【詐欺師のカモ】年収500万円～700万円の人が騙されやすい理由【勘違いに注意】

今回は、
「年収500万円～700万円の人が騙されやすい理由」についてまとめていきます。

私は、
過去に詐欺師を潰した経験があります。

その時の経験や、
社会人経験を踏まえ、
私は「年収500万円～700万円の人が騙されやすい」と強く感じています。

・年収500万円～700万円の人
・ワンルームマンション投資などの勧誘を受けた人
必見です。

年収500万円～700万円の人は、
「常に詐欺師に狙われている」と思っていた方が良いです。

詐欺には気を付けていきましょう。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし（基本社宅で自己負担小）、負債ゼロ

本記事の構成は、下記の通りです。

年収500万円～700万円の人が騙されやすい理由
年収500万円～700万円の人が詐欺に遭わないための対策
まとめ：この世界に「美味しい話」など存在しない

年収500万円～700万円の人が騙されやすい理由

早速、
「年収500万円～700万円の人が騙されやすい理由」について３つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。

「年収700万円以上の人間は賢すぎて騙せない」説

まず最初に、
「年収700万円以上の人間は賢すぎて騙せない」説があります。

不動産Gメン滝島さんのチャンネルでも言われていましたが、
私もこの説に同意します。

かくいう私も、
「５万円目当て」でRENOSYリノシー初回面談の申し込みを行い、
見事失敗に終わった事があります。
※年収800万円でした

「金融リテラシーがある」
「こいつは騙されない」と思われてしまったことが敗因であったのは明らかです。
※下記記事にまとめています

年収500万円→年収600万円に上げるのと、
年収600万円→年収700万円に上げるのでは、
同じ100万円でも難易度は天地の差だと思います。

業界によって大きく異なると思いますが、
平社員で年収600万円を超えることは可能でも、
年収700万円を超えるにはそれなりの役職が必要となる事が多いのではないでしょうか。
※「残業代で荒稼ぎする」というセコい手段を除く

私自身も、
社畜生活で高速出世をして年収700万円の壁を超え、
転職しても年収800万円以上をキープしていました。

出世の過程でお金に強くなったことは、
言うまでもありません。

「年収700万円以上の人間は賢すぎて騙せない」説の背景には、
年収700万円を獲得するまでのプロセスで得られる経験・知識によるものが大きいと考えています。

「平均を超えている」という慢心

年収500万円〜700万円の時期は、
「平均を超えている」という慢心に支配され、
勘違いして調子に乗る時期です。

特に20代の若い時期に年収600万円を超えた場合、
間違いなく調子に乗ります。

私もまるでその通りであり、
「平均値」や「中央値」、
「偏差値」などに囚われている時期がありました。

しかし、
「平均値」や「中央値」といった低い水準の中に自分を投じ、
ホッと胸を撫で下ろす作業は、
「悪い安心感」や「慢心」をもたらします。

また、
少しでも自分の優位性を示すため、
「平均値」よりも低い「中央値」を引用したがるのは愚の骨頂です。

恥ずかしながら、
私も「中央値」が大好きな時代がありました。

「平均値」や「中央値」を気にしている時点で、
「平均を超えている」という慢心に支配されているという事が明らかです。

そんな慢心に支配されてしまっては、
勘違いして調子に乗ってしまうのは当たり前の話でしょう。

そのような精神状態で「美味しい話」を持ちかけられ、
詐欺師にお世辞を言われて煽てあげられれば、
簡単にカモになってしまいます。

「自分だけ特別だ」と勘違いし、
話に乗ってしまうのです。

残念ながら、
20代で年収600万円を超えても全く凄くありません。

このレベルは掃いて捨てるほど存在し、
決して「特別な話」を持ちかけられることはありません。

そもそも、
本当に凄い人間はこんなところで絶対に慢心しません。

詐欺師からのお世辞を真に受けることなく、
調子に乗らないことをお勧めします。

※あくどいワンルームマンション投資を行っている会社も、
「年収500万円超えたら必見」と謳っており、
要注意です。

※「平均値や中央値を無視すべき理由」については、
下記記事で詳しく解説しています。

無駄なプライドが邪魔して泣き寝入りする

最後に、
致命的なポイントとして「無駄なプライド」があります。

これは前述の「慢心」の延長にあるものですが、
これが非常に厄介な存在です。

「自分が特別だ」と勘違いしている人間にとって、
「騙された」と認めることは困難を極めます。

「優秀な自分が騙されるはずがない！」と、
とんでもない勘違いをしてしまうのです。

私も数多くの詐欺被害者を見てきましたが、
「無駄なプライド」が邪魔することで泣き寝入りを選択する人が大量発生していました。

明らかな損失があっても、
その後悔を認めることは、
自分の「無駄なプライド」を大きく傷つけることになります。

また、
後悔回避バイアス^※という心理も働きます。
※後悔というものは強い認知的不協和（自分の中の認識や思考の対立・葛藤、不快感）をもたらすため、無意識に後悔しないような意思決定をしてしまう

