今回は、
「サイドFIRE達成に向けて手放してみたモノ8選」について書いていきます。
「モノが少ないシンプルな生活」は、
私の『貧乏ごっこ』の根底にあります。
サイドFIREを目指す上で、
欠かせない要素だったと思います。
本記事では、
ゆるいミニマリストである私の考えを書いていきます。
自由を手にしたい方、
必見です。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の構成は、下記目次の通りです。
はじめに:ゆるいミニマリストについて
サイドFIRE達成に向けて、
「ゆるいミニマリスト」になることをおすすめします。
「ゆるいミニマリスト」の概要については下記記事で詳しく書いているので、
ぜひ読んでみてください。
また、
私が実際に「ゆるいミニマリストになって感じたメリット」については、
下記記事でまとめています。
私が手放してみたモノ8選
実際に手放してみたモノを8つ挙げ、
解説していきます。
テレビ
テレビを見る時間は、
私にとって不要でした。
テレビをボーッと見ることにより、
貴重な時間を浪費していることに気づきました。
現代は明らかな情報過多です。
一説によると、
現代人が一日で触れる情報量は、
『江戸時代の一年分』
『平安時代の一生分』
に相当するといいます。
私は、
無駄な情報(ゴシップなど)を垂れ流すテレビは不要と考え手放しました。
さらに、
13,990円/年も払っていたNHK受信料も支払わなくて済むようになりました。
これからの情報社会では、
「垂れ流される情報」を見るのはかなり非効率でしょう。
自分で情報を選び、
取りに行く時代だと考えています。
テレビはもっと早く手放すべきでした。
長財布・現金
「長財布」も「現金」も、
私にとっては不要で、
昔から邪魔な存在でした。
普段から可能な限り、
支払いが楽でポイント還元のあるクレジット決済をしており、
「うまみのない」現金を持ち歩くのが嫌いでした。
QR決済も登場し、
さらに支払いが便利になり、
「現金が必要な場面」がかなり減ったので、
5年前から長財布をマネークリップに変えました。
最初はスマホの手帳型カバー(カード3枚収納可能)のみで生活しようとしましたが、
流石にカード3枚だけでは厳しく、
カード6枚が入るマネークリップが必要でした。
今は現金をほとんど持ち歩いていませんが、
生活に支障はありません。
どうしても必要な時には、
手数料無料の楽天銀行ATMを使えば良いです。
どこのコンビニでも無料で引き出すことが出来ます。
※ランクごとに上限回数あり
キャッシュレス生活については別記事で詳しく書いています。
興味がある方は読んでみてください。
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実家の土地と家の権利
私は一応長男なので、
黙っていれば「実家の土地と家の権利」をもらうことが出来ました。
しかし、
メリットとデメリットを考えた結果、
その権利を兄弟に譲ることとしました。
正直、
資産になりうるモノであったため、
一般的に考えてメリットの方が大きかったです。
土地と家の権利を放棄した話をすると、
大抵「もったいない」と言われます。
しかし、
「自由」を求める私にとって、
「どこかに定住すること」は「人生の選択肢」が減ることを意味しました。
一方、
私の兄弟は地元に定住することを望みました。
まさにWin-Winだったので、
お互いの価値観について話し合い、
最善の決定ができて良かったと考えています。
紙の本・本棚
紙の本・本棚も、
私にとって不要なモノでした。
約5年前に全て電子書籍(Kindle)に統一し、
紙の本と本棚は手放しました。
私も薬剤師国家試験を受けていた時は、
分厚い紙の参考書(通称:青本)で勉強をしていました。
参考書を全て電子化をしている友人もいましたが、
国家試験などの「本格的な勉強の時」は、
紙の参考書を使う方が向いていました。
個人的には、
紙の参考書のほうが圧倒的に勉強効率が良かったです。
「本格的な勉強をする時以外」は、
全て電子書籍化をおすすめします。
お墓
無神論者である私たちの家系にとって、
お墓は不要でした。
完全な無縁仏になっていた田舎のお墓があり、
「お墓不要論」は先祖から議論されていました。
しかし、
世間の目もあり墓じまいの着手はできていなかったと聞きます。
「古い常識」では、
『高い金を出して立派な墓を建てること=美徳』だったようです。
しかし、
私にはただの『見栄っ張り』の思考停止にしか思いません。
時代は大きく移り変わっています。
それで先祖が報われるなら、
天国も資本主義社会ということになります。
高級車を乗り回す「強欲な坊主」の存在もあり、
私にはどうしてもこの「古い常識」が理解できませんでした。
先祖のお墓は、
墓参りも満足にできていないのに無駄な管理費・お布施だけかかっている状態でした。
私は神を信じていませんが、
このような状況だと先祖も報われないと思い、
墓じまい・永代供養を選択しました。
最近は、
多くの企業が墓じまいのサポート事業をしていることを知りました。
それだけ多くの需要があったのです。
賛否あると思いますが、
私はこの選択をして良かったと思っています。
なお、
墓じまいについては、
今後ますます需要が増えてくると思います。
離檀する檀家が増えれば増えるほど、
お寺の経営が厳しくなるため(「強欲な坊主」が高級車を乗り回せなくなるため)、
離檀・墓じまいが難しくなることも想定されます。
離檀を渋られたり、
法外な離檀料を請求されてトラブルになるケースもあると聞きます。
いずれ墓じまいをするのであれば、
早いほうが良いかもしれません。
墓じまいについては別記事で詳しく書いています。
興味がある方はぜひ読んでみてください。
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家・住居
別記事で詳しく書く予定ですが、
私は社畜だった5年間、
田舎(地方都市)の賃貸アパートで暮らしていました。
田舎(地方都市)は東京近郊と比べて家賃が非常に安く、
2LDKで家賃60,000円/月(駐車場代込み)でした。
