今回は、
「家賃交渉のコツ」「空室発生で家賃を下げた方法」について書いていきます。
つい最近、
私は人生初の家賃交渉にチャレンジしてみました。
その結果、
家賃42,000円→36,000円となり、
6,000円の交渉に成功しました。
※横浜市内、1Rの激安アパート
今回は、
その方法について詳細に書いていきます。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の構成は、下記目次の通りです。
元々家賃が安いので、これ以上安くなるとは思っていなかった
私は家賃42,000円の激安アパートに住んでいました。
※横浜市内、1R、築30年くらい
激安アパートでコスパがよく、
満足していました。
元々安いので、
「家賃交渉」という選択肢は頭にありませんでした。
しかし、
サイドFIREするにあたり、
「もう少し安い物件に引っ越すのもアリかな」と考えるようになりました。
社畜時代は自己負担1万円で地方都市のアパート(2LDKで家賃6万円)に住んでいたので、
地方の相場も知っています。
「またどこか知らない土地に行くのもアリかな」と、
地方移住も選択肢の1つだと考えていました。
「ニフティ不動産」というアプリをダウンロードし、
全国各地の激安物件を眺めていました。
そして、
今住んでいる物件の募集が「2件」かかっていることを知ります。
隣の部屋が半年以上空室であることは知っていましたが、
どうやら下の階にも空室が発生していたようです。
私のアパートは全8部屋あり、
そのうちの2部屋が空室となっている状況でした。
そして、
隣の部屋は「37,000円」、
下の階の部屋は「35,000円」で募集をしていました。
めちゃくちゃ安くなっており、
損した気分になりイラッとしたことは否定できません。
隣の部屋が半年以上空室なのは知っていたので、
もっと早く調べておけば良かったです。
しかし、
「空室が2部屋もある」ということはチャンスであると考えました。
大家さんからしたら、
もし私に退去されて「3部屋の空き」が出てしまったら大きな痛手だからです。
また、近隣の激安アパートも検索し、
家賃35,000円の物件が2つあることを知りました。
近隣の相場を見ても、
家賃交渉の余地はあることを確信しました。
そして、
家賃交渉にチャレンジした結果、
家賃42,000円→36,000円となり、
6,000円も家賃が安くなりました。
※管理会社への「間接的な交渉」
元々激安物件なので、
「約14%オフ」であり非常に大きな額です。
これより、
家賃交渉のコツについて詳しく解説します。
家賃交渉のコツ 3選
①空室が発生しているタイミングを狙う
前述の通り、
タイミングが非常に大切でした。
よく言われている「2年契約の更新タイミング」よりも、
「空室が発生しているタイミング」が重要だと考えています。
※私の場合は「2年契約更新」のある物件で、
半年後に契約更新を控えているタイミングでした。
私のアパートは全8部屋あり、
そのうちの2部屋が空室となっている状況でした。
しかも、
私の隣の部屋は半年以上空室状態が続いています。
大家さんからしたら、
危機的状況に違いありません。
もし、
私が退去すれば3部屋が空室となります。
大家さんからすれば、
「家賃を下げてでも残って欲しい」と願うはずです。
募集をかけている家賃が、
隣の部屋は「37,000円」、
下の階の部屋は「35,000円」と、
私の家賃「42,000円」よりかなり安くなっていることからも明らかです。
築30年くらいの物件で、
経年により家賃が下がることも自然な話です。
空室が発生しているタイミングを狙うことは、
一番重要だと考えています。
②近隣物件の相場を把握する
今住んでいる物件の相場だけでなく、
近隣物件の相場も確認しました。
近隣の激安アパートも検索し、
家賃35,000円の物件が2つあることを知りました。
どちらも、
今住んでいる物件と同じ水準〜少し低いレベルの物件です。
やはり、
今住んでいる家賃「42,000円」よりも水準が下がってきているようでした。
これまで近隣相場を気にすることもなく、
脳死で「激安だ」と思って払ってきた家賃がバカバカしくなりました。
近隣相場を知ることは非常に大切です。
③退去をするつもりで本気で検討する
「別の物件に引っ越しする」という気持ちで検討し、
