今回は、
「貧乏人の特徴と共通点」について書いていきます。
前回の記事で、
「ギャンブルに手を出してはいけない理由」についてまとめました。
本記事は、
その内容に関連した内容になっています。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし（基本社宅で自己負担小）、負債ゼロ
本記事の構成は、下記目次の通りです。
愚かなギャンブラー＝貧乏人
まず重要なポイントとして、
「愚かなギャンブラー＝貧乏人」という紛れのない真実があります。
愚かなギャンブラーたち（大量）の犠牲のもとに、
ごく一部の「運の良い勝者」が存在し、
勝者の中には詐欺師を含めた『計画的に搾取する人間』も紛れ込んでいます。
また、
ギャンブルにお金を捨てに行くような大金持ちも存在します。
ギャンブルというのは、
本来は「大金持ちが行うべき娯楽」だと私は考えています。
よって、
私たち凡人は手を出してはいけないことは明らかです。
しかし、
何故か能力が低い凡人ほど「一発逆転」を目指してギャンブルに手を出しがちです。
私は、
多くの詐欺の被害者を見てきましたが、
この現実は大きな問題であると考えています。
被害者の中には、
次から次へとやってくる詐欺に「騙され続ける」人も居ます。
貧乏人の根幹として、
「愚かなギャンブラー」の要素があると考えています。
今回は、
「なぜ、愚かなギャンブラーが貧乏になるのか？」
をベースに、
その特徴と共通点について話を進めていきます。
※本記事では、
ごく一部の「運の良い勝者」や「計画的に搾取する詐欺師」、
「ギャンブルにお金を捨てに行く大金持ち」については言及することはせず、
大多数の「貧乏かつ愚かなギャンブラー」について解説していきます。
貧乏人の特徴と共通点 ３選
「仕組みを作る人間」に搾取され続ける（カモになる）
ギャンブルは、
シンプルに「参加者が搾取される構造」です。
完全なる、
マイナスサムゲームです。
主なギャンブルにおける還元率（戻ってくる見込みのお金と、賭けたお金の割合）は下記の通りです。
宝くじ：46％
サッカーくじ（TOTO）：50％
競馬、競輪、競艇、オートレース：75％
パチンコ：80％
「マイナスサムゲームである」という「ギャンブルの仕組み」から目をそらし、
ギャンブルを続けてしまうような人間は、
カモになる運命です。
日常のありとあらゆることで、
「仕組みを作る側の人間」に搾取され続けます。
日常でも「面倒なこと」や「嫌なこと」から目をそらし、
複雑なことを調べようともしないため、
携帯電話も大手キャリアの割高プランを契約したり、
NISAやIDeCoなどの投資非課税制度などを使いこなすことができなかったり、
ふるさと納税などの節税対策もできず、
無駄な税金を払い続ける傾向にあると思います。
ギャンブルの胴元搾取を『手数料』と置き換えれば、
資産運用の際に「銀行窓口」や「証券窓口」の人間に全てを託す行為も同様です。
自分の頭で考えて行動し、
自分の資産は自分で守らなければなりません。
世の中の仕組みから目をそらし、
勉強を怠れば、
仕組みを作る人間に搾取され続け、
一生高い税金や高い手数料を払い続ける運命となります。
物事の表面しか見ず、本質を理解していない
愚かなギャンブラーは、
物事の表面しか見ることができません。
認知バイアスとも言いますが、
ギャンブルの「ごく一部の勝者」に憧れて「一発逆転」を狙ってしまうような人間は、
本質を見抜く能力が著しく欠如しています。
物事の表面しか見ることができず、
「勝者がなぜ勝てているか」の過程をすっ飛ばしてしまいます。
前回の記事で書いた通り、
ギャンブルで勝つ過程は「ただの幸運」か「イカサマや詐欺まがいの汚い手段」のどちらかです。
物事の表面しか見ることができず、
本質を理解することができない人間は、
厳しい人生を送ることとなります。
本質を理解できない人間は、
非常に洗脳されやすく、
詐欺に遭いやすく、
「陰謀論」などのデマを平気で信じる傾向にあります。
「投資必勝法」などの詐欺にハマったり、
仮想通貨バブルに惑わされてギャンブルにハマったり、