会社の家賃補助も手厚く、
自己負担10,000円/月で住めていたため、
ゴリゴリ固定費削減が出来ていました。
物価も安く、
貯蓄をするのに最適な環境でした。
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しかし、
精神を病んで仕事を辞めることとなり、
家賃補助の恩恵を受けられなくなりました。
「3ヶ月以内の退去」or「家賃全額負担」を提示されました。
そこで、
家具家電とともに、
住居も手放してみることにしました。
悪い言い方をすれば、
ホームレス生活です。
仕事を辞めてからの約1年8ヶ月の間、
休養しながら全国を転々として暮らしていました。
心安らぐ絶景を求め、
ゆっくりと日本一周をしながら車中泊生活をしたり、
たまに贅沢なホテル暮らしをしたり、
姉の育児を手伝うために実家暮らしをしたり、
親戚の空き家で原始的なサバイバル生活をしたり、
ヒモニート生活をしたりしていました。
このホームレス生活・サバイバル生活についても別記事で詳しく書いています。
ぜひ読んでみてください。
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家賃0円で、
ストレスなく楽しく生きることができました。
このブログの原案も、
いろいろな場所を転々としながら書いていました。
住民票は実家に移し、
何の不便もありませんでした。
流石に一生この生活を続けるのは難しいですが、
特定の住居がなくても問題なく生きていけることを知りました。
社会的地位(+プライド)
「精神を病む」という非常に不本意な形でしたが、
私は「一部上場企業の管理職」という地位を、
プライドとともに手放しました。
手放した当時は精神状態も悪く、
最初はかなり辛かったです。
そもそも、
手放したというより「逃げ」でした。
罪悪感も酷かったです。
消えて居なくなりたくなりました。
しかし、
自分が逃げても、
世の中はうまく回っていくものでした。
社会不適合者のくせに、
私は「自分の力」を過信していたようです。
正直なところ、
プライドも非常に高く、
私は自分の社会的地位に誇りを持ち、
奢っていました。
出世のために積み重ねてきた実績や、
出世そのものに固執している部分もありました。
今考えると、
そのようなプライドは早いうちに手放すべきでした。
出世に固執していた当時の私は、
「周りの期待」に応えることで自信を積み重ねていました。
そして、
「出世する理想的な自分」と「周りの期待」に縛られ、
どんどん窮屈になりました。
社会的地位とプライドを手放し、
私は「周りの期待」からの呪縛から解放されました。
一度ニートに転落した身なので、
周りから一切期待されることがなく、
とても気分が楽です。
過去の実績を手放すことは、
「周りの期待」に縛られず、
「自由」に近付くことであると学びました。
惰性で付き合っていた友達
「友達は多ければ多いほど良い」という幻想に囚われていた若い頃、
無駄な人間関係に時間を費やしていました。
しかし、
苦手な人に構っているほど、
人生の時間は長くないことを知りました。
時間は有限です。
しかも、
人生は一度きりです。
私は、
思い切って「不要な人間関係」の断捨離も行いました。
やり方は簡単で、
『自分から連絡を取らない』だけです。
大して仲良くない友達から誘われる結婚式への参加も苦痛だったため、
理由をつけて断り続けました。
その結果、
友達は減りましたが、
人間関係によるストレスが激減しました。
※大切な友達の結婚式には喜んで参加します。
しかし、私は古い常識に縛られている伝統的で派手な結婚式は無駄だと考えています。
特に、無神論者たちが教会で誓いを立てる姿はどうしても理解できず、いつも笑いそうになります。
この理解し難い文化は、コロナで見直され、もっと「シンプル」で「コンパクト」になることを期待しています。
苦手な人と関わることを辞めた結果、
「自分の人生を生きる時間」が圧倒的に増えました。
カタコトの外人神父であれば、なお面白い
まとめ:「古い常識」を手放すことから始まる
以上、
「サイドFIRE達成に向けて手放してみたモノ 8選」についてでした。
まとめです。
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私が手放してみたモノ8選
①テレビ
→「垂れ流される情報」を見るのはかなり非効率
②長財布・現金
→カード6枚が入るマネークリップで十分
③実家の土地と家の権利
→「どこかに定住すること」は「人生の選択肢」が減ることを意味する
④紙の本・本棚
→「本格的な勉強をする時以外」は、全て電子書籍化がおすすめ
⑤お墓
→豪華なお墓は、「見栄っ張り」の思考停止
⑥家・住居
→特定の住居がなくても問題なく生きていける
⑦社会的地位(+プライド)
→過去の実績を手放すことは、「周りの期待」に縛られず「自由」に近付く
⑧惰性で付き合っていた友達
→苦手な人と関わることを辞めた結果、「自分の人生を生きる時間」が圧倒的に増える
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ゆるいミニマリストのコツですが、
「古い常識」を疑うことが非常に大事だと考えています。
私にとって、
「新築マイホーム信仰」
「家賃は収入の3割」
「立派な墓」
「伝統的で派手な結婚式」
などの「古い常識」は不要でした。
また、
ミニマリストの中には「お金」すらも手放す対象にする人が居るようです。
私のように『自由を手にすること』が目的であれば、
お金は手放さないほうが良いです。
社会貢献は重要ですが、
寄付をしすぎて貧乏になり、
「自分の自由」を失っては本末転倒だと思います。
お金配りは前澤さん達に任せて、
目に見える身近な大切な人たちへのプレゼントを優先しましょう。
ゆるいミニマリストは、
これからの時代(人生100年時代)を生き抜くために重要な手段の1つだと考えています。
「古い常識」を疑い、
思い切って手放してみることから始めてみてください。
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