延ばし」と「ぼんやりとした不安」によるストレス

・マルチタスクの解決策
 ①マルチタスクをあきらめること
  →「マルチタスクは不可能である」という真実を受け入れる
 ②タスクの切り替え頻度を最小限にする

  →シングルタスクで一点集中するため、スマホを封印し外部連絡を遮断する
 ③「いまここ」を生きること

  →「タスクの先延ばし」と「ぼんやりとした不安」を排除する

・シングルタスクで「今ここ」を生きることのメリット 4選
 ①コンプレックスや雑念が消え、確実に前進できる

  →過去や未来に執着せず、確実に前進することが出来る
 ②圧倒的結果を出し、信頼される

  →仕事の効率が上がり、誠意のある仕事となる
 ③真に覚醒し、「我慢の時間」が減る

  →「ワープして飛び越えたくなるような我慢の時間」を人生から排除する
 ④「自分の時間」と自由が増える

  →天才でも凡人でも、「今ここ」に出来ることは1つしかない

ドーパミン中毒に注意

現代社会で「今ここ」を生きることはとても難しくなっています。

テクノロジーの進化により、
ドーパミンを刺激する誘惑があまりにも多く、
「今ここ」を生きることの意味を誤解している人が大量発生していると思います。

下記記事に詳しくまとめています。
一部、抜粋します。

「今ここ」を生きることが難しい理由
 ①一時的な快楽だけではNG

  →「今この瞬間」以外を切り捨てるという意味ではない
 ②現代社会に溢れるドーパミン中毒
  →「短期的視点」だけではなく、「長期的視点」も非常に重要
 ③「今を犠牲にする」という矛盾

  →未来のための「我慢」もしつつ、「今ここ」を生きるバランス

ピダハンから学ぶ、「今ここ」を生きること
 ①「過去」「未来」という言葉がなく、時間軸が「今」しかない
 ②循環的時間概念の欠如

まとめ:自己啓発本を読むより、今すぐ行動しろ!

以上、
全ての自己啓発本の答え、
『「今ここ」を生きること』についてでした。

まとめです。

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はじめに:自己啓発本の根っこは全て同じ!読む意味はない!
 「自己啓発本同士での矛盾」をどう捉えるか
  →必要な情報は人それぞれである
 自己啓発本は3冊読めばOK

  →自己啓発本に背中を押してもらう

唯一の解は、「今ここ」を生きること
 →「こんな本読んでいる暇があれば行動しろ」ということ

自己啓発本の共通解:「今ここ」を生きるために
 ①メメント・モリ(死を想え)
  →「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」という思考
 ②マルチタスク→シングルタスクへ

  →「今ここ」に集中することは、楽しく生きる上で非常に重要
 ③ドーパミン中毒に注意

  →「今ここ」を生きることと「我慢」のバランスが難しい

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100年後、
私たちは「ヒト」「モノ」「カネ」全てを失っています。

この儚さを原動力にし、
死を想いながら、
「今ここ」に集中しましょう。

ただし、
その言葉を履き違えてはいけません。

「今ここ」を生きることは、
「一時的な快楽に浸ってドーパミン中毒になる」という意味ではありません。

長い人生なので、
長期的な視点も必要です。

バランスが難しいですが、
「今ここ」を生きつつ、
ある程度の「我慢」をし、
長い人生を楽しんでいきましょう。

そして、
夢中になってエネルギーを投下できること、
時間を忘れて熱中できること、
視界がキラキラして楽しくて仕方ないこと、
そういうことにチャレンジし続けていきましょう。

自己啓発本を読むより、
今すぐ行動しましょう。

自己啓発本は、
あなたの背中を押してくれるだけのツールです。

3冊だけ読んだら、
『「今ここ」を生きる』というモチベーションを手に、
「自分の人生」「自分のチャレンジ」に踏み出してください。

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