【くしゃみや咳払いに殺意】ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由【鼻すすり・クチャラー】

⑤科学者ごっこ

今回は、
「ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由」について書いていきます。

私もかなり重度なミソフォニアを患っており、
くしゃみや咳払い、鼻をすする音、咀嚼音などに「殺意」を感じます。

「殺意」とは、
決して大袈裟な表現ではありません。

過去記事でミソフォニアについてまとめましたが、
この記事が思った以上に多くの人に読まれています。

思っていたより多くの人が、
ミソフォニアで苦しんでいることを知ることができました。

そして、
自分の中では冬に悪化することが分かっており、
今年の冬も症状の悪化に苦しんでいます。

今回は「ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由」についてまとめていきたいと思います。

今年の冬になって初めてミソフォニアに気づいた人もいると思うので、
是非参考にしてください。

・冬にミソフォニアが悪化して悩んでいる方
・くしゃみや咳払いに殺意を覚えて悩んでいる方
・身近にミソフォニアの人がいる方

必見です。

※私は薬剤師資格を持ち、
一定レベルの医療知識は持っていますが、
あくまで私の経験に基づく解説になります。


個人的なものではありますが、
リアルな経験を基に書いていくので、
少しでも参考にしていただけると幸いです。

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事は下記目次の通りの構成となっています。

ミソフォニア(音嫌悪症)とは

ミソフォニアについては過去記事で詳しくまとめています。
※要点を一部抜粋し、記載します

・はじめに:ミソフォニア(音嫌悪症)とは
 私のトリガー音
 →くしゃみ、咳払い、鼻をすする音など上気道関連
 トリガー音を聞いた時の私の症状
 →『抑えきれない怒り(殺意)』と、『焦燥感のような感情』

・私のミソフォニア(音嫌悪症)闘病記
 ①「心が狭い」と非難された幼少時代
 ②15年越しに病気だと知った大学時代
 ③うつ病により悪化したミソフォニア
 ④車生活・ホームレス生活で、人を避ける日々

残念ながら、
ミソフォニアは認知度もあまり高くなく、
治療薬もないという現状です。

周囲に完全な理解を求めるのは難しく、
とにかくトリガー音を避けるしかありません。

私は車という「自分だけの空間」を利用し、
トリガー音から逃げる日々を送った時期もあります。

しかし、
ずっとそのような生活を送るわけにはいきません。

多くの人と関わる日常生活では苦しい場面が多々あり、
怒りと殺意に苛まれる日々です。

そして、
自分の中では冬に悪化することが分かっており、
今年の冬も症状の悪化に苦しんでいます。

今回はその理由について考え、
まとめていきます。

ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由

「ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由」を4つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。

風邪が流行る

まず最初に大きな外的要因として、
「風邪が流行る」ということが挙げられます。

これは至極当然の話で、
冬に入って風邪が流行ることにより、

くしゃみや咳払いや鼻をすする音などの「トリガー音に接する回数」が増えます。

これはシンプルに地獄です。

体調が少しでも悪いのであれば、
「どうか家の中で安静にしていて欲しい」と切実に願います。

本気で、
外界に出て不快な音を撒き散ら
さないで欲しい。

風邪でなくとも、
外気温と内気温の差で鼻水が出ているのか、
電車や部屋に入ってきてからしばらく鼻をすすりつづけるクソデブジジイも居ます。

冬になると外気温が下がることで鼻水が出やすくなり、
湿度低下により風邪を引きやすくなるので、
本当に地獄です。

花粉症の罹患率の高さ

そして、
冬の終わりの2月頃から花粉症という地獄も始まります。

花粉症は春ではなく、
もはや冬です。

私は花粉症ではありませんが、
花粉症罹患率の高さを本気で恨んでいます。

そして、
抗ヒスタミン薬を服薬していない人が多すぎることも恐ろしいです。

日本調剤の調査によると、
花粉症患者の40%以上が病院に行かず、
抗ヒスタミンやくを服薬する半数以上の人が花粉症を発症してから治療薬を使うとの調査結果もあります。