そして、
これが詐欺師の狙いなのです。

詐欺師は、
あなたが「無駄なプライド」に支配されていることを知り、
お世辞を言って煽てあげて騙しにかかります。

そして最終的に、
「無駄なプライド」のおかげで泣き寝入りをしてくれて、
お金だけ置いて静かに去ってくれる「最高に良いカモ」になることを知っています。

一方、
本当に優秀な人間は「徹底的に戦ってくる」ので、
非常に厄介な存在です。

年収500万円～700万円の人は「ちょうどよく中途半端」であり、
「最高に良いカモ」になりやすいのは良く分かると思います。

年収500万円～700万円の人が詐欺に遭わないための対策

続いて、
「年収500万円～700万円の人が詐欺に遭わないための対策」について３つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。

出世をして年収700万円を超える

前述の通り、
「年収700万円以上の人間は賢すぎて騙せない」説があります。

脳筋ですが、
「出世をして年収700万円を超える」が一番の対策になると考えます。

出世の過程や管理職の経験により、
お金に強くなること間違いありません。

年収500万円→年収600万円に上げるのと、
年収600万円→年収700万円に上げるのでは、
同じ100万円でも難易度は天地の差であり、
800万円・900万円になるとさらに難易度が上がります。
※「残業代で荒稼ぎする」というセコい手段を除く

その過程で、
筆舌に尽くし難いような理不尽も経験します。

それでも、
私は出世をゴリ推しします。

出世をして管理職を経験することのメリットは、
年収をアップさせることだけではありません。

出世のメリットはかなり大きいので、
強くお勧めします。
※「出世のすすめ」については下記記事にまとめています

「自分は靴磨きの少年である」と自覚し、謙虚に生きる

「靴磨きの少年の話」は、
株式投資の世界において、
株価が天井に近い状態を知らせる話として有名です。

話の内容を簡単に説明します。

とある投資家が靴磨きの少年に靴を磨いてもらった後、
その少年から「おじさん、〇〇株を買いなよ」と言われました。

それを聞いた投資家は、
「投資と無縁の少年が投資の話をするなら危険だ！間違いなく株価は暴落する！」と考え、
すべての株を売り払いました。

その直後に株価は暴落し、
投資家は難を逃れた・・・

という話です。

つまり、
普段は投資に全く縁がない人が投資に興味を持ち始めようとする時は、
相場はすでにピークアウトしており暴落目前であるという喩えです。

投資関連の詐欺の被害者は、
「自分が靴磨きの少年であることに気付いていない、靴磨きの少年」
であることが多いと思います。

言い換えると、
「主人公補正がかかっていて、謙虚さが足りない」
ということです。

前述の通り、
年収500万円〜700万円の時期は、
「平均を超えている」という慢心に支配され、
勘違いして調子に乗る時期です。
※特に20代の若い人たち

そのような精神状態で「美味しい話」を持ちかけられ、
詐欺師などに煽てあげられれば、
簡単にカモになってしまいます。

「美味しい話」を持ちかけられても動じる事なく、
「自分は靴磨きの少年である」と自覚し、
謙虚に生きる事が重要です。

※「靴磨きの少年」については下記記事にまとめています。

泣き寝入りをせずに徹底的に戦う姿勢

最後に、
「泣き寝入りをせずに徹底的に戦う姿勢」も非常に重要です。

もちろんこれは「騙されてしまった後」にも有効ですが、
予防や威嚇としても大いに有効です。

初っ端から「私は絶対に泣き寝入りしません」というオーラで交渉に入れば、
詐欺師はひるんで諦める可能性もあります。

詐欺師が最も嫌がることは、
「被害者が声を出し、行動すること」です。

そして、
詐欺師が最も望むことは、
「泣き寝入り」です。

泣き寝入りは、
詐欺師にとって「ただの養分」です。

詐欺師からすれば、
お金だけ置いて去ってくれた「一番都合の良いカモ」です。

年収500万円～700万円の人は、
詐欺師にとっては「最高に良いカモ」として見られています。

まずはその事実を知り、
「泣き寝入りをせずに徹底的に戦う姿勢」を常に見せつけましょう。

もしも、
実際に騙されてしまった場合は、
絶対に泣き寝入りせず、
必ず行動してください。

泣き寝入りしては、
この詐欺の被害は人生にとってマイナスのままです。

ここで「無駄なプライド」を捨て、
詐欺師を潰す勢いで行動することが出来れば、
その後の人生が大きく好転すると思います。

その時は全力で応援します。

※「詐欺師を潰す具体的な方法、詐欺師が嫌がること」は、
下記記事で詳しく解説しています。

まとめ：この世界に「美味しい話」など存在しない

以上、
「年収500万円～700万円の人が騙されやすい理由」についてでした。

まとめです。

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年収500万円～700万円の人が騙されやすい理由
　①「年収700万円以上の人間は賢すぎて騙せない」説
　→年収700万円の壁は大きく、出世の過程でお金に強くなる
　②「平均を超えている」という慢心
　→勘違いして調子に乗ってしまう
　③無駄なプライドが邪魔して泣き寝入りする
　→お金だけ置いて静かに去ってくれる「最高に良いカモ」になる

年収500万円～700万円の人が詐欺に遭わないための対策
　①出世をして年収700万円を超える
　→出世のメリットは非常に大きいため、脳筋だが一番効果的
　②「靴磨きの少年」であることを自覚し、謙虚になる
　→「美味しい話」を持ちかけられても動じない心を持つ
　③泣き寝入りをせずに徹底的に戦う姿勢
　→詐欺師が最も嫌がることは、「被害者が声を出し、行動すること」