【メニューが多すぎる】ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法【サイドFIREの葛藤】

⑥哲学者ごっこ

今回は、
「サイドFIREの葛藤:ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法」についてまとめていきます。

私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。

サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。

悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。

・ファミレスのメニュー選びにモヤモヤしている人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人

必見です。

サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の目次は下記の通りです。

ファミレスのメニュー選びは自由の刑

前回の記事で、
「ファミレスのメニュー選びは自由の刑」についてまとめました。

※以下、要点を抜粋して記載します

ファミレスのメニュー選びが「自由の刑」である理由
 ①”多方面において”選択肢が多すぎる

 →メニュー以外にも選択肢の相乗効果があることがさらに厄介
 ②どれも正解・どれも不正解
 →「和洋中の境界線を越えたカオス」で後悔が発生しやすい
 ③バイキング・ビュッフェと違い、選択の責任が重い
 →他のモノを選ぶ「他の世界線」が多すぎるため、その後悔と責任が大きくのしかかる

ファミレスは、
「好きなものを好きな時に好きなだけ楽しむ」という自由を提供している場所だと思います。

そのため、
ファミレスは自由そのものを体現していると言っても過言ではありません。

自由とは選択と責任を伴うものであり、
その選択が正解かどうかを自分で背負う必要があります。

少し大袈裟に表現しましたが、
ファミレスのメニュー選びから「自由の刑」を学ぶ事が可能です。

今回はこの件をもう少し深掘りし、
自由の刑から抜け出す方法を考えていきます。

ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法

早速ですが、
「ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法」を5つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。

※ファミレスという比喩を用いて、
人生における「自由の刑」を考えていきます。

いつもの(メニューを開かない)