毎年症状が辛いのであれば、
「どうか適切に服薬して欲しい」と切実に願います。

どうか、
できるだけ早く服薬して少しでも症状を撒き散らさないで欲しい。

不快なくしゃみや鼻すすりなど、
症状を撒き散らす奴は本気で殺したくなります。

「眠くなるから飲みたくない」とかいう奴は、
おそらく10年以上前から薬の情報が止まっているのだと思います。

第一世代の薬しか知らなければ、
眠気に怯えるのも仕方ありません。

眠気が起こりにくい第三世代の薬が開発されているので、
どうか試してみて欲しいです。

受験生など人が増える

特に図書館やカフェなどの場面においての話ですが、
冬になると受験生が一気に増えます。

冬休みと呼ばれる期間に入ると地獄のようです。

また、
「家で暖房を使うより外に出たほうが良い」という心理もあるかもしれません。

いずれにしても、
冬はいろんな場所で人が増えます。

こちらも外的要因ですが、
受験生は朝から晩まで長居することも多く、
近くにハズレが来たときは地獄です。

※私も基本的に長居しています

中高年男性(クソデブジジイ)よりハズレ率は圧倒的に低いですが、
数打てばどうしても当たってしまいます。

ミソフォニアにとって、
「人が増えること」はリスクでしかありません。

これは「土日が嫌い」にも通じる話だと思います。
※下記記事で詳しく解説しています

可能な限り、
静かで閑散とした場所で生きていきたいものです。

これにより社会不適合者を極めるわけであり、
イライラしながらも自己嫌悪に陥ります。

冬季うつ病により集中力が下がり、気が散る

最後に内的要因ですが、
私の場合は「冬季うつ病により集中力が下がって気が散ること」も要因の1つです。

もしかしたら、
同じような状況の人もいるかもしれません。

「冬季うつ病(季節性感情障害の症状・治療方法・対策について」は別記事で詳しくまとめているので、
ぜひ読んでみてください。

冬に入り、
風邪が流行って花粉症の影響も受け、
さらに人も増えることで「トリガー音に接する回数」が増えます。

それだけでも地獄ですが、
さらに悪い意味で「トリガー音に対する感受性」も高くなってしまいます。

私の経験上、
集中力が下がることで気が散ってしまい、
普段であれば「イヤホンで遮断できるレベルのトリガー音」にも敏感に反応してしまう傾向にあると考えています。

今日の話ですが、
目の端に映る貧乏ゆすりにもクソイライラしました。

「トリガー音に接する回数」のみならず、
「トリガー音に対する感受性」も高くなってしまうことを強く実感しています。

冬の日照時間の減少により元気がなくなり、
集中力が下がってしまう人も多く居ると思います。

もしかしたら、
それは冬季うつ病かもしれません。

私の経験上、
冬季うつ病には日光浴が大きな効果を示すので、
下記記事を参考にしていただければと思います。

まとめ:トリガー音に「接する回数」と「感受性」の問題

以上、
ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由」についてでした。

まとめです。

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ミソフォニア(音嫌悪症)とは
→周囲に完全な理解を求めるのは難しく、
とにかくトリガー音を避けるしかない

ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由

 ①風邪が流行る

 →くしゃみや咳払いなどの「トリガー音に接する回数」が増える
 ②花粉症の罹患率の高さ
 →薬を飲まず症状を撒き散らす奴が多すぎる
 ③受験生など人が増える
 →「人が増えること」はリスクでしかない
 ④冬季うつ病により集中力が下がり、気が散る
 →「トリガー音に対する感受性」も高くなってしまう

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冬はミソフォニアにとって地獄です。

「トリガー音に接する回数」が増えるだけでなく、
「トリガー音に対する感受性」も高くなってしまうWパンチを食らいます。

この冬からくしゃみや咳払いに殺意を覚えるようになった人は、
もしかしたらミソフォニアであり、
さらに冬季うつ病かもしれません。

個人的な意見ですが、
ミソフォニアと冬季うつ病には相関があると考えています。

私の行っている対処法は下記の通りです。

・ミソフォニア→とにかくトリガー音を避ける
 
・冬季うつ病→とにかく日光浴をする

そのため、
冬場は図書館やカフェを避け、
大きな公園で一人で過ごすことが多いです。

もし同じように困っている人が居れば、
コメントいただけると嬉しいです。

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