今回は、
『薬剤師叩きに対する反応で分かる「薬剤師のレベル」』について書いていきます。
少し前に「薬剤師叩き」が連発し、
少しだけ盛り上がりました。
お笑い芸人のかまいたちの「薬剤師は医師憧れ」や、
令和の虎の岩井主宰の「薬剤師って何が楽しいの?」です。
それに対する「薬剤師の反応」は、
非常に面白いものでした。
薬剤師批判に対する反応を見れば、
「薬剤師のレベル」が分かると思ったので、
今回はまとめていきます。
※あくまで元薬剤師の私による個人的な意見です
・薬剤師のレベルを知りたい人
必見です。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
薬剤師叩きに対する反応で分かる「薬剤師のレベル」
「薬剤師の存在価値」についての議論は、
昔から頻繁に行われています。
医薬分業により患者への負担が増えていること、
病院で待たされた上さらに薬局でも待たされる苦痛、
「嫌われやすい立場」であることは明らかです。
医療費削減の観点から「医薬分業を見直す」という選択肢もあり、
「薬剤師不要論」は議論されるべき当然の話だと思います。
※利権が蔓延る保守的な業界なので抜本的な改革は難しいですが
そんな薬剤師への批判、
「薬剤師叩き」に対し、
薬剤師の反応は様々です。
この反応を見れば、
「薬剤師のレベル」が分かるので、
是非参考にしていただければと思います。
※あくまで元薬剤師の私による個人的な意見です
「薬剤師叩きに対する反応」を6つ挙げ、
それぞれがどのレベルに当たるかを解説していきます。
※薬剤師の人は、自分や同僚がどの反応をしているか考え、読み進めてください
「薬剤師叩きに対する反応」6選
①傷つき落ち込む
②顔を真っ赤にして反論する
③批判に同調し、カッコつける
④俯瞰して自論を述べ、論じる
⑤無関心、ノーリアクション
⑥知らない
傷つき落ち込む
まず、
薬剤師叩き・薬剤師批判に対し、
傷つき落ち込む薬剤師がいます。
これは、
「初心者」です。
「あぁ、世間からそう思われてるんだ・・・」と、
しょんぼりする姿は何とも健気です。
薬剤師1年目と薬学生に多いですが、
そんなに気にすることはありません。
特に薬学生はこの手の批判は気にしないことをお勧めします。
※実際に色んなことを気にしすぎて3年次で退学した友人がいました
これら批判の中(特に匿名で加勢してくる後追い批判)には、
「楽して稼ぎやがって」という僻みや妬みも混じっているので、
気にすべきものではありません。
2025年現在において「楽して稼げる」は事実なので、
その恩恵を受けるためにも6年間頑張って下さい。
顔を真っ赤にして反論する
薬剤師叩き・薬剤師批判に対し、
顔を真っ赤にして反論する薬剤師がいます。
これは、
「ポンコツ」です。
切実に、
やめて欲しいと思います。
薬剤師叩きが発生すると必ず起こるのが、
「薬剤師に助けてもらった経験」等の擁護コメントによる「擁護ムーブメント」です。
今回のかまいたちの件も、
この「擁護ムーブメント」により謝罪が余儀なくされ、
収束へと向かいました。
擁護コメントを執拗に拡散し、
「擁護ムーブメント」を加速させることに躍起になる輩が一定数存在するのです。
重症患者は、
自作自演で書き込んだりもします。
資格に対するプライドが異常に高く、
「薬剤師に処方権を」などに署名するようなタイプです。
まさに資格がなければ生きていけない、
「資格に生かされる人」であると考えています。
無駄にプライドが高く、
嫌な方向に全力疾走しているので、
その無駄な労力をもっと有意義に使って欲しいと願っています。
批判に同調し、カッコつける
薬剤師叩き・薬剤師批判に対し、
同調してカッコつける薬剤師がいます。
これは、
「3流」です。
内心傷ついて落ち込んでおり、
顔を真っ赤にして反論したい気持ちも少なからずあります。
しかし、
それらは「みっともない」ということを理解しています。
その結果、
平静を装う心理が転調し、
