【説得力がない】厄介な老害(社内評論家)の特徴 10選【変化を嫌う】

③社畜ごっこ

今回は、
「厄介な老害(社内評論家)の特徴」について書いていきます。

前回の記事で「老害にならない方法」について書きました。

厄介な老害(社内評論家)の特徴として、
「①出世できない」「②変化を嫌う」という2つの大きな特徴を挙げました。

今回は、
その特徴についてさらに掘り下げて考察していきます。

私が見てきた、
私が大嫌いな老害(社内評論家)も例に上げるため、
少し毒づくことをご了承ください。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記の通りです。

厄介な老害(社内評論家)の特徴 10選

厄介な老害(社内評論家)の大きな特徴は、
前回の記事に記載した「①出世できない」「②変化を嫌う」の2つです。

今回は、
それ以外の細かい特徴について10個挙げ、
詳しく解説していきます。

説得力がない

厄介な老害(社内評論家)のほとんどが「出世できない」という特徴を持ちます。

当然ですが、
仕事での実績もほとんどありません。

つまり、
実力が全く伴っていないため、
発言に対する説得力が皆無です。

実体験や自分のエピソードを絡めるほど、
説得力が増していきます。

老害(社内評論家)は批判やダメ出しをするだけで、
実際に代案を出して行動した経験はほとんどありません。

そんな人間の発言は、
聞き入れるに値しないでしょう。

発せられる言葉のほとんどがネガティブであり、
その言葉を耳にする人間のモチベーションも削ぐため、
近づかないことをお勧めします。

手触り感がない

厄介な老害(社内評論家)は、
実体験や自分のエピソードを絡めて話すことができません。

そのため、
その発言には手触り感もありません。

実際に自分が経験していないこと、
机上の空論であることがバレバレだということです。

「積み木のアプリ」を利用する子供の脳を調べた実験で、
「リアルで積み木遊びをしたことがある子供」と「リアルで積み木遊びをしたことがない子供」を比較した結果、
脳の活性化に大きな差が生まれたという話があります。

「リアルで積み木遊びをしたことがある子供」の脳は活性化したにもかかわらず、
「リアルで積み木遊びをしたことがない子供」の脳は全く活性化しなかったという話です。

リアルな積み木の「重力」や「バランス」のリアル、
あの手触り感を知っているか知っていないかが大きな分かれ目になります。

厄介な老害(社内評論家)は、
まるで「リアルで積み木遊びをしたことがない子供」です。

実際に積み木を触ったことがないため、
2Dの表面的で綺麗なところしか見えないし、
「重力」も「バランス」も何も知らない。

経験値がなさすぎて、
奥底に潜むリスクや問題点が見えていないのです。

批判やダメ出しをするだけでなく、
リアルで積み木遊びをすること、
社会人として行動して経験を積むことが先決です。

本質を理解していない

厄介な老害(社内評論家)は圧倒的経験不足です。

故に、
本質を理解する能力に著しく欠けています。

積み木と同じように、
「重力」も「バランス」も何も知らないため、
2Dの表面的で綺麗なところしか見えていません。

会社の施策を批判・ダメ出しする際も、
その都度「施策の穴」を見つけることに躍起になり、

本質的ではなく部分的な批判をする傾向にあります。

これは「暗闇の中のゾウ」「群盲象を評す」と同じだと考えています。
※色々な派生の話がありますが、概要は下記の通りです

「暗闇の中のゾウ」「群盲象を評す」

暗闇の中で6人の人間がそれぞれゾウを触り、
それぞれが下記のように答えた。

鼻を触った人「太いホースのようなものだ」

足を触った人「太い柱のようなものだ」

耳を触った人「うちわのようなものだ」

尾を触った人「綱のようなものだ」

腹を触った人「壁のようなものだ」

牙を触った人「パイプのようなものだ」

「物事や人物の一部、ないしは一面だけを理解して、すべて理解したと錯覚してしまうこと」
の例えとして用いられる話です。

リアルを知らず、
断片的にしか物事を見ることができず、
本質を理解できないということは、
非常に滑稽であり、

危険を孕んでいると言うことです。

綺麗事しか言わない

厄介な老害(社内評論家)の批判・ダメ出しは、
いつも「綺麗事」です。

当たり前のことしか言わず、
「現場のリアル」「温度感」「肌触り感」などは度外視です。

おそらく、
まるで何も分かっていません。

だって、
いつも口だけで、

本気で行動したことがないんだもの。

管理職も全員、
「綺麗事」は理解しています。

そんな「〜〜ねばならない」ことは分かっている中で、
「有限のリソース(人員・資産・時間・労力・気力・人間関係・感情)」の中で何とかやりくりしようとして、
総合的に「やれない」「やらない」を判断しています。

