【投資必敗法】サイドFIRE達成に向けた資産運用のNG行為【これだけはやるな】

④投資家ごっこ

今回は、
「サイドFIRE達成に向けた資産運用のNG行為」について書いていきます。

私は現在、
資産4,000万円でサイドFIREのような生活を送っています。

資産運用の「必勝法」を見つけるのは至難の技ですが、
「必敗法」を見つけるのは簡単です。

サイドFIRE達成までの道のりにおいて、
数多くの「誘惑」がありました

魅力的に見える「誘惑」ほど、
サイドFIRE達成が遠のく「必敗法」でした。

まずは、
「必敗法」を知り、
それを避けることが大切です。

本記事では「資産運用の際に避けるべきNG行為」について、
細かく解説していきます。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記目次の通りです。

「必敗法」から一番遠いのは、インデックス投資

まず最初に、
サイドFIRE達成へ向けてどのような資産運用をすべきか、
資産運用の注意点について解説します。

今後は退職金も公的年金もあてにならない時代となるため、
政府や企業に頼らないセーフティーネットを自分で作ることが不可欠となります。

私は「投資家ごっこ」と呼び、
コツコツと自分でベーシックインカムを作っています。

また、
一時期「老後2000万円問題」も話題となり、
政府が新NISAやIDeCoなどの投資非課税制度を作り、
個人に向けて投資を推奨しているのが現状です。

そこで、
再現性のある「勝率の高いやり方」で攻めることが非常に重要となります。

その答えの1つが、
米国株や全世界株を中心とした「インデックス投資」です。

※長期・積立・分散の原則を守る

なぜ、
「インデックス投資」が推奨されているのか?