「批判への同調」というひねくれた表現に至ります。
「そもそも薬剤師に存在価値はない」
「批判は真っ当で、本当に薬剤師はクソだ」等、
強がってカッコつける形です。
これには、
「普段冴えない仕事ばかりしている」という3流ならではの、
「鬱憤の発散」も混じっていることでしょう。
この「批判への同調」はまるで自己紹介であり、
「自分が無能であること」をアピールしているに過ぎません。
そのことに気付いていないあたりが、
3流なのです。
俯瞰して自論を述べ、論じる
薬剤師叩き・薬剤師批判に対し、
俯瞰して自論を述べて論じる薬剤師がいます。
これは、
「2流」です。
これまで述べてきた「初心者」も「ポンコツ」も「3流」も経験し、
自分が「2流」になったと認識し、
俯瞰して論じる薬剤師になります。
『薬剤師叩きに対する反応で分かる「薬剤師のレベル」』
などの記事を書くような薬剤師です。
傷ついて落ち込む心理も、
顔を真っ赤にして反論する心理も、
批判に同調する心理も理解できるため、
「評論家」という最も楽なポジションを取ろうとします。
あたかもメタ認知出来ているように見せかけ、
自己を「2流」と”ちょうど良く”落とし込むあたりもいやらしいです。
シンプルに、
性格が悪いだけかもしれません。
無関心、ノーリアクション
薬剤師叩き・薬剤師批判に対し、
無関心・ノーリアクションを貫く薬剤師がいます。
これは、
「1流」です。
1流は「資格に生かされない」を確固たるものに出来ているので、
薬剤師資格など心底どうでも良いと思っています。
あらゆる経験を経て「悟りの境地」に入り、
薬剤師以外でも食っていく手段があるので、
「無」を決め込むことができるのです。
もちろん「自分に対するプライド」はありますが、
「資格に対するプライド」は微塵もありません。
お手本のようなプライドの持ち方をしていると思います。
知らない
薬剤師叩き・薬剤師批判を、
全く知らない薬剤師がいます。
これは、
「ホンモノ」です。
ホンモノは、
資格を使っていないため、
薬剤師叩きの存在をそもそも知りません。
資格は要らないのに国試を受けたら受かってしまった人や、
薬剤師以外の仕事に熱中しているような人たちです。
私もこれを目指していきたいと思っています。
まとめ:薬剤師叩きや「薬剤師不要論」はこれからも確実に巻き起こる
以上、
『薬剤師叩きに対する反応で分かる「薬剤師のレベル」』についてでした。
まとめです。
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薬剤師叩きに対する反応で分かる「薬剤師のレベル」
①傷つき落ち込む
→初心者
②顔を真っ赤にして反論する
→ポンコツ
③批判に同調し、カッコつける
→3流
④俯瞰して自論を述べ、論じる
→2流
⑤無関心、ノーリアクション
→1流
⑥知らない
→ホンモノ
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批判というものは嫌なものです。
特に未熟なうちは、
否応なしに感情が揺さぶられます。
傷ついたり、
イラついたり、
平静を装いたくなったり、
評論家になりたくなったり、
複雑な気持ちになります。
そして、
批判意見が芯をついているほど、
厳しければ厳しいほど、
つい反応してしまうものです。
薬剤師叩きや「薬剤師不要論」に対しての唯一の根本治療は、
「資格に生かされない」を実現する事だと考えています。
薬剤師資格など心底どうでも良いと思える、
「悟りの境地」への到達です。
薬剤師叩きや「薬剤師不要論」は、
これからも確実に巻き起こります。
その時に、
顔を真っ赤にして反論する薬剤師が減ることを願っています。
※「ポンコツ」の行動が大嫌いなので、これを伝えたかっただけです
少しでも参考にしていただけると幸いです。
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