【転職エージェントの活用方法】市場価値を確認し、条件交渉の材料にする【転職体験談】

③社畜ごっこ

今回は、
「転職エージェントの活用方法:市場価値を確認し、条件交渉の材料にする」について書いていきます。

私は転職エージェントが嫌いです。

約3年前に求職者の立場で転職エージェントを使い、
その際に「企業からの直接連絡」を受けて非常に嫌な思いをしたからです。

その後、
企業側の立場でも転職エージェントを使い、
その思いは強くなりました。

転職エージェントは使わず、
直接応募すべきです。

しかし、
転職エージェントの活用方法は1つだけあります。

それは、
「市場価値を確認し、条件交渉の材料にする」です。

この件に関して、
詳しく解説していきます。

・転職エージェントを使おうか悩んでいる人
・直接応募で頑張ろうとしている人
必見です。

※あくまで私の経験に基づく私見ですが、
リアルな意見として参考にしていただけると幸いです

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の目次は下記の通りです。

転職エージェントではなく直接応募すべき理由

前回の記事で、
「転職エージェントではなく直接応募すべき理由」についてまとめました。

※以下、要点を抜粋して記載します

企業からの直接連絡」が横行する理由
→転職エージェントは役立たずで存在価値が低いため

転職エージェントではなく直接応募すべき理由

 ①直接応募の方が年収が高くなる

 →馬鹿高い手数料がない分「ある程度の上乗せ」は検討の余地がある
 ②転職エージェントに頼るのは無能
 →転職活動において誰かの手を借りる余地はない
 ③直接応募で頑張った方が好印象

 →馬鹿高い手数料の問題だけでなく「転職エージェント経由」の印象は悪い

少し強者の理論かもしれません。

しかし、
自分のことは全て自分でやるのが当然であり、
転職活動において誰かの手を借りる余地はないと
考えています

また、
転職活動では足元を見られるため、
強気で攻めるくらいがちょうど良いです。

転職エージェント経由ではなく、
直接応募で頑張り、
内定を勝ち取ることをお勧めします。

企業側からも好印象であり、
年収も上がる可能性が高いです。

そして、
インターネット上に溢れる転職エージェントの不自然な「ゴリ押し」の背景には、
 「アフィカス」の存在があることを忘れてはいけません。

直接応募の方が圧倒的に良いのにもかかわらず、
サイトの中の人は転職エージェントなど使わないくせに、
自分の小遣い稼ぎのために無益な広告を宣伝しているのです。

転職エージェントの不自然な「ゴリ押し」には絶対に騙されることなく、
自分の頭で考えて行動してください。

これまで転職エージェントのネガティブキャンペーンばかり繰り広げてきましたが、
転職エージェントの良い面にも目を向けていきたいと思います。

転職エージェントの使い道は限られるものの、
使い道は1つだけあります。

今回は、
そのことについて詳しく解説していきます。

転職エージェントの活用方法

「転職エージェントの活用方法」は、
「市場価値を確認し、条件交渉の材料にする」です。

ただ1つ、
シンプルです。

詳しく解説していきます。

市場価値を確認し、条件交渉の材料にする

内定を取るのは「直接応募」で、
その補助として「転職エージェント」を使うということです。

私が転職エージェントを使った時も、
その目的でした。

元の年収は約800万円で、
直接応募したベンチャー企業から「財政的に厳しい」という理由により、
初年度は年収600万円というなかなか受け入れ難い提示を受けました。

