【節約のつもりが貧乏に】ポイ活の落とし穴・デメリット5選【ポイ活に疲れた人へ】

②貧乏ごっこ

今回は、
「ポイ活の落とし穴・デメリット」について書いていきます。

現在、
世の中には数多くのポイントサービスが溢れており、
それらポイントを獲得する「ポイ活」が流行っています。

ポイ活は節約に繋がるため、
私も好きです。

過去にたくさんのポイントを獲得してきました

しかし、
ポイ活には落とし穴(デメリット)がたくさんあります。

妥協点を決めて付き合わなければ、
その落とし穴にハマってしまいます。

本記事では、
ポイ活の注意点について詳しくまとめていきます。

・ポイ活に疲れた人
・ポイントを貯めるはずが、ストレスが溜まってしまった人
・ポイ活の妥協点を決めたい人

必見です。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の目次は下記の通りです。

はじめに:ポイ活とは?

世の中には、
数多くのポイントサービスが存在します。

私がこれまでに獲得した主要なポイントサービスだけでも、
ざっとこんな感じです。

・楽天ポイント
・PayPayボーナス
・LINEポイント
・dポイント
・マツキヨポイント
・ポンタポイント
・Vポイント(旧Tポイント)
・nanacoポイント
・メルペイポイント
・ベローチェポイント
・快活ポイント
・じゃらんポイント
・ニトリポイント
・ヤマダポイント

その他、
個店のポイントカード・スタンプカード、
アンケートサイトのポイントなどを含めればキリがありません。

これらのポイントを獲得・収集する活動を「ポイ活」と呼びます。

支払い金額に応じて数%程度のポイント還元があったり、
その他サービスの利用によりポイントが付与されたり、
ポイ活には”分かりやすい”魅力・メリットがたくさんあります。

私は倹約家なので、
これまでの人生でそれなりにポイ活を行ってきました。

そして、
数多くのポイントサービスに触れることで、
落とし穴・デメリットもたくさんあることに気づきました。

”分かりやすい”魅力・メリットとは違い、
落とし穴・デメリットは”分かりにくい”ものであり、
徐々に「財布」と「心」を蝕んでいきます。

ポイ活と上手に付き合っていかなければ、
節約するつもりが逆に貧乏になったり、

ストレスが溜まったりするので注意が必要です。

ポイントが好きな人ほど、注意が必要?

ポイ活の落とし穴・デメリット 5選

早速、
ポイ活の落とし穴・デメリットについて、
5つ紹介していきます。

失効ポイントの発生

現在、
日本のポイント市場は1兆円を超えたとされています。

2021年の段階で、
楽天ポイントが「累計発行2.5兆ポイントを突破」とニュースになっていました。

2021年8月末で累計発行ポイント2.5兆突破

一方、
失効ポイントは年間数百億円と言われています。

単純に人口で割れば、
1人あたり年間数百円を失っているということになります。

期間限定ポイントを使わぬまま失効させてしまったことや、
貯めたポイントを使わないまま完全に忘れてしまったことなど、
みなさんも経験があると思います。

私も多々あります。

その失効ポイント分だけ、
ポイント発行元である企業が得をしています。

そもそも、
ポイントは「消費者のため」ではなく、
「企業の売り上げを高めるため」にあるものです。

その前提条件を理解せず、
多くのポイントサービスに手を出せば出すほど管理が行き届かなくなり、
失効ポイントも増えてしまうことでしょう。

ポイ活に疲れている人は、
「管理するポイントが多すぎる」のかもしれません。

あれこれ手を出しすぎないよう、
ポイントは「ストレスなく管理できる範囲」に抑え、
企業から提示されるポイントサービスの誘惑を断ち切ることも大切です。

余計な買い物が増える

「ポイント大還元祭!」
「ポイント還元キャンペーン!」
などの言葉は、
ポイ活をしている人の目に超魅力的に映ります。

そして、
必要以上にキャンペーンに乗っかってしまえば、
「ポイント目当て」の「無駄な買い物」をしてしまう機会が増えます。

例えば、
下記のようなキャンペーンです。

「無駄な買い物」が増える代表例

冷静に考えれば、
上記キャンペーンは「かなりのローソンマニア向け」のキャンペーンであることが分かります。

普段あまりローソンを使わない人がこのキャンペーンに乗っかる場合、
「本来発生しないはずの出費」が発生することとなります。

「割高なコンビニ」で1回600円(税抜)以上の買い物を複数回行うことは、
倹約家にとって「本来はあり得ない行為」です。

しかも、
地味に16:00〜23:59の時間限定であったり、
余計なことを意識しなければなりません。

ポイ活に疲れている人は、
「ポイント目当て」の「余計な買い物」が増えてしまっていないか、

見直してみてください。

「このキャンペーンに乗っかることで余計な買い物が増えないか?」と、
冷静に考える必要があります。

出費をコントロールされ、ストレスが溜まる

ポイ活関連で私が一番嫌いなのが、
「曜日限定」「日付限定」や「支払い方法限定」のポイントアップキャンペーンです。

上記キャンペーンの場合、「要毎月エントリー」というのも超ウザい

安易にこのようなキャンペーンに乗っかってしまうと、
企業側に出費をコントロールされます。

毎週水曜日はファミマで買い物をして、
毎週土曜日は西友で買い物をして、
毎月○日は□□□で買い物をして、、、
など、
企業側に出費を完全にコントロールされている状態です。

