今回は、
「年200万円以下のLeanFIREが楽しい理由」について書いていきます。
私は現在、
サイドFIREおよびLeanFIRE※のような生活を送っています。
※質素倹約が前提にある、最低限の資産で実現するFIRE
そして、
昔からお金に制約を設けることで「貧乏ごっこ」をしてきました。
※「貧乏ごっこ」に関しては下記記事で詳しく解説しています
そして、
年200万円以下のLeanFIREにおいて、
幸福度の高い「貧乏ごっこ」を実現出来ることに気がつきました。
今回は、
そのことについて詳しく解説していきます。
・幸福度の高いLeanFIRE生活を実現したい人
・節約のモチベーションを上げたい人
必見です。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
有限感や制約が幸福度を上げる理由
前回の記事で、
「有限感や制約が幸福度を上げる理由」についてまとめました。
※要点を抜粋し、以下に記載します
書籍「インサイドボックス」から学ぶ”制約の重要性”
→創造性とイノベーションは、
「制約のある環境(インサイドボックス)」でこそ生まれる
有限感や制約が幸福度を上げる理由
①創造力が刺激される
→「制約によるゲーム性」は創意工夫を生み出す
②選択の質が向上する
→”本当に大切なもの”を見極めやすくなる
③感謝の気持ちが深まる
→日常の小さな喜びや達成感に気づきやすくなる
④幸福に敏感になる
→物理的な豊かさだけでなく内面的な豊かさを大切に出来る
⑤目的意識が明確になる
→節約のモチベーションも上がり、FIREへの近道になる
・お金が有限だからこそ節約が楽しい
・時間が有限だからこそ人生が楽しい
を私なりに言語化しました。
制約をゲームとして楽しみ、
「持たないこと」を前向きな選択肢と考え、
新たな可能性を見出すことが重要です。
有限性や制約を味方にすることで創意工夫を生み出し、
日々の選択や生活の充実度を高めることが出来ます。
それは単なる「節約」に留まらず、
「豊かさ」を再定義するプロセスと言えるでしょう。
私の「貧乏ごっこ」こそ、
制約のもとに実現される楽しいゲームだと考えています。
今回は「貧乏ごっこ」の制約について踏み込み、
「年200万円以下のLeanFIREが楽しい理由」について解説していきます。
年200万円以下のLeanFIREが楽しい理由
LeanFIREは少ない投資運用益で満足度の高い生活を送り、
早期リタイアを実行するライフスタイルです。
基本的に年200万円以下の投資運用益で実施することとなり、
強い制約のもとにあります。
資産4,000万円でLeanFIREする場合、
年144万円(月12万円)のベーシックインカムで生活することを想定します。
※下記記事で詳しく解説しています
物質的な豊かさを追い求めるのではなく、
自分にとって本当に大切なものに集中することで、
少ないリソースでも充実した生活を実現するという考え方になります。
「年200万円以下のLeanFIREが楽しい理由」を5つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。
「持たない」楽しさ
年200万円以下のLeanFIREにおいては、
必然的にモノが減ります。
モノの少ないシンプルな生活は、
必要なものが明確になり、
選択肢が少ない中での自由を実感することに繋がるのです。
少しずつモノを手放していく過程も楽しく、
少ない予算で所有物の質を高めていくのも楽しいです。
ただし、
やりすぎは少し気持ち悪いので、
ゆるいミニマリストになることをお勧めします。
※下記2記事で詳しく解説しています
〈メリット〉
・物を減らすことで掃除や片付けの手間が減る
・生活空間がスッキリすることで心の余裕が生まれる
・本当に必要なものを見極める力が付く
創意工夫の楽しさ
制約が創造力を引き出すのは、
冒頭および前回の記事に述べた通りです。
年200万円以下のLeanFIREにおいては、
その制約が創意工夫の楽しさに繋がります。
これは制約による楽しさの1つであり、
少ない道具で「やりくり」するのはまるでゲームのようです。
強い制約の中で、
予算内で創意工夫をしたり、
新しい解決策を見つけることに楽しさがあります。