謙虚さが足りない・傲慢である

前の項目からの続きですが、
「綺麗事」を正論のように振りかざす老害(社内評論家)は、
圧倒的に謙虚さが足りません。

自分が思いつくことは、
すでに大勢の人が考えたことだと、
謙虚にならなければなりません。

私が初期のマネジメント研修で出会った、
重要な言葉を紹介します。

まだ豊富な経験を積み上げていない
あなたが思いつくことは、
すでに大勢の人が考えたことだと、
謙虚に思うべきです。

それでも、
そうしない理由があるのです。

この言葉は、
老害(社内評論家)全員に読ませてあげたい言葉です。

まず、
出世をしていない老害(社内評論家)は、
「まだ豊富な経験を積み上げていない」という痛々しい事実を認める必要があります。

そんな未熟な人間の批判やダメ出しは、
実は管理職の会議の場において、

ずっと前から議論されています。

それでも、
あなたよりもずっと賢い人間たちが議論し、
あなたが想像できないような問題をキャッチした上で、
そうしない理由があるのです。

上から目線で会社を批判することにより、
自分の存在意義を見出すことは、
愚の骨頂です。

基礎がなっていない

厄介な老害(社内評論家)は、
圧倒的経験不足により基礎がなっていません。

まるで震度2で倒壊する欠陥住宅のようで、
下手したら経年劣化したら自重で倒壊するレベルです。

じわじわ起こる地殻変動や、
近所の環境変化や近所の工事によって倒壊してしまうレベルです。

それくらい脆く、
骨格や芯がなく、
ブレブレということになります。

会社の施策を批判・ダメ出しする際も、
「施策の穴」を見つけることが目的になっています。

※何とも滑稽な話です

その都度「施策の穴」を見つけることに躍起になるため、
非常に表面的でブレブレです。

その都度スタンスを変えることとなり、
発言や態度の一貫性に欠けます。

※一貫しているのはクソダサい「批判的な姿勢」だけです

厄介な老害(社内評論家)のように能力が足りない人間ほど、
基礎をないがしろにする傾向にあります。

基礎を疎かにする人間は、
総じて謙虚力も足りないと思います。

まるで「俺にはもう基礎練習は不要だ」と言いたげですが、
「基礎から徹底的に叩き直さなければならない最底辺」であることを自覚した方が良いです。

0か100思考

厄介な老害(社内評論家)は、
謙虚さが足りず傲慢であり、
基礎をないがしろにします。

そのくせ、
彼らは上から目線で会社を批判することにより、
自分の存在意義を見出しているつもりでいます。

なぜ、
何の仕事も成し遂げずに文句ばかり言っている人間が、
上から目線になることができるのか?

