今回は、
「薬剤師国家試験合格者へ:国試合格後、すぐに青本を売るべき理由」について書いていきます。
私が薬剤師国家試験を受けてから、
もうすぐ10年になります。
※時の流れが早すぎてビビっています
そろそろ薬剤師国家試験の季節なので、
少し早いですが「国試合格後、すぐに青本を売るべき理由」について、
私の意見をまとめていきたいと思います。
参考にしていただき、
充実した社会人生活をスタートしていただけると幸いです。
・国試合格後すぐにやるべきことを知りたい人
・薬剤師国家試験に合格した人
必見です。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
薬剤師国家試験合格後、すぐにやるべきこと
第110回薬剤師国家試験は、
2025年2月22日(土)・23日(日)に実施されるようです。
これから受ける人は、
頑張れば受かるので、
頑張ってください。
そして、
国家試験合格後、
真っ先にやるべきことは「青本を売ること」だと考えています。
3月下旬の合格発表まで待つと時間がないので、
自己採点が終わって合格がほぼ確定したらフライングで実施してOKです。
※超ギリギリの人以外
なお、
私の経験に基づく私見になります。
あくまで個人的な意見ですが、
リアルなものとして参考にしていただけると幸いです。
国試合格後、すぐに青本を売るべき理由
薬剤師国家試験における最もメジャーな参考書は、
薬学ゼミナールが発行する「青本」です。
長い人では1年以上この青本と付き合い、
勉強を共にしてきた「戦友」とも呼べる存在でしょう。
なんだか愛着が湧き、
保有したくなる気持ちも分からないでもありません。
かくいう私も、
国試に落ちた友人に譲るまで、
保有し続けるつもりでいました。
就職先の同期も保有し続ける人が多く、
特に「薬理」と「病態・薬物治療」の2冊は出番が来る気がします。
しかし、
メルカリやラクマなどで早めに売ることをお勧めします。
「国試合格後、すぐに青本を売るべき理由」を5つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。
※下記5点です
①就職後、青本は読まない!
②国試のことはすぐに忘れるべき
③合格者の青本には箔が付き、需要がある
④国家試験合格直後が唯一のチャンス
⑤シンプルに邪魔
就職後、青本は読まない!
まず、
就職後に青本は読みません。
薬剤師として現場で働く場合、
「薬理」と「病態・薬物治療」の2冊は出番が来る気がするかもしれませんが、
まず読むことはありません。
デカくてかさばるし、
そもそも実務向けの内容ではないのです。
青本を読むくらいなら、
「薬効別服薬指導マニュアル」などを読む方が圧倒的に有意義だと思います。
もし青本を好き好んで読むような人が居たら、
それは「国家試験=ゴール」の類の人でしょう。
それが1つの問題なので、
この問題についてさらに詳しく解説します。
国試のことはすぐに忘れるべき
一定数、
「国家試験=ゴール」の類の人が存在します。
私が受けた第100回頃から国試が難化したと言われており、
国試に固執するような懐古厨が増えてきている気がします。
国試浪人も増え続け、
思い入れが強い人も多いのでしょう。
しかし、
目を向けるべきは、
「今」目の前にいる患者様や「未来」の自分であり、
「過去」の国家試験のことなどすぐに忘れるべきです。
使い古された言葉ですが、
国家試験はゴールではなく、
スタートでしかありません。
まともな薬剤師であれば、
国試のことを懐古することもなければ、
青本を読むことはありません。
余計なことを思い出すだけの「邪魔な存在」なので、
すぐに売ることをお勧めします。
合格者の青本には箔が付き、需要がある
薬剤師国家試験の合格率は60〜70%であり、
3〜4割の人が落ちる試験です。
案外落ちる試験なので、
薬ゼミに通うお金がない人や、
働きながら勉強しなければならない人、
その他さまざまな事情の人間がいると思ってください。
※私も多数の国試浪人生を見てきました
「合格者が使っていた青本」は箔が付き、
独学を強いられる人を中心に需要があります。
さらに、
書き込んだメモやアンダーラインが付加価値となり、
使い古して書き込みが多くても価値が下がることなく、
むしろ有り難がられるというおまけ付きです。
メルカリの販売履歴を見ていても、
「ゴロ・書き込み多数」や「薬ゼミ授業書き込みあり」など上手くアピールし、
全てセットで1万円〜2万円で売れているものが多数ありました。
また、
売ることを前提にし、
「他人に教えるように」書き込みをすることも良い勉強になると思います。
国家試験合格直後が唯一のチャンス
そして、
箔がついた青本には「旬」があります。
箔がついた青本を売るなら、
国家試験合格直後が唯一のチャンスです。
私も国家試験合格直後、
2人の友人から青本を求められました。
※1人は国試落ちの友人、もう1人は途中で留年して国試初挑戦の友人
そのうち仲が良かった友人に無償で渡し、
1年で無事に合格して私の手元に戻ってきました。
しかし、
戻ってきた時点で売りに出そうにも、
すでに型落ちとなり「旬」は過ぎていました。
そもそも国家試験直後に売りに出してもすでに「1年型落ち」であり、
その時点で「賞味期限ギリギリ」なのです。
箔がついた青本の「旬」は短いので、
機を逃さぬよう注意しなければなりません。
シンプルに邪魔
「旬」を逃した私の青本は行き場を失い、
かなり邪魔な存在へと成り下がりました。
友人は良いやつなので律儀に返却してくれましたが、
正直借りパクされた方が良かったとも思えてきます。
青本には少しばかりの愛着が湧きますが、
(まともな薬剤師であれば)絶対に読むことはありません。
結局、
クローゼットの奥で約6年眠り続け、
引越しのタイミングで古紙ゴミとして出す「切ない最期」を迎えました。
こんな勿体ないことになるのであれば、
手元に戻った段階で0円で誰かに譲れば良かったです。
かさばって場所を取るだけなので、
国試合格後にすぐに売り、
引越しや新生活費用の足しにすることをお勧めします。
そして、
それが誰かの役に立ち、
SDGsにも貢献できるのであれば、
一石三鳥だと思います。
まとめ:青本を売ることは、他者貢献にもSDGsにも繋がる
以上、
「薬剤師国家試験合格者へ:国試合格後、すぐに青本を売るべき理由」についてでした。
まとめです。
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薬剤師国家試験合格後、すぐにやるべきこと
→真っ先にやるべきことは「青本を売ること」
国試合格後、すぐに青本を売るべき理由
①就職後、青本は読まない!
→「薬効別服薬指導マニュアル」などを読む方が圧倒的に有意義
②国試のことはすぐに忘れるべき
→目を向けるべきは、「今」目の前にいる患者様や「未来」の自分
③合格者の青本には箔が付き、需要がある
→独学を強いられる人を中心に需要がある
④国家試験合格直後が唯一のチャンス
→箔がついた青本の「旬」は短いので注意が必要
⑤シンプルに邪魔
→引越しのタイミングで古紙ゴミとして出す「切ない最期」
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薬剤師国家試験に合格したら、
まずは青本を売ることをお勧めします。
青本を断捨離することにより、
「過去」の国家試験に固執せず、
「今」を生きることに繋がります。
なんだか愛着が湧き、
保有したくなる気持ちも分からないでもありませんが、
勇気を出して手放すことをお勧めします。
また、
青本を必要とする誰かの役に立ち、
SDGsにも貢献できるという一石三鳥です。
このまま保有し続けても、
数年後に古紙ゴミとして出す「切ない最期」を迎えるだけだと思います。
少しでも参考にしていただけると幸いです。
次回、
「国試合格後、すぐにやるべきこと」についてまとめていきます。
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