まず最初に、
数多くの選択肢を放棄して「いつもの」を貫くことが挙げられます。

ここで重要なのが、
「メニューを
開かない」ということです。

このメリットは「選択肢の排除」であり、
メニューを開かないことにより後悔の発生を防ぐこともできます。

また、
”ルーティーン”という大義名分も生まれます。

そもそも「自由の刑」に参加しないというアプローチであり、
”決定疲れ”を防ぐ合理的で効果的な手段と言えるでしょう。

人生においては、
スティーブ・ジョブズがいつも同じ服を着ていた「ジョブズ・ユニフォーム現象(仮名)」と同じです。

意思決定に余計な労力を使わない、
現代を生き抜く重要な戦法となります。

ランダムに委ねる

同様に、
自ら意思決定をせずに「ランダムに委ねる」という方法が考えられます。

それはサイコロやルーレットであったり、
メニューをランダムに開いてパッと目に入った料理を否応なしに選択する方法でも良いです。

選択肢を減らすには、
このようなランダム性が役に立つ事があります。

ゲーム性やエンタメ性にも長け、
「ハズレ」というスパイスも魅力であり、

人生に彩りを加える可能性も秘めているでしょう。

おまかせ・他人に決めてもらう

ランダムが怖ければ、
「おまかせ・他人に決めてもらう」という方法も
有効です。

特に「おまかせ」は安牌であり、
「他人と同じもの」も安全性が高いと思います。

ランダムよりも「ハズレ」のリスクが低く、
選択肢を減らす最適な手段の1つでしょう。

また、
少し冒険したい場合は「ChatGPTに決めてもらう」も良いと思います。

ただし、
「おまかせ・他人に決めてもらう」は安牌でラクな反面、

主体性を削ぐなどのデメリットがあり、
やり過ぎに注意が必要です。

いくら「自由の刑」が怖くとも、
決断と責任の恐怖から逃げ続けてはいけません。

「おまかせ」は基本的に利益率が高く、
”店にとって都合が良いメニュー”であり、
割高を食わされる可能性があります。

※”決断の手数料”と捉えることも可能

また、
「他人と同じもの」で失敗した時、
無意識に他責思考になったりもするでしょう。

将来の自分が選択に苦労することになるため、
注意が必要です。

シェアで軽減

選択肢を放棄せず、
膨大な選択肢と
うまく戦う方法として、
「シェアで軽減」が挙げられます。

特に大人数でファミレスに行く場合、
この手段が奏功します。

数打つことにより、
「どれも正解・どれも不正解」が紛れ、
正々堂々と「自由の刑」に立ち向かう事ができます。

また、
これは1人でも実施可能で、
普通に「ハンバーグ+ライス」を頼むのではなく、
「ハンバーグ+小さなピザ」や「ハンバーグ+パスタ」を頼むような形です。

少し値は張りますが、
有効な手段だと思います。

これはまさしく「リスク分散」です

「自由の刑」に立ち向かうにとどまらず、
人生のあらゆる場面で役に立つ考え方・戦法になります。

ファミレスに行かずに専門店に行く

最後に、
「ファミレスに行かずに専門店に行く」が挙げられます。

少しずるい方法ですが、
適切に選択肢を減らす、
最も合理的で効果的な手段とも言えるでしょう。

ファミレスの問題点は、
「和洋中の境界線を越えたカオス」にありました。

専門店で「ジャンルを1つにする」というアプローチは、
選択肢を減らす上で
大きな効果を発揮します

そして、
適切な選択肢数と言われる「5〜9個」のメニュー数をもつ、

”より専門性の高いお店”に行くことができれば完璧です。

たとえ「5〜9個」のメニューを大幅に超えたとしても、
ジャンルを跨いだ後悔が発生しない分、
「自由の刑」はかなり軽減されるに違いありません。

元も子もありませんが、
「ファミレスに行かずに専門店に行く」という、

”枠から外れた行動”をする事が最も効果的です。

人生においても、
固定概念にとらわれず、
常識を疑うことが重要であることは間違いありません。

特にこれからの変化の激しいVUCA時代を生き抜くため、
身につけるべき戦法だと考えています。

まとめ:適切に選択肢を減らし、自分で決断すること

以上、
「サイドFIREの葛藤:ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法」についてでした。

まとめです。

ーーーーーーーーーー

ファミレスのメニュー選びは自由の刑
→ファミレスは自由そのものを体現していると言っても過言ではない

ファミレスから学ぶ、自由の刑から抜け出す方法

 ①いつもの(メニューを開かない)

 →意思決定に余計な労力を使わない、現代を生き抜く重要な戦法
 ②ランダムに委ねる
 →ゲーム性やエンタメ性に長け、人生に彩りを加える
 ③おまかせ・他人に決めてもらう
 →主体性を削ぐなどのデメリットがあり、やり過ぎに注意が必要
 ④シェアで軽減
 →まさしく「リスク分散」であり、人生のあらゆる場面で役に立つ
 ⑤ファミレスに行かずに専門店に行く
 →固定概念にとらわれず、常識を疑うことが重要である

ーーーーーーーーーー

「自由の刑」に立ち向かう時、
適切に選択肢を減らし、
自分で決断することが重要です。

ファミレスのような”些細な決断”であれば、
「メニューを開かない」や「ランダムに委ねる」により思い切って選択肢を減らすのも有効だと思います。

しかし、
重要な決断ではそうはいきません。

重要な決断になればなるほど、
「選択肢の減らし方」が重要となります。

全体を把握しないまま闇雲に選択肢を放棄することは、
盲目になり「群盲象を評す(暗闇の中のゾウ)」に繋がるリスクが高いです。

※「群盲象を評す(暗闇の中のゾウ)」は下記記事で詳しく解説

重要な決断において、
一番効果的なのは「ファミレスに行かずに専門店に行く」だと考えています。

そして、
適切な選択肢数と言われる「5〜9個」のメニュー数をもつ、

”より専門性の高いお店”に行くことができれば完璧です。

そういった上手い「選択と集中」ができれば、
「自由の刑」から解放され、
人生はより充実すると考えました。

そもそもFIREを達成して「自由の刑」に処せられていること自体が幸福であり、
ファミレスという煩悩の塊がある時代に生まれたことが幸福だと思います。

少しでも参考にしていただけると幸いです。

その他、
「サイドFIREの葛藤」シリーズの記事を沢山書いています。

※是非読んでみてください

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