今回は、
「無能な二代目社長が会社を潰す理由」について書いていきます。
私は以前、
無能な二代目社長と一緒に働いていました。
とんでもない無能でした。
約2年半一緒に働き、
彼を変えようと努力しましたが、
私には無理でした。
今思い出しても、
めちゃくちゃイライラします。
私の経験を基に、
無能な二代目社長が会社を潰す理由について考え、
まとめていきます。
※あくまで私の一例です
・無能な二代目社長と一緒に働いて悩んでいる人
・無能な二代目社長との関わり方に悩んでいる人
必見です。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の構成は、下記目次の通りです。
無能な二代目社長の特徴
「無能な二代目社長の特徴」については、
前回の記事で詳しく解説しました。
※一部要点を下記に記載します
無能な二代目社長と一緒に働く苦労・苦悩
→無能な二代目社長と一緒に働くのは、本当にストレスが溜まる
無能な二代目社長の特徴
①謙虚さゼロで傲慢・他人の意見を聞かない
②アンガーマネジメントができない
③視野が狭い・視座が低い・近視眼的かつ単眼的
④自己中心的・わがまま
⑤自分が有能だと勘違い
⑥能力が低い(ポンコツ)
⑦努力しない
⑧圧倒的な経験不足
⑨他責思考
⑩謝罪ができない
「無能な二代目社長が会社を潰す」
「二代目に変わってからの倒産確率が高い」
などと良く耳にします。
無能な二代目社長という存在は、
世の中に量産されているようです。
「親が金持ち」
「親の事業忙しくて教育がままならなかった」
などの共通の要素があり、
テンプレ化してしまうのかもしれません。
上記特徴を基に、
無能な二代目社長が会社を潰す理由を真面目に考えていきたいと思います。
無能な二代目社長が会社を潰す理由
「無能な二代目社長が会社を潰す理由」を3つ挙げ、
それぞれ詳しく解説していきます。
勘違いから生まれる傲慢
無能な二代目社長は、
とんでもない無能なのにも関わらず、
自分が有能だと勘違いする厄介な性質を持ちます。
「生まれ持った親ガチャSSR」を、
「自分の成功」と勘違いしているようでした。
「衰退の5段階」で言う、
「成功から生まれる傲慢」の土俵にすら立てていないにも関わらず、
あたかも自分の能力で成功したかのように振る舞います。
「成功から生まれる傲慢」でもなく、
「勘違いから生まれる傲慢」です。
このとんでもない勘違いは、
本当に救われません。
一代目社長は成功していても、
二代目社長は何も成功していないのは明らかです。
そして、
「生まれ持った親ガチャSSR」のおかげで特別扱いを受け、
努力も知らず、
圧倒的に経験値も足りません。
出世の過程も積むべき経験も全てショートカットしてきており、
圧倒的にあらゆる能力が不足しています。
こんな無能が指揮をとってしまえば、
衰退の未来しか見えないのは当然の話です。
「言っても無駄」から成長が止まる
そんな無能であっても、
謙虚であり他人の意見を聞き入れるような人格者であれば、
話は別です。
無能でも「貞観政要」のような心があれば組織は成長し、
将来的に成功できる可能性があります。
『貞観政要』(じょうがんせいよう)
善い政治を行うには良き「補佐役」が必要である。
貞観の政権が成功したのは、
自分を叱ってくれる部下をたくさん抱えたこと。
部下に自由に意見を言わせ、
謙虚に素直に耳を傾け、
「なるほど」と思えばすぐに改めることが大切である。
しかし、
無能な二代目社長は、
謙虚さゼロで他人の意見を聞かず、
自己中心的でわがままで、
アンガーマネジメントすらできませんでした。
リーダーシップを発揮する立場になればなるほど、
謙虚になるのは難しくなるというジレンマもあります。
難易度が高いことではありますが、
ものすごく重要なことです。
無能な二代目社長は、
意見を聞き入れるどころか、
自分の思い通りにならないことがあれば一時的な感情で喚き散らしました。
ブチギレた時の得意技はライン連投でした。
しかし、
ほぼ全てが的外れかつ理不尽で、
従業員はあきれ返り、
読む気も起きません。
これにより、
「言っても無駄」という空気が蔓延します。
こんな状況では建設的な議論ができなくなり、
成長が止まることは明らかでしょう。
しかも、
社長が超絶無能なため、
低レベルな段階で成長が止まってしまいます。
「無能なトップが意見を聞き入れない」ということが、
組織としてどれだけヤバいことなのか。
よく分かる事例だと思います。
柔軟さを欠き、ピンチに対応できない
「無能なトップが意見を聞き入れない」ということで成長が止まるだけでなく、
最終的に破滅に向かう大きな問題に転じていきます。
会社を経営する上でのピンチ、
経営危機に陥るような大きな問題にぶち当たった時のことを考えると、
目も向けられません。
※私がいる時に経営危機は起こりませんでした
柔軟さを欠き、
ピンチに対応できないことが明らかです。
無能な二代目社長は、
「視野の狭さ」「視座の低さ」「近視眼的かつ単眼的」をコンプリートし、
とんでもない他責思考であり、
謝罪ができない病気でした。
経営危機のピンチに陥った時、
彼は確実に他責や犯人探しに精を出すでしょう。
もちろん、
そんなことをしている場合ではないのに。
そして、
悪いのは他人の意見を聞き入れなかった自分なのに。
「他責したところでどうにもならない」
ということを、
ここで初めて学ぶかもしれません。
従業員を辞めた時にも「あいつが悪い」と他責にし、
切り捨て続けたことを後悔するかもしれません。
でも、
もう全てが手遅れです。
万が一、
謝罪会見を開かなければならないような大きな不祥事が起こった場合も、
人生で一度も謝罪をしたことがないので、
しどろもどろになり醜態を晒すでしょう。
後世に語り継がれるような面白い謝罪会見が多いのも、
このような背景があるからかもしれません。
まとめ:世の中に量産されている無能な二代目社長
以上、
「無能な二代目社長が会社を潰す理由」についてでした。
まとめです。
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無能な二代目社長の特徴
→無能な二代目社長という存在は、世の中に量産されている
無能な二代目社長が会社を潰す理由
①勘違いから生まれる傲慢
→「生まれ持った親ガチャSSR」を、「自分の成功」と勘違い
②「言っても無駄」から成長が止まる
→「無能なトップが意見を聞き入れない」は、組織として相当ヤバい
③柔軟さを欠き、ピンチに対応できない
→気づいた時には、全てが手遅れ
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私が関わった無能な二代目社長の話を基に、
無能な二代目社長が会社を潰す理由を分析しました。
彼の会社はまだ倒産していませんが、
このままだと倒産する未来しか見えません。
他にも、
多くの会社が無能な二代目社長に苦労していると思います。
このような悲惨な末路を迎えないため、
私も努力しました。
しかし、
人間を変えることは難しく、
私には無理でした。
次回、
「無能な二代目社長との付き合い方」について、
私の経験も記載していきたいと考えています。
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