〈メリット〉
・自分のスキルやアイデアが活きる満足感がある
・お金をかけない趣味や体験が広がる
・困難をゲームのように楽しむことで達成感を味わえる
自由な時間がもたらす心の豊かさ
年収200万円でその日暮らしをすることは、
幸せの対極にあるでしょう。
それに対し、
LeanFIREでは労働から解放されており、
自由な時間を獲得しつつ、
「稼ぐプレッシャー」も一切ありません。
自由な時間がもたらす心の豊かさについては、
説明の必要がないでしょう。
〈メリット〉
・趣味や家族との時間が増える
・自分のペースで生活できる安心感
・新しいことに挑戦するチャンスが生まれる
感謝の気持ちが深まる
制約の中で手に入れるものや体験は、
いつまでも「特別なもの」として感じることが出来ます。
年200万円という制約があれば、
永遠に「プチ贅沢」を楽しむことが出来るでしょう。
これはドーパミン中毒という地獄と対極にあり、
常に高い幸福度をキープできるということです。
〈メリット〉
・小さな楽しみでも大きな幸せを感じられる
・節約が感謝や満足感につながる好循環
・資源の使い方がよりエコになり、社会貢献に繋がる
新しい価値観を発見
消費社会から一歩引くことにより、
「お金では買えない価値」を実感することが出来ます。
資本主義社会の終わりに備えることにも繋がり、
「お金に頼らない生き方」を体現することになります。
※下記記事で詳しく解説しています
つまり、
時代の変化に柔軟に対応できる「強い個人」になるということです。
哲学などの無形なものにも時間を投資することもでき、
教養を深めることが自分の成長に繋がります。
〈メリット〉
・人間関係や自然とのつながりを大切にできる
・新しい学び、多くの価値観に触れることにより世界が広がる
・固定概念や常識に捉われず、自分の人生を生きることができる
まとめ:制約は魔法、幸福度の高い「貧乏ごっこ」を楽しむ
以上、
「年200万円以下のLeanFIREが楽しい理由」についてでした。
まとめです。
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有限感や制約が幸福度を上げる理由
→日々の選択や生活の充実度を高めることが出来る
年200万円以下のLeanFIREが楽しい理由
①「持たない」楽しさ
→必要なものが明確になり、選択肢が少ない中での自由を実感する
②創意工夫の楽しさ
→少ない道具で「やりくり」するのはまるでゲームのよう
③自由な時間がもたらす心の豊かさ
→自由な時間を獲得しつつ、「稼ぐプレッシャー」も一切ない
④感謝の気持ちが深まる
→永遠に「プチ贅沢」を楽しむことが出来る
⑤新しい価値観を発見
→「お金に頼らない生き方」を体現する
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年200万円以下のLeanFIREは、
限られたリソースの中で最大の満足を得る「究極のゲーム」であり、
「貧乏ごっこ」の真髄と言えます。
この生活の魅力は、
制約の中で新たな楽しみを見つけ、
自分らしい豊かさを再発見できることです。
「持たない」ことで得られる身軽さ、
創意工夫を楽しむ喜びは、
他にはない特別な充実感をもたらします。
そして、
自由な時間という最大の贅沢を手に入れ、
「稼ぐために生きる」から「楽しむために生きる」へと意識が変わります。
さらに、
感謝の気持ちが日々の暮らしを彩り、
「プチ贅沢」を大切にすることにより常に高い幸福度をキープすることが出来ます。
そして何より、
新しい価値観を発見し、
「お金に頼らない生き方」をすることで、
「真の自由」と「持続可能な幸福」を手に入れることができるのです。
資産形成の最初は小さな制約から始め、
日々の暮らしをゲームのように楽しむことからスタートすることができます。
小さな挑戦が積み重なることにより資産形成が進み、
自分らしいLeanFIREの実現へと繋がります。
「制約は魔法」です。
今日から一歩踏み出し、
幸福度の高い「貧乏ごっこ」を試してみることをお勧めします。
少しでも参考にしていただけると幸いです。
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