【手数料が高すぎる】FIRE達成した私が仮想通貨に手を出さない理由【お金持ちになる必要はない】

④投資家ごっこ

今回は、
「FIRE達成した私が仮想通貨に手を出さない理由」について書いていきます。

私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
現在はサイドFIREのような生活をしています。

そして最近、
LeanFIREを達成していることに気がつきました。

※質素倹約を前提とした、必要最低限の資産でのFIRE

一人であれば、
「労働しなくても生きていくことができる状態」です。

そんな私ですが、
仮想通貨の勉強をした結果、
仮想通貨に手を出すことはしていません。

今回は、
その理由について詳しく解説していきます。

あくまで個人的な意見なので、
参考まで。

・FIREに向けて仮想通貨に手を出そうと思っている人
必見です。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の目次は下記の通りです。

FIRE達成した私が仮想通貨に手を出さない理由

私が達成したFIREは、
「LeanFIRE」というFIREの亜種であり、
一部の人からは「そんなのFIREじゃない!」と批判されるような「ニセモノ」であることは自覚しています。

それでも一応、
「FIRE達成」ということにし、
話を進めさせていただきます。

自由な時間を獲得し、
これまで忌避してきた仮想通貨の勉強もしてきました。

その結果、
仮想通貨に
手を出さないことをに決めました。

「FIRE達成した私が仮想通貨に手を出さない理由」を3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。

完璧に理解しきれない

まず最初に、
仮想通貨に投資をしている人は、
仮想通貨のことを完璧に理解できているのでしょうか?

薬と経営と少しの投資知識しか持たない私の頭では、
完璧に理解することはできませんでした。

そもそも貨幣自体が幻想ですが、
それ以上に幻想であり虚構にしか思えないのです。

プログラミングの知識を持たない私にとっては難解であり、
恥ずかしながら現時点では理解できていません。

あのウォーレン・バフェット氏ですら、
「理解できるものにのみ投資する」というスタンスを貫いており、
仮想通貨に対しても懐疑的だと言われています。

仮想通貨に投資し、
暴騰や暴落に対して歓喜・落胆する資格があるのは、
「仮想通貨のことを完璧に理解している人」だけだと思います。

ルールをまるで理解できていないゲームに参加し、
「なんか知らないけど勝った」
「なんか知らないけど負けた」
などという滑稽なことはしたくありません。

手数料が高すぎる

そして、
仮想通貨は仕組みが複雑であるが故に、
「手数料が高すぎる」という大きな問題を抱えています。

これはアクティブ投資の宿命であり、
売買を繰り返すごとに利益を「容赦なく目減りさせていく」のです。

一説によると、
「アクティブ投資がインデックス投資と同じ成績を上げるには年利4.3%上回る必要がある」と言われています。

手間と時間をかけて売買をし、
ギャンブル特有のストレスも抱え、
さらに膨大な手数料を搾取され、

あらゆる面で「コスパが悪すぎる」としか言いようがありません。

それだったら、
本業や副業に力を注ぎ、

自分の価値を上げるべきです。

そもそも、
現在のマイニング報酬などに対し、
本当にその価値があるのでしょうか。

いずれ手数料が是正されて安くなることは想定されますが、
インデックスファンドの激安手数料に慣れた私にとっては許容できないほど高い手数料です。

手数料の観点からも、
「無駄に搾取されたくない」という敬遠の気持ちも働きます。

お金持ちになる必要がない

そもそもの話ですが、
資産4,000万円でLeanFIREを達成した私はお金持ちではありません。

そして、
これからもお金持ちになる必要がありません。

私のLeanFIRE生活は、
3,600万円の元本をもとに利回り「5%」で資産運用し、
4%ルールに基づき年144万円(月12万円)を切り崩す試算で成り立っています。

利回り「5%」で良いのです。

仮想通貨というギャンブルに賭けて一攫千金を狙ったり、
無理に欲張る必要は一切ありません。

一か八かの仮想通貨に賭けるのではなく、
利回り「5%」は高確率で実現してくれる、
全世界株式に対して健全な期待を寄せるのが得策と言えます。

最近、
資産が4,500万円を超え、
500万円ほど仮想通貨に投じる余裕が生まれましたが、
それでも手を出すのは辞めました。

その500万円を金融資産に投資をするなら、
既存の利回り「5%」の枠を増やし、
今後の結婚や出産に備えた方が良いという考えです。

※金融資産への投資よりも、自己投資などを優先

この「お金持ちになる必要がない」というマインドを手にして以降、
気持ちがかなり楽になりました。

これまでは「つまらないインデックス投資」にモヤモヤし、
「たまたまギャンブルに勝った人」を横目で見て、

「羨ましい」と思ったことを否定することはできません。

しかし、
今の私はお金持ちになる必要はないので、
横に仮想通貨で儲ける人がいても、
横に仮想通貨で損をする人がいても、
ブレる事なくノーリアクションを決めきることができます。

一種のエンタメを見ているような感覚です。

仮想通貨の勉強のおかげで、
インデックス投資の手綱を握る握力が強化されたと言っても過言ではありません。

まとめ:その「欲張り」はFIRE達成の遠回りになる

以上、
FIRE達成した私が仮想通貨に手を出さない理由についてでした。

まとめです。

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FIRE達成した私が仮想通貨に手を出さない理由
 ①完璧に理解しきれない

 →私には暴騰や暴落に対して歓喜・落胆する資格がない
 ②手数料が高すぎる

 →インデックスファンドの激安手数料に慣れた私にとっては許容できない
 ③お金持ちになる必要がない

 →利回り「5%」で良いので、欲張る必要がない

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仮想通貨はとにかく難解です。

しかし、
「食わず嫌いせずに勉強して良かった」と心から思っています。

つまるところ、
『「身分不相応」「時期尚早」であることを自覚できた』

とも言うことができるでしょう。

「(仮想通貨自体を)完璧に理解しきれない」ということは身分不相応であり、
「手数料が高すぎる」と嘆き「お金持ちになる必要がない」と思っている限りは時期尚早なのです。

未熟な自分の立ち位置を知り、
謙虚な気持ちで学び続ける意欲が湧いてきました。

もちろん長い人生であり、
仮想通貨を完璧に理解することができ、
手数料が気にならないほどの大金持ちになってしまったときなど、
仮想通貨に手を出す可能性はあります。

逆に、
いつか仮想通貨に手を出すことが出来たら面白いので、

頑張っていきたいと考えました。

なお、
これからFIREを目指す人には、
『仮想通貨に賭けようとするその「欲張り」はFIRE達成の遠回りになる』

ということを理解して欲しいです。

SNSで目立つ「たまたまギャンブルに勝った人」ばかりではなく、
その裏にある「多くの屍」の存在を忘れてはいけません。

記事内で少し言及した、
LeanFIREの達成戦略については下記記事で詳しく解説しています。

少しでも参考にしていただけると幸いです。

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