今回は、
「無能な上司を辞めさせて自分が出世する方法」について書いていきます。
私は20代のうちは仕事人間で、
バリバリ出世を目指していました。
社内歴代最速での出世を狙っていたので、
少し頭を使って戦略的な交渉・アピールもしていました。
その１つが、
「無能な上司を辞めさせる」です。
このテクニックは仕事だけでなく、
あらゆる場面で有効なのでお勧めです。
※結構攻撃的でリスクもあるので、悪用厳禁
詳しく解説していきます。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし（基本社宅で自己負担小）、負債ゼロ
本記事の構成は、下記の通りです。
ターゲットにする「無能な上司」の特徴
早速、
「無能な上司を辞めさせて自分が出世する方法」について、
ターゲットにする「無能な上司」の特徴を２つ挙げて解説していきます。
この特徴を抑えることが超重要です。
ターゲット選びを間違えれば返り討ちに遭い、
自分が大火傷するのでご注意ください。
※私も一度痛い目に遭っています
アンガーマネジメントができない
これが、
最も重要なポイントです。
無能な人間の象徴として、
「アンガーマネジメント能力の欠如」があります。
自分の怒りの感情すらマネジメントできないような人に、
人の上に立って他人をマネジメントをすることなど不可能です。
しかし、
世襲という親ガチャSSRのもと、
年功序列という滅ぶべき風習のもと、
人材不足という言い訳のもと、
アンガーマネジメント能力が欠如した無能な上司は頻繁に誕生しています。
そんな無能な上司に理不尽に指図され、
苦しい思いをしたことのある人は多いと思います。
私は、
アンガーマネジメント能力は、
人間の重要能力のトップ３に入ると思っています。
※「謙虚さ」と常にトップ争いをしています
アンガーマネジメントができない人間が無能な理由として、
「結果的に自分が一番損する」ということを理解できていないことが挙げられます。
つまり、
視野が狭くて自分を客観視できていないのです。
「短気は損気」という、
小さい頃から聞き飽きた言葉の意味すら理解できていません。
他人への配慮をすることなく、
一時的な感情に任せてストレスを発散させ、
自分の快楽を最優先にしているに過ぎません。
そんな自分勝手こと繰り返し、
嫌われないわけがありません。
そして、
そんな悪行が自分に返ってこないわけがありません。
アンガーマネジメントできない人間は、
キレている時にIQが50になります。
こんなにも無防備で隙ばかりで、
みっともない姿はありません。
まるで、
飼育されている動物の隠された「野生」の要素を忘れ、
自転車でサファリパークに入園するような無防備さです。
そんな時に、
鋭利な牙を持ったライオンの奇襲を受けたら、
どうなるでしょうか？
・・・そう、
怒りをグッと堪えて冷静に思考し続け、
鋭利な牙を磨き続けているライオンになれば、
無能な上司はいとも簡単に失脚させることができます。
私はこの方法を３回成功させ、
出世に繋げてきました。
余談ですが、
アンガーマネジメントができないように見えて、
完璧にアンガーマネジメント出来ている不思議な人も居るので要注意です。
組織のためを思い、
本気で「キレキャラ」を演じているだけの上司も稀に存在します。
アンガーマネジメントが欠如している無能とは真逆の、
超有能な上司です。
その場の一瞬の感情に左右されているように見えて、
本気で10年先、20年先、100年先を見据えています。
私は判断を見誤り、
この「キレキャラ」上司に奇襲を仕掛け、
見事に返り討ちに遭い、
大火傷した経験があります。
キレてIQ50になっていると思いきや、
IQ140くらいありました。
常にキレ散らかすようなテンションで、
圧倒的な圧力のまま、
冷静な言葉たちで捲し立てられ、
完膚なきまでに論破されました。
本当に不思議な経験で、
清々しいほどの敗北でした。
「キレキャラ」を演じているだけの超有能上司にはご注意ください。
会社と自分の利害が一致している
アンガーマネジメントができない無能は、
部下や周りの社員にも当然嫌われています。
そして、
組織の空気を悪くするため、
会社にとっても煙たがれる存在となります。
