【リアクションに困る言葉】「鳶が鷹を生む」という自虐風自慢への対処方法【扱いづらい言葉】

⑥哲学者ごっこ

今回は、
『「鳶が鷹を生む」という自虐風自慢への対処方法』について書いていきます。

私は、
「鳶(トンビ)が鷹(たか)を生む」という言葉が苦手です。

ほぼ全てが鳶(トンビ)側から発せられ、
”子供を自慢したい言葉”であり、
そこには自虐の要素もあるためリアクションに困るのです。

この自虐風自慢への対処方法と最適解を考え、
まとめていきます。

・「鳶が鷹を生む」という言葉にモヤモヤしている人
・「鳶が鷹を生む」への対処方法と最適解知りたい人
必見です。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の目次は下記の通りです。

「鳶が鷹を生む」という自虐風自慢

「鳶が鷹を生む」とは、
「平凡な親から優れた子が生まれる」ことを意味します。

前述の通り、
現代では自虐風自慢として使われることが多いです。

リアクションに困る理由

リアクションに困る理由は下記の通りです。

① 自虐とも自慢とも取れる
 →第一声、どう返せばいいか迷う

「鳶」側への配慮が難しい
 →自分のことを卑下しつつ、子どもを褒めるという微妙な構図

第三者が評価しづらい
 →「そうですね」と言うのも変、
  「そんなことないですよ」と言うのも違和感

「自虐」と「自慢」の境界が曖昧な言葉は、
コミュニケーションのズレを生みやすいため、
非常に扱いづらい言葉だと思います。

私も薬剤師として働いていた時、
高齢者(患者様)と接する機会が非常に多く、
頻繁に「鳶が鷹を生む」という言葉を受けてきました。

その経験を基に、
改めて「鳶が鷹を生む」への対処方法と最適解を考えていきます。

「鳶が鷹を生む」への対処方法と最適解

「鳶が鷹を生む」への対処方法と最適解は、
下記フローチャートで分類分けを行い、
3つの回答を使い分けることが望ましいと考えました。

※あくまで私の経験に基づく私見です

「鳶が鷹を生む」への対処方法と最適解

「そうなんですね」と軽く流す

まず、
「鳶が鷹を生む」という言葉を何度も繰り返す場合、
”言いたいだけ”の可能性が高いです。

また、
認知症である可能性もあります。

何度も繰り返す場合は、
深読みせずに「そうなんですね」と軽く流し、

早めに別の話題に移すのが両者のためだと思います。

”聞くこと”が重要なので、
毎日でもしっかり聞いてあげてください。

「似ているところは?」と親の良い点を引き出す

それに対し、
初めて繰り出された「鳶が鷹を生む」に対しては、
「自虐」寄りなのか「自慢」寄りなのかを見極めることが重要です。

「自虐」寄りの場合、
「そんなことないですよ」という言葉を求めている可能性が高いです。

しかし、
「そんなことないですよ」は非常に乱暴で失礼な言葉であり、
無意識に子供を傷つける諸刃の剣でしかありません。

少しニュアンスを変え、
「どんなところが似ていますか?」と本人(
)の良い点を引き出すのが自然だと思います。

子供と似ていることを引き出すことが本人の自尊心を満たすことに繋がり、
子供を傷つけることもなく穏便に済ませることが可能です。

ただし、
話が長くなることに注意してください。

「素晴らしいですね」と子供を褒めまくる

一方、
「自慢」寄りの場合、
”とにかく子供を褒めて欲しい!”という気持ちでいっぱいです。

その場合は簡単で、
「素晴らしいですね」と子どもをストレートに褒めるのが一番です。

変な技は使わず、
とにかくシンプルに褒めれば問題ありません。

ただし、
話が長くなることに注意してください。

なお、
距離感が縮まった関係であれば”それなり”のジャッジが可能となりますが、
初対面では外すリスクが高いです。

また、
50:50の境界線を攻めてくる場合もあるので、
どちらにも柔軟に対応できるようにしておくことをお勧めします。

私の経験上、
この3つを使い分ければお互いに消耗せずに済むと考えています。

まとめ:「鳶が鷹を生む」ではなく、「どんな親からでも可能性は広がる」

以上、
『「鳶が鷹を生む」という自虐風自慢への対処方法』についてでした。

まとめです。

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「鳶が鷹を生む」という自虐風自慢
・リアクションに困る理由

  ① 自虐とも自慢とも取れる
  ②「鳶」側への配慮が難しい
  ③第三者が評価しづらい

「鳶が鷹を生む」への対処方法と最適解

 ①「そうなんですね」と軽く流す
 ②「似ているところは?」と親の良い点を引き出す
 ③「素晴らしいですね」と子供を褒めまくる

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言葉の使い方ひとつで印象が変わります。

「鳶が鷹を生む」にも複数の顔があり、
それぞれに対して最適解が異なると考えています。

「鳶が鷹を生む」という言葉はリアクションに困る扱いづらい言葉です。

扱いづらい言葉であっても、
それに対する言葉選びを意識することにより、

コミュニケーションは円滑に進むと思います。

そもそも、
「鳶が鷹を生む」という言葉にどんよりとした閉塞感があることが問題かもしれません。

「鳶が鷹を生む」という受動的な言葉ではなく、
「どんな親からでも可能性は広がる」と能動的な言葉に切り替え、

ポジティブに捉えるのが望ましいと思います。

これは「親ガチャ」へのアンチテーゼにもなり、
前向きに生きるヒントになると考えました。

少しでも参考にしていただけると幸いです。

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