【自動車保険】チューリッヒのロードサービス費用特約は必要!外してはいけない理由【節約・倹約】

②貧乏ごっこ

今回は、「チューリッヒのロードサービス費用特約は必要!外してはいけない理由」について書いていきます。

↓この記事からの派生記事です。「お得な自動車保険の選び方」についてはこの記事を参考にして下さい。
参考:【お得な自動車保険の選び方】ネット保険一択!車両保険不要!ロードサービス必要!【節約・倹約】

私は倹約家なので、
自動車保険を少しでも安くしようと考え、チューリッヒのロードサービス費用特約を外そうか悩んでいました。
同じように悩んでいる人も多いと思います。

しかし、
「ロードサービスなんて全然使わないし、来年から外そう」と思っていた矢先、ロードサービス費用特約に救われた経験があります。
試算ですが、8万円の出費を逃れることができました。

大事なところをケチって、大損こくところでした。

ロードサービスは滅多に使うものではないため、
必要かどうかは賛否があります。

しかし、保険料のコスパを考えると、個人的には必要だと考えています。

・自動車保険を少しでも安くしようとしている人
・ロードサービス費用特約を外そうか悩んでいる人

必見です。

本記事の構成は、下記目次の通りです。

はじめに:ロードサービス特約は外すこともできる

私は現在、ネット自動車保険のチューリッヒに加入しています。
参考:【お得な自動車保険の選び方】ネット保険一択!車両保険不要!ロードサービス必要!【節約・倹約】

自動車保険各社において、
無料のロードサービスを補償する「ロードサービス特約」のようなものがあります。

私が入っているチューリッヒではロードサービス費用特約は外すことができます。
しかし、東京海上日動・損保ジャパン日本興亜・ソニー損保・三井ダイレクト損保・アクサダイレクトなどでは外すことができないようです。

ロードサービス費用特約を外すことができる会社の場合、
保険料を節約するために外すことを検討する人がいると思います。

※なお、ロードサービス費用特約を外すことで、年間保険料は1,000円程度安くなるようです。

しかし、安易に外さないことをおすすめします。

私はチューリッヒのロードサービス費用特約に救われた経験があるので、
その話をしたいと思います。

まず、補償内容の説明をしていきます。

数ある自動車保険会社の中でも、チューリッヒのロードサービス費用特約はかなり手厚いと思います。
他社でも基本的に高い水準のサービスが受けられますが、少し内容が劣るかもしれません。

チューリッヒのロードサービス費用特約

チューリッヒのロードサービス費用特約について、
チューリッヒのHPより抜粋して引用します。

・充実のロードサービスはすべて無料
 ちょっとしたトラブルから、走行不能の故障まで、
 チューリッヒのロードサービスは無料で対応します。


・全国約9,500ヵ所のサービス拠点から24時間365日現場へ急行

・契約1年目からすべてのサービスを無料で利用可能

・ロードサービスを利用しても翌年度の等級や保険料はそのまま

・100kmまで無料のレッカーサービスを手配
 さらに移動困難になった際の緊急措置サポートも併せて提供します。
 (ホテル代サポート、レンタカーサポート、帰宅費用サポート など)

とにかく手厚いサポートで、私は大変助かりました。

特にどの部分で助かったのか、実例を用いて解説します。

必要な保険もある

貧乏旅行中の、山奥での故障

私の貧乏旅行中での出来事でした。
参考:【車で貧乏旅行】日本国内のおすすめ観光スポット【良い景色/絶景】

とある山奥で、いくつかの吊り橋を回っていた時の話です。

車で山をのぼりながら、3つの吊り橋をめぐり、最後に一番山奥の吊り橋に向かいました。

山をのぼるにつれて徐々に道幅も狭くなり、カーブも多くなってきました。

そして、とあるカーブを曲がった後、道のど真ん中に中途半端な大きさの石が落ちていました。
石か岩かと言われたら、確実に石です。

そんな微妙な大きさの石が、車幅の狭い道のど真ん中にあります。
車を目一杯右側に寄せても、目一杯左側に寄せても、避けることができない絶妙な位置でした。

一旦車を降りて、石をどけてから通行すべきでした。

しかし、私はめんどくさがり、そのまま車で石を跨ぐことにしました。

速度を落としてゆっくり石の上を通過し、バンパーに当たっていないことを確認しました。

「バンパーに当たらないなら大丈夫だ」と思い、
そこでアクセルを踏んで、スピードを上げて車で石を跨ぎました。

すると、「バンッ」と車の下部に何かが当たった鈍い音がしました。

「ヤバイ」と思いながらも、
その鈍い音は、雪道で雪の塊を跨いだ時と同じような音だったので、
「まぁ大丈夫だろう」と思い、そのまま山をのぼり続け、その10分後くらいに最後の吊り橋に到着しました。