何か特殊能力があり、
会社にとって絶対に必要な人材である場合を除き、
会社と自分の利害が「辞めて欲しい」と一致する場合が多いでしょう。
ターゲットにするのは、
会社にとっても、
自分にとっても、
「辞めても問題ない」と思える上司でなければいけません。
ただし、
人を退職に追い込むということはリスクのあることでもあります。
いくら無能とはいえ、
会社にとっては人材の損失に違いありません。
会社と自分の利害が一致しているとはいえ、
その後のリカバリーまでしっかり考えて行動する必要があり、
無責任に人員を減らしてはいけません。
自分が全てリカバリーをする覚悟で、
責任を持って行いましょう。
※詳しいリカバリー方法については後述します
無能な上司を辞めさせて自分が出世する方法
これまでターゲットの選定について解説してきました。
ターゲットが決まった後の、
「無能な上司を辞めさせて自分が出世する方法」について詳しく解説していきます。
オーディエンスを味方につけ、エンタメ化する
ターゲット選定までの間に、
他の従業員の話もよく聞く必要があります。
「ターゲットを退職させること」が、
民意であることを確認する必要があるからです。
ここでの擦り合わせが不十分であると、
「退職させる」ためのエネルギーが足りません。
ターゲットに対する不満をしっかりと聞き取り、
その意見を総まとめとし、
「私がなんとかします」と宣言することが最初の一歩です。
特に、
中年女性の「ターゲットを辞めさせたい熱」を助長させるのが効果的です。
まずは大きな力を持つお局のような存在を味方にしましょう。
複数の中年女性が居れば、
お局さんを中心に、
その輪の中で勝手に加熱し続けてくれます。
そして、
ターゲットが「アンガーマネジメントの欠如」を発動し、
ブチギレ事件を起こすたびに、
他の従業員たちの結束を高めていきます。
その度に不満を聞き取り、
しっかりと傾聴することで従業員のケアも行います。
※ターゲット以外の退職を回避する必要があります
その都度、
「私がなんとかします」と宣言し、
その中年女性たちが最も期待する末路（ターゲットを退職させること）をイメージさせることが大切です。
その聞き取りの中でさらに重要なのは、
「ターゲットを退職させること」に当事者意識と自己効力感を持ってもらうことです。
「ターゲットを退職させること」のエンタメに参画してもらい、
ストーリーを作る演者になってもらうイメージです。
ただのオーディエンスではなく、
演者になってもらうことで、
「ターゲットを辞めさせたい熱」はさらに加速します。
自分一人でストーリーを作るのは難しいです。
周囲の従業員を完全に巻き込み、
みんなの力でエンタメへと昇華させることが重要となります。
管理職の前でキレさせる
周囲の従業員を巻き込んで、
「ターゲットを辞めさせたい熱」が高まってきたら、
管理職の視察などの機をじっと待ちましょう。
自ら管理職に訴えかけても良いですが、
能動的な直談判はクレーマー扱いを受けることがあるので、
慎重に行う必要があります。
重要なのは、
管理職にその現場を見てもらうことです。
現行犯逮捕のようなイメージです。
私の経験の一例を紹介します。
視察前の管理職に対し、
「今日、○○（無能な上司）がする行動をその目でしっかり確認して下さい」
「聞きたいことがあれば何でも答えるので、気になることがあれば聞いて下さい」
と告げました。
そして、
お局さんや他の従業員と共謀し、
ちょっとしたキレポイント（小さなミスの発覚）を仕掛けた結果、
狙い通りキレ散らかしてくれました。
その後、
私は管理職から根掘り葉掘り聞き取りを受け、
お局さんや他の従業員も同様に「エンタメの演者」として意見を述べ、
無事にミッション達成となりました。
※実際は２週間後に降格してからの退職
お局さんや他の従業員もノリノリで、
とても生き生きとしていました。
ターゲット選定において、
アンガーマネジメントのできない無能を選定しました。
中には管理職の前では猫をかぶるような人間もいるかもしれませんが、
基本的にアンガーマネジメントのできない無能はそんな思考に至りません。
怒りの沸点に達したが最後、
一時的な感情が最優先になってしまいます。