根拠のない情報に踊らされて「陰謀論」にガチハマりしてしまう。
何事にも認知バイアスがかかってしまうこの性質は、
矯正することが非常に難しいようです。
このことについては別記事で詳しく書いています。
本質を理解することが大切
思考停止し、他力本願で楽をしようとする
愚かなギャンブラーの心理として、
「自分は特別である」という愚かな想いがあります。
自分の脳が意識し、
自分の目で見る世界だからと言って、
「自分が世界の中心である」などと思ってはいけません。
そのような主人公補正が抜けず、
思考停止し、
他力本願で楽をしようとする人間が、
「投資必勝法」などを信じて騙され、
貴重なお金を失う場面を多く見てきました。
「自分は特別である」という幻想は、
うまい話（詐欺話）がやってきたときに冷静さを失わせます。
「自分は特別であるから、必勝法を手にできる」という愚かな心により思考停止し、
存在するはずのない「投資必勝法」に賭けてしまうのです。
「投資必勝法」などの詐欺に遭う人間の心理には、
「他力本願思考」があります。
多くの被害者はその「他力本願」を「挑戦」と履き違えますが、
「投資必勝法」などの「他人が作ったモノに賭けること」は挑戦でも何でもありません。
そのような「愚かな心」に詐欺師はつけ込むのです。
「他力本願思考」は、
絶対に成功しない人間の思考です。
何度でも言いますが、
「ギャンブル必勝法」も「投資必勝法」もこの世には存在せず、
「自分は特別である」という思いも幻想である可能性が高いです。
謙虚になり、
自分の資産は「適切な手段」で守らなければなりません。
まとめ：日々勉強し、愚かなギャンブラーとは真逆の人生を歩く
以上、
「貧乏人の特徴と共通点」についてでした。
まとめです。
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愚かなギャンブラー＝貧乏人
→これが真理
貧乏人の特徴と共通点 ３選
①「仕組みを作る人間」に搾取され続ける（カモになる）
→一生、高い税金や高い手数料を払い続ける運命
②物事の表面しか見ず、本質を理解していない
→非常に洗脳されやすく、詐欺や陰謀論にハマりやすい
③思考停止し、他力本願で楽をしようとする
→他力本願思考は、絶対に成功しない
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「愚かなギャンブラー＝貧乏人」という紛れのない真実です。
愚かなギャンブラーは、
あらゆる場面で搾取され、
騙され、
お金を失い続ける運命です。
そうなりたくなければ、
勉強あるのみです。
日々学び、
愚かなギャンブラーとは真逆の人生を歩きましょう。
おすすめ書籍（２冊）
本記事の内容について、
おすすめ書籍を２冊紹介します。
「投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント」
「投資必勝法」などの文句に惑わされないために必要な知識をつけるのに最適な本です。
短期的トレード・投機（ギャンブル）は「敗者のゲーム」であり、
「勝者のゲーム」とは地味で退屈なものであるという真実を学ぶことが出来ます。
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」
課題があるという事実と、
世界が成長するという事実は両立することを理解できます。
「世界は良くなっている」という事実に気づけば、
株式全体に投資するインデックス投資の有意義さが理解でき、
「投資必勝法」などの詐欺やギャンブルに手を出す余地はなくなるです。
是非、
この２冊を手に取り、
読んでみて下さい。
本記事では、
私目線で切り取った情報のみを載せ、
アレンジしています。
当然のことですが、
個人の価値観により、
人それぞれ重要な情報は異なります。
自分の頭で考え、
自分の人生を生きるためにも、
是非手にとって読んでみて下さい。
上記２冊の併せ読みをおすすめします。
今後、
あなたの取るべき行動が見えてくると思います。
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