車を止めて、
車の状況を確認することなく、往復1時間くらい歩いて吊り橋を楽しみました。

スリルがある良い吊り橋
とても良い景色

とても最高の景色で、
清々しい気分の中、車に戻りました。

すると、車の下に紫色の液体が垂れていました。

焦って車の下を覗いて確認すると、オイルパンが傷ついて液が漏れ出していました。
石が絶妙な高さだったため、ちょうどオイルパンを傷つけてしまったようです。

山奥なので周囲には何もなく、
何も修理できる状況でなかったため、
可能な限り下山することとしました。

エンジンは問題なくつき、運転できますが、
1時間以上液漏れを放置してしまっていました。

ある程度下山できたものの、何度目かの谷間でついに登れなくなり、完全に動かなくなってしまいました。

本当に絶望でした。

しかし、チューリッヒに電話すると、すぐに助けに来てくれました。
・・・と言っても、山奥なので3時間くらい待ちました。

そのまま修理できる場所までレッカーしてもらいました。
保障範囲内ギリギリの約100kmでした。

レッカー車の運転手さんと話していて、
あくまで試算ですが、約100kmのロードサービスを自費で払う場合は8万円くらいかかるそうです。

約8万円が無料になりました。

しかも、翌年度の等級や保険料はそのままです。

私は約100kmというレッカーの長旅を経験し、チューリッヒのロードサービス費用特約の上限まで助けてもらいました。
また、これだけ充実したロードサービスを利用しても等級が下がらないことがめちゃくちゃありがたかったです。

なお、オイルパンは交換しなければならず、修理費用だけ3万円かかりました。
めちゃくちゃ反省しています。

長距離でロードサービスを使うことは珍しいと思いますが、
年間1,000円程度で手厚い補償を受けることができます。
しかも、ロードサービスを利用しても等級が下がりません。

出番の少なくコスパが最悪な車両保険に比べたら、コスパ最高だと思います。

不測の事態は起こりうる

基本的にはJAFよりもロードサービス費用特約の方がおすすめ

チューリッヒのロードサービス費用特約を外しても、
年間1,000円程度の節約にしかなりません。

JAF(個人会員)は入会金入会金2,000円、年会費4,000円がかかるので、
二者択一であれば、費用の面からはロードサービス費用特約の方がお得です。

個人的には両方に入る必要はないと考えていますが、
JAFに入った方が良い人も居ます。

JAFは「人」、自動車保険は「車」が対象という大きな違いがあるので、
レンタカーや友人・知人の車に乗る機会が多い人はJAFの方が融通が効きます。

↓必要な場合は、JAFにも入っておくべきです。

保険の「見直しすぎ」に要注意

まとめ:必要な保険を切りすぎないように気をつけましょう

以上、「チューリッヒのロードサービス費用特約は必要!外してはいけない理由」についてでした。

まとめです。

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はじめに:ロードサービス特約は外すこともできる
→外したら年間約1,000円の節約、しかし安易に外すべきではない
 チューリッヒのロードサービス費用特約

  ・充実のロードサービスはすべて無料
  ・全国約9,500ヵ所のサービス拠点から24時間365日現場へ急行
  ・契約1年目からすべてのサービスを無料で利用可能
  ・ロードサービスを利用しても翌年度の等級や保険料はそのまま
  ・100kmまで無料のレッカーサービスを手配

貧乏旅行中の、山奥での故障
→約100kmのロードサービスで、推定8万円が無料になった
 しかも、ロードサービスを利用しても等級が下がらない!

基本的にはJAFよりもロードサービス費用特約の方がおすすめ
→レンタカーや友人・知人の車に乗る機会が多い人はJAFの方が融通が効く

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世の中には無駄な保険がたくさんありますが、
必要な保険を切りすぎないよう気をつけましょう。

お伝えしてきた通り、
私はロードサービス費用特約を外さないことで、推定8万円を失わずに済みました。

ロードサービス特約はかなりコスパが良いと思います。
「対人・対物無制限」と同様に、外してはいけないポイントだと考えています。

しかし、あれもこれも理由をつけて保険をつけすぎると、家計を逼迫させてしまいます。

「車両保険」は、私は不要だと考えています。
「車両保険」については、別記事にまとめているので、興味がある方は読んでみて下さい。
参考:【自動車保険】実は車両保険は不要かも!?車両保険に入る必要がない理由【倹約・節約】

とにかく、「無知」ではいけません。
自動車保険については自分でしっかり調べ、自分の頭でしっかり考え、必要・不必要をしっかり見極めていきましょう。

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