今回は、
「ミニマリストが気持ち悪いと嫌われる理由」について書いていきます。
正直な話、
ミニマリストは気持ち悪いと思います。
私はゆるいミニマリストで、
ミニマリスト(ガチ勢)とは一線を画しているつもりです。
しかし、
私も気持ち悪い部分を沢山持っている自覚があります。
ミニマリストが何故気持ち悪いのか、
当事者でもある私の考えをまとめていきます。
・ミニマリストになりたいと考えている人
・ミニマリストを見てモヤモヤしている人
・ミニマリストが気持ち悪いと思っている人
必見です。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の構成は、下記目次の通りです。
ミニマリストが気持ち悪いと嫌われる理由
Googleで「ミニマリスト」と検索すると、
検索候補が下記のように出てきます。
検索候補の上位10個のうち、
4個がネガティブワード(「病気」「末路」「やめました」「悲惨」)となっています。
世間からのミニマリストに対する「ネガティブな感情」が映し出されています。
「気持ち悪い」という表現こそありませんでしたが、
気持ち悪がられ、
嫌われやすい存在です。
「ミニマリストが気持ち悪いと嫌われる理由」を3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。
インパクトが強く、病的である
まず、
ミニマリストが何故流行ったのかを考えてみます。
モノが溢れる現代において、
「時代に逆行する姿」が斬新であるが故に、
注目を浴びました。
そして、
ビジュアルが病的であることもそれに拍車を欠けたと考えています。
病的であり、
大きなインパクトがあるからこそ、
大きな話題を呼んだと思います。
かくいう私も、
最初に目にしたときは大きな衝撃を受けたことを覚えています。
そんなミニマリストのステレオタイプ、
「病的なイメージ」をうまく表現しているのが、
ジャルジャルのネタです。
(サムネだけでも十分伝わると思います)
↓
ミニマリストの気持ち悪さをうまく表現している、
素晴らしい動画だと思います。
このネタの中でも、
「気持ち悪い」が連呼されています。
そして、
7ヶ月で162万回もされていることからも、
多くの人の共感を得ていることが分かります。
ここまで病的であるからこそ斬新であるため、
ミニマリストは病的なビジュアルから逃れることはできないでしょう。
そして、
病的なイメージが先行して流行ってしまったため、
「見たくない人の目」にも触れてしまいました。
初見で「気持ち悪い」と嫌悪感を抱かれるのも当然の話だと思います。
注目を集めるための過剰な演出
ミニマリストが流行った結果、
「ミニマリストになること」が目的となる人達、
インフルエンサーもどきが大量発生しました。
そして、
インフルエンサーもどきたちによる、
「注目を集めるための過剰な演出」が鼻につくようになったと考えています。
このインフルエンサーもどきたちが、
ミニマリストのイメージ悪化の戦犯だと思っています。
特定の個人を悪く言うつもりはありませんが、
ミニマリストは「持たないこと」だけが取り柄であり、
本人には何の価値もありません。
そして、
何も持たず、
中身も空っぽなのですぐにネタ切れがやってきます。
「手放して良かったもの 20XX年XX月編」
「買って良かったもの 20XX年XX月編」
などのシリーズ物しかネタが無くなり、
クソつまらなくなります。
インフルエンサーもどきたちは、
再生回数稼ぎやPV稼ぎに必死であることを忘れてはいけません。
無理やりネタを作らなければならないため、
禁断の「注目を集めるための過剰な演出」に手を出さざるを得なくなるのです。
「捨てたもの勝ち」のような我慢比べの印象が拭えないのは、
そのためだと思います。
これでは完全に「ミニマリストになること」が目的となり、
本末転倒です。
そして、
どこか無理しているように見えたり、
盛っているように見えたり、
ますます気持ち悪さに拍車がかかってしまいます。
再生回数稼ぎやPV稼ぎに振り回された結果、
ミニマリストの評価がますます悪くなった印象があります。
無意識な「上から目線」
そして最後に、
ミニマリストは無意識な「上から目線」で多くの人の反感を買うことがあります。
自分たちの価値観を「新しいスタイル」と強く主張する傾向があり、
押し付けがましいイメージが強いのです。
病的なミニマリストは、
物理的なモノを捨てるだけで満足せず、
「結婚」や「人間関係」、
「労働」までも捨てにかかります。
そして、
「新しいスタイル」という主張を怠りません。
悪意はなくとも、
ミニマリストとしてのポジショントークとして、
下記のような発言をしがちです。
「これからの時代、結婚なんてしない方が良い」
「これからの時代、無駄な人間関係は切り捨てるべきだ」
「これからの時代、労働に支配されてはいけない」
暗に「古い」と言われた側からすれば、
「余計なお世話だ」の一言に尽きます。
「新しいスタイル」という主張により、
マウントを取りがちだと思います。
あたかも「自分たちが進んでいる」と思わせるマウント発言が、
多くの人を不快にさせるのです。
ゆるいミニマリストである私も、
その節があると自覚しています。
無意識な「上から目線」には気を付けて生きていこうと思います。
まとめ:病的なミニマリストではなく、ゆるいミニマリストへ
以上、
「ミニマリストが気持ち悪いと嫌われる理由」についてでした。
まとめです。
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ミニマリストが気持ち悪いと嫌われる理由
①インパクトが強く、病的である
→ミニマリストは病的なビジュアルから逃れることはできない
②注目を集めるための過剰な演出
→インフルエンサーもどきたちは再生回数稼ぎやPV稼ぎに必死
③無意識な「上から目線」
→自分たちの価値観を「新しいスタイル」と強く主張する
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ミニマリストはやり込みに注意が必要です。
病的なミニマリストではなく、
ゆるいミニマリストをおすすめします。
しかし、
病的なミニマリストもゆるいミニマリストも紙一重です。
ゆるいミニマリストである私にも病的な部分はあり、
気持ち悪い部分を沢山持っている自覚があります。
一時的に家を捨てたり、
夏場はガスを捨てたり(一時休止)、
部分的にはやり込みすぎていると思います。
塩梅が難しいです。
とにかく、
目的が『より多くのモノを手放すこと』『最強のミニマリストになること』になっているような人たちは参考にすべきでありません。
もしも、
インパクトの強い「病的なミニマリスト」たちに流され、
目的を見失っている人が居れば、
立ち止まって考え直してみて下さい。
そのような「雑念」こそが、
「真っ先に手放すべきモノ」かもしれません。
ミニマリストになることを頑張りすぎて、
リバウンドしてしまっては本末転倒です。
こだわるところはこだわりつつ、
あまりやり込みすぎないように気を付けていきましょう。
私が参考にしたミニマリスト関連の書籍は下記2冊です。
※この2冊だけで十分です
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