今回は、
『サイドFIREの葛藤:「自由人」は社会とどう関わるべきか?』についてまとめていきます。
私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。
サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。
悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。
・FIRE後の社会貢献について考えている人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人
必見です。
サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
はじめに:FIREと社会貢献の葛藤
FIREを達成すると、
労働の義務から解放され、
自分の時間を自由に使うことが出来ます。
最低限の収入を確保しながら、
自由と社会との関わりのバランスを考える必要があり、
これがなかなか難しい問題です。
サイドFIREでもLean FIREでも、
会社勤めを辞め、
消費を抑えながら自由な生活を送ることが多いと思います。
すると、
次のような疑問が生じます。
・FIRE民は社会に貢献していないのでは?
・仕事を辞めることで社会貢献の機会を失ってしまうのでは?
・税金や消費を減らすことで、経済活動に悪影響を与えているのでは?
・自由を追求するだけで、本当に良いのか?
では、
「自由人」として生きるFIRE民は、
社会とどのように関わるべきなのか?
「働かないことで社会に貢献できないのでは?」という葛藤を抱えつつも、
ポジティブな形で社会と関わる方法を考えていきます。
FIRE民は社会に貢献していない?
FIREと労働価値観
「働かざる者食うべからず」という言葉があるように、
日本では労働を通じて社会に貢献することが重要視されてきました。
この価値観のもとでは、
「働かずに暮らすFIRE民」は、
社会との関係を断ち切った「自分勝手な存在」と見なされることもあります。
しかし、
「労働をしないこと=社会貢献しないこと」とは限りません。
そもそも社会貢献とは、
経済的な貢献(納税・消費)だけではなく、
知識・文化・環境などさまざまな形で成り立っています。
「FIRE=社会との断絶」なのか?
また、
FIREによって会社を辞め、
消費を抑えることで、
経済的な関わりは減少するかもしれません。
しかし、
「FIRE=社会との断絶」と捉えるのことも早計です。
このような葛藤は、
「社会=労働による貢献」という価値観に基づいています。
しかし、
社会との関わり方は「働くこと」だけではありません。
むしろ、
FIREを達成したからこそ、
労働以外の方法で社会に貢献する余地が生まれることもあると考えています。
「自由人」が社会と関わる方法
『「自由人」が社会と関わる方法』を3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。
知識や経験のシェア
FIREを達成するまでには、
資産形成・投資・節約・ライフスタイルデザインなど、
多くの知識を身につけているはずです。
それらをブログ・SNS・YouTube・書籍などで発信することで、
他の人の役に立つことが可能だと思います。
※それを信じて、私も発信しています
・FIREの実践方法をシェアすることで、経済的自由を目指す人をサポートできる
・企業に依存しない生き方の選択肢を示すことで、多様な価値観を広めることができる
また、
単に「FIREを目指そう」と煽るのではなく、
リスクやデメリットも含めた「リアル」を発信することにより、
多くの人に貢献できると思います。
得意なこと(好きなこと)をしながら、
誰かの役に立つことが可能です。
ボランティアや地域活動
FIRE達成後は、
時間の自由があるため、
ボランティア活動に参加しやすくなります。
・NPOや社会貢献団体に関わる
・地域コミュニティのイベントを支援する
・ゴミ拾いや清掃活動など、小さな貢献を積み重ねる
金銭的な援助が難しくても、
「時間」というリソースを活かすことで社会に貢献することが可能です。
特に、
ボランティアは「人とのつながり」を生む場にもなり、
FIRE達成後の孤立を防ぐ効果もあります。
「経済的な利益」よりも、
「社会的な影響」を重視するスタイルも存在するということです。
ミニマルな生活で環境負荷を軽減
私のようなサイドFIREやLeanFIREを実践する人は、
過度な消費をせず、
質素な生活を送ることになります。
これは結果的に、
「環境負荷の軽減」に貢献することに繋がります。
・過剰な買い物をせず、ゴミの排出を抑える
・自給自足も視野に、持続可能な生活を送る
・交通手段やエネルギー消費を最適化する
「FIRE=贅沢三昧」というイメージはごく一握りのFat FIREのみであり、
実際は「持続可能な生活」を追求するFIRE民ばかりです。
過剰な消費をしない生活をすること自体が、
資源問題を抱える現代社会に良い影響を与えます。
まとめ:社会貢献は「働くこと」だけではない
以上、
『サイドFIREの葛藤:「自由人」は社会とどう関わるべきか?』についてでした。
まとめです。
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はじめに:FIREと社会貢献の葛藤
→「働かないことで社会に貢献できないのでは?」という葛藤
FIRE民は社会に貢献していない?
・FIREと労働価値観
→労働を通じて社会に貢献することが重要視されてきた
・「FIRE=社会との断絶」なのか?
→「社会=労働による貢献」という価値観に基づいている
「自由人」が社会と関わる方法
①知識や経験のシェア
→得意なことをしながら、誰かの役に立つことが可能
②ボランティアや地域活動
→「経済的な利益」よりも「社会的な影響」を重視するスタイル
③ミニマルな生活で環境負荷を軽減
→資源問題を抱える現代社会に良い影響を与える
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FIREを達成すると、
「社会との関わり」をどう持つべきか悩むことがあると思います。
しかし、
社会貢献は「労働」だけではなく、
知識のシェアやボランティア、
環境負荷の軽減など多様な形があります。
「働かないことは社会に悪影響を与える」
という罪悪感を持つ必要はありません。
そもそもFIRE達成後の社会貢献は「義務」ではなく、
「自由な選択」の一つであるべきです。
むしろ、
FIREを達成したからこそできる、
自由な時間を生かした新しい形の関わり方を模索すれば良いと思います。
大切なのは、
義務感ではなく「自分が納得できる形で社会と関わる」ことです。
自由を守りながら、
自分なりの貢献方法を見つけていきたいと思っています。
少しでも参考にしていただけると幸いです。
その他、
「サイドFIREの葛藤」シリーズの記事を沢山書いています。
※是非読んでみてください
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