「資産運用の際に避けるべきNG行為」を知ることでその正当性が見えてくるため、
NG行為を5つ紹介します。

サイドFIRE達成に向けた資産運用のNG行為 5選

一発逆転を狙い、ギャンブルに走ること

まず、
「投資と投機(ギャンブル)は全くの別のものである」
と理解しなければなりません。

投資は「元本を守りながら適正な収益を得る行動」であり、
株式全体に賭ける「インデックス投資」のようなものであれば再現性があります。

しかし、
投機(FXなどの短期トレード、仮想通貨・ビットコインなど)はただの運任せのギャンブルであり、
全くもって再現性がありません。

「投資と勘違いした投機」
「知識も技術もないままに行う投機」
「許容できないリスクを伴う投機」

これらは全て博打であり、
堅実な資産形成において避けるべき選択であることは明らかでしょう。

また、
「投資必勝法」などにすがり、
騙されてしまう人間が後を断ちません。

インデックス投資などの再現性のある「勝率の高い投資法」は存在しても、
「投資必勝法」は残念ながら存在しません。

「一発逆転を狙うような心の甘さ」こそ、
悪徳業者や詐欺師につけ込まれる心のスキマ
となります

サイドFIRE達成までの道のりは、
正直なところ「長くて退屈」です。

しかし、
「ショートカットしたい誘惑」に負けてはいけません。

ギャンブルに手を出すことで、
サイドFIREは遠のいてしまいます。

資産運用をするにあたり、
そのような「一発逆転思考」は真っ先に捨てなければなりません。

ギャンブルは「お金で遊んでいる」という自覚を持った上で、
「捨てても良い余剰金」で行うものだと、
私は考えています。

少なくとも、
「まだ十分な資産を形成していない凡人」が手を出すべきものではありません。

堅実な資産形成において、ギャンブルは避けるべき

負債を作り、時間を敵に回すこと

複利は人類最大の発明

知っている人は複利で稼ぎ、
知らない人は利息を払う

アインシュタインがこう言った通り、
資産運用において、

複利効果を「味方」にすることが非常に大切です。

複利効果を「味方」にすることができれば、
時間も「味方」にすることになります。

時間の経過によって、
より多くの資産を形成することができるからです。

逆に、
負債を作り、
複利効果を「敵」に回すということは、
時間を「敵」に回すということになります。

時間の経過によって、
より多くの負債を抱えることとなり、
資産形成のレースを「全力で逆走する行為」です。

100万円を4%の金利で借り、
20年間放置してしまえば、
20年後には219万円になります。

元金の2倍以上です。

住宅ローンなどの大きな負債を抱えた場合、
複利効果を受けて負債が膨れ上がることも忘れてはいけません。

上限いっぱいの年利18%の借金をする行為は、
言うまでもなく大きすぎる痛手です。

「ローン」という名の「借金の誘惑」は、
世の中に溢れています。

他人に複利を払い続けることは、
他人の利益のために生きているも同然です。

自分の資産形成において、
そのような事態は避けなければならないのは、
言うまでもありません。

他力本願、他人に任せること

面倒だからと言って、
難しいことを学ぼうとせず、
勉強を怠ったら確実に搾取されます。

例えば、
自分の資産運用を「銀行窓口」や「証券窓口」に丸投げする行動は絶対にNGです。

窓口の彼らは、
手数料を稼ぐために存在します。

窓口の人間に任せてしまっては、
知らぬ間に手数料を搾取される運命です。

「ネット銀行+ネット証券」一択です。

思考停止し、
他力本願になり、
他人に任せることは、
「無駄な手数料・コストを支払うこと」を意味します。

そもそも、
「銀行窓口」や「証券窓口」の投資商品の99%はゴミ商品で、
詐欺のようなものです。

また、
詐欺に遭うリスクも高まります。

他力本願で他人任せでいると、
ポンジスキーム・ワンルームマンション投資・つみたて生命保険・投資必勝法などに騙される可能性も高くなるでしょう。

「楽をしたい」という誘惑に負けないよう気をつけ、
他人に丸投げすることはせず、
自分の頭で考え、
自分の信念を持ち、
自分の力で資産運用しましょう。

「他力本願思考」は絶対に成功しません。

「欲」や「他人の意見」に左右され、ブレること

資産運用において、
「欲」や「他人の意見」に左右され、
ブレることは絶対にNGです。

「誘惑」たっぷりの情報に溢れているので、
「欲」が出てくる気持ちはよく分かります。

しかし、
自分の信念を持ち、

「ブレない心」を持たなければなりません。

「今話題になっている銘柄」「今好調な銘柄」ばかりに目を奪われる人間は、
高値掴みするのがオチです。

話題になっていたり好調になっている時点で、
「完全に出遅れていること」を認識しなければなりません。

ブレそうになったときは、
「自分は
靴磨きの少年かもしれない」と冷静になるべきです。

特に、
仮想通貨バブルなどに目移りし、
「一握りの成功者(ほとんどが嘘松)」の意見に左右され、
「欲」に負けてギャンブルに手を染めるなど、
完全なる「必敗法」です。

アクティブ投資はインデックス投資に勝つことができません。

「敗者のゲーム」へ参画することとなります。

「欲」や「他人の意見」に左右されないよう、
気を付けなければなりません。

正解を追い求め、やり込みすぎること

投資に「必勝法」は存在せず、
正解などありません。

誰も未来を読むことができず、
正解は後から分かるためです。

「今がバブルかどうか」も、
「いつこのバブルが弾けるかどうか」なども、

天才投資家であっても知る術がないのです。

よって、
投資に正解を追い求め、

「100点を求めてやり込みすぎること」はナンセンスであると考えています。

投資をやり込みすぎて、
本業や自己投資を疎かにすることもナンセンスです。

投資をしているかしていないか」は天地の差ですが、
インデックス投資においてタイミングを読んだり、

細かい銘柄にこだわることはコスパが悪いです。

少しでも利益をあげたい気持ちもよく分かります。

投資の正解を追い求めることなく、
細かい部分を意識しすぎることなく、
「本業の片手間」で投資を行うことがベストだと考えています。

まとめ:NG行為を避け、「勝率の高い投資法」を目指す

以上、
「サイドFIRE達成に向けた資産運用のNG行為」でした。

まとめです。

ーーーーーーーーーー

サイドFIRE達成に向けた資産運用のNG行為 5選
 ①一発逆転を狙い、ギャンブルに走ること
 ②負債を作り、時間を敵に回すこと
 ③他力本願、他人に任せること
 ④欲や他人の意見に左右され、ブレること
 ⑤正解を追い求め、やり込みすぎること

ーーーーーーーーーー

これまで挙げた「NG行為」、
つまり「必敗法」を避けることが非常に重要です。

また、
これら「NG行為」「必敗法」の逆を行うことが、
「勝率の高い投資法」への近道となります。

下記の通りです。

①一発逆転を狙い、ギャンブルに走ること
→「投資の王道は地味で退屈である」という真実を知ること

②負債を作り、時間を敵に回すこと
→出来る限り若いうちから投資を始め、時間を味方につけること

③他力本願、他人に任せること
→自分の頭で考えて行動し、手数料・コストを最小限にすること

④欲や他人の意見に左右され、ブレること
→自分の目的に沿ってブレずに運用を続け、欲をかかないこと

⑤正解を追い求め、やり込みすぎること
→基本ほったらかし、1年に1回だけ見直す

結論、
「勝者のゲーム」に最も近いのは、
米国株や全世界株を中心とした「インデックス投資」です。

※長期・積立・分散の原則を守る

次回の記事で、
詳しく解説していきます。

おすすめ書籍(2冊)

本記事の内容について、
おすすめ書籍を2冊紹介します。

「投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント」

「投資必勝法」などの文句に惑わされないために必要な知識をつけるのに最適な本です。

短期的トレード・投機(ギャンブル)は「敗者のゲーム」であり、
「勝者のゲーム」とは地味で退屈なものであるという真実を学ぶことが出来ます。

「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」

課題があるという事実と、
世界が成長するという事実は両立することを理解できます。

「世界は良くなっている」という事実に気づけば、
株式全体に投資するインデックス投資の有意義さが理解でき、
「投資必勝法」などの詐欺やギャンブルに手を出す余地はなくなるです。

是非、
この2冊を手に取り、
読んでみて下さい。

本記事では、
私目線で切り取った情報のみを載せ、
アレンジしています。

当然のことですが、
個人の価値観により、
人それぞれ重要な情報は異なります。

自分の頭で考え、
自分の人生を生きるためにも、
是非手にとって読んでみて下さい。

上記2冊の併せ読みをおすすめします。

今後、
あなたの取るべき行動が見えてくると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました