【持ち家vs賃貸】サイドFIRE中の私が賃貸派である理由【持ち家は負債】

②貧乏ごっこ

今回は、
「サイドFIRE中の私が賃貸派である理由」について書いていきます。

過去の記事でも書いていますが、
今の私は圧倒的に「賃貸派」です。

本記事では、
その理由を詳しく解説していきます。

・新築マイホームの購入を検討している方
・賃貸のメリットを知りたい方
・「新築マイホーム信仰」から脱したい方

必見です。

〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人

〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。

〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ

本記事の構成は、下記目次の通りです。

「持ち家派vs賃貸派」人によって最適解は異なる

まず最初に、
「持ち家派vs賃貸派」の決着をつけようとすること、
唯一の正解を見つけようとすることはナンセンスだと考えます。

個人が置かれている様々な状況により、
その最適解は異なるためです。

「持ち家派vs賃貸派」を分ける最重要ポイントは、
下記2点だと考えています。

①経済状況
②自分の価値観

この2点により、
自分にとってどちらが最適かが見えてくると思います。

それぞれについて解説していきます。

経済状況

まず、
「新築マイホームを一括購入できるような富豪」の場合、
新築マイホームを購入するのは何の問題もないでしょう。

私も余裕で一括購入できる程の経済力があれば、
前向きに購入を検討したと思います。

いくつも新築マイホームを購入し、
別荘なんかも所有し、
不動産で収入を得るような選択肢も出てくるでしょう。

、、、しかし、
凡人にはそうはいきません。

本記事では「富豪」のことは考えず、
私たち「凡人」の話をしていきます。

私たち凡人が一生のうちに購入できる新築マイホームは、
せいぜい1つです。

通常、
それを一括で購入することは出来ず、
長期ローンで購入するのが精一杯でしょう。

つまり、
一生に一度の大きな買い物です。

そして、
新築マイホームを購入する場合、
下記の経済状況を総合的に考えて検討していくと思います。

・住宅+土地の価格
 →親などから土地を譲り受けるのであればかなり負担減
・蓄財状況
 →頭金を多く出せれば負担減
・これからの見込み収入
 →昇給や退職金が見込めるのであれば負担減
・これからの固定費
 →「浪費を減らしていけるか」が鍵

これら経済状況が優秀でなければ、
長期ローンの負担が重くのしかかります。

長期ローンで購入する場合、
持ち家は完全なる「負債」です。

持ち家が欲しい場合、
新築マイホームを諦め、
中古物件を選ぶのも選択肢の1つです。

しかし、
何故か「新築マイホーム」を諦めきれない人が多いようです。

2020年10月、日本経済新聞にて下記ニュースが出されました。
住宅ローン完済年齢上昇 平均73歳 年金生活不安定に 審査、老後リスク吟味必要

①終身雇用・年功序列の崩壊
②手取り年収が伸びていない
③退職金の減額
といったマイナス要素により、

住宅ローンの平均完済年齢が「73歳」になっているという衝撃的なニュースでした。

今後、
マイナス金利解除などにより、
さらに拍車がかかることが予想されます。

私は、
凡人の新築マイホーム購入は「身の丈に合わない買い物」だと考えています。

一括購入できれば話は別ですが、
『長期ローンを組まなければ買えない』という時点で身分不相応ということです。

経済的に厳しい場合、
新築マイホームを諦めて中古物件を選ぶか、
賃貸派に寝返るべき時代になっていると考えます。

長期ローン地獄を侮ってはいけない

自分の価値観

上記の経済状況とともに、
「自分の価値観」も非常に重要になると考えます。

当然ですが、
自分が人生において「何を重要視するか」で左右されます。

詳しくは後述しますが、
私の場合は人生において「自由」が最優先だったため、
より身軽な賃貸を選びました。

また、
私の場合は『ゆるいミニマリスト』のため、
余計な負債は所有したくなかったのも大きいです。

『ゆるいミニマリスト』については、別記事で詳しく書いています。

ここで、
「他人(親)の価値観」や「古い常識」に流されていないか注意して欲しいと考えています。

「親に立派な家を買えと言われてきたから」
「新築マイホームは男の夢」とかではなく、
自分の頭で考えなければダメです。

世間体などを気にして、
「自分の価値観」に忠実になれていない人が多いように思います。

本当は「自由」が欲しかったのに、
「新築マイホーム」を買ってしまい、
一生身動きが取れなくなってしまっては残念すぎます。

充実した人生を送るためには、
「自分の人生において何が大切か」をしっかり考え、
それを貫く必要があります。

人生において「生まれ育った地元」「家族親戚」などが最優先であれば、
持ち家で一箇所に定住するのが最適解でしょう。

しかし、
人生において「自由」「挑戦」などが最優先であれば、
持ち家が「自分の価値観」を妨げる要因となります。

私個人としては、
将来的に持ち家が邪魔となるケースの方が圧倒的に多いと考えています。

また、
ベストセラー『バビロンの大富豪』にも「良きところに住め」と記載があります。

これは、
見栄とか常識とかではなく、
『自分の価値観』に従うことが重要と記されています。

是非読んでみてください。

サイドFIRE中の私が賃貸派である理由 5選

私は現在、
圧倒的に賃貸派です。

※今後変わる可能性あり

「サイドFIRE中の私が賃貸派である理由 5選」を、
1つずつ解説していきます。

現状、私は圧倒的賃貸派

新築マイホームを一括購入できないため

新築マイホームを一括購入できる財力があれば、
新築マイホームも大いに検討したと思います。

しかし、
私には一括購入できる財力がないため、

新築マイホームという選択肢は消え去りました。

また、
中古物件でも非常に高いため、
私の現在の資産を考慮し、
持ち家を購入する価値はないと考えました。

私は社畜時代、
会社の福利厚生である家賃補助を最大限活用して固定費を浮かせていました。

田舎で暮らしていたため、
家賃+駐車場代で6万円かかり、
会社補助5万円・自己負担1万円でした。

月1万円の家賃で暮らす手段を得ていたので、
私は完全に賃貸派となりました。

田舎暮らしのすすめについては、別記事で詳しく書いています。

このように、
会社の福利厚生をフル活用すれば、
賃貸の優位性はかなり高くなると考えています。

また、
家賃は交渉可能です。

建物は古くなると家賃が下がり、
空室リスクが一番困るためです。

家賃交渉の経験については、別記事で詳しくまとめています。

経済的な面から見ても、
断然賃貸がおすすめです。

「自由」が第一優先であるため

私の人生の価値観で最重視しているのは「自由」です。

経済的自立と早期退職(FIRE)という目的もあります。

自由を求める私にとって、
新築マイホームは場所も金も時間も奪う最大の負債であり、
「人生の選択肢」を奪うだけのモノです。

マイホームを建てた土地から一生脱出できず、
ローンを支払い続けるために労働から解放されないというのは、
人生における膨大な選択肢を失うことを意味します。

人生の自由度が激減し、
QOLが低下します。

負債を作らないことが、
「自由」を手にする第一歩です。

ローンは「他人の利益のために生きている」も同然で、
「自分のために生きていない」と言えると考えています。

自分の人生を生きるためにも、
私は負債なく賃貸で生きることを選択しています。

「人生の選択肢」を増やすため

時代は大きく変わっています。

その中で変化に対応するには、
自分も変化していかなければなりません。

変化の激しい時代において、
「柔軟かつ自由であること」が大きな鍵になると私は考えています。

「人生の選択肢」が多い方が、
時代の大きな変化に柔軟に対応できるためです。

また、
私は「1つの土地に死ぬまで永住する」のは非常に窮屈で不自由に感じます。

多くの選択肢、
多くのチャンスを失うことに繋がるからです。

このような激動の時代だからこそ、
変化に柔軟に対応でき、
多くの選択肢を持つ「賃貸」が望ましい手段であると考えています。

空き家を1つ所有しているため

私は空き家を1つ所有しています。

北関東の田舎にある空き家で、
固定資産税も安い物件です。

この空き家は定住しているものではなく、
別荘のように定期的に活用しています。

私にとって、
所有する物件はこの空き家だけで十分です。

管理すべきものは増やしたくないので、
新築マイホームは建築する気は芽生えません。

新しく家を建てるくらいなら、
今ある空き家をリフォームをした方が良いと考えています。

空き家の活用方法については、別記事で詳しくまとめています。

「一生定住したい場所」にまだ巡り合っていないため

もし、
私にも大好きな土地「一生定住したい場所」があれば、
定住を検討すると思います。

価値観が「自由」よりも「一生定住したい場所」が優先される場合、
最適解が変わってくるでしょう。

しかし、
私は「一生定住したい場所」にまだ巡り合っていません。

私は旅が好きで、
これまで日本中を隅々まで巡ってきました。

大学卒業までに全都道府県踏破し、
ニートになってからの半年間、
車で日本を二周(沖縄、離島を除く)しました。

流石に全市町村制覇はできていませんが、
時間があったのでゆっくり移動し、
かなり隅々まで回りました。

しかし、
一度住んでみたい土地の候補はいくつかありますが、
ピンとくる場所はなく、

「一生定住したい場所」は未だ見つかっていません。

また、
私は家を持たないホームレス生活もしていました。

賃貸契約をせず、
車中泊生活で問題なく生きることができた経験もあります。

そもそも、
「家自体が不要かもしれない」と考えはじめています。

詳しくは、別記事で詳しく書いています。

まとめ:自由を求めるサイドFIREには、賃貸が最適

以上、
「サイドFIRE中の私が賃貸派である理由」についてでした。

まとめです。

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・「持ち家派vs賃貸派」人によって最適解は異なる
 ①経済状況

  →『長期ローンを組まなければ買えない』という時点で身分不相応
 ②自分の価値観

  →持ち家が「自分の価値観」を妨げる要因にもなりうる

・サイドFIRE中の私が賃貸派である理由5選
 ①新築マイホームを一括購入できないため

  →福利厚生のフル活用などで賃貸の優位性は高くなる
 ②「自由」が第一優先であるため

  →負債を作らないことが、「自由」を手にする第一歩
 ③「人生の選択肢」を増やすため

  →「1つの土地に死ぬまで永住する」のは非常に窮屈で不自由
 ④空き家を1つ所有しているため

  →今ある空き家をリフォームをした方が良い
 ⑤「一生定住したい場所」にまだ巡り合っていないため

  →そもそも、家自体が不要かもしれない

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かなり偏った「賃貸派」の意見を述べました。

一番重要なのは、
周りに流されず「自分の価値観」に忠実になることです。

新築マイホームを購入し、
後悔している人が多すぎるように思います。

インターネットで検索するだけで山ほど出てきますので、
新築マイホームを建てる前に一度目を通していただきたいです。

「新築マイホーム信仰」は「古い常識」です。

ローン問題や空き家問題についても学び、
後悔のない選択をして下さい。

自由を求めるサイドFIREには、
賃貸が最適だと私は考えています。

また、
この記事の私の意見にも流されないよう、
注意して下さい。

それぞれの最適解を見つけていただければ幸いです。

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