私はこのような「出費のコントロール」を受けると、
非常に大きなストレスを感じます。

自分が本当に必要なタイミングで買うことができず、
間接的に「無駄な買い物」が増えることにもつながります。

また、
この手の「曜日限定」「日付限定」のポイントアップキャンペーンは、
それ以外の日の買い物で「損をした気分」になるのもストレスです。

上記キャンペーンの場合、
水曜日と土曜日以外の買い物で損した気分になるので、
ファミマで買い物をすること自体が無くなりました。
※そもそもコンビニは割高なので滅多に買い物をしません。

やはり、
曜日や日付で差別をしない「Everyday Low Price(エブリデーロープライス)」がストレスなく最高です。

私は、
「Everyday Low Price(エブリデーロープライス)」を売りにしているスーパーマーケットやドラッグストアによく行っています。

ポイ活に疲れている人は、
企業側に「出費をコントロール」されていることが原因の1つかもしれません。

一度、
自分がどのようなコントロールを受けているのかを書き出し、

見直してみてください。

費用対効果(コスパ)が悪く、時間の浪費となる

特に「アンケートサイト」と呼ばれるポイントサービスが分かりやすいですが、
非常に費用対効果(コスパ)が悪く、

ただの時間の浪費になります。

マクロミル・infoQ・キューモニター・楽天インサイトなど、
私も学生時代を中心に「小遣い稼ぎ」でたくさんのものに手を出しました。

これらは非常にコスパが悪く、
多くのもので時給換算100円程度だと思います。

トータルで数万円は手にしましたが、
割りに合わず、
なんだか虚しくなって辞めました。

簡単にポイントを稼げるからといって、
時給100円では意味がありません。

アルバイトよりもタチが悪く、
貴重な「時間」を浪費しているだけです。

また、
買い物で得られるポイントなども同様です。

「曜日限定」「日付限定」のポイントアップを得るために、
何度も買い物に足を運んでいれば、
その時間が無駄です。

「たった数ポイントのため」に、
買い物のための「時間」を浪費していれば本末転倒です。

ポイ活に疲れている人は、
時給を計算し、

費用対効果(コスパ)を確認してみてください。

時間の浪費が多ければ、
それがストレスの基になっている可能性大です。

「ポイントを貯めること」が目標になってしまう

貯金が上手くいっている時に「銀行口座残高」を見て嬉しいのと同様に、
投資が上手くいっている時に「証券口座残高」を見て嬉しいのと同様に、
ポイ活中に貯まった「ポイント残高」を見るのは嬉しいものです。

私も、
昔はポイントを使うことなく貯めまくっていました。

しかし、
ポイントは貯めれば貯めるほど愛着が湧き、
減らしたくなくなり、
1万ポイントの次は2万ポイント、3万ポイント、、、10万ポイントと目指したくなってしまいます。

いつしか、
「ポイントを貯めること」が目標になってしまっていました。

しかし、
ポイントは優先的に使わなければ損です。

最近は「ポイント運用(ポイントを連動指標に基づき運用する、投資のようなもの)」や「ポイント利息」などのサービスが増えてきていますが、
ポイントをそのままにしていれば基本的には「利息」がつきません。

貯めている限り、
ずっと同じ価値でしかありません。

むしろ、
失効や使い忘れのリスクがあります。

「現金(運用により利息がつく金融資産)」よりも優先的に、
「ポイント(基本的に利息がつかず、減る可能性があるもの)」を使わなければいけないことは明らかです。

さらに、
「ポイントを貯めること」が目標になると、
これまで伝えてきた落とし穴にハマりやすくなります。

企業に「出費をコントロール」され、
余計な買い物をし、
時間を浪費し、
管理しきれないポイントを失効し、
負のループへと陥ります。

ポイ活に疲れている人は、
「ポイントを貯めること」が目標になっていないか確認してください。

ポイントの落とし穴にハマらないよう注意!

まとめ:ポイ活の落とし穴・デメリットを知り、上手く付き合っていく

以上、
「ポイ活の落とし穴5選」とその対処法についてでした。

まとめです。

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はじめに:ポイ活とは?
 →ポイ活には魅力・メリットが多い反面、落とし穴・デメリットもある!

ポイ活の落とし穴(デメリット)5選
 ①失効ポイントの発生

  →管理するポイントが多いほど、ポイント失効しやすい
 ②余計な買い物が増える

  →「ポイント目的」は無駄な出費になりやすい
 ③出費をコントロールされ、ストレスが溜まる
  →「曜日限定」「日付限定」のキャンペーンにより、「出費をコントロール」される
 ④費用対効果(コスパ)が悪く、時間の浪費となる

  →時給を計算したら100円だったり、ただの時間の浪費になりがち
 ⑤「ポイントを貯めること」が目標になってしまう

  →ポイントには利息がつかないので、優先的に使わなければ損

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私もポイ活に疲れた人の1人です。

ポイ活に疲れた人の参考になれば幸いです。

ポイ活の落とし穴・デメリットを知り、
自分の中で妥協点を決めて上手く付き合っていくことが大切です。

次回の記事で詳しく記載しますが、
ポイントは絶対に貯めてはいけません。
使い切らなければ意味がありません。

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