【DINKsはズルい?】DINKsが嫌われて叩かれる理由【勝ち組?自己中?】

⑥哲学者ごっこ

今回は、
「DINKsが嫌われて叩かれる理由」についてまとめていきます。

DINKs(ディンクス)とは、
「Double Income(共働き)No Kids(子どもを持たない)」のことで、
「結婚しても子どもがいない夫婦」のことを指します。

私は以前、
マッチングアプリで「DINKs希望」の女性と会って以降、
DINKsが嫌いです。

今回は、
「DINKsが嫌われて叩かれる理由」ついて深く考え、
可能な限り言語化していこうと思います。

※私の個人的な見解

・DINKsが苦手だけど、その理由が分からない人
・DINKsという言葉にモヤモヤする人
必見です。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の目次は下記の通りです。

私が個人的にDINKsが嫌いな理由

「私が個人的にDINKsが嫌いな理由」については、
前回の記事で詳しく記載しています。

※以下、一部抜粋して掲載します

DINKs(ディンクス)とは
→結婚しても子どもがいない夫婦のこと

マッチングアプリで「DINKs希望」の女性と会った話
 ①子供が苦手

 →軽い「DINKs希望」ではなく「DINKs希望」ガチ勢だった
 ②ただの他力本願だった

 →暗に「養って下さい」と言われた感覚がした
 ③結婚する意味があるか?

 →離婚して財産分与されるリスクを抱えるだけ

マッチングアプリで「DINKs希望」の女性と会い、
DINKsは「経済的メリットが大きい」ということだけしか聞き取れなかったため、
損得勘定で考えすぎてしまったかもしれません。

※もし他にメリットがあれば、是非教えて下さい

どうしてもただの他力本願にしか見えず、
暗に「養って下さい」と言われた気分でした。

共働きで経済的メリットを作るにしても、
一緒にFIREを目指すにしても、
少なくとも「圧倒的に年収・資産が多い側」にはメリットがありません。

離婚して財産分与されるリスクを抱えるだけであり、
だったら未婚のまま一人でFIREした方がマシだと考えています。

私が個人的に嫌いな理由は、
上記のとおり偏っています。

しかし、
どうやら一般社会においても、

DINKsは嫌われて叩かれているようです。

今回は、
その理由ついて深く考え、
可能な限り言語化していきます。

DINKsが嫌われて叩かれる理由

世間一般的に「DINKsが嫌われて叩かれる理由」を3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。

「決めつける態度」は敵を作る

私自身も、
DINKsという言葉を初めて聞いた時からモヤモヤしていました。

モヤモヤの理由の1つが、
「決めつける態度」だと考えました。

「子供は作りません!」という強い態度です。

私は将来的に子供は欲しいと思っていますが、
「出来ない可能性」もあるため、
どちらの世界線でも受け入れる気持ちでいます。

そう、
子供というものは、
強く望んでも「出来ない可能性」があるのです。

私も子供が好きで姪っ子甥っ子を溺愛しているので、
心の奥では強く望んでいるかもしれません。

それでも「出来ない可能性」があるため、
出来なかったときの予防線として、
強く望んでいないフリをしている説もあります。

※そもそも、結婚できるかどうかも問題

同じように、
それ以上に、
子供を強く望み、
不妊治療を行なっている夫婦がいます。

2024年3月に発表された厚生労働省のデータによると、
不妊を心配したことがある夫婦はおよそ2.6組に1組であり、
不妊の検査や治療の経験がある・しているという夫婦はおよそ4.4組に1組ということです。

少子高齢化により、
世間や親戚からのプレッシャーもあるかもしれません。

多くの夫婦が子供を望み、
「出来ない可能性」に苛まれている現状です。

少子高齢化が大きな社会問題となり、
不妊治療を行なう夫婦が山ほどいる中、
高らかに「子供を作りません!」と宣言することは多くの人を不快にする可能性が高いと思います。

