【双極性障害】躁鬱病とは?症状・診断・治療について【まとめ】

⑤科学者ごっこ

今回は、
双極性障害(躁鬱病)のまとめ」について書いていきます。

私は約4年前に初めて精神科へ行き、
「うつ病」と診断されました。

しかし、
実際は「双極性障害(躁鬱病)」でした。

昔からうつ傾向が強く、
冬季うつ病(季節性感情障害)でもあり、
気分にムラがある症状がありました。

躁鬱病と冬季うつ病を持つ私の経験から、
いくつか記事を書きました。

本記事はそのまとめ記事です。
※各記事のリンクを貼っているので、
詳しく知りたい人は各記事を読んでみてください

※私は薬剤師資格を持ち、
一定レベルの医療知識は持っていますが、
あくまで私の経験に基づく解説になります。


個人的なものではありますが、
リアルな経験を基に書いていくので、
少しでも参考にしていただけると幸いです。

双極性障害(躁鬱病)について知りたい
・うつ病と躁鬱病の違いが分からず困っている人

必見です。

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記の通りです。

双極性障害(躁鬱病)の悩み

双極性障害(躁鬱病)は誤診も多く、
受け入ることが難しく、
付き合っていくのが難しい病気です。

しかし、
今では1つの個性だと思い、
ポジティブに捉えることができるようになりました。

そう思えるようになった過程も含め、
リアルな経験を少しでも参考にしていただけると嬉しいです。

ーーーーー

私は昔から秋から冬にかけて元気がなくなり、
冬季うつ病(季節性感情障害)の気がありました。

※日照時間の影響を受けやすい

学生時代の一番大きな悩みは「冬に集中力が下がり勉強できないこと」で、
「受験勉強の追い込み期に頑張れない自分」が大嫌いになり、
基本的にうつ傾向でした。

たまに元気になって集中できる「躁状態」がやってきましたが、
その時の自分は好きでした。

その後社会人になり、
日本海側に移住して「日照時間の少ない地獄の冬」を経験し、
さらに激務で自分を追い込み、
初めて精神科に行ったのは本当にボロボロの時でした。

この時は人生で一番重く、
人生で一番長い鬱期だったため、
通院を続けても、

別の病院に転院しても、
診察での切り取りは「酷いうつ状態」のみです。

そして、
「うつ病」と診断され、
1年8ヶ月ほど休養していました。

※うつ病の誤診を受けていた時期の記事もあえて残しておきます

1年8ヶ月の休養、
「資産2,000万円で先取りサイドFIREをしてみた感想」については、
下記記事で詳しく解説しています。

私にとっての「うつ状態」とは、
「何も出来ず、何も生み出さない時期」であり、
「自分の弱み」で「自分の大嫌いなところ」でした。

「自分の弱み」で「自分の大嫌いなところ」を、
「病気」としてネガティブに捉えることは容易であり、
一種の救いでもありました。

自分の中の忌々しい要素を、
「病気」として名前をつけ、
切り捨てることが出来るからです。

一方、
私にとっての「躁状態」とは、
「ストイックに頑張れる時期」であり、
「自分の強み」で「(数少ない)自分の好きなところ」でした。

「躁状態」は「調子の良い時」でしかないと信じていました。

「自分の強み」で「自分の好きなところ」が、
「自分の弱み」で「自分の大嫌いなところ」と等しく「病気」であることなんて、
絶対に認めることが出来ませんでした。

そんなことをしてしまっては、
私の存在価値がなくなる気がします。

心の中で時折芽生えかける「実は双極性障害(躁鬱病)では?」という疑念は、
こうして押しつぶされ続けていたのです。

しかし、
今から約1年前に躁状態になった時、
仕事で大きなトラブルを起こしてしまいました。

その後、
すぐにうつ状態となり、
強い罪悪感に苛まれました。

