今回は、
「田舎暮らし・地方移住のメリット」について書いていきます。
私は首都圏出身ですが、
社畜生活の5年間、
「人口約5万人の田舎」と「人口約50万人の地方都市」にそれぞれ約2年半ずつ住んでいました。
その結果、
効率よく資産形成することができてFIRE達成が近づいたため、
私は『脱都会』をオススメします。
・FIRE達成のために効率良く資産形成したい方
・田舎暮らしor地方都市暮らしを検討している方
・都会暮らしが嫌になった方
必見です。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の構成は、下記目次の通りです。
はじめに:『脱都会』は生活費削減に有効
私が都会を離れた主な理由は、
主に下記3つです。
①:FIRE達成のために効率良く資産形成したかった
②:都会の喧騒から離れたかった
③:自然豊かな場所で暮らしたかった
その中でも、
「①:FIRE達成のために効率良く資産形成したかった」という理由が一番大きかったです。
私はFIRE達成のために効率良く資産形成したかったため、
「生活費削減」が重要なテーマでした。
生活費削減方法として、
『脱都会』をオススメします。
私は首都圏出身で、
大学卒業まではずっと実家で暮らしていました。
実家暮らしはお金が貯まりやすい環境ですが、
私は将来的に実家に残る気は全くありませんでした。
自由に生きたかったこともあり、
就職を機に実家を出ることにしました。
土地に縛られることなく、
北海道から沖縄まで、
全国各地で就職先を探しました。
そして、
「給与」「家賃補助」「福利厚生」などの各種条件を吟味し、
資産形成に最適な「地方都市の会社」に入社を決めました。
生まれてからずっと太平洋側に住んでいましたが、
日本海側への引っ越しを行いました。
日本海側の田舎(人口約5万人)へ移住して約2年半暮らし、
その後地方都市(人口約50万人)へ引っ越して約2年半暮らしました。
これより、
私の5年間の田舎暮らし・地方都市暮らしの経験について書いていきます。
田舎も地方都市も同一県内であり、
環境はよく似ていたので一括りにします。
コロナ禍でリモートワークも進んでおり、
「都会に固執する時代ではない」と考えています。
『脱都会』を人生の選択肢に残しておくのも、
大いにアリだと思います。
田舎暮らし・地方移住の注意点
田舎暮らし・地方移住の注意点を2点挙げ、
解説します。
天候(雪、日照時間 など)に注意!
地方によって天候が大きく異なるので、
事前に知っておくことが重要です。
私は就職前の下見も兼ねて、
大学卒業までに全都道府県を旅行しました。
実際に足を運んで利便性なども吟味し、
年間の降雪量なども確認し、
自分なりに住みやすさを調査しました。
太平洋側から日本海側へ移住してみて、
環境が大きく変化したのは「①雪」「②日照時間」でした。
①雪
雪に関しては、
想定の範囲内でした。
2018年は「数十年ぶり」と言われる豪雪に見舞われ、
雪かきで数日間筋肉痛に苦しみましたが、
運動不足だったので良い運動となりました(?)
太平洋側では決して見られない「幻想的な景色」が広がり、
むしろ楽しかったです。
あまり雪が降らない土地に生まれ育ったので、
「雪=珍しくて楽しいもの」であり、
この環境の変化を楽しむことが出来ました。
②日照時間
日照時間に関しては、
想定の範囲を超えてきました。
太平洋側の冬は毎日のように晴れていて日照時間が比較的長いですが、
日本海側の冬は毎日のように「鉛色の曇り空」に覆われており、
日照時間が非常に短く、
気が滅入りました。
日本海側では、
冬季の日照時間の短さから「冬季うつ病」の人が多いと聞きます。
私も日照時間の大切さを身をもって体感しました。
冬は「日光浴目的」で定期的に実家に帰省したり、
積極的に太平洋側への出張を組んだりして対応していました。
帰省費用の会社補助もあり、
管理職になってからは仕事の自由度が高く助かりましたが、
そのような状況でなければ厳しかったかもしれません。
逆に、
日本海側では冬場に乾燥することがなく、
太平洋側で悩まされていた「冬季の乾燥肌問題」は全く起こりませんでした。
女性には非常に優しい環境かもしれません。
当然ですが、
旅行するのと1年中住むのでは全く違います。
特に「冬季の日本海側の日照時間の短さ」は想定の範囲を超えがちだと思うので、
太平洋側から日本海側に移住する場合は注意して下さい。
その他、
暑さや寒さ、
降水量などの要素も事前に調べておくべきです。
車が必須
田舎も地方都市も、
車が必須でした。
都会では「一家に一台」で足りますが、
田舎や地方都市では基本的に「一人に一台」必要です。
私は、
友人の伝でほぼ新車のコンパクトカーを60万円で購入し、
それをずっと乗っていました。
維持費として、
自動車保険が約18,000円/年、
自動車税が34,500円/年、
2年に1回の車検代がかかります。