準備を進めていくことをお勧めします。
私の場合は最新の近隣相場を知り、
家賃42,000円を払うことがバカバカしくなり、
家賃35,000円くらいの物件に引っ越すことを本気で検討しました。
もし家賃交渉に失敗したら、
どこかへ引越しをするつもりでした。
「1,000円でも安くなれば良いな・・・」など、
軽い気持ちで交渉してもあまり上手くいかないと思います。
軽い気持ちで挑めば、
妥協案を提示され、
本当は6,000円の交渉ができるところを1,000円にされてしまうでしょう。
ガッツリ家賃を下げるためには、
多少強気で攻める必要があります。
「ハッタリ」だと思われないよう、
本音で伝えることも大切です。
そのために、
「引越しを本気で検討すること」が重要だと考えています。
家賃交渉時のセリフ(電話で交渉)
実際に私が使ったセリフを共有します。
※ちなみに、
大家さんへの「直接的な交渉」ではなく、
管理会社への「間接的な交渉」をしています。
※なお、
「2年契約更新」のある物件で、
半年後に契約更新を控えているタイミングでした。
参考にしていただけると幸いです。
「○○(物件)」の□□□号室に入居している△△と申します。
実は、
半年後の「2年契約更新」を前に、
引越しを検討しています。
いろいろな物件を見ているのですが、
気になったことがあって連絡いたしました。
当物件の空室もあるようですが、
隣の部屋は「37,000円」、
下の階の部屋は「35,000円」と、
私の家賃「42,000円」よりかなり安くなっているようです。
今の家賃「42,000円」のままであれば、
近隣の物件への引越しをするつもりです。
引越しを検討している物件の家賃は35,000円です。
隣の部屋と同じ「37,000円」まで下げていただければ、
このまま住み続けることを前向きに検討したいと考えています。
検討していただけますと幸いです。
前述の「家賃交渉のコツ 3選」をしっかり詰め込みました。
本気で引越しを検討している(42,000円は高い)
↓
同じアパートの相場を知っているアピール(35,000〜37,000円)
↓
近隣物件の相場を提示(35,000円)
↓
希望家賃を伝える(37,000円)
という構成です。
電話対応してくれた管理会社の担当者は、
「あぁ・・・ついにきたか・・・」と言わんばかりのリアクションでした。
部屋が埋まらないことへの焦りも感じ取れました。
※とても良い人でした。
そして、
数日後に「家賃36,000円に変更します」「今後も長らく入居をお願いします」と返答がありました。
37,000円で希望しましたが、
36,000円でと言われました。
ラッキーだと思いましたが、
後日、隣の部屋の募集も37,000円から36,000円に引き下げられていました。
月6千円浮くので、
年間72,000円の生活費削減です。
家賃交渉にチャレンジしてみて、
本当に良かったです。
このまま契約更新もし、
もう少し住んでみることにしました。
まとめ:家賃交渉はやってみる価値あり
以上、
「家賃交渉のコツ」「空室発生で家賃を下げた方法」についてでした。
まとめです。
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元々家賃が安いので、これ以上安くなるとは思っていなかった
→家賃が安い物件にも家賃交渉の余地がある
家賃交渉のコツ 3選
①空室が発生しているタイミングを狙う
→大家さんが一番嫌なのは「退去されること」
②近隣物件の相場を把握する
→経年により家賃相場は下がる
③退去をするつもりで本気で検討する
→ガッツリ家賃を下げるのであれば、多少強気で挑む
家賃交渉時のセリフ
→「家賃交渉のコツ 3選」をしっかり詰め込む
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正直なところ、
私の場合はかなりタイミングが良かったと思っています。
「タイミングが命」であり、
タイミングさえ掴めば誰にでもチャンスがあると思います。
人気物件ほど空室機会は少なくチャンスが少ないと思いますが、
参考にしていただけると幸いです。
※あくまで「参考」として、自己責任でお願いいたします。
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