※管理職のため残業代は無し

そこで、
年収交渉を行うため、

内定を保留にして転職エージェントを使うことにしました。

つまり、
転職エージェントを使った理由は下記2点になります。

①自分の「市場価値」を確認する
②条件交渉の材料にする

よほど条件が良い企業がない限り、
直接応募のベンチャーに入社するつもりでした。

「市場価値」として年収900万円くらいを獲得し、
ベンチャーに対して条件交渉し、
年収800万円に釣り上げることができれば良いという計画です。

そして、
問題なく年収900万円の内定を受け、
思惑通りベンチャーの年収を800万円に釣り上げることに成功しました。

この件に関し、
少し細かい補足をしていきます。

自分の「市場価値」を確認する

転職エージェントを使い、
自分の「市場価値」を確認することは有効な手段です。

なぜかこの世の中には転職エージェントを使う人が山ほど居るので、
(登録だけの人も含めると)十分すぎるほどの母数があり、

自分の立ち位置と年収は推し量ることができます。

ここで重要なのは、
転職エージェントを使って導き出される自分の「市場価値」は若干低めに算出されるため、
説得力がある「市場価値」になるということです。

転職エージェントが搾取する馬鹿げた手数料の分、
年収は低くなる傾向が強くあります。

私も自信満々に転職エージェントに登録しましたが、
「1,000万円超の案件が来るかな・・・」という淡い期待は見事に打ち砕かれました。

少しがっかりしましたが、
そのおかげで少し謙虚になることができます。

転職活動は強気で攻めるべきですが、
いかなる場合でも謙虚な態度は必要であり、

条件交渉の際にも忘れてはいけません。

条件交渉の材料にする

転職エージェントを使って導き出された説得力のある「市場価値」を用い、
直接応募した企業へ条件交渉を行いますが、
やりすぎには注意が必要です。

いくら説得力のある「市場価値」だからといって
それを引き合いに出して「同額」を求めるのはあまりにも下品だと思います。

最悪、
嫌われて破談に終わるリスクがあることを忘れてはなりません。

転職活動は強気で攻めるべきですが、
いかなる場合でも謙虚な態度は必要であり、

条件交渉の際にも忘れてはいけないのです。

直接応募した企業にも様々な事情があって「低めの提示」をしてきたわけであり、
その辺りは最大限に汲み取る必要があります。

私の場合も、
直接応募したベンチャー企業から「財政的に厳しい」という理由を受けていたため、
「元の年収と同じ800万円」が落とし所だと考え、

下記のように伝えました。

・経営に参画する等、仕事の責任はかなり重いので、元の年収から下がるのは厳しい
(業務内容と報酬のバランス)

・経験上、モチベーションを保つためにも800万円は必要
(ダニエルカーネマンの幸福度の話)

・市場価値が900万円であったことから、600万円は流石に不釣り合いである
(少しだけ他社を引き合いに出し、チラつかせる)

市場価値の900万円を振りかざすことなく「適度にチラつかせる程度」にとどめ、
「元の年収」を基準に交渉を行いました。

決して欲張ることなく、
最初に受けた「低めの提示」と転職エージェントで得た「市場価値」の中間に落とすべきだと思います。

この交渉にうまくいけば、
「直接応募の企業に決めました」という正当な理由を用いて転職エージェントをクロージングすればOKです。

なお、
もし転職エージェントで思うような「市場価値」が得られなければ、
言い逃れができない「完全なる実力不足」です。

自らの慢心を猛省し、
謙虚になって自己研鑽あるのみだと思います。

また、
嫌われて破談に終わるリスクはあるので、
いくつか直接応募をキープしておくことをお勧めします。

どうしても上手くいかなかった場合に限り、
転職エージェントで「市場価値」を提示された企業への入社もアリだと思うので、
「入社する可能性はゼロではない」と緊張感を持って真面目に活動することをお勧めします。

そうすれば、
自然と転職エージェントに対しても好印象となり、
結果的に良いクロージングができることでしょう。

まとめ:直接応募の補助として転職エージェントを使う

以上、
「転職エージェントの活用方法:市場価値を確認し、条件交渉の材料にする」についてでした。

まとめです。

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転職エージェントではなく直接応募すべき理由
→転職活動において誰かの手を借りる余地はない

転職エージェントの活用方法

 ①市場価値を確認し、条件交渉の材料にする

  ・自分の「市場価値」を確認する
   →若干低めに算出されるため、説得力がある「市場価値」になる
  ・条件交渉の材料にする
   →最初に受けた「低めの提示」と「市場価値」の中間に落とすべき

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転職エージェントの正しい使い方を解説しました。

「直接応募」の補助として、
「転職エージェント」を使うことのがベストです。

なお、
世の中の求職者全員がこの手法を使えば、
転職エージェントが全て潰れることになります。

しかし、
それが本来あるべき姿、
望ましい姿だと考えています。

転職市場というものは、
企業と求職者だけの「直接応募」だけで成り立つべきです。

「転職エージェントは、他人に採用を任せなければならない自らの怠惰に対する罰金である」
と心から感じています。

「市場価値を確認し、条件交渉の材料にする」以外の目的で転職エージェントを使わないよう、
自己研鑽を積んでいきましょう。

少しでも参考にしていただけると幸いです。

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