今回は、「RENOSYリノシー個別面談で5万円プレゼントの注意点」について、実体験を書いていきます。
私は5万円目当てでRENOSYリノシー個別面談の申し込みを行いましたが、見事、失敗に終わりました。
今回はその失敗談を共有したいと思います。
本記事の構成は、下記の通りです。
はじめに:RENOSYリノシー個別面談で5万円プレゼントについて
Youtubeを見ていたら、広告がバンバン流れてきて、その存在を知りました。
「不動産Gメン滝島」などのチャンネルをよく見ていたからでしょうか。
今はPayPayポイント5万円分で、過去にはAmazonギフト券5万円分だったこともあるようです。
対象は下記の通りです。
※以下の①~⑬全ての項目を満たすことが必要です。
①不動産投資に関する面談を受けていただくこと(本人確認必須)
②面談のお申込後1週間以内に日程調整、60日以内に面談の実施をしていただくこと(電話のみは対象外)
③面談後、30日以内に弊社指定のフォームに回答いただくこと
④WEB面談ご希望の場合は、カメラONでご参加いただくこと(カメラがない場合はフォームのご質問・ご要望欄にご記載いただくか、弊社エージェントから連絡があった際にお伝え下さい)
⑤WEB面談をご希望の場合は、PCまたはタブレット端末でご参加いただくこと
⑥昨年の個人年収が500万円以上であること(本業の源泉徴収票又は給与明細の額面で確認いたします)
⑦昨年の給与所得の源泉徴収票(コピー)を弊社指定の方法でご提出いただくこと
⑧上場企業又はそれに準じる企業(資本金1億円以上)及びそのグループ会社にお勤めの方もしくは公務員、医師、弁護士、公認会計士、税理士、看護師、薬剤師として現在お勤めであること
⑨お勤め先が確認できる書類を指定の方法でご提出いただくこと
⑩現在のお勤め先での勤続年数が1年以上であること
⑪「RENOSY」の不動産投資サービスのご利用が初めてであること
⑫過去に「RENOSY」の不動産投資サービスに資料請求または物件の問い合わせ・面談申込をしていないこと(1人1回、1世帯1回まで)
⑬弊社において、基礎情報(個人情報を含まない年収、勤務先、勤続年数等)から投資用不動産ローンの融資を受けることができる、と判断できること(本項目の判断基準についての詳細はお答え致しかねますのでご了承ください)
私は「年収約800万円」「薬剤師」で、基本的な部分はクリアしていたため、
5万円目当てでRENOSYリノシー個別面談の申し込みを行いました。
事前電話での対応に注意!
申し込み後、すぐに電話がかかってきました。
「個別面談をスムーズに進行するため」と称し、
昨年の年収や、資産額、資産の内訳、家賃や生活費、家族構成など、かなり細かいことを聞かれます。
「少しだけ」と断りを入れたにも関わらず、なんだかんだ45分くらい電話をしていました。
がっつり、聴取されます。
「嘘をついたらPayPayポイント5万円分が貰えない」と思い、全て正直に回答します。
正直油断していましたが、ここで見定めがされていました。
さすが、詐欺のようなワンルームマンション投資をしている会社です。
侮ってはいけませんでした。
「金融リテラシーがある」「こいつは騙されない」と思われたら終わり
結論から言うと、「金融リテラシーがある」と思われたら終わりです。
つまり、「こいつは騙されない」と思われたら終わり。
後日電話がかかってきて、
「あなたの場合は融資が用意できないので、自腹で購入するしかありません」と言われてしまいました。
「RENOSYリノシー個別面談で5万円プレゼント」の要件に、「当社の融資を受けることができる」とあります。
つまり、個別面談の前に「5万円プレゼント」を断られたワケです。
源泉徴収も、薬剤師免許証も、保険証も、何も提出していないのに、です。
事前聴取で「こいつは騙されない」「個別面談をしても時間の無駄だ」と思われたようでした。
理由を聞いても、「当社の基準で・・・」と言葉を濁し、モジモジするだけで教えてくれません。
要件にも、「本項目の判断基準についての詳細はお答え致しかねますのでご了承ください」と明記されているので、逃げ道をしっかり作っているところもさすが、詐欺のようなワンルームマンション投資をしている会社です。