加えてガソリンの高騰もあるため、
決して小さい出費ではありません。
細かいことに関しては、今後記事にしていく予定です。
参考①:【3000P獲得!楽天車検がお得】安い車検でも問題ない?車検を安くする時の注意点【ゆるいポイ活】
参考②:【お得な自動車保険の選び方】ネット保険一択!車両保険不要!ロードサービス必要!【節約・倹約】
参考③:【倹約家向け、自動車の賢い選び方】カーローンは危険!大衆車の中古車が一番お得な理由【節約】
最近はカーシェアなどの選択肢も出てきているので、
使用頻度とコスパを吟味し、
最善策を選ぶようにして下さい。
また、
自動運転の浸透はまだ先なので、
運転免許はとっておくべきだと思います。
田舎暮らし・地方移住のメリット 5選
田舎暮らし・地方移住のメリットについて5点挙げ、
解説します。
家賃が安い、物価が安い
田舎・地方都市は首都圏と比べて家賃が非常に安く、
ともに2LDKで家賃6万円(駐車場代込み)でした。
会社の家賃補助も手厚く、
自己負担1万円で住めていたため、
有効な生活費削減が出来ていました。
この生活費削減が、
最大のメリットでした。
※家賃6万円までなら自己負担金額が変わらない制度だったので、上限いっぱいで借りていました。もし、安い賃料で自己負担金額が減るのであれば、もっと安い賃料のところを選んでいたと思います。
一人暮らしだったので、
「趣味の部屋」も「寝るためだけ」の部屋も確保でき、
自分だけの空間として有効活用していました。
また、
都会に比べて物価も安く、
資産形成をするのに最適な環境でした。
なお、
「年収が上がったら良いところに住む」「家賃は給料の3割」などの「古い常識」があるようですが、
年収が上がっても生活水準を上げないことをお勧めします。
私は年収が上がっても浪費はせず、
生活水準を全く上げませんでしたが、
この生活をしていて本当に良かったと思っています。
ささやかな贅沢が楽しく、
幸福度の高い暮らしができています。
大自然、空気が綺麗
田舎も地方都市も、
都会に比べて「大自然」が近くにあります。
都会では一回も出会うことが出来なかったミヤマクワガタにも、
徒歩10分で出会うことが出来ました。
毎年夏は散歩が日課となり、
大自然で綺麗な空気を吸っていました。
ストレス解消にもなり、
体に良いこと間違いなしです。
ご飯が美味しい
日本海の近くだったので、
海鮮がすごく美味しかったです。
スーパーの刺身ですら、
都会の寿司屋と同じくらいのクオリティでした。
安価で贅沢ができ、
最高でした。
毎週末が旅行気分
引っ越して拠点が変わるので、
毎週末が旅行気分でした。
車を持っていて自由度が高いので、
休暇を使っていろいろな場所を巡りました。
観光地・温泉・美味しいものめぐりなど、
全て日帰りでできるので、
コスパの良い遊びとなります。
拠点を変えると視野が広がるのでオススメです。
水道水が飲める
都会では水道水をそのまま飲むのに抵抗がありましたが、
全く抵抗なく飲むことができます。
むしろ美味しいです。
※個人的な意見です。
浄水器やミネラルウォーターを買う必要もなくなります。
まとめ:『脱都会』地方移住で効率的に資産形成し、FIREする
以上、
「田舎暮らし・地方都市暮らしのメリット」について解説してきました。
まとめです。
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はじめに:『脱都会』は生活費削減に有効
→FIRE達成へ向け、『脱都会』は手段の1つとなりうる
田舎暮らし・地方移住の注意点
①天候(雪、日照時間 など)に注意!
②車が必須
田舎暮らし・地方移住のメリット 5選
①家賃が安い、物価が安い
②大自然、空気が綺麗
③ご飯が美味しい
④毎週末が旅行気分
⑤水道水が飲める
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上記より、
私は田舎暮らし・地方移住をオススメします。
繰り返しになりますが、
『脱都会』は生活費削減に非常に有効です。
私は田舎暮らし&地方都市暮らしで生活費を削減し、
会社の福利厚生もフル活用し、
5年で2,000万円の資産を作りました。
その経験が大きな力となり、
その後も順調に資産が増え、
現在はサイドFIREのような生活を送ることができています。
『脱都会』により、
FIREが近づきました。
その土地で一生暮らさないにしても、
人生経験の1つとして地方移住を試してみるのもアリです。
都会に縛られ、
人生の選択肢が少なくなっている人も多いように思います。
地方の人手不足を逆手に取るのもアリです。
住宅付きの仕事、
住み込みの仕事なども多々あります。
FIREを目指す人こそ、
ぜひ一度、
田舎暮らし・地方移住を検討してみて下さい。
視野が広がると思います。
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