今回は、
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい?舐めるな!」について書いていきます。
私は30代前半で4,000万円の資産を作り、
現在はサイドFIREのような生活をしています。
そして最近、
LeanFIRE※を達成していることに気がつきました。
※質素倹約を前提とした、必要最低限の資産でのFIRE
一人であれば、
「労働しなくても生きていくことができる状態」です。
”エセFIRE”ではありますが、
FIRE達成までは仕事に命を捧げ、
過労死レベルで働いた過去があります。
そんな中、
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」
という舐めた言葉をよく耳にするようになりました。
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」なんて願いは、
まず叶うことはありません。
今回は、
その理由について詳しく解説していきます。
・本気でFIREしたい人
必見です。
〈この記事の対象者〉
・FIREやサイドFIREに興味がある人
・労働から解放されたい人
・今より自由に生きたい人
〈注意点〉
筆者の経験と考えを書いていきます。
共通点が多いほど参考になると思います。
〈筆者の特徴〉
30代前半、独身、超倹約家、元社畜、元薬剤師、ゆるいミニマリスト、賃貸暮らし(基本社宅で自己負担小)、負債ゼロ
本記事の目次は下記の通りです。
FIREの難易度
FIREの難易度は低くありません。
とりわけ、
30代前半などの若いうちにFIREを達成するには、
それなりの努力と犠牲が必要です。
私も努力の末に管理職に出世し、
932連勤や筆舌に尽くし難い理不尽を経験し、
メンタルを病むというおまけまで貰って今日に至っています。
若いうちにFIRE達成したいのであれば、
「普通」のままでは到底不可能であり、
控えめに言って「平均値や中央値を凌駕する結果」が必要です。
※「平均値や中央値を無視すべき理由」に関しては下記記事で詳しく解説しています
つまり、
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」という舐めた願いは、
絶対に叶うことはありません。
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」といった寝言を言う人は一定数存在し、
最近増えてきたような気がします。
目を覚まして欲しいので、
詳しく解説していきます。
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」が絶対に叶わない理由
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」が絶対に叶わない理由を3つ挙げ、
それぞれについて詳しく解説していきます。
※あくまで私の経験に基づく私見です
仕事が嫌いだと稼げない
まず第一に、
「仕事が嫌いだと稼げない」という大きな壁にぶち当たります。
至極当然の話であり、
「仕事=苦痛」であるのだから、
モチベーションも上がることなく、
パフォーマンスも下がることでしょう。
嫌な顔をしながら仕事をこなし、
結果を残せない人材に対し、
誰が好待遇で雇い「給与を上げよう」と思うでしょうか?
自分が稼げないのは「会社のせい」でも「社会のせい」でもなく、
「自分のせい」であることから目を背けてはいけません。
そもそも、
「”稼げない仕事だから”嫌いで辞めたい」と言う説も濃厚です。
そうなれば、
「稼げて好きになれそうな仕事」を求め、
環境を変えるのが先決であることは言うまでもありません。
そして、
FIREの根幹にあるのは「元本」であり「入金力」です。
前述の通り、
若くしてFIREを達成させるには「平均値や中央値を凌駕する結果」が必要であり、
同世代の平均年収の2倍くらいが必要となります。
※20代であれば年収800万円程度
仕事が嫌いで稼げないことは、
「FIREから逆走する行為」に他なりません。
ストレスが溜まり「無駄な出費」が増える
仕事が嫌いだと、
間違いなくストレスが溜まります。
仕事が好きな私でも相当なストレスがあったので、
「仕事=苦痛」であれば耐えがたいストレスでしょう。
1日の3分の1もの時間(約8時間)をその苦行に費やし、
さらに憂鬱な通勤時間が上乗せされます。
「ストレス発散」という大義名分を掲げ、
「無駄な出費」を行う人を多数目にしてきました。
「無駄な出費」とは「健全な出費」の範疇を超えたものであり、
主に「ドーパミン中毒」と呼ばれる愚行のことを指します。
代表的なものは、
「酒」「タバコ」「風俗」「ギャンブル」「スマホゲームや”推し”への課金」「ジャンクフード」です。
依存に依存を重ねて出費は増え続け、
いつまで経っても資産は増えないでしょう。
しかし、
「ドーパミン中毒」は一種の病気であるため、
抗うことが出来ません。
この負のループに陥ったが最後、
労働のラットレースから抜け出すことは困難を極めてしまいます。
また、
個人的には「新車のレクサス」や「新築マイホーム」も「無駄な出費」に当たると考えています。
※そもそも「新車のレクサス」や「新築マイホーム」を買った時点でアウト確定ですが、
それでも「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」という寝言を吐く人間がいるのです!
「無駄な時間」が及ぼす弊害
「仕事が嫌いで辞めたい」と思っている人には、
「無駄な時間」が非常に多いと思います。
上記の「ドーパミン中毒」に費やす時間はもちろん「無駄な時間」であり、
それ以外の「余暇」の価値も非常に低いと考えています。
仕事が嫌いが故に、
自己研鑽に努めていない傾向が非常に強く、
「余暇」の使い方も下手なのです。
対極にある「仕事が好きで熱中している人間」は、
「余暇」に仕事関連の本を読んだり、
副業をしたり仲間を見つけたりして、
もちろん自己研鑽を欠かしません。
そして、
休日出勤に追われて「余暇」が少ないからこそ、
「余暇」を大切に活用します。
普段からの仕事における「時間の使い方」の差が出るとも言えると思います。
一方、
「仕事が嫌いで辞めたい」と思っている人は、
無駄に多くの「余暇」を持つが故に、
「余暇」のありがたみも無くなり浪費しがちです。
「ストレス発散」という大義名分を掲げ、
「ドーパミン中毒」で疲弊し、
ジャンクフードを食べながらダラダラ過ごすのがオチでしょう。
「サザエさん症候群」に罹患している時間も、
もちろん「無駄な時間」です。
そんな「無駄な時間」が及ぼす弊害は、
さらに「無駄な出費」を増やす負のループを生み出すことはもちろん、
自己研鑽を欠かさない人間との”取り返しのつかない差”を生むことにあります。
まとめ:FIREする資格は、仕事が好きな人にのみ与えられる
以上、
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい?舐めるな!」についてでした。
まとめです。
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FIREの難易度
→控えめに言って「平均値や中央値を凌駕する結果」が必要
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」が絶対に叶わない理由
①仕事が嫌いだと稼げない
→「”稼げない仕事だから”嫌いで辞めたい」と言う説も濃厚
②ストレスが溜まり「無駄な出費」が増える
→「ドーパミン中毒」と呼ばれる愚行でストレス発散する
③「無駄な時間」が及ぼす弊害
→「無駄な出費」を増やす負のループと”取り返しのつかない差”を生む
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「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」
といった寝言を耳にすることが増えたので、
少し毒舌になりました。
もちろん、
全ての人に100%当てはまることではなく、
中には苦行に耐え抜きFIREできる人も居ると思います。
しかし、
「仕事が嫌いで辞めたいからFIREしたい」
という舐めた言葉を口にするマインドこそが危険であり、
二度とその言葉は口にすべきではありません。
「仕事が嫌いで辞めたい」というマインドが捨てられないのであれば、
間違いなく「無理ゲー」です。
今すぐ、
FIREという概念を忘れることをお勧めします。
そもそも、
「”稼げない仕事だから”嫌いで辞めたい」と言う説も濃厚です。
まずは「稼げて好きになれそうな仕事」を求め、
環境を変えることが一番だと思います。
そして、
『FIREする資格は「仕事が好きな人」にのみ与えられる』
と強く感じています。
次回、
『FIREする資格は「仕事が好きな人」にのみ与えられる』について記事を書いていきます。
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