どうやら、「ワンルームマンション投資に興味がないこと」「5万円目当て」が完全にバレてしまったようです。
個人的な分析結果ですが、注意点を以下にまとめていきます。
「騙されるやつ」と思わせることが大切
年収500万円〜700万円の人がカモにされやすい
「RENOSYリノシー個別面談で5万円プレゼント」の対象は「年収500万円以上」です。
個人的な予想ですが、年収500万円〜700万円の人が「騙されるやつ」として、ターゲットになっていると思います。
それ以上になると、「騙されるやつ」認定される可能性が低くなると思われます。
「年収700万円以上の人間は賢すぎて騙せない」と、不動産Gメン滝島さんのチャンネルでも言われていました。
おそらく、ある程度の年収で区切り、ターゲットを絞るようなマニュアルが存在すると考えられます。
騙されないやつに時間を使うのは無駄ですからね。
年収が高いことは、「5万円目当て」においては逆効果になるので注意しましょう。
金融資産が多すぎるのはNG
この手のワンルームマンション投資では、
だいたい1500〜3000万円くらいのワンルームマンションを押し付けられるようです。
私の場合、総資産4000万円あることを正直に伝えてしまったのが失敗でした。
一括買いが出来ることがバレてしまったので、
「あなたの場合は自腹で買えるので、自腹で購入してください」という文句を使用されても何も言い返せません。
また、資産が増えれば増えるほど金融リテラシーは磨かれるため、
ワンルームマンション投資などに「騙されるやつ」ではないと思われるのは当然です。
一括買いできる資産を持っていたとしても、資産は少なめに申告することが望ましいでしょう。
「インデックス投資を行っている」は禁忌?
事前電話において一番細かく聞かれたのは、「今の投資状況」についてでした。
「今の投資状況」を知ることは、
その人が「投資についてどこまで勉強しているか」を知る良い材料になると思います。
そして、「勝者のゲーム」であるインデックス投資を行っていることは、
「騙されるやつ」認定においては非常に不利になると考えます。
「正常な判断ができる人間」だと思われてしまいます。
正常な判断ができる人間が、ワンルームマンション投資に手を出すわけがないですからね・・・。
まとめ:ワンルームマンション投資には注意!
以上、まとめです。
はじめに:RENOSYリノシー個別面談で5万円プレゼントについて
→年収500万円以上が対象だが、必ずもらえるわけではない!
事前電話での対応に注意!
→根掘り葉掘り聴取し、「騙されるやつ」かどうか見定めている
「金融リテラシーがある」「こいつは騙されない」と思われたら終わり
→個別面談に進めないケースがあるので要注意!
「騙されるやつ」と思わせることが大切
①年収500万円~700万円の人がカモにされやすい
→「年収700万円以上の人間は騙せない」説がある
②金融資産が多すぎるのはNG
→金融リテラシーが高いことがバレる
③「インデックス投資を行っている」は禁忌?
→「正常な判断ができる人間」だと思われてしまう
不服だったので、その後も担当者に色々聞いてみると、
「他の皆さまは『ワンルームマンション投資をする』と決意してから、問い合わせいただいています」
「他の投資との比較ではなく、『ワンルームマンション投資をやるかやらないか』なんです」
などと言っていました。
なるほど・・・。
タダで5万円を持っていかれるのは痛いので、『ワンルームマンション投資をする』という前提で個別面談に入ってもらわないといけないわけです。
また、無知な人間を騙すために様々な工夫をしていることがわかり、良い勉強になりました。
「この5万円プレゼントの原資はどこからくるのか?」
「めちゃくちゃ広告を打っているが、これだけの広告費はどこからくるのか?」
よく考えてみましょう。
その裏には、多くの「騙されるやつ」の血が流れています。
ワンルームマンション投資は、金融リテラシーの低い人が騙される典型的な罠です。
決して、騙されて契約しないよう気を付けましょう。
コメント