【flierのデメリット】本の要約サービスを使っても意味がない理由【自分で読書すべき】

⑥哲学者ごっこ

今回は、
「本の要約サービスを使っても意味がない理由」について書いていきます。

私は過去に本の要約サービスflierを使っていた時期がありました。

しかし、
まるで意味がありませんでした。

その経験から、
私は「本の要約サービスを使わずに自分で読書すべき」と強く思っています。

今回は、
その理由について詳しく解説していきます。

・flierのデメリットを知りたい人
・flierを契約しようか悩んでいる人
・flierを使いこなせていない人

必見です。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記目次の通りです。

flier(フライヤー)などの「要約サービス」

flier(フライヤー)

本の要約サービス flier(フライヤー)などの「要約サービス」が増えてきています。
※以下、flier公式HPより引用します

「本の要約サービスflier フライヤー」は、
多忙なビジネスパーソンが本の内容を効率的につかむことで、ビジネスに役立つ知識・教養を身に付け、スキルアップにつなげることができます。

具体的には、新規事業のアイデア、営業訪問時のトークネタ、ビジネストレンドや業界情報の把握、リーダーシップ・コーチングなどです。

現代人は多忙すぎるようで、
「タイパ」や「コスパ」が騒がれています。

「要約サービス」は多岐にわたり、
Youtubeでも本の要約チャンネルが乱立しており、
映画を要約してしまう人まで発生しました。

多額の賠償金で話題になったファスト映画が、
「要約サービス」の究極だと考えています。

私は、
「要約サービス」が溢れている世の中にモヤモヤしています。

かくいう私も、
超多忙な社畜時代にflierを利用していた時期があります。

超多忙な社畜時代に利用していたが、意味がなかった

私は社会人3年目で管理職に昇進し、
そこで残業という概念がなくなりました。

高速出世は入社時から目標にしており、
当時は仕事が楽しかったので、
自ら望んで猛烈に働いていました。

企業は「管理監督者」には残業代を払う義務がないため、
悪く言えば「働き放題の駒」という状況でした。

膨大な仕事量をこなし、
常に時間の足りない私は、
仕事もプライベートも効率ばかりを追い求める効率人間でした。


いつしか「自分で読書すること」を辞め、
flierにも課金し、
Youtube上に上がっている本要約動画ばかり見ていました。

それで、
読書をした気になっていました。

しかし、
私にとってこれは完全に失敗でした。

要約サイトで読んでいたものも、
心から「読みたい」「知りたい」ものではなく、
「頭の中に効率よく新しい情報を入れているだけ」でした。

そして、
大事なことは何も残りません。

今思えば、
労働に殺され、
完全に思考停止していました。

そして、
社畜から解放され、

時間を手にした私は、
改めて「自分で読書すること」を再開しました。

そして「自分で読書すること」の重要性を改めて知り、
本の要約サービスを使っても意味がないと強く思いました。

そう思った理由について、
詳しく解説したいと思います。

本の要約サービスを使っても意味がない理由

「本の要約サービスを使っても意味がない理由」を3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。

同じ本でも人によって「重要な情報」は違う

以前flierで要約を読み、
読んだつもりになっていた「嫌われる勇気」を自分で読んだ時のことです。

この時に「自分で読書すること」で得た知見と、
flierで他人が要約した文章は全くの別物でした。

同じ本でも、
人によって「重要な情報」は違うのです。

また、
同じ人でも、
読む時期によって「重要な情報」「心に響く言葉」はまるで違ってくるでしょう。

他人が「重要だ」と思って要約した内容を渡されても、
自分にとっては全く重要でない可能性があります。

内容量の多い本、
読みごたえのある価値の高い本ほど、
その乖離が大きくなるでしょう。

所詮、
「要約サービス」は要約(要点を短くまとめたもの)でしかないのです。

読書において最も重要なのは「要約するプロセス」

そして、
至極当然の話ですが、
読書において最も重要なのは、
「要約するプロセス」です。

著者の考えなどを汲み取り、
自分にとって必要な情報を抽出し、
「要約するプロセス」にこそ一番大きな価値があります。

そのプロセスで、
「自分の頭で考える力」が養えるのです。

冷静に考えて、
一番大事なプロセスをショートカットしようと願うのはあまりにも無謀であり、

滑稽だと思います。

要約サービス・要約サイトにおいて、
読書による大きな恩恵を受けているのは、
要約してアウトプットしている「中の人たち」です。

課金ユーザーではありません。

利益も経験も、
全部「中の人たち」が総取りしているのです。

効率よく成長したければ、
flierで働くのが一番でしょう。

私はそのことに改めて気づき、
原点に戻りました。

長い目で見れば「コスパもタイパも悪い」

また、
flierなどの「要約サービス」の厄介なところは、
「読書をした気になってしまう」ところです。

「読書をした気になってしまう」満足感があり、
さらに「コスパもタイパも良い」なんて思ったりします。

しかし、
前述の通り「コスパもタイパも良い」は勘違いです。

他人にとっての「重要な情報」を与えられ、
読書において最も重要な「要約するプロセス」をショートカットし、
読書をした気になって満足感に浸ってしまえば救われません。

「コスパもタイパも良い」というのは、
あまりにも短期的で愚かな考え方だと思います。

長い目で見れば、
「コスパもタイパも悪い」です。

「出世はコスパもタイパも悪い」という勘違いと似ている気がします。

忙しさを理由に、
「自分で読書すること」を放棄してはいけません。

目先の忙しさに負けることなく、
少しずつでも自分で読書をし、
「要約するプロセス」を経て成長する方が望ましいと考えています。

まとめ:自分でも読書をし、すり合わせる活用法が良い

以上、
本の要約サービスを使っても意味がない理由」についてでした。

まとめです。

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flier(フライヤー)などの「要約サービス」
→超多忙な社畜時代に利用していたが、意味がなかった


本の要約サービスを使っても意味がない理由
 ①同じ本でも人によって「重要な情報」は違う

 →他人と自分の「重要な情報」が全く違う可能性がある
 ②読書において最も重要なのは「要約するプロセス」
 →利益も経験も、全部「中の人たち」が総取りしている
 ③長い目で見れば「コスパもタイパも悪い」
 →「コスパもタイパも良い」というのは、あまりにも短期的で愚かな考え方

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少しネガティブな内容となってしまいましたが、
個人的には利用してみて失敗でした。

しかし、
上記学びがあったという意味では、
この失敗もプラスに生きています。

そういう意味では、
一度試してみることをお勧めします。

無料期間もあるようなので、
食わず嫌いのエアプではなく、
体験してみて欲しいです。

flier(フライヤー)

flierなどのサービスを活用することは悪いことではないと思いますが、
要約内容を鵜呑みにし、
「読書をした気になってしまう」のはよくありません。

flierなどの「要約サービス」は、
自分でも読書をしつつ、
読了後にすり合わせる形で活用するのが望ましいと考えています。

忙しさを理由に、
「自分で読書すること」を放棄しないことをお勧めします。

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