何だか、
まるで「エレベーターを使って富士山頂に行っちゃった人」みたいだと思います。

富士登山は、
1歩ずつ自分の足で大地を踏みしめ、
苦労する過程が醍醐味です。

その過程にドラマがあり、
汗をかくことで、
登頂したときの達成感があります。

多くの管理職は、
その過程(出世)を経て、

悔しさや喜びを味わって苦労し、
山頂を目指しています。

しかし、
厄介な老害(社内評論家)はその過程をスキップしたがります。

エレベーターを使ったくせに、
富士山頂に自力で登った気になり、
上から目線で腕を組みながら登山者たちを眺めているイメージです。

このことは、
「1歩ずつコツコツ積み重ねる」ということが苦手で、
「0か100思考」であることを表していると思います。

自分が0や7や10であることを認めることができず、
そこから11や19や25などの積み重ねをすることから逃げ、
一気に100へワープしたくなるのです。

11や19や25などの段階は、
確かに非常にしんどいです。

まるで蛹のように脆く、
自分の無力さを痛感する日々で、
惨めな思いもたくさんします。

しかし、
そこから逃げては一生成長しません。

そのしんどい「蛹の過程」を経て強くなった人間と、
エレベーターを使って逃げた人間の差は、
取り返しがつかないほど大きなものとなります。

※「0か100思考」は虚言癖や経歴詐称にも繋がり、要注意です

視野が狭い

厄介な老害(社内評論家)は、
圧倒的経験不足であり、

総じて視野が狭いです。

自分の目で見る世界だからと、
自分が主人公だと勘違いしているのか、
「主人公補正」も抜けていません。

多角的に物事を見る能力も欠けています。

何だか、
まるで「サッカー経験もないくせに、偉そうにJリーグを馬鹿にして海外サッカーしか見ない人間」みたいだと思います。

まずは実際にサッカーをやってみるべきです。

眼中にないであろう、
J3ですら、
JFLですら、
都リーグですら、
弱小高校の部活ですら、
めちゃくちゃ上手くて強いやつばかりで、
絶望するはずです。

自分で行動してみてはじめて、
他者へのリスペクトが生まれます。

少しだけ、
謙虚になれると思います。

まずは自分で行動しなければ、
本気で苦しむような実体験がないと、
全体を見ることができません。

視野が狭いまま、
的外れで滑稽な批判やダメ出しをしているのは、
ある意味可哀想な話でもあると思います。

教科書通り

厄介な老害(社内評論家)は、
まさに「教科書通り」です。

それ以上でも、
それ以下でもありません。

もちろん、
悪い意味です。

さらに厄介なのは、
厄介な老害(社内評論家)は変化を嫌うため、
その教科書が「古くてボロい」ということです。

「自分が育った時代の常識」や、
「自分が新入社員の時に仕入れた知識」などが教科書であり、
改訂版を買い直すことはしません。

いつまでも、
20年前の教科書を平気で引用してきます。

※しかも、押し付けてきがち

はっきり言って、
雑音でしかありません。

それだったら、
「最新版の教科書」を隣に置いておいた方がよっぽど良いです。

無機質なモノクロコピー

厄介な老害(社内評論家)が用いる言葉は、
ほとんど「教科書通り」であり、

オリジナリティに欠けます。

そして、
不完全な人間の脳を経由しているため、
「一字一句そのまま」「色まで完全再現したカラーコピー」とはいきません。

どこか歪んだ部分もあり、
色は滲んでいたりします。

まるで、
無機質なモノクロコピーのようです。

どこかでうっすら聞いたことがあるような、
中身のない言葉ばかりで、
心に響くことはありません。

せめて、
コピーではなくカバーであるべきだと思います。

いや、
カバーでも、
聞くに耐えない不快なアレンジが加わり、
ますますウザそうなので勘弁です。

まとめ:実績と実力の伴わない社内評論家は癌細胞

以上、
「厄介な老害(社内評論家)の特徴 10選」についてでした。

まとめです。

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厄介な老害(社内評論家)の特徴 10選
 ①説得力がない

  →実力が全く伴っていないため、発言に対する説得力が皆無
 ②手触り感がない
  →実際に自分が経験していないこと、机上の空論であることがバレバレ
 ③本質を理解していない
  →本質的ではなく部分的な批判をする傾向にある
 ④綺麗事しか言わない
  →いつも口だけで本気で行動したことがないから実態が分からない
 ⑤謙虚さが足りない・傲慢である
  →「まだ豊富な経験を積み上げていない」という事実を認める必要がある
 ⑥基礎がなっていない
  →基礎がないために脆く、骨格や芯がなく、発言や態度の一貫性に欠ける
 ⑦0か100思考
  →まるで「エレベーターを使って富士山頂に行っちゃった人」
 ⑧視野が狭い
  →「主人公補正」も抜けておらず、的外れで滑稽な批判やダメ出しをする
 ⑨教科書通り
  →新入社員の時に仕入れた知識などが教科書であり、刊行が古いのも厄介
 ⑩無機質なモノクロコピー
  →どこかでうっすら聞いたことがあるような、中身のない言葉ばかり

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私は、
実績と実力の伴わない社内評論家は大嫌いです。

かなり毒づいたと思いますが、
ご了承ください。

10の特徴を挙げてきたとおり、
老害(社内評論家)は悪いところしかないので、
会社における癌細胞だと思っています。

放っておくと、
癌細胞は増殖してしまうのが厄介な話です。

老害(社内評論家)になるには資格も不問で、
特別な能力も一切不要だからです。

浅い知識で、
的外れな批判をすれば良いだけなので、
誰にでもなることができます。

少しでも老害(社内評論家)が減るよう、
今後も注意喚起していきたいと思います。

私自身も老害にならないよう注意し、
自分での行動を怠ることなく、
変化を歓迎して成長し続けていきたいと考えています。

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