このような「決めつける態度」は、
多くの敵を作る態度です。

特に、
大変な不妊治療を行っている夫婦を無意識に傷つけることでしょう。

この絶妙な空気の読めなさが、
モヤモヤの正体なのかなと考えました。

「少子高齢化」という社会問題に直結する

根本的かつ重要な話ですが、
DINKsは「少子高齢化」という社会問題に直結します。

「子供を作らない」ことは少子高齢化に拍車をかけ、
国力を低下させることが明らかです。

シンプルに、
「社会悪」とみなされてしまう存在だと思います。

「少子高齢化」の中、
高らかに「子供を作りません!」と宣言すれば、
いとも簡単にヘイトを集めることができるでしょう。

経済的メリットが大きいことによる嫉妬

私もマッチングアプリで「DINKs希望」の女性と会い、
DINKsは「経済的メリットが大きい」ということを熱弁されました。

これは至極当然の話であり、
共働きでお金のかかる子供が居なければ、
自由に使えるお金は増えます。

FIREすることを考えても
2馬力で強力し合えば相当有利です。

違う業界で働けば「労働収入のリスク分散」にもなりますし、
それぞれが違う副業を行うことでさらにリスク分散となります。

家賃も光熱費も一本化することで固定費削減となり、
貯める力も強化されます。

新NISA枠も3,600万円(2人分)に増え、
投資先も強力し合ってリスク分散も可能です。

NISAで3,600万円運用すれば、
家庭にパート勤務者が一人増えるのと同等のパワーがあります。

※3,600万円を年5%で運用できれば年180万円の利益

しかも、
インデックス投資で再投資し続ければその額は膨らみ続けるのです。

このように、
攻撃力も守備力もぐんと高まります。

「経済的メリットが大きい」ということは事実であり、
人生の難易度が格段に下がるともいえるのです。

そして、
これに対する反感は当然生まれてきます。

「子育ての大変さを知らずに人生を楽しんでいて、ズルい」
「ある意味、勝ち組だ(皮肉)」
「子供を作らないのは、社会貢献をしない自己中だ」
などの批判意見も散見されます。

ズルいと思うなら、
自己中でも勝ち組だと思うなら、
「あなたもやれば?」という話ですが、
そう上手くはいきません。

「子孫を残したい」という本能であったり、
「子供が好き」という感情であったり、
世間体を気にしたり、
親からのプレッシャー等により、
「DINKs」を選択するまでの壁は高いです。

多くの人にとって、
「DINKs」という選択肢を取ることは、
思っている以上に難しいと思います。

そして、
DINKsに対する嫉妬のような感情が生まれます。

FIREが叩かれる理由とも少し似ていると思います。

DINKsもFIREと同じく、
メディアに面白おかしく煽動され、
言葉が一人歩きしている感覚が否めません。

賛否が分かれ、
議論が絶えない「面白い話題」だからです。

前述の通り、
「子供を作らない」ことは少子高齢化に拍車をかけ、
国力を低下させることは明らかであるため、
ヘイトを集めることも容易です。

ブームとまでは行かずとも、
「DINKs」という言葉は拡散され、
不妊治療を行なう夫婦などの「見たくない人の目」にも触れてしまいました。

そして、
「DINKs叩きによる議論の加熱」がさらにメディアを喜ばせてしまう悪循環です。

オールドメディアでもネットでも、
メディアによる扇動に関しては冷静に対応しなければなりません。

まとめ:DINKsはアピールするものではない

以上、
DINKsが嫌われて叩かれる理由」についてでした。

まとめです。

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私が個人的にDINKsが嫌いな理由
→離婚して財産分与されるリスクを抱えるだけで、結婚する意味がない

DINKsが嫌われて叩かれる理由

 ①「決めつける態度」は敵を作る

 →大変な不妊治療を行っている夫婦を無意識に傷つける
 ②「少子高齢化」という社会問題に直結する
 →シンプルに、「社会悪」とみなされてしまう存在
 ③経済的メリットが大きいことによる嫉妬
 →多くの人にとって「DINKs」という選択肢を取ることは難しい

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DINKsは「社会悪」とみなされやすく、
アピールすることで嫌われて叩かれてしまう存在です。

個人的な意見ですが、
高らかに「子供を作りません!」と宣言すべきではないと思います。

「DINKs希望」や「DINKsです」と言うだけでも、
高らかに「子供を作りません!」と宣言することと同じだと考えています。

夫婦で「子供を作らない」と決めたとしても、
大人しくしていた方が身のためです。

たとえ「子供が欲しいのに出来ない夫婦だ」と勘違いされたとしても、
勘違いされたままで良いと思います。

※過干渉してくる人間とは関わらない方が良いです

「DINKs」という選択肢を取るまでの過程で、
世間体や親からのプレッシャー等を跳ね除け、
高い壁を乗り越えてきたと思うので、
きっと難しいことではありません。

DINKs宣言には絶妙な空気の読めなさがあり、
必要以上に嫌われてしまうリスクがあります。

DINKs希望の方たちは、
気を付けていただけると幸いです。


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