過激な行動の反動でうつ状態に急転したときは、
特にしんどいです。

そして新しい精神科でカウンセリングを受け、
「躁状態」を思い切り過大評価し、
「うつ状態」を思い切り過小評価していたことを知りました。

「躁状態」の適切な評価を行うためには、
「躁状態」のネガティブな面からも目を背けないことが重要です。

私の場合、
「躁状態」でテンションが上がると、
後先考えずに無謀なことをしたり、

攻撃的になって人を陥れるという問題がありました。
※一発免停のスピード違反や、上司を退職に追い込む等

そして、
「うつ状態」の適切な評価を行うためには、

「うつ状態」のポジティブな面からも目を背けないことが重要です。

「うつ」や「不安」という感情は、
「行動を抑制する(何もしない)」というデメリットを持ちますが、
無謀なチャレンジや負け戦を避けるメリットも持ちます。

躁状態を過大評価せず、
うつ状態を過小評価せず、
ともに適切な評価をすることが大切だということを
学びました

個人的には「うつ病」→「双極性障害(躁鬱病)」と段階を踏んでも良いと考えています。

最初は受け入れやすい「うつ病」を受け入れ、
その後にじっくり考えながら「双極性障害(躁鬱病)」と向き合うイメージです。

そのようにして、
全てひっくるめて「個性」として受け入れることが出来るようになりました。

※愛する域までは達していません

治療については現在はあまり積極的に行っていませんが、
今後の方針をじっくり考えていこうと思っています。

そして、
双極性障害(躁鬱病)と切っても切れない関係なのがミソフォニア(音嫌悪症)です。

躁状態でもうつ状態でも、
くしゃみや咳払いに強い殺意を感じてしまうため、
集団で生きることの難しさを感じています。
※殺意とは決して大袈裟な表現ではない

メンタルが安定せず強いストレスを感じる時ほど悪化するため、
今後のミソフォニアとの向き合い方についてもじっくり考え、

治療と向き合っていかなければなりません。

双極性障害(躁鬱病)を受け入れることができてからまだ日が浅いので、
これからが本番だと考えています。

※今後も随時、記事を書いていく予定です

双極性障害(躁鬱病)の概要

【誤診が多い理由】躁鬱病は受け入れが難しい病気

双極性障害(躁鬱病)の誤診が多い理由
 ①「瞬間の切り取り」では実態が掴めない

 →診察での切り取りは「酷いうつ状態」のみになりがち
 ②本当にしんどい時は、考える余力がない

 →たとえ誤診であっても完全受動であり、そのまま全てを受け入れてしまう
 ③「自分の強み」が病気であることを受け入れられない

 →「自分の弱み」と等しく病気であることを認めることが出来ない

【自分の強みが病気である苦悩】躁鬱病を認めて受け入れる方法

双極性障害(躁鬱病)の誤診が多い理由
→双極性障害(躁鬱病)は受け入れが難しい病気である

双極性障害(躁鬱病)を認めて受け入れる方法
 ①躁状態を過大評価しない

 →「躁状態」のネガティブな面からも目を背けないことが重要
 ②うつ状態を過小評価しない
 →「うつ状態」のポジティブな面からも目を背けないことが重要
 ③「躁状態」も「うつ状態」もまとめて客観視する
 →どちらも良し悪しがあり、明確な優劣があるわけではない

【治療すべき?】躁鬱病との共存を目指す

双極性障害(躁鬱病)を受け入れるまでの過程
→受け入れた後は「治療」と「共存」の問題が待ち受ける

双極性障害(躁鬱病)を積極的に治療せず、共存を目指す理由

 ①治療は個性を潰す事になるから

 →治療により失われるものの方が大きい
 ②「平坦な人生」に魅力を感じないから
 →つまらない「平坦な人生」には絶対に戻りたくない
 ③サイドFIREという外れルートを歩んでいるから
 →「普通の人生」のルートから外れているため、もう失うものがない