IQ50になる弱さが、
そこでも如実に現れます。
むしろ、
「だらしない従業員を一喝している俺を見ろ！」と言わんばかりに、
管理職にアピールすべく、
いつも以上にキレ散らかしてくれたこともあります。
「短気は損気」
まさにその言葉通りです。
辞めた後の穴を責任を持って埋める
「無能な上司を辞めさせる」が目的であれば、
ここまでで十分です。
「会社の癌を取り除く」という大きな仕事をし、
エンタメとして十分面白いストーリーを作りました。
お局さんや他の従業員と喜びを分かち合い、
達成感を感じるだけでもチームワークの良い経験となります。
仕事をする上で楽しいことが一番であり、
無能な上司にストレスを抱えるのはただの無駄です。
無能な上司がいなくなっただけでも、
新しい環境で良い仕事ができることでしょう。
しかし、
「無能な上司を辞めさせて自分が出世する」が目的であれば、
その上司を異動やら退職やらに追い込んだ後のリカバリーが超重要です。
社会人たるもの、
「人を辞めさせるだけ」の無責任な仕事をしてはいけません。
正直な話、
人を退職に追い込むということはリスクのあることでもあります。
いなくなった後、
全責任を持って自分がその穴埋めをすることがベストです。
一時的に２人分の仕事をする必要があるので、
少ししんどい時期もあります。
しかし、
ターゲットになるような無能な上司は能力が低いため、
いなくなった穴は思ったより大したことがありません。
むしろ、
居なくなることで雰囲気が良くなり、
再建に向けて残された従業員で一致団結することができます。
また、
お局さんや他の従業員からの信頼も勝ち得ているため、
全員が全力で協力してくれることでしょう。
その穴を埋めてひたむきに頑張る姿や、
周囲を巻き込んで再建していく姿が、
その後の自分の評価に繋がります。
上司の目に止まることは必須で、
出世に繋がること間違いなしでしょう。
まとめ：辞めさせた後が本番
以上、
「無能な上司を辞めさせて自分が出世する方法」についてでした。
まとめです。
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ターゲットにする「無能な上司」の特徴
①アンガーマネジメントができない
→アンガーマネジメントできない人間は、キレている時にIQが50になる
②会社と自分の利害が一致している
→誰から見ても「辞めても問題ない」と思える上司
無能な上司を辞めさせて自分が出世する方法
①オーディエンスを味方につけ、エンタメ化する
→当事者意識と自己効力感を持ってもらい、演者になってもらう
②管理職の前でキレさせる
→他の従業員と共謀し、キレポイントを仕掛ける
③辞めた後の穴を責任を持って埋める
→上司を異動やら退職やらに追い込んだ後のリカバリーが超重要
ーーーーーーーーーー
色々書いてきましたが、
「アンガーマネジメントができない」人間は、
控えめに言って「最弱」です。
そして、
私が一番嫌いな人種です。
そんな無能な上司にストレスを感じたら、
この方法を試してみて下さい。
私がこの方法を試したのは４回あり、
３勝１敗です。
「アンガーマネジメントができない」無能は、
本当に狙い通りキレてくれます。
本気で、
IQ50だと思います。
痛すぎる１敗は、
本気で「キレキャラ」を演じている超有能上司への奇襲でした。
前述の通り大火傷を負い、
かなり痛い目に遭いました。
ターゲット選定だけは、
間違えないように気をつけて下さい。
また、
いくら無能な上司だからといって、
無責任に人員を減らしてはいけません。
辞めさせた後のリカバリーが本番だと思います。
誠実で責任のある仕事を行い、
リカバリーで圧倒的な結果を残せば、
出世がグッと近づきます。
我ながら、
かなりズルいやり方だったと自覚しています。
しかし、
このようなぶっ飛んだ手段を使わなければ、
スピード出世・高速出世を達成させるのは難しいと思います。
頭を使って戦略的な交渉・アピールをすることは、
その後の人生にも必ず生きると思います。
みなさまの健闘を祈っています。
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