今回は、
『サイドFIREの葛藤:「予言の自己実現」で常に成功をイメージする』についてまとめていきます。
私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
サイドFIREのような生活をしています。
サイドFIRE生活の中では、
様々な悩みや葛藤があります。
悩みや葛藤は割とネガティブなものですが、
私なりにそれらをポジティブに転換しています。
・叶えたい大きな目標がある人
・これからサイドFIREやFIREを目指す人
必見です。
サイドFIREへ向けた予習として参考にしたり、
共感していただけると嬉しいです。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
はじめに:流れ星に願うと本当に叶う?
子どものころ、
「流れ星に願いをかけると叶う」と言われ、
一度は信じたことがあると思います。
実際、
願いが叶う人と叶わない人がいるのはなぜなのか?
実は、
この現象には「予言の自己実現」という心理学的メカニズムが関係していると言われています。
流れ星に願うことで成功する人は、
「願う前から」行動を変えているのです。
流れ星に願える人は、すでに願いに意識を集中している
諸説ありますが、
「流れ星に願える人は、すでに願いに意識を集中している」ということです。
そもそも、
流れ星は一瞬しか見えません。
その短時間で願いを口にできる人は、
「普段から願いを強く意識している人」だけです。
言い換えれば、
「流れ星がなくても、常に願いを考え、それに向かって行動している人」になります。
つまり、
願いが叶うのは「流れ星の効果」ではなく、
「願いを強く持ち続けていたこと」の結果ということです。
「予言の自己実現」:願いを叶える最大のカギ
心理学には「予言の自己実現」という概念があります。
これは、
予言をした者(もしくは予言を受け入れた者)が、
その予言を信じて「それに沿った行動をする」ことで、
実際にその予言が実現してしまうことを言います。
いわゆる「言霊」と同じであり、
言葉によって心理的な圧力を生じさせ、
思いどおりの方向に現実を誘導するということです。
例:プラシーボ効果と予言の自己実現
例えば、
「プラシーボ効果(偽薬効果)」もこれにあたります。
砂糖のかたまりのような偽薬でも、
「効く」と思い込めば本当に症状が改善してしまうことです。
これは「自分が健康になる」と信じることで、
実際に身体が反応するためであり、
「思考」→「行動」→「現実」の流れが発生します。
流れ星に願う人も、実は同じことをしている
流れ星に願う人も、
「思考」→「行動」→「現実」で願いを叶えています。
叶えたい願いを強く意識する(思考)
↓
その願いを言えるほど常に考えているため、無意識にその方向へ行動する(行動)
↓
結果、願いが叶う確率が高まる(現実)
行動が結果につながるという、
至極当然の話です。
「流れ星」は、
これを横取りしているとも言えます。
「予言の自己実現」で常に成功をイメージする
重要なのは「流れ星」ではなく、
「常に願いを意識すること」だということが分かりました。
ただし、
これが難しいです。
私も難航しており、
特にサイドFIRE達成後は新しい目標を立てることの難しさを痛感しています。
とにかく「予言の自己実現」を使い、
常に成功をイメージすることが重要だと考えました。
願いを「現在進行形」で言う
願いを叶えるには、
下記手順が重要でした。
叶えたい願いを強く意識する(思考)
↓
その願いを言えるほど常に考えているため、無意識にその方向へ行動する(行動)
↓
結果、願いが叶う確率が高まる(現実)
まずは「思考」が重要であり、
明確な目標がある場合はそれを強く意識すればOKです。
しかし、
1つの目標を達成した後、
新たな目標を見失っている人も多いと思います。
※燃え尽き症候群に罹患している時など
その場合は、
願いを「現在進行形」で言うことが効果的であると考えました。
例えば、
「お金持ちになりたい」ではなく、
「私は豊かで自由な生活をしている」と言うことです。
新しい目標は、
現在進んでいる道の先にあります。
「今」にスポットライトを当てることは潜在意識に影響を与え、
その先の行動を変え、
新たな目標を見つけることに繋がります。
目標に対して「行動を先取り」する
次に「行動」ですが、
これも先取りが重要となります。
一歩目が重たいのは誰もが同じであり、
そこさえクリアできれば何とかなるものです。
「成功したら頑張る」ではなく、
「成功している自分ならどう行動するか?」を考え、
先に行動することが効果的だと思います。
例えば、
「作家になりたい」のであれば、
すでに作家であるかのように毎日文章を書く。
「FIREしたい」のであれば、
FIREしていることを想像して土日(休日)を過ごすなどです。
『「PDCA」ではなく「DCAP」にしろ!』とよく言われるように、
P(計画)よりもD(行動)を先にしてしまうという魂胆になります。
流れ星のような「トリガー」を作る
日常生活において、
流れ星に遭遇する機会はあまりありません。
「流れ星を見たら願う」のと同じように、
日常の中で願いを意識する習慣をつくることが重要です。
例えば、
「大谷翔平選手が使った目標達成シート(マンダラチャート:9×9の81マスシート)を毎朝確認する」
「スティーブ・ジョブズのように、鏡を見たら目標を唱える」など、
ルーティン化してしまうのが良いと思います。
そして、
本物の流れ星に遭遇した時、
瞬時に願いを唱えることが出来るほど意識に定着すれば、
きっと目標は達成できます。
まとめ:願いを叶える人の思考法
以上、
『サイドFIREの葛藤:「予言の自己実現」で常に成功をイメージする』についてでした。
まとめです。
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はじめに:流れ星に願うと本当に叶う?
・流れ星に願える人は、すでに願いに意識を集中している
→常に願いを考え、それに向かって行動している人
「予言の自己実現」:願いを叶える最大のカギ
・例:プラシーボ効果と予言の自己実現
→偽薬でも「効く」と思い込めば本当に症状が改善してしまう
・流れ星に願う人も、実は同じことをしている
→行動が結果につながるという、至極当然の話
「予言の自己実現」で常に成功をイメージする
①願いを「現在進行形」で言う
→新しい目標は、現在進んでいる道の先にある
②目標に対して「行動を先取り」する
→P(計画)よりもD(行動)を先にしてしまう
③流れ星のような「トリガー」を作る
→日常の中で願いを意識する習慣をつくる
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「FIRE達成」などの明確な目標がある時は、
流れ星に願いを唱えるのは可能だと思います。
明確な目標を見失っている時ほど、
流れ星に願いを唱えることを意識しなければなりません。
流れ星に願いをかけることは、
「願いを叶える人の思考法」を象徴しています。
願いを叶える人は、
普段から強く願いを意識し、
それに向かって行動しているのです。
「予言の自己実現」という心理学の概念を使えば、
「流れ星がなくても、願いを叶える行動を習慣化すること」は可能だと思います。
私もサイドFIRE達成後、
新たな目標を立てることの難しさを痛感していました。
流れ星に願いを唱える人は猛烈に行動しており、
行動しなければ差が付く一方です。
強い願いを持つ人達に負けないよう、
肝に銘じていきたいと考えています。
少しでも参考にしていただけると幸いです。
その他、
「サイドFIREの葛藤」シリーズの記事を沢山書いています。
※是非読んでみてください
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