双極性障害(躁鬱病)の躁状態

【一発免停の後悔】高速道路を時速110km以上で走ってはいけない理由

※躁状態の時に巨額な罰金覚悟で49キロ超過のスピード違反
+高速道路80キロ制限の区間で31キロ超過で2回目のスピード違反

はじめに:私の実体験(2度のスピード違反)
 ①オービス:高速道路で49km/h超過
  
2017年5月21日:スピード違反当日
  2017年6月6日:通知書が届く
  2017年7月1日:警察署へ出頭
  2017年8月7日:30日免停決定
  2017年8月21日:罰金7万円振り込み
  2017年9月1日:免許停止処分者講習
 ②覆面パトカー:高速道路で31km/h超過
  2018年9月13日:スピード違反当日
  2018年9月15日:罰金2万5千円振り込み

2度のスピード違反から得た教訓(皆様への警告)5つ
 ①高速道路を時速110km以上で走ってはいけない

  →時速80km制限区間でのうっかり違反に要注意!
 ②ゆとりある余裕を持った生き方が一番

  →時速110km以上出さなければならない環境が問題
 ③根本治療は「燃費重視で走ること」

  →高速では燃費の良い時速80km〜100kmで走るようになる
 ④慢心に注意(特にペーパードライバー明け2年くらい)

  →自信を手にした時に湧いて出てくる慢心に要注意!
 ⑤1日免停は油断が生まれやすいので注意

  →免停も罰金7万円も、痛みを徐々に忘れてしまう

【悪用厳禁】無能な上司を辞めさせて自分が出世する方法

※仕事において「絶好調な時」は、
自分の出世のために「無能な上司」を追い込んで退職させるという、
かなり攻撃的なことを繰り返す

ターゲットにする「無能な上司」の特徴
 ①アンガーマネジメントができない

 →アンガーマネジメントできない人間は、キレている時にIQが50になる
 ②会社と自分の利害が一致している
 →誰から見ても「辞めても問題ない」と思える上司

無能な上司を辞めさせて自分が出世する方法
 ①オーディエンスを味方につけ、エンタメ化する

 →当事者意識と自己効力感を持ってもらい、演者になってもらう
 ②管理職の前でキレさせる
 →他の従業員と共謀し、キレポイントを仕掛ける
 ③辞めた後の穴を責任を持って埋める
 →上司を異動やら退職やらに追い込んだ後のリカバリーが超重要

【正義の味方ごっこ】詐欺師を潰す方法

※人生で初めて頑張れたこと

第一章:人生初の詐欺勧誘被害、地獄の始まり
第二章:詐欺の常套手口、新規詐欺に対する絶望
第三章:圧倒的情報不足、苦悩の半年間
第四章:被洗脳者の目、脱洗脳の苦悩
第五章:希望の光、脱洗脳の成功
第六章:脱洗脳の連鎖、組織壊滅へ
第七章:情報拡散、インターネットを使った活動
第八章:行政・報道機関への情報提供、祝・行政処分

双極性障害(躁鬱病)のうつ状態

【まとめ】冬季うつ病とは?症状・治療方法・対策について

※毎年10月頃〜3月頃までは基本的にうつ状態

冬季うつ病(季節性感情障害)の悩み
→人生の半分くらい稼働できないのと同じ

冬季うつ病(季節性感情障害)のまとめ
 ①冬季うつ病の概要
 ②冬季うつ病の症状
 ③冬季うつ病の治療方法・上手な付き合い方
 ④冬季うつ病対策おすすめグッズ
 ⑤冬季うつ病のおすすめ勉強法
 ⑥太平洋側から日本海側に移住して後悔した話

【うつ病は甘え?】知らぬ間にうつ病になっていた元社畜からのアドバイス

※うつ病の誤診を受けていた時の記事

はじめに:私のうつ病発症までの経緯
 ⓪「うつ病は甘えだ」と思っていたストイック期
 ①異変その1:自信喪失、現実逃避(入社5年目序盤〜)
 ②異変その2:興味喪失、意欲低下(入社5年目中盤〜)
 ③異変その3:食欲減退、体重減少(入社5年目中盤〜)
 ④異変その4:集中力低下、読書ができない(入社5年目中盤〜)
 ⑤異変その5:ミソフォニア(音嫌悪症)の悪化(入社5年目中盤〜)
 ⑥異変その6:不眠、早朝覚醒(入社5年目終盤〜)
 ⑦異変その7:思考渋滞、不安・焦り(入社6年目)
 ⑧異変その8:興味喪失【限界】(入社6年目)


