今回は、
「サイドFIREの葛藤：他責思考がめちゃくちゃ危険な理由」についてまとめていきます。
私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。
サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。
悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。
・全てを日本や時代のせいにしている他責思考な人
・身近に他責思考な人が居て困っている人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人
必見です。
サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし（基本社宅で自己負担小）、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
現代の日本に生まれたら人生余裕
前回、
「現代の日本に生まれたら人生余裕な理由」という記事を書きました。
※以下、要点を抜粋して記載します
現代の日本に生まれたことは、幸運でしかない
→「日本終わってる」なんて訳がない
現代の日本に生まれたら人生余裕な理由
①「生存権」を尊重されている「最高の環境」
→他責にするような弱者ほど、大きな恩恵を受けている
②少し勉強すれば勝てる
→平均年収以上を稼ぐことはかなり簡単な環境
③社会不適合者が生きやすい時代
→堅苦しい時代が終わり、誤魔化しが効く素晴らしい時代へ
「自分は運が悪い」という他責思考で、
現実逃避する人がいます。
※私も昔はそうでした
しかし、
他責思考は百害あって一利なしです。
現代の日本に生まれたら人生余裕であり、
「日本のせいで」なんて言葉は１ミリも正しくありません。
他責思考を続けること、
「せいで」という言葉を使い続けることは、
めちゃくちゃ危険なことです。
今回は、
そのことについてまとめていきたいと思います。
他責思考がめちゃくちゃ危険な理由
「他責思考がめちゃくちゃ危険な理由」を３つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。
あくまで個人的な経験に基づく、
個人的な考えです。
他責思考の積み重ねは、絶望と破滅の未来
私も20歳になるまではずっと他責思考で、
卑屈で冴えない人生を送っていました。
20年間の他責思考の積み重ねは、
憂鬱のスパイラルを生み出し、
絶望の塊で「地獄」と言っても過言ではありません。
20歳の時にそのツケが回ってきて、
ホンモノの絶望の淵に立つことで、
やっと生まれ変わることが出来ました。
その後は自責思考となり、
そのおかげで人生が好転したと考えています。
私の経験上、
他責思考は負のスパイラルを生み出し、
自責思考は生のスパイラルを生み出します。
下図のように、
時間をかければかけるほど、
その差は大きくなり取り返しのつかない差を生むのです。
ただし、
これは人生の途中で挽回も可能です。
私は20年で挽回したパターンなので、
下図の緑で示したようなイメージになります。
もし挽回しなければ、
確実に絶望と破滅の未来を迎えていたと思います。
他責思考の積み重ねはメンタルにも悪影響を及ぼし、
実害をもたらすような大きな問題に発展するのです。
どのような実害があるか、
これより説明していきます。
陰謀論にハマったり、詐欺の被害に遭う
まず、
陰謀論は他責志向の極みです。
根本的な話になりますが、
陰謀論にハマる人間は、
現状の自分に大きな不満があると私は考えています。
現実が充実していれば、
陰謀論なんかにハマる意味はありません。
自分の人生が上手くいかない（と勘違いしている）場合、
「この嫌な世界は、世界の黒幕によって仕組まれた」というストーリーは心の救いになるはずです。
自分の給料が上がらないこと、
自分の借金がなくならないことも、
全て世界の黒幕のせいにすれば解決します。
究極の責任転嫁であり、
究極の他責思考です。
そんな風に、
自分の人生が上手くいかない鬱憤の捌け口として、
仮想敵を作っているだけにしか見えません。
陰謀論でよく言われている「金持ち支配社会」については、
まさにその通りでしょう。
しかし、
よく語られる「既得権益を持つエリートによる陰謀」ではなく、
資本主義という社会構造にあります。
そして、
現代社会においては、
「日本のせい」と他責にするような弱者ほど、
大きな恩恵を受けているということを理解しなければなりません。
諸説ある「年収800万以下は社会のお荷物※」という言葉を借りると、
「日本のせい」と他責にするような人間は、
ほぼ100％社会のお荷物でしょう。
※一定水準の年収に達するまで、納税額よりも享受できるサービスの方が大きいという話
年収800万円を稼いだことのない人間は、
謙虚にならなければなりません。
そもそも、
現代の日本に生まれたことが幸運であることに気付いていないことが、
相当ヤバい話です。
そして、
「報われすぎてる」のに、
「報われていない」と勘違いするセンサーは、
流石にヤバいと思います。
そんなヤバいセンサーを持っているのだから、
陰謀論などの誤情報を鵜呑みにしてしまうのは当たり前の話かもしれません。
そんな人間が、
洗脳されやすく詐欺に遭いやすいのは想像しやすいことだと思います。
※「陰謀論にハマる人間の特徴」については下記記事で詳しく解説しています
「無敵の人」になってしまう
他責人間が陰謀論にハマったり詐欺の被害に遭ったりして、
様々な意味で破滅した挙句、
「無敵の人」になるのが最悪なパターンです。
「無敵の人」とは、
社会的に失うものが何も無いために、
犯罪を起こすことに何の躊躇もない人を意味するインターネットスラングになります。
「無敵の人」は、
時代のせいだから全てをリセットしたい、
他人のせいだから道連れにしたい、
社会のせいだから死刑になりたい、
という「他責思考」の最高到達地点です。
一番厄介なのは、
「一揆でも起こすような理不尽な状況ではない」という、
「全てが勘違い」である点に他なりません。
前述の通り、
「報われすぎてる」のに、
「報われていない」と勘違いしているのが相当ヤバいです。
そんなものに巻き込まれたら、
たまったものじゃありません。
「無敵の人」のニュースを見て不快に思えるうちに、
ぜひ反面教師にして欲しいと思っています。
そのためには、
少しでも早く「他責思考」から「自責思考」にチェンジし、
挽回するしかありません。
まとめ：他責思考から自責思考に切り替えるだけで人生は好転する
以上、
「サイドFIREの葛藤：他責思考がめちゃくちゃ危険な理由」についてでした。
まとめです。
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現代の日本に生まれたら人生余裕
→現代の日本に生まれたことは、幸運でしかない
他責思考がめちゃくちゃ危険な理由
①他責思考の積み重ねは、絶望と破滅の未来
→実害をもたらすような大きな問題に発展する
②陰謀論にハマったり、詐欺の被害に遭う
→陰謀論は究極の責任転嫁であり、究極の他責思考
③「無敵の人」になってしまう
→一番厄介なのは、「全てが勘違い」である点
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他責思考は相当ヤバいという話でした。
最悪、
陰謀論にハマったり詐欺の被害に遭った挙句、
「無敵の人」となり凶悪犯罪を起こすことに繋がると考えています。
それほどにヤバい思考であり、
根本から変えなければなりません。
他責思考から自責思考にシフトするだけで、
人生は好転するはずです。
騙されたと思って、
「のせいで」を「のおかげで」に切り替えてみてください。
少しでも参考にしていただけると幸いです。
その他、
「サイドFIREの葛藤」シリーズの記事を沢山書いています。
※是非読んでみてください
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