・私のうつ病の要因
 ①ストイックになりすぎた
 ②つよがり、慢心
 ③苦痛な長時間労働
 ④自分でコントロールできない仕事
 ⑤上司の指示がバラバラ
 ⑥冬季の日照時間の減少
 ⑦新型コロナウイルスの影響による出張減少
 ⑧社会不適合者であった


・うつ病になった私からのアドバイス
 ①とにかく、ヤバくなる前に逃げる!病院へ行く
 ②頑張りすぎず、少しずつ周囲の期待を裏切る

【早期発見が一番】うつ病は、全ての希望を壊す

※うつ病の誤診を受けていた時の記事

はじめに:うつ病は「興味喪失」の兆候で早期発見を!
 →「興味喪失」は割と気付きやすい兆候

一番の後悔は、「後回しにしたこと」
 楽しみを後回しにしたこと
  →「退職後にやりたいことリスト」を作成することで、楽しみを後回してしまった
 受診を後回しにしたこと
  →「退職後にやりたいことリスト」の中身は明らかに異常だったので、そこで気づき、受診すべきだった

関連疾患

【音嫌悪症】くしゃみや咳払いに殺意を覚えるミソフォニア

・生きづらい

・はじめに:ミソフォニア(音嫌悪症)とは
 私のトリガー音
  →くしゃみ、咳払い、鼻をすする音など上気道関連
 トリガー音を聞いた時の私の症状
  →『抑えきれない怒り(殺意)』と、『焦燥感のような感情』

・私のミソフォニア(音嫌悪症)闘病記
 ①「心が狭い」と非難された幼少時代
 ②15年越しに病気だと知った大学時代
 ③うつ病により悪化したミソフォニア
 ④車生活・ホームレス生活で、人を避ける日々

ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由

ミソフォニア(音嫌悪症)とは
→周囲に完全な理解を求めるのは難しく、
とにかくトリガー音を避けるしかない

ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由
 ①風邪が流行る

 →くしゃみや咳払いなどの「トリガー音に接する回数」が増える
 ②花粉症の罹患率の高さ
 →薬を飲まず症状を撒き散らす奴が多すぎる
 ③受験生など人が増える
 →「人が増えること」はリスクでしかない
 ④冬季うつ病により集中力が下がり、気が散る
 →「トリガー音に対する感受性」も高くなってしまう

まとめ

以上、
双極性障害(躁鬱病)のまとめ」についてでした。

まとめです。

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双極性障害(躁鬱病)の悩み
→誤診も多く、受け入れが難しく、付き合っていくことが難しい病気(個性)

双極性障害(躁鬱病)の概要

 ①【誤診が多い理由】躁鬱病は受け入れが難しい病気
 ②【自分の強みが病気である苦悩】躁鬱病を認めて受け入れる方法
 ③【治療すべき?】躁鬱病との共存を目指す


双極性障害(躁鬱病)の躁状態
 ①【一発免停の後悔】高速道路を時速110km以上で走ってはいけない理由
 ②【悪用厳禁】無能な上司を辞めさせて自分が出世する方法
 ③【正義の味方ごっこ】詐欺師を潰す方法


双極性障害(躁鬱病)のうつ状態
 ①【まとめ】冬季うつ病とは?症状・治療方法・対策について
 ②【うつ病は甘え?】知らぬ間にうつ病になっていた元社畜からのアドバイス
 ③【早期発見が一番】うつ病は、全ての希望を壊す


関連疾患
 【音嫌悪症】くしゃみや咳払いに殺意を覚えるミソフォニア

 ミソフォニア(音嫌悪症)が冬に悪化する理由

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気になった記事があれば、
是非読んでみてください。

※追加があれば、随時更新していきます

少しでも共感していただけると幸いです。

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